Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
 ====================================================
  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 251
                          2007.6/30
 ====================================================   
 
             今週のシトラス
 
  6月30日には思い出があります。大学時代、寮におりまして6月30日になると、決まって
 寮食にお菓子が付きました。白い半透明のういろうの様な三角形のお菓子で、上に炊いた小豆が
 散らしてあり、大変美味しいものでした。2年目に寮母さんに聞きました。何と言うお菓子か?
 なぜ今日だけお菓子が付いているのか?
 「これは水無月いうんどす。今日は昔から水無月を食べる日やさかい。」
 水無月は6月。水無月の終わりの日に同じ名前のお菓子を食べる。夢枕獏の安倍晴明なら、
 「水無月が果つる日に、水無月を食す。これもひとつの呪さ。」とか言いそうですが、
 事実これから暑くなる季節(元々は旧暦水無月晦日ですから、真夏)に甘いものを食べて暑気を
 払うと言う、土用鰻と同じ意味があったらしいです。
 このお菓子を毎年食べて来た京都の人々に思いを馳せると、それまで、京都人の他所者への冷淡さ
 (何しろ応仁の乱より前から住んでないと他所者扱い(嘘))を実感して来た信長と同郷の
 名古屋青年としては、なんだか京都が初めて好きになった瞬間でした。
 (そのころから、結局食べ物かい(笑)。)
 
 ———————————————————————————————————
 
             ヤドカリの貝殻 2007.6/30
 
              「実写化」
 
  うかうかしている内に、映画を見逃してしまいました。
 「ゲゲゲの鬼太郎」なんですが、こういう漫画やアニメになった作品の実写化って、なかなか
 難しいでしょうね。最近では、
 「どろろ」なんかもありましたが、どうもこういう子供時代に夢中だった作品のリメイクは
 ハードルが高い様に思えます。
 どろろに関しては、なぜ少年のはずのどろろを柴崎コウがやるのか?これはもう映画館から
 手塚ファンの足を遠ざけた原因となったのではないでしょうか?柴崎好きですけど、なにも
 どろろやらせなくても・・・と思いますね。柴崎と言えば、これはこの間見て来たのですが、
 「舞妓Haaaaan!」での演技はなかなかいいですよ。あの柴崎が阿部サダヲにふられる設定と言うのが
 凄い。ただ、彼を追いかけて?舞妓になっちまうんですが、舞妓姿は奇麗なんですが、似合いません。
 和服が似合わないんじゃなくて、舞妓が似合わないんですね。丸顔じゃないから。おそらく
 「深川の芸者」という設定ならぴったりでしょう。脱線しました。好きな女優の話は熱くなる(汗)。
 とにかく、どろろは見なかったのですが、なんでも
 「妻夫木の百鬼丸がものすごくいいので、それだけで見る価値がある。」と言う評判を聞いた時には、
 もう上映が終わっていました。DVDに期待です。
 
  鬼太郎も、主演自体に不満を感じたので、なんとなく見過ごしてしまいました。鬼太郎に関しては、
 「KinKi Kidsの堂本剛」という鉄板のキャスティングがあり、ヒムセルフ(@ルー大柴(笑))
 自他共に認めていた感があった様ですが、
 「歳を喰いすぎた・・・」おそらく時期を逃してしまったと思います。でも鬼太郎は年齢不詳で、
 水木先生の絵では小学校高学年位の背格好ですが、原作ではタバコも吸うし、ねずみ男を
 「ビビビビッ!」とビンタするし猫娘と心中しかけるし、どうせ子役にはなかなか出来ない役なので、
 いくつの俳優がやっても、構わないんじゃないかと思うのですが、何となく若手でという事でしょう。
 でもウェンツはないと思うな。鬼太郎は丸顔じゃなきゃ。映画「電車男」で好演した山田孝之なんか
 良かったかもしれませんね。ま、ともあれDVDに期待です。
 
  とにかく自分が思い入れのある作品が実写化されると、ファンはかなり厳しい眼で見ます。
 最近では、実写化に大成功した例として、
 「のだめカンタービレ」があります。これは漫画のファンだった方にも比較的好意的に受入れられ、
 続編も期待されています。舞台がヨーロッパなので、大変でしょうが。
 部屋の小道具に至るまで忠実な実写化をめざし、スタッフの熱気と才能ある若手の火花が感じられた
 見応えのある、いいドラマになりました。DVD出てます。
 反対に単発ドラマとして放映され、評判が良ければシリーズ化を狙っていた感じですが、いまだに
 そういう話を聞かないドラマに、
 「めぞん一刻」があります。めぞんの場合は、ハンデもあります。漫画やアニメにのめり込んでいた
 世代にとっては、主人公の音無響子を演じられる女優なんて、いるはずがないのですから。
 伊東美咲さんはお奇麗な女優さんですが、響子さんじゃあありませんぜ。残念。
 かつて映画化された時、かの石原真理子が演じて、それだけでファンは見に行かなかったのですが、
 あのころ我々が、まあこの人なら仕方がないかな?と擬していたのは、「ゴジラ」で鮮烈デビューし
 当時全盛期を迎えていた、沢口靖子でした。「かぐや姫」なんかやってる場合じゃなかったのに。
 (この映画「竹取物語」は市川崑監督渾身のがっかり作品ですが(笑)。竹取翁役の三船敏郎は必見。
 「や、こんなところに光る竹が。」なんていうセリフ回しは、「用心棒」そのもの(笑))
 千草響子さんは高校卒業後、音無先生と結婚し、半年程で死別。その後一周忌が来る前に、悲しみを
 紛らわすように、音無家が大家をつとめる「一刻館」に管理人として住み込みます。ですから、
 この物語は響子さんが20歳になってすぐ位から始まっていますので、それ位の女優さんを捜さなくては
 ならないんですね。今なら外見だけなら、沢尻エリカ嬢あたりでしょうか?
 
  子供の頃、漫画の実写化は結構ありました。例えば「鉄腕アトム」は有名なアニメ作品が放映される
 前に、実写版がありました。これは子供心(幼稚園児?)にも
 「なんだこりゃ・・・。」と思うもので、所詮お金がありませんので、宇宙船(円盤?)が、なんと
 スバル360を改造して作ったものだったのを覚えています。手塚作品では、あと「マグマ大使」が
 有名ですが、こちらは幾分お金がかかっていて、見応えがありました。
 「鉄人28号」の実写化もあったという事ですがこれは記憶にありません。映像を見た事がありますが、
 鉄人が人間と同じ大きさだったようなorz。
 水木作品では、「悪魔くん」とか「河童の三平」は実写化され、結構評判よかったと思います。
 大人になってからの作品ですが、
 「ブラックジャック」役の加山雄三、「ホテル」の東堂マネージャー役の松方弘樹は、
 「それじゃだめじゃん(@笑点)」と言う感じでした。イメージ重たすぎ。
 漫画と全然違っているのに、「釣りバカ」のハマちゃんは許せるのですけどね(笑)。
 思い入れと言う意味では、「あずみ」も受け付けませんでした(オダギリジョーだけは別格(笑))。
 上戸彩さんは可愛いし、ソフトバンクのCMなどのコミカルな演技は好きなのですが・・・。
 今度は、なんでも浅田次郎原作の
 「輪違屋糸里」をやられるそうで、これはちょっと思いつかないキャスティングでした。
 浅田ファンとしては、蒼井優あたりを想定していたのですが・・・。
 しかしながら「がっかり大賞」につきましては、香港で製作された、
 「頭文字(イニシャル)D」実写版が堂々の受賞で異議はないでしょう。これは逆必見(笑)!
 
  漫画の実写化は、かくも難しいものですが、小説の実写化はよっぽど駄目な作品でないかぎり、
 まずまずの評価を得る場合が多いです。殆どの読者は、ある程度のイメージを自分の頭の中で描き
 ながら小説を読んでいますが、漫画と違い、せいぜい挿絵があるくらいですので、イメージと違う
 という怒りよりも、却って自分の脳内イメージが補強される感じがして、拒否反応が少ないのです。
 浅田次郎の「壬生義士伝」の映画版は、駄目な部分も多いですが、主人公を演じた中井貴一は、
 主人公そのものというより、読者の主人公キャラを育ててくれた感があります。好演でした。
 また「ハリーポッター」は主人公のハリーのルックスやハーマイオニーの愛らしさもさることながら
 小説では最初添え役の悪役に過ぎなかった「スネイプ先生」が意外の人気を呼び、原作のキャラまで
 影響を及ぼした形跡があります。スネイプ先生の熱狂的な女性ファンは海外にも日本にも多いです。
 ところで制作側は、大きくなってしまったハリーたちを、あえてそのままの俳優で行く決意をした
 ようですね。もうあの3人しか考えられないですから。それに引き換え残念ながら、実写版の
 「ちびまるこちゃん」の子役は総替えしました。あれは小学3年の設定なのでしかたないでしょう。
 初代まるこの森迫永依は最近テレビで大活躍ですね。たまちゃんをやった美山加恋と、どっちかが
 必ず子役で出ています。浅田次郎原作の「憑神」の森迫永依の死神役も見に行こうと思っています。
 
  小説の映画化として、もっとも完成度が高いのは言うまでもなく
 「ロードオブリングス(指輪物語)」です。あの長い小説を、よく3部作の映画にまとめたと、
 思いますが、若干残念な点はあるのものの(オークの描写とかサルーマンの扱いなど)、小説の
 ファンにとっては、嬉しすぎる贈り物でした。一方ファンタジーの世界ではこれに比肩する
 「ナルニア国物語」の第一作は、ちょっとがっかりでした。原作のテーマが薄められ、たんなる
 冒険ものになってしまっています。それでも原作ファンには楽しめる作品でしたが。
 
  ファンタジーものは、現在のCGX技術があれば、外見は原作に忠実に出来ます。そんな技術の
 ない時代、予算のあまりないテレビ局が、名作のドラマ化につっぱしった無謀な作品として、
 上記の「ナルニア国物語」の実写版を英国BBCがドラマ化したものがあります。かつて日本でも
 確かBSで放映し、その時は映像のあまりのちゃちさに、1回でがっかりした覚えがありました。
 今回映画版がDVD化されたのにちなんで、このBBC版もレンタル屋に並んでいましたので、物好き
 にも(1本100円の日に)借りてみました。
 やはり、予算は安そう。「ナルニアのものを言うけもの」はCGではなく、人間が入っております。
 ビーバーさんなどは、歩く五平餅のよう(笑)。伝説上の生き物の方はアニメ合成なのでひどく
 浮いております。あと四兄弟のなかでナルニア好きに一番人気の高い末っ子のルーシィちゃんが、
 「なにを基準にこの子をえらんだ・・・。」と言う程、凄まじいのが難点です。絶対BBCの
 偉いさん(大臣かも)のお孫さんだと思う。「ミ○○ニマン」と同じだ(中部限定CM(笑))。
 それとも、イギリスの子供って基本的に可愛くないんだろうか?挿絵だと、
 「くまのプーさん」のクリストファー・ロビン(お父さんの方のシェファードさん画)とか、
 「メアリ・ポピンズ」の子供達(お嬢さんのほうのシェファードさん画)とか、可愛いのに。
 アスランも作りものありありで、原作の最終作で出て来る、ろばにライオンの敷物をかぶせた
 「偽アスラン」に見えてしまいます。この辺はさすがディズニー製作のCGは凄いと思いますが、
 意外や、すじはこちらの方が原作に忠実でした。
 まだ一作目しか見ていませんが(ねずみのリーピチープが「人間並みの大きさ」で出て来たら、
 と思うと借りる勇気が出ない(笑))、細か(くないぞ。ごろごろある(笑))い点に目を
 つぶれば、なかなか丁寧な作品だと思います。ナルニアのWikipediaにも一言もふれられてない、
 「黒歴史(笑)」ですが、このDVD3枚(銀のいすまでの4部作)は、B級映像作品マニアには
 (そんなジャンルがあるのか?(笑))、結構お薦めかも知れません。
 
 ———————————————————————————————————
 
             シェフのおすすめ
 
              「ぽちっとな」
 
  ネットの楽しみと言うと、何と言っても買物ですね。
 その他テレビの通販もつい買いたくなるものが満載です。もちろん街に出かけてショッピング
 するのも楽しいですが、私なんかは「人酔い」するものですから、帰るとぐったり疲れます。
 その点通販は気が楽ですね。最近はカード払い以外にもネットバンクを利用する方法もあり、
 本当に便利です。
 
  かつてシリーズ全話が視聴率30%を突破(関東)という未だに破られない伝説のドラマ
 「HERO(木村拓哉、松たか子)」がこの秋映画化されますが、主人公の中卒検事!久利生公平は
 テレビ通販に目がない設定になっています。彼の部屋には常に訳のわからない通販グッズ
 (主に身体を鍛える系)が転がっており、松たか子演じる担当事務官が眉をひそめる訳です。
 
  最近では何と言っても「ビリーズブートキャンプ」が大ヒットですね。売り上げが5月だけで
 約30億だそうです。あのプログラムを忠実にやってシェイプアップ出来ない訳がないので、
 この手の健康系商品に良くある、
 「効かなかった」という返品がまず少ないと思います。通販会社は笑いがとまらないでしょう。
 日本での販売元の会社は、名古屋に本社があり、この間テレビに出て来ていた社長さんは、
 原のスーパーでよくお見かけしました(原にコールセンターがあるので)。
 創業者の会長さんも近所の市営ジムでエクササイズしておられたのを見た事があります。
 この会社、大学を出て日本に来たばかりの会長さんが、自分の嗅覚でアメリカで見つけて、
 交渉し販売権を得た商品を、深夜のテレビショッピングで販売し、電話で注文を受ける典型的な
 テレビショッピングの形を作った会社なのですが、日本式の
 「生放送で製品の良さを、立て板に水で紹介する、デパートの実演販売形式」(ジャパネット
 タカタが正常進化形ですね)に、自社制作のCMが全く太刀打ちできず、半ばやけくそで、
 アメリカの通販CMを日本語に吹き替えして強引に流したところ大当たり(HEROにもこういうCMを
 流しっぱなしの飲み屋が出て来ました)という、何が幸いするか判らないサクセスストーリーが
 あるそうです。日本人の外人信仰を上手くついた戦略ですね。
 
  通販で結構ひっかるのが送料です。ネットの通販だと、最後まで送料がわからないサイトも
 あり、かえって高く付いたりします。Yahooのオークションでも熱くなって競っている間に、
 「げ!送料入れたら新品買えるじゃないか。」と我に返り、他の人に競り勝たれてホット安心。
 みたいな時もありますよね。
 シトラスでは、従来から日本全国一律送料制をとって参りました。
 これは通販の会社の所在地は、お客様のご住所とは直接関係がない。という考えに基づいて
 おります。ネット通販はバーチャルなものであり、あえて言えば、
 「天空の城ラピュタ」のように、どこに在ってもいい。という存在と言う訳です。
 そのシトラスが、シトラスお取り扱い商品の良さを、これまで以上に多くの方に知っていただく
 為に、このほど送料改定をいたしました。方法によっては送料525円(税込)という設定です!
 このメールマガジンでご紹介した商品もいっぱい掲載されておりますので、是非ご一覧下さい。
 そして、
 「ぽちっとな」とお願いいたします(笑)。
 
 詳しくは、
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓をご覧下さいませ。
 
 
 ———————————————————————————————————
 
               お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
 ———————————————————————————————————
 
       パソコンレスキュー はじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
 ———————————————————————————————————
 
 シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標にお送りしています。
 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
 ください!
 (メールマガジンの配布中止をご希望の方も、お手数ですが同じURLから
  お手続き願います。)
 
 
             株式会社やまきつ テクノポートシトラス
             http://www.yamakitsu.co.jp/
             TEL 052-979-6610  FAX 052-979-6615