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シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 82
2003.3/11
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今週のシトラス
卒業のシーズンと言うのに、寒いっすねぇ。春よこい、という感じの
シトラスから82号を、無事予定よりたった1日遅れで（笑）お届けです。
SuperDrive装着、640MBにメモリ拡張済み、というPowerBook G4 12"
「春のスペシャルバージョン」、弊社でも販売できます。
納期未定と言うことで、はらはらしましたが、予約を受けた１台目は
今週中に入荷出来そうです。12インチにDVD-R/RWが必要かは個人差ですが
DVDムービーを作って楽しむと言うよりは、大容量のデータをバックアップ
される必要が、頻繁にある方には、嬉しい仕様ですよね。
¥272,800
お入り用の方は、メールでお問い合わせ下さい。
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毒林檎の独り言 82
客さまのところであった事例をご紹介。。。。ってことで、今回は
最近お客さまの所に出向いたら、事前の予想とは違った事例でございます。
御依頼内容は、「iMacの初代があるが、しばらく使っていなかったので、
最新のOSにして、インターネットにもつなげるようにしたい」でありました。
電話線は有ると言う。現状は、「買ったまま」と言う事で、OSは一気に10.2まで
飛び越しアップグレード。メモリは128Mが購入時に追加してあるとの事で
ありました。
さて、こちらが用意したのは、ディスクはそのまま使用。メモリは本体初期
メモリの32Mを512Mに変更。これで640M。
10.2で使うのにマシンスペックが低かったりする場合には、まずメモリを
つめるだけ積む。次にディスクを大容量なものにする、っていういのがコツ。
メモリが多ければディスクへのスワップが発生しにくくなるので速度低下を
押さえられる。また、大容量のディスクは基本的にシーク速度等が速いので、
ファイル読み出し等も機敏になりますし、スワップが発生した場合でも、
少しは速度に貢献しますからね。
今回はメモリーだけですが、これでもそれなりには動きますので、さらに容量が
足らない等の事が起きたらHD大容量化すればいいか、、、ってな感じです。
現場での作業ではファームウェアのアップデートをしないとMacOS8.1からは
アップデートできないので、この措置をして10.2いれて、とまぁここまでは簡単。
ところが、予想外の出来事があったのがインターネット接続。確かに部屋に
電話線は有るのですが、これが、ホームテレホン。なおかつ用意された環境は
YahooBB。お客さまの部屋は母屋からはなれた「はなれ」に有る作業部屋みたいな
感じなんですが、ここに来ている電話は実際の線でつながれた子機。親機は
もちろん母屋にあって、遠く離れているわけです。なおかつ、ADSLはこういった
機器（親機とか、主装置とか）よりも前にモデムを取り付ける必要があります。
このADSLをそのまま進めるとなると、問題は母屋と離れの距離です。
母屋との距離は15m程度。Ethernet空中配線か？はたまた、アナログ電話回線
１本増設か？あるいはCATVインターネットか！などと、様々な事を検討しました。
その結果、YahooBBにせっかく申し込んであるし、その他の工事を依頼すると
かなり費用と時間がかかるので、YahooBBをそのまま利用することにしました。
開通予定日まであと数日だったことも決め手でした。
YahooがくれたモデムはComboだったので別途、無線LAN環境を構築する事に
しました。
iMac初代は内蔵無線LANは使えませんが、Ether環境が有りますので、メルコが
販売しているWLI-T1-S11G を使えば10BASE-Tにつなぐだけで、簡単に無線LANに
接続できます。このWLI-T1-S11Gは802.11bの電波を10BASE-Tに変換するだけの
メディアコンバータです。価格も¥11,500と無線LANカードを購入するのと遜色が
無いプライスです（若干高いけど、使えるメリットを考えればこれはね、、）。
実は使用前のそれぞれのケースにあわせた設定にはWindowsが必要なのですが、
セキュリティ面などで特に難しいことを言わなければ、基本的には工場設定で
スルーになるので、問題なしです。USB接続ではスピードもでないけどこの
メディアコンバータならそう言う事も無い。
最終的には、このメディアコンバータをiMacに、無線LANのベースステーション
でルータ機能付きのものを（他のMacを母屋でつなぐかもしれないという申し出が
あったので、こう言う選択です）母屋のADSLモデムへ接続です。ADSLモデムは
NTTホームテレホンの親機の前に接続。ここでスプリッタからモデムまで設置し、
あとは開通を待つだけと言う状態にして、終了です。
Mac OS Xの方は何の事は無い、内蔵Ethernet経由でDHCP参照にして、あとは
なんら設定なし！ということは、「自動」のままでもOKということです。
シトラスではお客様のニーズに合わせた、このメディアコンバータの設定も
お引き受けしていますので、様々なお客さまの環境にあわせて、ネット構築から
設定、メンテナンス、アップグレードと何でもお任せ状態なんです。
リフォームまではやりませんが（笑）それでも大工さんのご紹介等、
させていただいております。
ってなことで、今回はこの辺で（笑）
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Hot & Cool製品情報
☆BUFFALO AirStation WLI-T1-S11G ¥11,500
AirMac互換のIEEE802.11b準拠の11MbpsワイヤレスLANにEtherNetから接続
できる製品です。接続するだけで、AirMacカードスロットのないMacでも
AirMac無線LAN環境に、簡単に仲間入りできます。これでボンダイiMacも
まだまだ活用できますね。
☆Micro solution AirTack Fiber #01 ¥2,500
燃える男（女）の〜銀のPBG4〜（笑）。ポテンシャルと作りの良さで
圧倒的な支持を得ているPowerBookG4。さすがに良い仕事するCPUは熱く
なります。i・Partner12Amtを使って、下から逃がしてやって欲しいですが
リストのあたりが、ほんのりじゃなく熱くなるのが気になる方も多いと
思います。そんな方におすすめの新製品がこれ。断熱性・手触りの優しさ・
抗菌、消臭性も兼ね備えた、「高級リストレスト」（メーカー談）です。
☆ダイヤテック NK70G4 ¥4,980
PBG4 2002年後期モデルやPBG4 17インチ、あるいは今後出てくる新型PBG4
15インチなどの純正ACアダプターは従来型の45Wではなく65Wになっています。
このACアダプターは余裕の70W。ACアダプターはやはりお家用と持ち歩き用と
2台は欲しいところですね。
☆ダイヤテック HS50G3 ¥4,980
かつて、NK70G4の前の型で「HS50G4」と言うのを販売致しましたが、
こちらはPB2400やPBG3など、旧型用のACアダプターです。そろそろこの年式の
ACアダプターが壊れる頃。この価格なら、いざというときの予備としても
お求めになってはいかがでしょう？
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シェフのおすすめ
世代というのはいろいろに分けることが出来ます。「団塊の世代」とか、
「ベビーブーム世代」とか。もっと身近な言い回しでは、子供の頃何が流行って
いたか、という事で、世代分けが出来ます。「スーパーカー世代」、
「ビックリマンシール世代」、「ポケモン世代」。「ピンクレディ世代」
「たのきん世代」なんて言う歌手別もありますね。
私どもの様に年寄りになりますと、「物心ついたときに、家にテレビが
あったか？」というのも一つの世代論になります。私などは、幼稚園から帰って
来たら、家にテレビがあって小躍りした口で、テレビは普通の勤め人の給料の
半年分以上しましたから、うちはあまり金持ちで無かったので、家にテレビが
来るまでは、近所のお家に見せてもらいに行ったものです。
Macが家族の一員、というご家庭だと、お子様にとっては「iMacが家に来た日」
というのは将来鮮明に覚えておられるのでは無いでしょうか？いえ別にiMacに
限定する事もないのですが、あの独特な（新型でも旧型でも）物体が大きな
つづら、ではなかった、箱から出て来たときは、ちょっとした感動がありました。
我が家でもメール、オンラインゲーム、掲示板と大活躍のiMac（初代ボンダイ）
ですが、大人の方が、もう少し速かったり（PMacG4とか）、もう少し小さかったり
（つまりiBookやPBG4）するマシンを買っても、子供部屋に移転して、まだ活躍
されておられる事も多いのではないでしょうか？
この場合、インターネットを子供部屋でさせない、と言うのは一つの見識です。
有害なサイトがあるのは事実ですし、掲示板の書き込みでトラブルが起こる事も
心配です。しかし、それが彼らを取り巻く現代であることも事実なんです
今や、高校生に携帯電話を禁じるのが、もはや大変困難な状況になってきている
ように、子供部屋のインターネットも、もはや時代の流れになりつつあります。
学校でホームページ作成を勉強している位なのですから、インターネットを使う
事自体が、彼らの世代の共通認識になりつつあります。
とりあえず、その是非は両論あるかと思いますが、子供部屋に限らず、
Macを、「インターネットの入り口」から離れた部屋へ移動される場合、
頭が痛いのが配線です。太いEtherNetケーブルを部屋から部屋へ配線するのは、
あまり気持ちの良い物ではありませんし、専門業者さんに頼んで、壁をはがして、
なんてなると大事（おおごと）ですね。
そこでAirMacの登場になるわけですが、ここに思わぬ落とし穴があります。
そうです。AirMacが装着できるマシンは、もちろんAirMacをAppleが発表して
からのマシンになりますから、大量に売れてAppleを立て直したボンダイiMac
(およびその後の時期の青白Macなど）は、AirMacカードスロットがないので、
逆立ちしてもAirMacなんて考えられない、とあきらめられている方も多いと
思います。
「毒林檎の独り言」で具体例が示されていますが、今回ご紹介の製品は
そんな「取り残されたMac」に光明を照らす製品です。
有線でEtherケーブルをiMacにつなぐ代わりに、何気なくこの機器をEtherで
つなぐだけ。そこから先はIEEE802.11bで規定された親機（つまりAppleの
AirMacBaseStationの様な機器です）との間で通信が行われて、まるで線で
繋がれたかの様にインターネットが使用できます。
製品名は「11MbpsワイヤレスLANイーサネット変換メディアコンバータ」と言う
長い名前です。USBなどを使った同種の製品はありましたが、Etherとの変換は
最も無理が無く高速、ドライバ要らずで接続が簡単です。この種の製品は
ほとんどがWindows用、Mac OS非対応という物ですが、Mac対応と言っていないにも
関わらず、この製品はほとんど設定なしで、接続するだけで通信が出来ました。
さすがにAppleTalkは通りませんが、OS Xのランデブー環境では困ることも
少ないはずです。
かつてCitrusが「WebLAN」というPCカード型のAirMac互換カードを販売した
とき、PB2400やPBG3などのPCカードスロット付きのノートがAirMacに繋がり
ました。今回の製品では、それでも取り残された初期iMac達がAirMacの輪に
接続されます。
これはAppleのAirMacネットワークに「忘れられてしまった世代」を繋ぐ
大変有益な周辺機器だと思います。
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シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標ににお送りしています。
バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
ください！
（メールマガジンの配布中止をご希望の方も、お手数ですが同じURLから
お手続き願います。ご迷惑をおかけしました。）
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