Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 169
                          2005.9/18
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             今週のシトラス
 
  まだ日中は暑いですが、朝晩は結構涼しい名古屋でございます。
 気候のせいもあり、万博は恐ろしい人出の様です。
 私が思うに、これから閉幕まで、ますます人出が多くなりそうです。
 これは、ドラゴンズ優勝に希望がなくなった喪失感が、名古屋に漂っているせいで、
 「こうなりゃ、ま一回、万博行っとくか?」
 となりそうだからです。名古屋市民の10人に一人がそう思うだけで、
 20万人増える訳ですから(期間券持ちが多いですから)。
 
 万博と言えば、最終日直前のユーミンのコンサート、行きたかったなあ。
 DVDとかになったら、見てみたいと思います。
 このコンサートのために書かれたユーミンの「Smile Again」
 iTunes Music Store限定で発売されましたね。
 私も購入しました。
 たまたま母の命日だったので、歌詞の内容がちょっとぐっと来てしまいました。
 
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             ナゴヤからの手紙 2005.9/18
 
               「商標」
 
  通勤の途中に気になる店がありました。
 古い、小さな小さな和菓子屋なのですが、
 「あんプリン」
 という張り紙がしてあります。
 なんだろう?と思いながら、いつも通り過ぎておりました。
 
 ある日、とうとう思い立ってバイクを止めました。
 小柄な腰の曲がったおばあさんが、店先を掃除していました。
 「この、あんプリンというの、あります?」
 「はい、ごぜぁあますよ。おいくつですか?」
 「とりあえず、一つでいいんです。」
 「はいはい」
 おばあさんは、店の中に向って、
 「おじいさん、あんプリン一つ出したって。」
 奥から、いかにもお菓子作り一筋、といった感じのおじいさんが出て来て、
 お菓子を渡してくれました。
 
 食べてみました。弾力のある水ようかんと言う感じのものでした。
 恐らく、葛が使ってあるのでしょうが、
 大垣から来て、名古屋で流行したと言う、「水まんじゅう」に近い食感でした。
 ただ水まんじゅうの様に中にあんこが入っている訳ではなく、全体にあんが回って
 なかなか上品な味です。
 ただお菓子の上には、別の名前が書いてありました。
 
 ちょっと不思議に思って、また寄ってみました。
 「美味しかったよ。ただ、お菓子には別の名前が書いてあったけど・・・。」
 「同じ物なんですけどが、ただちょっと事情があって、お菓子にはあんプリンと書けんの。」
 奥から、おじいさんも出て来ました。
 「うちは昔からあんプリンと言ってきたんだけど。別のお菓子屋さんが商標登録してまって、
  お菓子の名前に使えなくなってまったんですわ。」
 昔から買いに来てくれるお客さんのために、張り紙はそのままにしているそうです。
 
 ネットで検索してみました。「あんプリン」を名乗っているお菓子は2種類ありました。
 一つは大阪のお菓子屋さんで、抹茶味のプリンの中に粒あんが入っているもの(塩昆布付き!)、
 後はどこかのケーキ屋さんか喫茶店で、プリンのカラメルの代わりにあんがかかっているもの。
 どちらが登録したかは判りませんが、私が食べたものとは全然違います。
 前者はどちらかと言うと、
 「あん入りプリン」でしょう?
 後者はむしろ、
 「あんかけプリン」でしょう?
 
 このお店の「あんプリン」が出来た時のプチ・プロジェクトXを想像します。
 何度も理想の食感を求めて、試作を繰り返す。
 「こんなもんでは、あかすか。」
 「あんた、よなべもたいがいにしやーよ。」
 ようやく納得いく仕上がりになり、黙って妻に差し出す店主。
 一口食べて、にっこり微笑む妻。
 名前が決まらない。
 そんなとき、おとくいさんの一言
 「孫が、また"あんこのプリン"買って来て、というもんだで。」
 名前が、決まった。(トモロヲ風タメ(笑))
 
 商標登録出来ないほど、有名になって、名古屋名物になって、売れていれば、
 こんな事にはならなかったかも。
 敗者は消えて行く宿命なのかもしれません。
 店主夫妻の悔しさが、なんだか伝わってくる様です。
 また買いに行こうと思います。
 
 「おばさん、あんプリンちょう。」
   
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              シェフのおすすめ
 
               「寂しいiPod」
 
  僕はiPod。今年の2月。あの子が栄のアップルストアで僕を買ってくれた。
 服も一緒に買ってくれた。
 それからあの子といつも一緒。
 学校に行く電車の中でも、デートの時にも、自転車でも、図書館でも。
 いつも一緒だった。
 梅雨が来て、あの子は彼氏と別れた。
 あの子は彼氏が好きだったオレンジレンジも、聞かなくなった。
 僕は部屋に置き去り。ドックも僕と一緒に引き出しに片付けられた。
 彼氏と一緒にアップルストアに来たから、
 見たくなかったんだと思う。
 僕は引き出しの中で気が遠くなりながら、じっと待っていた。
 寂しい・・・。
 夏が来て、あの子は僕をまた取り出した。
 なんだか、前と違う曲がいっぱい入って来た。
 CDからじゃないのも混ざっている。
 これが、外国の親戚達が言っていた「iTMS」って奴?
 元気になった。
 またあの子に、いい音楽を一杯聞いてもらお。幸せだ。
 
 「なにこれ!前より電池持たないじゃん。使えねえ奴!」
 
 えぇ~っ?!
 
   最近の充電池の主流は、言うまでもなくリチウム電池です。以前のニカド→ニッケル水素系に
 比べると、メモリー現象(中途半端な放電で充電を繰り返すと、満充電でも充分に充電出来なくなって
 しまう現象)が起りにくく、家に帰ったらドックに置くiPodなどには最適な電池ですが、充電回数には
 限りがあります。初代iPodから第三世代あたりまでのiPodの再生時間が短くなって来たのは、充電を
 繰り返す、ハードな使い方が原因だと思われます。
  ところが、最近第四世代のiPodまで、電池の持ちが危ない物があるらしいのです。
 充電回数を考えても、第四世代ならまだそんな回数にはならないはずです。これは
 「寂しいiPod」だったのです。
 時々、持ち主が異常に忙しいとか、何か理由があって、何日も使ってもらえないiPodがいます。
 そのとき、充電さえもしてもらえない日が長く続くと、電池の寿命が意外と早く来る様です。
 大学でこの方面を研究していたと言う弊社毒林檎氏によると、リチウム電池はニカドの一世代前の
 鉛電池に特性が近く、充電を長く怠ると寿命が短いそうです。
  そんな訳で、第四世代&iPod Photo対応の電池交換も必要になってきています。
 まもなくご案内できると思います。
 
 ☆第四世代&iPod Photo対応電池交換  Coming Soon!
 
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       パソコンレスキュー はじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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