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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 51
                         2002.6/7
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            今週のシトラス
 
  eMacの一般販売が始まりました。なかなか微妙な価格ですね。¥139,800
 と言うのは…。アメリカでの販売価格から考えれば妥当でしょうが、iMacの
 CDRWモデルが¥179,800から考えると、液晶代で¥40,000というのは、そんな
 ものかな?という感じです。もともと教育用という設計ですが、私のよく知って
 いる小学生どもが、あのスピーカーコーンを無事なままにしておくとは思えません。
 アメリカの子供達は公徳心が発達していて、そういう悪戯はしないんでしょうか?
 とても、そうは思えないですけどネ(笑)。
 
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            毒林檎の独り言 51
 
  USB2.0が出そろって、FireWireもさらに広がって、周辺機器の世界はこの二つ
 へ対応した物が花盛りでした、、、、
  実は台湾のComputexというコンピュータ関連のショーへ、視察および新規取引
 先の拡大のため出かけておりました。IEEE1394aはAppleのFireWireロゴを使用す
 ることがきまり、見なれたマークが様々な機械についています。
  外付けのイメージが強いFireWireも内蔵用の機材がたくさん出品され、Macだけ
 でなく様々な環境で内蔵のディスクやDVDなどもFireWire接続と言う環境になって
 行くのかも知れません。現状のIDEでは大体4台程度の内蔵ディスクしかサポート
 しておりませんので、DVDやハードディスクをつけて行くとあっという間に、拡張
 ができなくなってゆきます。
 
  それに対して、FireWireの内蔵機器であれば、とにかく接続すれば動作します
 し、台数も現実的な範囲では気にする必要がありません。それにFireWire RAIDの
 Softも出てきており、仕事をする環境のメインのディスクをFireWireをベースに
 した物にする時が近付いているのかも知れませんね。
 
  また、大容量化するディスクとともに、データのバックアップと言う作業が、
 現実の壁として多くのユーザーにのしかかるようにもなってきましたね。大きい
 のは良いのだけど、実際にバックアップを取るとなると、さてどうした物かと頭
 を抱えるユーザーさんやシステム管理者の方は大勢いらっしゃることと思います。
 
  特に業務に使われる方では、メンテナンスフリーで、そう言うことに気を掛け
 ずにMacが安定して動いてくれていると言うのが理想なのだと思います。
 
  完全なメンテナンスフリーと言うわけにはいきませんが、やはりRAIDシステム
 というものを考える時期が来たのかも知れません。それもSoftRaidではなくハー
 ドウェアRAIDで!
 
  そんな思いを強くしながら、シトラスのお客さまへ御提案できるサービスや商
 品をじっくりと選びつつ、お届けしてゆきたいと思っております。
 
  ま、期待していただくとがっかりするかも知れないので、シトラスらしいなぁ
 と笑いながら待っていて下さい(笑)
 
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              Hot & Cool製品情報
 
 ☆Micro Solution Tack Foam#001 White ¥980
  自己吸着性のあるノートブック用リストレスト。汚れたら丸洗いもでき、いつ
  でも綺麗な状態を保てます。 アクリルフォーム素材のため、お餅のような
  初めての気持ちいい感触です(Blackもあります。)
 
 ☆Micro Solution feel PURE MAKE#01  ¥980
   美しいApple Pro Keyboardをホコリや汚れから守るストッキング素材の
  キーボードカバー。 従来のシリコン系キーボードカバーとは全く異なる新感覚
  で、清潔感・清涼感を保ちます。Normal & White, JIS & 英語版に、全て対応
  します。
 
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            ありがとうございました
 
  50号記念セールに多数、ご応募下さいまして、ありがとうございました。
 締め切りは6/10 24時メール到着とさせていただきますので、この51号を
 それ以前にごらんになっておられる方は、まだ間に合います。
 iMacG4/700/Combo始め、まんべんなくご応募をいただきました。厳正な抽選の
 結果、当選された方にはメールで購入方法をご案内いたします。
 
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             シェフのおすすめ
           「とうとうやった!!(1)」
 
  「紺屋の白袴」と申しますが、最新機種に囲まれた職場で仕事をしております
 私の自宅のMacは初代iMac、それもメモリーとハードディスクを追加しただけの、
 クロック233MHzモデルです。家族のメーラー、インターネットブラウザーとして
 大活躍してくれる愛機ですが、自宅でもOSXを使ってみたい、子供達にも味わって
 もらいたい、という気持ちがありまして、なんとかG3-233でOSXを使ってみよう
 と考えました。もちろん弊社で取り扱っているSonnetのHARMONiを使えば、
 クロックは上がるし、FireWireは使えるしで、よりOSXが使いやすい環境になる
 事はもちろんなのですが、あれだけ大量に販売されたボンダイiMacのユーザーの
 皆様が、今「そろそろ新しい機種に買い換えを…。」などとお考えの時、一番
 迷われるのが「ずいぶん変わったと言うOSXに、自分は対応出来るだろうか?」
 と言うことではないでしょうか?昔からの「Mac使い」というプライドがおありで
 あればある程、OSXに対する不安が強く、興味はあるのだけれど、やや腰が引けて
 しまう(私がそうでした)という状態なのではないでしょうか?
 現行の機種でも、まだOS9.2が付属していますので、現在OS8.6や9.1をお使い
 ならば、問題なくお使いになれますが、それならば「今のiMac(またはPBG3)
 でも、充分使えるし…」という事になります。「OSXでなくちゃ!」と思うため
 には、先にOSXに触ってみる事が重要です。そんな訳で、今回自宅の初代iMacに
 「これ以上、出来るだけお金をかけずにOSXをインストールしてみよう。」という
 かなりの冒険をしてみました。日頃活躍しているMacに、この様な大手術?を施す
 のは、かなり勇気が要ることです。もし調子が悪くなったり、まったく使えなく
 なると、家族の決して好意的でない視線が注がれて、非常にいたたまれない状況に
 なります。今回、約24時間ほど、そういった状況になりました(笑)。
  とりあえず現在は成功し、OSXは初代iMac223MHZで元気に動いております。
 子供達の第一声は「ひょえーっ、かっこいいーっ!」でした。OSXの起動の仕方を
 教えましたら、自分で使って見ている様です。なんだかゲームの一つのように、
 OSXのドックなどを動かして喜んでいます。学校の無味乾燥なWindowsマシンに
 比べれば、本当に綺麗ですからねぇ、Aquaは…。
  さて、話を戻しましょう。詳しくはシトラスHPのコラム「Xへの誘い」に
 ありますが、初代iMacはインストールするとき、HDの容量に注意が必要です。
 それはわかっていたのですが、まさかOS9.2にアップグレードするだけで、そう
 なるとは…。9.2と9.1はそんなに違いはなく、9.2はOSX側からOS9のシステムと
 して認識してくれるOSですので、OSXをインストールしない限りアップグレードの
 必要はないのですが、OSXにするなら9.2にしておく必要があるのでは、ないかと
 考え、まず第1段階として9.2へのアップグレードをやってみました。AppleのHP
 からDownloadしたインストーラーでインストールし、再起動すると、なんと…!
 「System Firmware…」とか言う文字が出てきて、懐かしいDOSの画面みたいに
 なってしまいました。「故障中」と紙を貼って、その夜は終わり、朝も「ごめんね
 Macの調子悪いみたい。」と言って、逃げるように家を出て来ました。シトラスで
 聞くと「それは9.2をインストールするとそうなるよ。8G以上のハードディスクを
 積み替えた初代iMacは、先頭の8Gにシステムがいないといけないんだけど、新規
 インストールすると、そうならないので、システムが立ち上がらない。」とまあ
 そういった説明でした。
 で、どうしたら良いかというと、Norton System Works(前はNorton Utilityと
 言いました)のSpeedDiskという機能を使えば、Systemは先頭に置き換えられる
 ので、大丈夫。と言うことらしいです。商品としてあったCDを売ってもらって、
 家に帰りました。いつもより無口な(笑)家族の視線の中で、このCDを入れ、「C」
 キーを押して起動。SpeedDiskでオプティマイズをして、再起動して
 どきどき…………………(オネガイダ)…………………(オネガイダ)…………………。
 無事に起動しました。久しぶりにノートン先生に感謝の気持ちで一杯でした。
 最新のNorton System Works2.0は、ある意味でライバルだったはずの
 「Disk Warrior」を大胆にもバンドルしてしまうという、太っ腹なパッケージで
 やはりMacの頼もしいお医者さんですね。
  さて、9.2での使用ですが、9.1の時と全く変わらず、困ったことはありません
 でした。ただし、今後システム関連のアップデートをする度に、この作業が必要と
 なる訳で…。とりあえず、ここまでで止めておけば、安定したOS9環境で使える
 わけですが、OSXでインストールしなければ、9.1で全く問題ないわけです。
  さあ、いよいよOSXのインストールですが、まだまだ、イバラの道が待っている
 のでした。もちろん次週号をお読みになってからおやりになれば、私の犠牲の上に
 比較的安楽な道を歩むことが可能です(笑)。ただし時間はかかりますよ。今現役で
 お使いの、データを消したくない初代iMacユーザーの方にとっては…。(つづく)
 
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