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シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 35
2002.2/12
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今週のシトラス
先週号の「毒林檎の独り言」にもありましたが、「スカ・ファイヤー」。おかげ
さまで、順調に出荷させていただいています。あれから色々テストを重ね、お客様
からもレポートをいただいて、動く・動かないの情報もたまって来ました。(お買
いあげの際は、ぜひ「この環境で、この機器が動いた〜。」と言うご情報をお寄せ
下さい。お礼を差し上げるゆとりはございませんが(涙)。後の方のためにボラン
ティアをなにとぞ、お願いいたします。)今のところ、かなりの確率で動きます
が、これからもシトラスHPに情報は逐次掲載しますので、ご確認下さい。
社長からは「ださださ」というお褒めの言葉を(涙)いただいたネーミングです
が、今となっては覚えやすくてインパクトがあったかなと思います。今だから言い
ますけど、本当は「スカ・ファイター」にしたかったんです。時代の流れに逆らっ
て、今も戦うSCSI戦士…。ってイメージでね(笑)。さすがに採用されませんで
したけど。
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毒林檎の独り言 35
嬉しいお言葉をいただいた。某メーカーのお友達がシトラスに遊びに来てくれ
た時のお言葉である。シトラスへ来るのは2回目。前回に比べて、シトラスの運
営方針が変わっていたこともあって、「いい気が流れている」とか。
友人曰く、「パソコン業界というのは、昔は先進的な人が使用していたので、
それなりにマニア向けな商品揃えが当たり前になっていたけど、今は本当に多く
の普通の人たちを相手にする業界になった。だからお店も多くなったし、どこに
行っても物を見ることが出来る。でもね、その物というのがどこに行っても同じ
ものしかない状態になってきている。金太郎飴現象とでも言うのか、あちらのお
店でもこちらのお店でも、扱っているのは皆同じものばかり。こうなってくると
昔からのユーザはお店に足を運ばなくなる。昔からのユーザはパソコンヤ巡り、
あるいは秋葉原巡りという言葉に代表されるように、あちこちぶらぶらと見て回
るものだったのだけど、今は回っても同じ物しか置いてないから、どこか1カ所
みたら、後は軽く流して終わりになっている。店を巡る、ものを探す、製品を見
て自分なりの使い方を想像して購入意欲を高める、、、そう言ったことが出来る
土壌が無くなったよね。」だそうな。
そのうえで、シトラスとしては嬉しいお言葉「この店は、他のお店にあるあり
きたりのものはあまり無くて、置いてるものは店員さんが、その意味を分かって
置いている。ディスクは、なぜこれを勧めるかが明確だ。また他のお店では見た
ことがないようなものが非常に豊富にある。昔を回顧するとは言わないけど、よ
き時代のパソコンショップの方針を現代風にアレンジをしつつ、他社とは一線を
画す店の方針と品揃えが楽しい。東急ハンズのパソコン屋版みたいだね」
これって、なんか凄く嬉しくて。でもそこまでのことを考えてやってきたわけ
ではなく、全員が昔からのパソコンマニアであり、好きであり、お宅であるから
こそ、他店にないものを自分たちでそろえ、自分たちが気に入らないものは、販
売しないという、非常に、趣味を地で行くような経営が為なのですが(笑)
でも、そう言う評価がいただけると言うことを有りがたく思いつつ、でも気を
緩めることなく、我が道を行こうと(自画自賛にならないように)考える今日こ
の頃です。
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Hot & Cool製品情報
☆Apple AirMac Station ¥34,800
☆Apple AirMac Card ¥12,800
最近の機種に多い、AirMac対応。活かさないのはもったいないです。
ADSLなどのブロードバンド普及で、家庭内ではイーサのケーブルを引っ張り
回すのに苦労がありますよね。やはりAirMac機器に投資するメリットは充分
検討に値すると思います。これで「どこでもいんたーねっと〜。」です。
ちなみに現在Apple AirMac Stationは「メタルスライム」からiBook likeな
「スノースライム」に変わっております。(笑)
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シェフのおすすめ
先週も書きましたが、OldMacでも、その能力に応じた余生を…。と言う訳で
最近色々いじっておりますが、その流れで、我が家でサーバーとして活躍してきた
PMac6100を再生させていたのですが、久しぶりにApple13inch Displayを見て
みると、その美しい画像と共に、周囲の使わない黒い部分の広さが驚きですね。
これは、Appleが途中までこだわっていた「WYSIWYG(What you see is what
you get.)」のためもあって、こういう贅沢な使い方をしている訳ですが、あ、
WYSIWYGって、「あんたの見たものは全部自分の物にしちゃうんだから」という
自己中の権化の合い言葉では無く、画面上と印刷結果のサイズは同じべきだという
思想なのですが、(社長の話だとAppleはWYSIWYGを捨てた訳ではなく、72dpi
に固執しなくなっただけ、と言うことらしいです。)マルチスキャンが当たり前に
なると、あまりどうでもいいのかも知れませんね。私、思うにDTPの世界って、
最初ペーパーレスを目指していたと思うのですが、環境への配慮も再生紙と裏紙
使用が当たり前になった現在では、多少罪悪感が薄れた事もあって、結局何かと
便利な「紙で確認」の状況は変わらなかったですね。その結果、慣れてしまえば
特に画面上のサイズと印刷結果が一致しなくてもいいか、と言う結論になっている
ような気がします。
今週シトラスに、お客様のご注文で、iBook14inchバージョンが来ましたので、
ちょっと拝見しましたが、雄大な大きさ。そして従来のiBookに比較して、圧倒的
なモニターの面積。「これで表示領域おんなじ。」という、染之助・染太郎師匠
(合掌)のような謎の機種でしたが、とりあえず大きさに対する、素直に感動する
面がありました。PBG4の画面も大きく感じましたが、3:4の画面で大きい方がやっ
ぱり「おー」と思える感じがあります。この大きな画面になった謎については、
最初思いついたのは、ある程度高年齢の方にはこの方が見やすい、と言うことで
したが、やはり、画面が大きい事のメリットは、表示領域の事だけでは無いよう
に思えます。Winのノートでも、大きな液晶の機種は、値段が高くてもある程度
ニーズがあるようです。私などPB2400の液晶をのぞき込むように仕事をするのに
慣れてしまったので(ブラインドタッチが出来ないので、自然にそういう姿勢に
なるのです(笑))。液晶が大きいメリットを感じない方ですが、これだけCDや
DVDで画像再生が当たり前になると、大きい方が良いですよね。早い話が、テレビ
は解像度が変わらないのに大画面がもてはやされるという訳なのですから、Macの
モニターだって同じ事は言えると思うんです。アメリカ的なおっきい方がビューチ
ホーという発想だけでなく、実際にみんなで楽しめる大きさを提供するという
(not only,but alsoですね。懐かしい受験英語。某元外務大臣も英語スピーチで
使ってました。)発想があると思います。大きいと言っても、iMacを置くスペース
は必要ないですから、ある程度据え置きに近いMacとしては、省スペースでいいと
思います。後はお値段ですよね。+5万でG4が買えてしまう。ほとんど同額で
スーパーディスク付きiMacが買えてしまう、と言うのでは選択するユーザーは
少数派になると思います。ファミリー向けなら、もう少しお安いと有り難いです
ね。やはり高年齢の方が中心でしょうか?今後の売れ方が注目される機種ではあり
ます。
(ご存じ無い方も多いですが、シトラスはiBookもiMacも扱っております。メール
などでおたずね下さい。)
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をシトラスHPに掲載しました。またお友達で講読御希望の方がいらっしゃい
ましたらHPから登録が可能ですので、是非、教えてあげてください!
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