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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 42
                         2002.4/1
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            今週のシトラス
  大ヒット商品「まもるくん」のメーカーから、iMacG4用の試作品が来ました。
 類似品を作られる可能性がありますので、どのようなものかは正式リリースまで
 秘密にしておきますが、かなり格好良く、効果的な商品でしたのでお楽しみに。
  iMacG4、順調に出荷されていきます。やっぱりいいですよ、今度のiMac。
 一見奇をてらった形に見えますが、所有する喜びを与えてくれる、いいデザイン
 だと思います。2万円騒動で水を差された形になりましたが、とりあえずこれだけ
 の内容をもったMacなら、新価格でも御納得いただけるものと思います。
 シトラスならメモリー増設の部分で、お安くできますし…。
  先週号でご紹介のAirMac互換カード「WaveLAN」ですが、PB2400で確かに
 使える事ははっきりしました。ただしOSが8.6では難しい様です。AirMacカードを
 搭載出来ないこれらの機種では、インストーラーでAirMacアプリケーションを
 インストールすることが出来ないので、ちょっとした裏技が必要となります。
 くわしくはシトラスHPに掲載予定です。
  
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           毒林檎の独り言 42
 
  Expo会場にお見えになったお客さまで、後半お会いした方には少しお話をさせて
 いただいたのですが、どうやらシトラスは魚井先生に押し切られた形になっており
 ます。4月28〜29のiWeekへの出展が、決まりました。
  関西方面のお客さまへは初お目見えとなるわけですが、じつは関東にも行ったこ
 とがなくて、シトラスとしての参加はMac関係では始めてとなります。
  でもMac関連商品を持っていくのではなくLEGOをもっての出展となるように思わ
 れますが。。。。
 
  シトラスとしては、ご存じの方もいらっしゃいますがわずか従業員4人の会社で
 すので、この手の物に参加したことがありませんので、今回は様子見となります。
 ですので、期待されても、何にも持っていかないでしょうし、Mac関連はチラシだけ
 の参加になるのではないかと思います。
 
  まぁ、会場でよろず相談ぐらいやっていると思いますけどね(笑)
 
  でも、iWeekの用に東京以外でこういったMacユーザの為の集まりがあることは良
 いことです。企画運営をされる皆さんには感謝です。Macのコミュニティはなかなか
 強いとは言え、音頭を取ってくださる方があって初めて成り立つ物です。
 
  数年前のMacFanExpo in Kansai では本当に関西地方のユーザー様の熱心な姿が
 目に焼き付いています。皆があまりに熱心なので、とにかく驚いてみていた物です。
 (その当時はシトラスもありましたが、私はApple&クラリスの1メンバーとして、
 壇上でMacOS8のハンズオンをやっていました。お立ち台みたいで恥ずかしかったの
 を覚えています)
 その熱心なユーザー層の厚い関西で開催されるこのイベント。良い機会をいただい
 たので、皆さんのお役に立てるシトラスになれるかどうかは判りませんが、多分
 「怪しいシトラス」は醸し出せるのではないかと頑張って出かけるつもりです。
 
  GoldenWeekの最初の2連休での開催ですが、足を運べる方は是非、会場までいって
 ユーザーが作るイベント、iWeekを盛り上げましょう!
 
 あ、シトラス発の車に乗るスペースはありませんので同乗は出来ません(笑)
 
    
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              Hot & Cool製品情報
      
  ☆PiXELA PIX-MPTV/U1M      ¥29,800
  「シェフのおすすめ」でご紹介のUSB接続のTVチューナー搭載ビデオ
  キャプチャーボックス。RCA-PINの映像・ステレオ音声端子とS端子映像端子
  仕様。映像の録画やTV録画、モニターやビデオへの出力も可能。
 
  ☆canopus ADVC-100       ¥31,800
  「シェフのおすすめ」でご紹介のFirewire接続のA/Dコンバーター。RCA-PIN
  の映像・ステレオ音声端子とS端子映像端子仕様。価格以上の高画質でデジタル
  映像編集の楽しさを、ますます深めます。
 
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            シェフのおすすめ
 
  Macと言えば映像技術、というのは今では常識ですね。もちろんAppleの開発
 したQuickTimeという技術が、コンピュータ上の映像技術を作って来たからで
 しょう。でもQuickTimeも、「切手ぐらいの大きさの動画を見て何が面白い
 んだ。」などといわれて、最初はずいぶん批判されたものです。(でもそのころ
 98やDOS/V機の世界では「パタパタ動画」しか出来なかったのですが(笑))。
 あのころのAppleのくせでしたが、ソフトウェアの構想の素晴らしさに、ハード
 ウェアの進歩が追いつかないという現象がありましたね。私は、初めてEXPOに
 行ったとき、パソコン通信で知り合ったMac師匠に「これは安いから、買っとき
 なよ。」と勧められてSTEPで(懐かしいね)買った、Adobe Premiere付きの
 VideoSpigotというNuBusカードがQuickTime遊びの始まりでした。テレビの
 番組や、8mmビデオで撮った映像をせっせと160×120ぐらいの動画にして楽しん
 だものです。今でも時々、そのころ自分の楽しみのために取り込んだ、「遠山の
 金さんのお白州の場面」でストレス解消したりしてます。今は圧縮技術の進歩で
 もっと大きな画面で30フレーム/秒の長いMovieが楽しめるようになりましたが
 あの頃の楽しさはそのまま、iMovieの登場でますます簡単に出来るように、なり
 ました。このメールマガジンでも何度か、映像取り込み→編集→DVD化、という
 楽しさをお話ししてきましたが、性能も十分な、iMacG4などをお求めでしたら
 映像取り込み+編集を楽しまない手はありません。
  FireWire対応Macとデジタルムービーカメラがあれば、例えば昔録画したテープ
 などから取り込むことが可能です。もちろんスーパーディスク搭載機なら、それを
 DVDに焼くという楽しみも…。ただデジタルムービーカメラで直接撮ってDVC
 テープから送った画像はともかくとして、デジタルムービーカメラをA/Dコンバー
 ターに使ってアナログ画像を送り込んだ場合、実はノイズなど、最高にきれいな
 画像とは言えない問題があります。これはSONYからかつて出ていたコンバーター
 でもほぼ同じです。百万以上する業務用コンバーターに比べるのは酷というもの
 ですが、もう少しせっかくのデジタルらしさを生かせる高画質で変換できないか?
 と言うわけで、今回前から気になっていた製品をシトラスで実際に使用することに
 なり、これだけ改善されるなら3万ちょっと出しても惜しくないな、と思いました
 のでご紹介致します。それが「canopus ADVC-100 」という製品です。この
 お値段は周辺機器としては今では高めになってしまいましたが、性能を考えると
 驚異的な値段です。24万以上出してiMac800/SDを買われるなら、あとちょっと
 出費して、このコンバーターをおそろえになるといいと思います。シトラスでは
 LDからの取り込みもやってみましたが、SONY製コンバーターに比べ、映像・音質
 とも非常に良好な結果を得ました。少し本格的に動画編集をやりたい人にとって
 これはおすすめの一品です。
  一方、そんなに早くないMacをお持ちでも、かなり楽しめそうな製品がありま
 す。もっとも、残念ながらG3はとりあえず必要のようです。もっともUSB搭載
 Macと言うことで、必然的にそうなりますが。MPEGという画像圧縮フォーマット
 で画像を取り込み→圧縮→ビデオ出力が出来る「PiXELA PIX-MPTV/U1M」と
 いうUSB接続のBOXです。こちらはiMovieとFireWireが提供する高画質で編集が
 自在な環境をすっぱり諦めて、2つの目的に特化した製品です。
  最初の目的は「画質より、出来るだけ長時間の映像をHDに記録する。」事。
 このためMPEG1と2という圧縮の規格をハード的に持っています。このメーカー
 は画質の劣るMPEG1でも、それなりの結果を得る努力をし、320×240という
 お徳用モードでも、ビデオモニター再生用に面積4倍に引き延ばした画像は
 何とかVHS3倍速位の画質がありました。これなら使えます。
  もう1つの目的はTV チューナーを内蔵し、WEBのTV番組表を利用して、超簡単
 に録画予約が出来ることです。つまり、遊んでいる初代のボンダイiMacでもお持ち
 でしたら、かなり便利で長時間予約出来、テープ代のいらないTV番組録画機が
 出来ます。永久保存したい番組ではなく、ちょっと見ておきたいが、今日は用事が
 あって…、と言う方には便利なアイテムですね。もちろんファイルは見た後は消し
 ても良いし、CDRに焼いておけば、VHSテープの何十分の1のスペースで保管でき
 ます。Appleの進めてきた画像技術からはちょっと逆行する感のある製品ですが
 (なんかPaformaを思い出しますね)、Apple.co.jpのHPでも紹介され、EXPOに
 も出品していましたから、その完成度の高さはAppleも認めているのでしょう。
 私もEXPOのブース でお話しましたが、会社の人が結構熱心だな、という印象を
 受けました。夏には、現在VideoCDだけだった映像ディスク作成出力も、DVDを
 焼けるようソフト開発中の様です(iDVDとは別の物になるようです)。
 こちらはファミリーユースには特におすすめです。
  MacがMacらしいのは、やはり「らくちんで、大した事が出来る」時だと
 思います。両方とも3万前後の商品ですが、コンセプトは全く違っていて、しかも
 両方とも魅力的な周辺機器です。
 せっかく、その時々大枚をはたいたMacです。書類作成やWeb、メーラーだけ
 でなく、もう少し働かせてやりましょう。
  
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