Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 172
                          2005.10/10
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             今週のシトラス
 
  困ったなあ、困ったなあと言いつつ、そわそわしているわたくしです。
 ちょっとカラープリンタを使う事が出来て、随分使ってなかった(子供達は使ってましたが)
 我が家のエプソン3300c君を動かしたら、カラー印刷がダメダメでした。
 普段は白黒しか印刷しないので(ま、そうでしょうねえ)、別に構わないそうですが、
 やっぱりちゃんとカラーが印刷出来るプリンタが一台はないと困ります。エプソンはHPと違って、
 インク交換してもノズルは変わらないし・・・。その分インクはHPより安いですが。
 初代から買い継いで来たHPデスクライターの最終機、「694」君も先日息を引き取られたので、
 とうとう何か買わなきゃです。
 複合機は必要ないのでとりあえず、エプソンのオール顔料系のがいいかと思っていますが、
 ただでさえノズル詰まりが心配なエプソンで、さらに顔料系はもっと心配です。
 お金がないので、安いLexmark機でも買おうかと思いましたが、インクが高いとの事で・・・。
 とりあえず、買い物は楽しいですが、G5への道が遠のきます。
 そのうちIntel機になっちゃう(涙)。
 
 我が家のプリンタ騒動については、またご報告できればと思っております。
 
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             ナゴヤからの手紙 2005.10/10
 
             「やって来た21世紀」
 
  万博が終わったので、リニモに乗って来ました。万博には1回行ったのですが、もちろん
 カブに乗っていきましたので、リニモには乗りませんでした。原付は会場のすぐそばの駐輪場に
 駐めていいので、大変便利でした。こんな事なら通し券を買って、ちょくちょく行けば良かった
 と思った程でした。実は私のカブでそこまで行くのはインチキです。私のカブは90ccですので、
 本当は、もっと遠くの自動二輪用駐輪場でなければいけないのですが、50ccとの違いは後ろの
 プレートの色だけです。本当は泥よけの前端に白いペイントがあるのが原付2種で、私のカブにも
 そのペイントがあるのですが、私のカブは本体が白なので、全然区別出来ないのです。
 ガードマンさんにはバイクの前面しか見え無い事を良い事に、近くに駐めてしまいました。ごめん。
 
  反対の目にあった事もあります。会社の帰り、50km/hで走っていると(いつもはもうちょっと
 スピード出して走る場所ですが、たまたまガソリンが残り少なかった)、ネズミ捕りに捕まりました。
 棒を持った警官に問答無用で側道に連れ込まれましたが、もう一人の若い警官が、
 「黄色でーす。」と叫ぶと、突然丁重になり、
 「失礼いたしました。お気をつけて。」と解放してくれました。
 「いやいや、別に気にしてませんから。」という大人の態度で、雅な方々の様に片手を上げて、
 敬礼する警官の前を通り過ぎました。
 しかし「黄色でーす。」はないだろ。確かにナンバープレート黄色だが。125ccと間違えた時には
 (小さな125ccスクーターは存在する。時々侮って、いたい目に遭います(笑)。)
 「ピンクでーす。」と叫ぶのか?もっとまずい感じ(笑)。
 そんな事があってから、カリカリの白ナンバー原付に追い抜かれても、
 「つっぱって走ってると、免停だゾ」と心の中でつぶやきながら、許してあげます(笑)。
 
  さて、リニモの話でしたね。万博で混んでいる時に乗りたくなかったのは、この乗り物が
 比較的少人数の輸送を前提とした近未来都市交通システムであるからです。
 乗ったのはあいにく雨の日で、雨具を来てカブに乗った私は(こういう日に行く事がまずアホ(笑))
 藤ケ丘の駅からリニモに乗りました。
 トランパスと言う名古屋市営・名鉄共通の電子回数券が使えるので、お金は払いませんでした。
 (台風と大雪の日用に、買っています。市営は「ユリカ」、名鉄は「パノラマカード」ともいう。)
 
 ホームはゆりかもめと同じく、透明なサッシドアで線路(厳密には通路)とは区切られています。
 転落事故を防ぐのに、大変有効ですね。全ての駅のホームがこうなるといいと思います。
 ホームに降りて行ったときは、既にリニモは待っていました。藤ケ丘の駅って不思議で、地下鉄が
 遥か頭の上にあり、高架が原則のリニモが地下に潜っています。
 乗った事のある人はお分かりでしょうが、まったく水平エレベーターみたいな感じで走り出します。
 磁気で浮上しているのが判ると言う人がいましたが、まあ判りません。ただ加速感が変です。
 車輪が回転して、思い車体が嫌々動き出す、といった感じは全くありません。
 リニモ線はかなりカーブが多く、普通の鉄道に無い様な急カーブもありますが、車体は全く傾きません。
 地上に出て来る「花の木通り」駅付近で大きく曲がりますが、坂を上りながら曲がる為、最後部の
 座席にいると、窓からの光景は自動車と一緒に(そこからは道路の上の高架を走りますので)走って
 来たかの錯覚に陥ります。
 
  なんだかリニモは飄々としています。
 本当に何気なく走ってしまうのです。特に面白いのは、減速と加速が瞬時に切り替わる事で、減速に
 伴うエンジンブレーキ感も、加速に伴う引っ張られ感もありません。昔物理の先生に
 「君が電車の中で真上にジャンプすると自然落下で着地するが、外から見ると君は放物線を描く。」
 と言われた事を思い出しました。とにかく変な乗り物ですよ。
 この車両には、運転士さんというか、係の方が最前部に居られますが、運転は完全自動です。
 この係のオジサンは、姿勢よく(本当に!)座ってモニターを見つめて、リニモ君が「交渉人真下正義」
 状態にならない様に(また映画見た人しか判らないネタを(笑))、監視しています。
 恐らく市営地下鉄か名鉄で、最優秀のベテラン運転士さんが勤めておられるのでしょうが、私は
 ちょっとこの仕事、やりたいと思いました(笑)。
 シートは、あんまり上等じゃありません。都市交通といった感じのあっさりしたものです。通路も狭く
 なあんだか、昔の名古屋の市電を思い出しました。
 考えてみれば、路面電車って、理想の都市交通ですよね。広島の「グリーンライナー」なんて、
 嘘みたいな低床車両で、本当に未来的ですよ。
 名古屋は、市電廃止した同じ道路の中央を黄色く塗って、「基幹バス」なんて走らしたりして、
 ちょっとおまぬーです(汗)。
 
  沿線は大学が多く、リニモの中にも、学生さんが結構座っていました。万博が終わって、本来の
 都市交通に戻った落ち着きが感じられます。当分赤字でしょうが、恐らくリニモ沿線に住む事が、
 ちょっと自慢になる時代が、すぐ来ると思います。東京でいうと井の頭線みたいな?ちょっと
 アートな感じの生活臭のしない学生街になるのではないかと思います。
 名古屋の大学生は、他の都市に比べて、かなりの効率で自動車を所有しています。しかし、駐車場の
 関係で、1,2年生のうちは自動車通学禁止の大学が多いと聞いています。リニモに乗る事がおしゃれ
 になれば、名古屋の若者も車を捨てるかもしれません。後はリニモの駅から大学構内まで、あれを
 走らせればいいのです。あれですよ。ど忘れというか、最初から名前覚えてない(笑)。ほら
 万博構内の木の道路を、混雑した人を押しのける様に走っていた迷惑な有料電気軌道です。
 「なんたらが走りま~す。お気をつけくださ~い。」と係の人が先ぶれしてから走ると言う、まるで
 日本初の市電が京都に出来た時、
 「電車がきまっせ。危のうおまっせ。」と係が叫びながら走ったという逸話を思い出して笑えました。
 あれに乗って、キャンパスまで行けば良いのです。輪タクも良いですね。おしゃれな建物の大学構内を、
 屋根付きの乗り物が走り回る・・・・。ああ、かつてBBCが制作し、NHKが深夜枠で放送して、当時と
 しては異常な程のカルトなファンを生み出した怪作「プリズナーNo.6」を彷彿とさせますね。
 
  人の流れと言う事だけで考えれば、藤ケ丘から万博会場まで地下鉄東山線を延長すれば乗り換えの
 手間もなく、東山線は藤ケ丘の2つ前で地上に出て高架を走りますので、むしろよかったのです。
 でも、このプログラムが動かしている不思議な走りをするこの乗り物は、未来を予感させるという
 表現が本当に似合うのです。わたしらの世代ですと、かつて夢想した「21世紀」を実現している、
 という感じがするので、万博らしいと言う事は言えると思います。
 例えば、手塚治虫先生の近未来作品に必ず出て来た「エアカー」は、まだ実現していません。
 当時の私たちは空気を吹き出して浮き上がるホバークラフトの様なものを想像していましたが、なんと
 超伝導の磁気反発と言う、想像を絶するカラクリで姿を現しました。
 「スターウォーズ エピソードII」に出て来た様な、空中をせわしなく乗り物が飛び交う都市は、
 搭乗者が運転するという形では実現不可能だと思いますが(9.11のあの映像を見てしまってはね)、
 完全に制御された浮遊体が、衝突する事無く走って行く都市像は、リニモで一歩近づいたと思います。
 
  あのエアカーに乗りたかったのです。リメイク版「アストロボーイ」には出てこなかったあれに。
 大きなタレ耳を暖簾のように持ち上げて乗り込むあの犬型パトカーに。
 あれに乗れるんだったら、スピード違反だってしてもいいな。
 あ、スピード違反自体あり得ないか(笑)。
     
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              シェフのおすすめ
 
              「ロングライフ」
 
  シトラスの定番商品で、多くのiPodユーザーに愛用されているものに、
 「iTalk」がございます。
 iPodに接続して、かなりクリヤーに録音が出来るという、iPodが持っている隠れ機能を存分に
 生かした傑作です。もちろんiPodにはAACコーデックで圧縮する機能はありませんので、いわゆる
 昔の「デンスケ」として、生演奏の録音や乗り物の音などを「音楽レベル」で録音する事は
 出来ませんが、講演やスピーチなどの録音には充分な性能を持っています。
 
  デンスケと言えば、最近はとんと使いませんね。ちょっとしたコンサートなどで、主催者側が
 DATのデンスケを使う位でしょうか?それも今はノートブックPCで、ハードディスク録音が多いかも。
 まあ一般的なお子様の音楽会などなら、DVカムを使って映像もとるでしょうからね。
 このデンスケ、戦後間もなくソニーの前身東通工がNHKに納入したオープンリールの小型録音機が
 始まりで、動力はなんとゼンマイだったそうです。当時のオープンリールの回転数は早く、リールの
 径も小さいので、録音時間は十分程というものでした。忙しく回転する2つのリールが、まるで
 丸い眼鏡のようなので、当時人気だった大宮伝助という喜劇役者にちなんで、デンスケと愛称された
 と言う事です。この初代デンスケで録音された「街頭録音」というインタビュー番組は、当時の
 NHKラジオの番組の中で、「鐘の鳴る丘」「笛吹き童子」などのラジオドラマと並んで、大変人気が
 あり、闇市の人々などの生の声は、当時の政府の福祉政策なども動かしたと言われています。
 
  さて、私もソニーの「D5」というカセットデンスケを中古で買いまして、大変お世話になりました。
 当時10万円以上と言う価格は、全く高値の花でしたが、メタルテープ対応の「D5M」が登場した時に、
 下取りが出て、ラッキーにも半額で入手できたのでした。本来の携帯録音機としての機能以外にも、
 高級ステレオシステムのコンポーネントの一つとして購入する人も居る程、完成度の高い製品でした。
 ソニーもiPodと張り合ったり、無理しないで、技術の粋を集めた携帯型ハードディスク録音機を
 ちょっと高めでも発表すれば、往年の名声を取り戻す事が出来るのでは?と思います。
 新世代デンスケの噂はあるそうですが、あんまり便利で小さな高性能録音機が出ると、ライブの
 ブートレグ(海賊版)が出回ってしまうという事になるので、iPodユーザーを泥棒呼ばわりした事の
 あるソニーの上層部が、絶対GOを出さないでしょうね。噂ですが、かってマイクロカセットサイズの
 テープを用いたデジタル録音機をソニーの技術陣が開発したとき、そのあまりの高性能に、販売版は
 あえて音楽用の音質にはしなかったという話もあります。
 すでに社運をかけたMDの開発が始まっていた為でもあったようです。
 
  ちょっと前置きが長くなりましたが、iTalkがシトラスに来た時、確かに音楽録音に適する性能とは
 評価しませんでしたが、私はこの製品を心底欲しいと思いました。買わなかったのはやむ終えない
 理由で、ドックコネクションのないiPodでは使えないからでしたが、iPodの残り容量を録音用の
 スペースに使えるとなると、
 「すげーなあ、何時間の講演や会議でも平気だよ。」とシトラスの一同ため息をついたものでした。
 曲を作る人などは、何気にギターを弾き語りして、さっと録音しておけるので便利でしょう。
 ところが一人が、
 「でもHDが埋まる前に電池が切れるよね。」と言ったので、一同正気に返ったのでした。
 iPod君にとっては、いつもと違う仕事をやらされている上に、コバンザメのような周辺機器に、
 電力を供給していく訳で、バッテリーの消耗はいつもよりは当然大きいと思われます。
 Macユーザーにも、シトラスのお客様にもお医者様や研究者の方は多くいらっしゃいますが、
 10月は学会の季節ですよね。いつも使っておられるiPodが長時間録音機(懐かしいですね。カセット
 のころ、オートリバースでまるまる120分録音するとき、折り返しのリーダーテープの部分だと、
 録音されないので、パニックになったものです(笑))として大活躍するとしたら?
 電池切れの心配はこの製品で解消です。メーカーによると、満充電されたこのバッテリーは、
 なんと30時間程iPodを動かすそうです。もちろん録音の場合はこうは行かないでしょうが、とにかく
 これを使えば、HDの残り容量をそっくり録音する間位は電池が持ちそうです。
 
  その他、出先で大きなデータのバックアップが必要で、帰りの時間はいつものように音楽を
 聴きたい時、リオデジャネイロまで出張しなければならない時の機内などで便利です。
 まあこう書いてみても、途中でACから充電が不可能で、iPodを長時間使いたい状況があるとすると、
 これは必須アイテムと言っていいと思います。
 学会の講演などで、iPodにiTalkを付けて、静かに机に置く。電池容量が少なくなったのを見計らって
 おもむろに、PowerBankを接続する。
 帰りの新幹線で音楽が聴けなくなっちゃうって?
 
 「大丈夫ですよ(伊東美咲エルメス調で(笑))。接続すると、ちゃんとiPodにも充電してますから。」
 
 ☆PowerBank for iPod/iPod mini  ¥6,510(税込)
  FireWire経由で充電し、iPodに電力を供給するiPod専用の外部バッテリーです。
  旅行など長時間充電できないときにも大変便利。
  ・iTalkなどで長時間の会議や講演などを録音したい時
  ・iPodをストレージとして使う時
  ・iPod用のFMトランスミッターを長時間使用したいとき等々……
  iPodをとにかく長時間稼働させたい時にオススメ!
  2000mAhもの大容量がこのお値段です!
  リチウムイオンバッテリーを内蔵しているので繰り返し使え、継ぎ足し充電も可能。
  バッテリー機能のほかに明るいLEDライトを内蔵しているので、飛行機の中など暗いところでの操作や
  懐中電灯としてもご利用いただけます。
  便利な収納型Firewireケーブル付き。
 
 
 ★Griffin iTalk (E)  ¥5,250(税込)英語版
  DockコネクションタイプのiPodに接続するだけで、iPodが超長時間ボイスレコーダーに変身!
  iPodの可能性を広げるお勧め製品です。
  ・ポイント1.音が良い…iPod用一体型録音マイクは他にもありますが、このiTalkはiPod本体の
    ハードディスク駆動音を拾うこともなく、高音質を録音することが出来ます。
  ・ポイント2.マイク/イヤホン端子搭載…iTalkにはさらに外部マイクを繋いだり、
    イヤホンを繋いだりすることが出来る端子があります。
    外部マイクは「指向性マイクを繋いで録音したい」という状況等にも重宝!
    イヤホン端子として使えば、録音しながらその音のモニタリングも可能!
    単に音楽を聴きたいときの「iTalkをわざわざ取り外して…」という手間すら省きます。
  ・ポイント3.スピーカ搭載…録音後に内容をチェックしたり。iPodの曲を流したり。
    何人かで音を聞きたい時に。
  いろいろカユイところにも手がとどいてます。
 
 
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 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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       パソコンレスキュー はじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
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             株式会社やまきつ テクノポートシトラス
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