Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
====================================================
シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 198
2006.4/30
====================================================
今週のシトラス
GW第一弾、いかがでしたでしょうか？明日から第２弾まで２日間。
つながって連休の方も、お仕事の方もいらっしゃいますが、お仕事の方も案外嬉しそうな
顔のできる２日間ですよね（サービス業の方はGWは大変ですが）。
1.2日働きゃ、3日休める。
2.電車、道路がすいている。
3.休みが多すぎると、家族サービスでたまらん。
4.休みが多すぎると、金がかかってたまらん。
5.会社に行っても、世の中休みなので、案外暇でのんびり。
6.時給／日給収入だと、あんまり休みが多いと困る。
7.いつも○○な××が海外旅行で居ない。
等の理由で、長いお休みの方以上に、リラックスしておられる方も多いのでは？と
思います（と自分を励ましておいて（笑））、
今、シトラスで一番流行っているのは「グループ魂」の「大江戸コールバック」という
曲？です。グループ魂は「大人計画」という劇団から生まれたユニットで、「TMC」という
アルバムの中に、問題のトラックがあります。
通称「中村屋」という語りコントで、歌舞伎俳優が結婚式でスピーチをするという設定で
かなりシュールな展開がつづきます。
タモリデビューの頃のアルバムや、スネークマンショーに近いテイストがあり、
この音源自体が大変面白いです。
当然誰かが、フラッシュ画面を作り、２ちゃんで話題となり、大盛り上がりでしたが、
レコード会社から横やりが入り、音声を使う事が不可能になりましたので、
フラッシュを作成し、掲載したサイトでは、音声無しでフラッシュのみを掲載しています。
その辺のいきさつは「中村屋」で検索するとぞろぞろ出てきますが、
「恋のマイヤヒ」で判った様に、面白い曲があると、フラッシュが出来、話題になって
曲が大ヒット！というのは、今最も成功出来るパターンでしょう。
事実私を含み、ほとんどの人がこのフラッシュが話題になるまで、グループ魂なんて
全然知らなかった訳で、このフラッシュを見て、アルバムを買おうと思った人は
ざらにいると思います。
なにしろレンタル屋にはまずないでしょうし、iTMSにもないレコード会社だから（涙）。
でも、せっかく「中村屋」のあまりの面白さに、
「他のコントも曲も聞きたい、アルバム買うぞ、わくわく。」と思っている人でも、
なんか出ばなをくじかれた感じです。
「ばーろー、買ってやるもんか。」てなかんじに、気持ちがシュリンクしてしまいます。
レコード会社も目先の利益にとらわれず、宣伝と思って、素人のおもしろフラッシュを
まあサブカルチャーの一つとして、大目に見て欲しいものです。
結果、それがビッグビジネスにつながるかもしれないのですから。
———————————————————————————————————
ナゴヤからの手紙 2006.4/30
「美味しんぼみたいな話」
いつも帰り道に、通りかかりながら、気になって仕方がない店があった。
一度も入った事がない訳ではない。
かつて、気ままに外食が出来た頃、何度か行った事がある。
本当に小さな店。
カウンターで、席は８つ位しかない。
いついっても、外に並んでいる客がいる訳ではない。
でも、とりあえず席が埋まっていく。
そんな商売をしている、小さな小さな中華料理店。
中には愛想のない親爺と、息子と思われる若者の二人。
親爺が口をきく時は、客に対してではなく、若者に対して。
時々、鋭い叱責がとぶ。客もなんだか叱られてるような気になって。
こんなだと、居心地悪い様な気になるものだが、一人の料理人を立派に
一人前に育てようとする親爺の心が籠った一声なので、客もかえって落ち着く。
味はもとより、大正時代からの老舗ゆずりの、しっかりした中華料理。
どうして親爺が、あの老舗を辞めたのかは知らない。
確かにその後、店は移転した。
以前とは全く違う現代的な味と、新しい食材への挑戦。
ある意味、名古屋の中華料理の一つの頂点として、あの店は繁栄している。
そして親爺は、戦前から続いた味を持って、老舗を去った。
親爺の小さな店のメニューは少ない。
ラーメン、チャーハン、餃子、酢豚、肉団子、唐揚げ。
決して、そんなに安い訳でもない。
そして、奥に紙書きで、その日のスペシャルメニュー。
ここに、親爺の何十年と言う引き出しから、色々なメニューが現れる。
もう何年も行っていない。どうしていかなくなったのか。特に理由はないが、
体を壊し、仕事も変わり、通勤路でも無くなった。
最近帰り道に前を通り過ぎる様になっても、何となく立ち寄る気にならなかった。
外食をする、時間とお金の余裕がないこともあったが、
何より、店に入ったら息子が独りでやってたら・・・という怖い予感が
去らなかったからだ。
思い切って入ってみた。
何も変わっていなかった。親爺は？
いた。
息子は随分貫禄がついていた。もう十年だもの。
親爺はもう息子を叱らなかった。二人は交代で、黙々と注文をこなして行った。
「あ、それ俺やるから。」
「じゃ頼む。」
スペシャルメニューは、さすがに親爺が担当していた。
久しぶりにカウンターに座って、私は聞いた。
「ラーメンとチャーハン頼んだら、多いですか？」
「さあ、どうかねえ。とりあえずどちらか頼んで、足りなきゃあとからでもええよ。」
やっぱり今の私にチャーラーは多いと思ったので、チャーハンを頼んだ。
でも、親爺がゆっくり鍋を清めているうちに、わたしの目が奥に行った。よし。
「じゃ、エビワンタンを頼みます。」
「はいよ。これね、テレビでワンタンの対決やってたから、久しぶりに作ってみたんだけど。
ワンタンは昔はなかなか売れなんだけど、今はワンタンご指名のお客さんも増えたよ。」
親爺は饒舌である。昔は息子が心配で、客と会話するどころではなかったのだろう。
今はある程度安心して任せられるのか、のんびりと客と会話している。
チャーハンが来る。火加減の美味。食材は変哲ないが、熟練の味。
ワンタンを味わう。私は思わず目をつぶってしまう。
「ああ・・・。」
隣り合わせた人たちも、私と同じ感動を共有して料理を味わっているのが伝わってくる。
「レバー食べれる？」
親爺が隣のカップルに聞く。
「うちのレバニラは鶏のレバーだから、癖がなくて美味しいよ。」
それを食べているカップルを見ているうちに、我慢出来なくなった。
「すみませんが、こちらもレバニラ頼みます。」
でてきた一皿を味わったとき、体にかぶさった毎日の疲れが、少し剥がれたような
気がした。
もう一団の客は家族連れで、月一度程２時間程離れた街から、わざわざやってくると言う。
思うに、妻子をここに連れてくるために、父は一カ月働いているのだろう。
そしてここに来て、5000円弱の贅沢を味わう事を、母も娘たちも心待ちにしているのだろう。
親爺は久しぶりに来た孫たちが帰る時の様に、娘たちに海老せんべいを揚げて持たせていた。
「ありがとう、また来てね。」
帰って、この店を検索してみた。
中華料理の名店を、食べ歩いて評価しているページがあった。
親爺がかつていた店を激賞しているなあ。
親爺の店も載っている。
へえ、評価が高くないなあ。まあ店の構えや食材の高価さでしか評価できない人、
という事なんだろうかなあ。なになに？
「ここの主人は有名な老舗で修行をした事があるそうだ。」
修行をしたことがあるそうだぁ？
はぁ？
知らないってのは悲しいな。
元総料理長をつかまえて。
———————————————————————————————————
シェフのおすすめ
「ハンドヘルド」
家族には大変申し訳ない事ですが、ここ数年、家族旅行をしていませんでした。
今年はとりあえず下の子の受験も終わり、低所得層にふさわしい行楽として（自嘲）、
GWに一泊旅行でもしようかと言う事になりました。リクエストを募った所、
「近場で温泉。魚がNGな子がいるので、夜はバイキング。低料金。」こういう条件で
インターネットをフル活用した所、２チャンネルの旅行板で有力な情報を得ました。
下呂温泉に、要望にぴったりのホテルが見つかったのが３月頭、さっそく
ホテルの予約サイトに行った所、当然の様にGWは満杯でした。ここはキャンセル待ちの
電子システムがないので、毎日１回のキャンセル確認電話が日課になりました。
２週間ほどたって、やっと4/29-30のキャンセルが出て、予約OKになりました。
ところが、４月中このメールマガジン発行が少し遅れた時期があり、今月最後の発行が
どうしても月末という事になってしまったのです。普通の人なら、
「よーし、がんばって発行してから、楽しい旅行に行くぞー。」と考えるでしょうが、
なにしろ、小学校のころの相撲の得意技が「うっちゃり」な私としては、
「よーし、新しいバッテリー買って、下呂で仕事するぞー。」でした。
私、常々「かっこいいなあ、やってみたいなあ。」と思うのは、小説の後書きで作家が、
「200x年11月、パリのホテルのテラスにて」なんて書いてる事で、
中にはこれを書きたいがために、凄いとこに行ってるんじゃないかという人もいますよね。
○枕△先生の様に。ま、本当に取材なんでしょうけど。
「2006年4月29日、下呂牛乳（ネタなのか？）を飲みながら。」
なんてやってみたくあります。
と、ここまでは前日に名古屋で書いてます。さてさて夢が叶う（美香←掛詞）でしょうか？
というわけで、ホテルで温泉入って、夕食して、くつろいでおります。
バイキングは、なかなかの出来で、寿司、中華を中心に、朴葉味噌の飛騨牛ステーキ
（細切りで固形燃料燃やして焼く奴）まで、なかなかレベルが高いと思いました。
豪華な宴会料理を並べられても、食べきれなかったり、嫌いなものがあったりする事を
考えると、ここの方が効率的で、しかもお客さんは満足します。
ソフトドリンクはフリーですが、アルコール類は別料金で、例えば生中が600円と、まあ
普通の設定になっています。
これはここで儲けるというより、席の滞在時間をあまり長くしないようにだろうと
思います。まあ、私にとってはバイキングは鬼門で、つい沢山取ってしまいますが、
今回は、やっぱり多すぎました（汗）。
まあ、好きなものをたまには沢山食べないと、かえってストレス太りが起こりがちです。
と、言い聞かせて。それにしても最近食べすぎだぞ←自分。
とりあえず、温泉は最高です。ここのお湯は日本三名泉だそうですが、全国的に通用して
いるのでしょうか？でもホントに素直なお湯で、あがった後も肌がすべすべしています。
おはようございます。ひとっ風呂浴びて、朝食をとりました。マイナスポイントは、
ちょっと敷き布団が薄く、背中が痛くなった（按摩椅子で全快）のと、まあこういう
旅館の構造上やむ終えないのでしょうが、隣の声が聞こえやすい。
それも飲んで大騒ぎ、というならフロントに苦情も言えますが、田舎のお家で、
隣までかなり距離があるため、基本的に声が大きい一家だと思います（お年寄りが
いると、特にそうなりますね）ので、がまんしないと大人げないと思いますし、
次回からは耳栓は念のために持参しようかと。
でも、概ね満足です。これで一泊２食付き7980円は安い。
下呂には素泊り3980円という宿もありますが、今回位の食事なら２食で4000円以上は
すると思いますし、カラオケ、マンガ、インターネット全て無料とか、シャワートイレ
完備（私にはポイント高いです）とか、設備的にはこちらの方がいいと思います。
きっと前は宴会料理付きで、15000円とか取っていた宿なのでしょうが、企業努力で
日曜・休日には何ヶ月先まで予約で満室に出来るのですから、これからこう言う施設は
増えるのではないでしょうか？
とにかく、今回バッテリーを新調し、リアルタイムでレポート出来て、大変便利に
なりました。以前はよく深夜のデニーズなどでメールマガジンを書いていたりした
ものですが、また復活出来そうです。テレビを見ながら仕事ができるだけ、ノート型は
便利と思っていましたが、やはり何かの時に連れ出せるのはよりいいですね。
前のバッテリーは、85%位からいきなり0%になってしまいましたので。
2006年4月30日、飛騨牛乳（惜しい（笑））を飲みながら。
☆Smart Power Solutions PowerBookG4(Ti)用バッテリー ￥16,800（税込）
Smart Power Solutions社製
PowerBookG4 15"(Titanium)モデル用のリチウムイオンバッテリーです。
これでまた、愛機を持っての外出が復活します！ 14.8V・4400mAh
※Apple型番M8244G/B同等品。(M8244G/Aにも対応）
☆Smart Power Solutions PowerBookG3(1999-2000)用バッテリー ￥16,800（税込）
Smart Power Solutions社製
PowerBookG3(1999/Bronze と 2000/FireWire)用のリチウムイオンバッテリーです。
これでまた、愛機を持っての外出が復活します！ 10.8V 6000mAh
※Apple型番M7318, M7385同等品。
———————————————————————————————————
お願い
メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか？
メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
———————————————————————————————————
パソコンレスキュー はじめました
Mac＆Winのノートでハードディスクの容量が足らない！
ノートパソコンのデータが読めなくなった！
ウィルスにやられた！など、MacもWindowsもシトラスがなおします！
多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします！
例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
———————————————————————————————————
シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標にお送りしています。
バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
ください！
（メールマガジンの配布中止をご希望の方も、お手数ですが同じURLから
お手続き願います。）
株式会社やまきつ テクノポートシトラス
TEL 052-979-6610 FAX 052-979-6615