Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 283
                          2008.3/8
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             今週のシトラス

  最近NHKの番組をよく見るのですが、とりわけ衛星放送はなかなか特色あるいい番組を放送して
 おります。地方によっては民放を全て視聴できない所もあり、コンパの定番
 「子供の頃見たアニメの主題歌熱唱大会!」でも、
 「それ、やってなかったんだよね、俺の田舎。」とか言われて、全員気まずい思いでお開き、
 なんてこともある様です。その点衛星放送の電波は、殆どの地方をカバーしていますので、
 NHKや民放の衛星放送は、競って特色ある番組を全国にお届けしているわけです。
 
  先日NHK BS2の「熱中時間」という番組で「忙中"趣味"あり」という事で、紹介されていたのが、
 「DJ敷島」さん。この番組では本業とは別に趣味の世界に没頭している方を紹介していたのですが、
 この方、ご存知の方もおられましょうが、本業は日本相撲協会の小野川親方です。
 現役時代は「敷島」という四股名で、期待の関取だったのですが、前頭筆頭まで言った所で、突然
 心臓の疾患が見つかり、このまま現役を続ければ土俵上で突然死という最悪の事態もあるとの事で、
 若くして引退しました。その後いくつかの親方名を借りて名乗り、現在は北の湖理事長が保有して
 いる「年寄 小野川※」を名乗っています。

 ※小野川と言えば大坂相撲の名力士で、江戸に出て、大関谷風の連勝を阻み、谷風と共に横綱に
  推挙されておおいに人気を博した「五代横綱小野川」が有名だが、この横綱小野川の師匠であり
  養父である小野川才助が開いた大坂相撲相撲の名門部屋が小野川部屋。大正時代に東京相撲協会と
  大阪相撲協会が合併して大日本相撲協会が出来たとき、105ある年寄名跡の一つとして残った。
  年寄株は以前程ではないが、年寄株を所有すると力士の引退後に協会幹部として1000万円以上の
  年収を得る事を約束され、また相撲協会定年後の退職金の意味合い、および在任中死亡した場合は
  遺族の生活の糧として売買されるが、相場は8000万円と言われる。若くして引退した敷島関はその
  蓄えがなく、他の力士から株を借りて相撲協会に残った。相撲協会は年寄株の貸し借りを禁止して
  いたが、このような元力士のいる事を考慮、現在は認めている。

  現在小野川親方は陸奥部屋(元大関霧島)所属の親方として後進の指導にあたって居り、また
 NHK相撲中継の一番解説が面白い親方として人気がありますが、もう一つの顔はクラブのDJ。
 心ならずも現役を引退し、抜け殻の様になっていた時、少年時代からの趣味であるJAZZの音楽鑑賞の
 趣味を生かしてDJを友人に勧められ、やってみた所これが大変評判になり、今も頼まれてやっている
 とのことでした。今では地方からも呼ばれて勤める事もあるとの事。ただし多忙を極める相撲協会の
 親方業務(本場所・巡業の裏方一切を仕切っている訳です)の合間を縫っての事で、決して本業に
 なるようなものではないそうです。
 DJというと、我々世代はラジオのディスクジョッキー(土居まさるさんとか)を思い浮かべますが、
 クラブのDJはラジオの様にしゃべり続けるスタイルだけでなく、ひたすら自分の選んだ曲を次々
 流し続けるというスタイルもあり、2台のターンテーブルを操って、時には故意にスクラッチ音を
 入れたりしてかっこいいので、テクニクスのプレーヤーが馬鹿売れしたりしました。
 DJ敷島さんは、2台のCDプレーヤーを操り、曲と曲のテンポを合わせる事により、ノンストップで
 JAZZを流し続けるスタイルで、飲食しながらBGM的に聞きながら談笑しているうち、
 「これ良い曲じゃん。」と立ち上がって、だんだんリズムにのってお客が踊りだす、と言うのが
 DJ敷島の腕の見せ所だそうです。

  JAZZは一時廃れそうな感じもありましたが、現在では若い世代にはお洒落で新鮮な音楽ジャンルと
 感じられる様で、特に踊れるテンポのライトなジャズは人気があります。DJ敷島さんもクラブでは
 そんな曲や有名な曲をチョイスしていますが、若い時からの行きつけJAZZ喫茶でコルトレーンに
 体を揺らせる(笑)正統派JAZZファンのバックボーンも持っており、年季が入ってるな、という
 感じです。昔、八事の近くのJAZZが流れる喫茶店の常連だった頃、近くの二子山部屋宿舎の力士が、
 夏になると、よくコーヒーを飲みに来た事を思い出しました。陸奥部屋は名古屋では西区のお寺を
 宿舎にしているそうなので、名古屋場所の頃にその近所のJAZZ喫茶に行ったら、親方に会えるかな
 などと思いました。
 

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             ヤドカリの貝殻 2008.3/8

             「耳鳴りのなる夜」

  私の耳に、きーんという耳鳴りが住み着いて、もう何年にもなります。
 普通こんなものは、いつからかなり始め、気がついたら長いおつきあいになってしまう、という
 パターンが多いと思いますが、私のはいつから始まったか、はっきり記憶があります。

  父の死に遅れる事1年、母が死んだのは父の一周忌をすませ、1ヶ月程たった秋でした。
 父は脳梗塞で倒れ、数年の闘病生活の末死にましたが、母の病歴はもっと長く、私が子供の時にも
 何度か入院しています。晩年は人工透析をしながら暮らしておりましたが、ある朝不調を訴え、
 救急車で生涯十何度目かの入院をいたしました。
 家の近くの病院でしたので、仕事帰りに立ち寄って励ましたものですが、ついに力つきる様に
 亡くなりました。
 その日のうちに葬儀会場に運んだのですが、姉や親戚も駆けつけて通夜となりました。
 式も終わって、しばらく皆で想い出話をしたりしておりましたが、遠くから駆けつけた親戚は
 それぞれホテルに戻り、姉も
 「じゃ私は一旦家に帰って、明日朝来るから、あんたお守りしていてね。」と私に告げて
 帰ってしまいました。俺独りかよ(汗)。
 通夜とは徹夜のことです。故人を守って交代で番をする。そういうもんだとは知っていましたが、
 交代じゃないの?
 私を産んで育ててくれた母の亡きがらですから、別に怖い訳ではないのですが、式場の一角にある
 畳敷きの部屋に寝かされている母の横にぼんやり座って、放心しておりました。
 皆様もご経験があると思いますが、葬儀が終わるまで、遺族は気が張っていて、悲しむ気持ちが
 湧かないものです。いや、気を張っていないと悲しみに負けてしまうのかもしれません。
 
  通夜は別れを惜しむもの。葬儀は故人が本当に死んだ事を確認するもの。
 釈迦のところに子供を失って、悲しみにくれた若い母親が、
 「子供を生き返らせて欲しい。」と頼みに来ます。釈迦は、
 「よろしい。まだ一度も葬式を出していない家に行って、芥子の種を貰ってきなさい。」
 半狂乱になった母親は、村中の家を訪ねますが、人が死んだことのない家は一軒も無かった。
 こうして、母親は本当に子の死と向き合う事が出来た。という説話がありますが、
 私にとっては、こんな通夜でもなければ、50過ぎても母と本当に決別する事は出来なかったかも
 知れません。
 
  とにかく、どうして良いかわかりません。そのころ買ったばかりのiPodを聞きながら、何故か
 式場の中を歩き始めます。ぐるぐる回りながら、High Way Starなんぞを聞いていた訳です。
 そして気がつくと、iPodの音量をどんどん上げていたのです。
 ハードロックをがんがん鳴らしながら、式場をどしどし歩く初老の男。
 誰かがみていたら、さぞ奇怪な風景だと思いますが、そんな風に夜は更けて行きます。
 流石に最後には疲れきって、母の傍で眠りこけてしまいましたが、いわゆる肉親の情愛籠った、
 「最後の添い寝」なんてもんじゃありませんでした(笑)。
 朝、姉が到着して起こされた時には、すなわち、耳鳴り君が住み着いていた。と言う訳です。
 その後、耳鳴りはいつも私のそばにいました。よく配偶者を亡くした方が、
 「今も、部屋にあの人がいる様な気がする。」といいますが、私はけったいな通夜のおかげで
 母をしっかり送る事は出来ましたが、そのかわり耳鳴りが、
 「今も、耳に」居る事になってしまいました(笑)。

  ところが、このメールマガジンの為に当時新製品だった
 「Bose QuietComfort3」をレンタルで借りて、地下鉄内で、そのノイズキャンセリング性能を
 チェックする、という企画をしたとき、一日中音楽を聴いて耳を酷使し続けたにもかかわらず、
 耳鳴りが一時的に治る、という経験をいたしました。
 今思えばこれは治療ではなく、地下鉄の騒音の中で、どれだけ小さい音量で音楽が聴けるか?
 のテストであったため、結果的に耳を休めていた事になったのでしょう。
 その後何種類か試したノイズキャンセリングヘッドフォンでは、ここまでの効果はありません。
 Boseの技術の高さを実感しました。当然
 「欲しいな」と思いましたが、5万円近い出費は私には望む事も虚しく、貯金も
 「くすくす(笑)」に終わる私ですので、諦めておりました。
 Boseのこのヘッドフォンは直営店、直売通販サイト、そしてAppleStoreにしかなく、したがって
 定価販売です。
 一つ前のQuietComfort2もまだ販売していますが、こちらも4万ちょい。恐ろしいのは、中古の
 オークションでも落札価格が1万位しか下がらない事。とりあえず出品されたらお知らせが来る
 様にして約1年。最近流石にQuietComfort2の中古落札価格が下がってきました。
 これは、大量のQuietComfort2をモニター用に使っている、例えばAppleStoreのようなとこのが
 リース落ちになってきて中古業者に流れているせいじゃないかと思いますが、あとついにこれに
 匹敵するノイズキャンセリング性能と、国産らしく、鮮やかな高域の再現のヘッドフォン、
 「オーディオテクニカ QuietPoint ATH-ANC7」が実勢2万円を切る価格で登場してきた事も
 関係があると思います。

  お金は一向に貯まりませんが、どこかで思い切って決断したいと思い、何度か入札しました。
 「2万越えるようなら、ATH-ANC7の新品買った方がいいからな」と思いつつ。
 先日、外観は少しやれていますがシルバーのQuietComfort2(これは後期型で、前期のは色が
 シャンパンゴールド)を新品ATH-ANC7位の価格で落札出来ました。
 普通のヘッドフォンと同じ位の音量にすると、確かにBoseトーン。かつてPAのお仕事をして
 いたころの、RAMSAのパワーアンプで目一杯駆動したBose802の音圧と艶やかな中域。そして
 サブウーファを足したような豊かな低音が耳を刺激します。
 騒音をカットしているので、目一杯iPodの音量を下げてもちゃんとバランスよく鳴っています。
 良く言われるQuietComfort特有の高音の物足りなさ(シャリシャリが好きな方にとっては)も
 疲れない音が必要な中高年には、むしろ心地よいのです。
 地下鉄の中で落語を聞く時も、ギリギリの低音量に出来るので、耳が楽です。
 はたから見れば、この大きなヘッドフォンを付けておじさんが座席に座って居るのは、かなり
 異常に見えるとは思いますが、元から危殆な外観なので(汗)、気にしません。
 「この人は周囲を拒絶しているんだなあ・・・。」と思われるのも、楽でいいものです。

  思えば、昔の人に比べ、現代人は常に騒音にさらされているものだと思います。今もテレビが
 ついておりますが、例えば江戸時代の人は都会の喧噪でさえ、今よりは遥かに小さかったと
 思われます。眼の疲れは誰でもすぐに自覚出来ますが、耳は私の様に耳鳴りと言う症状が出ない
 限り、案外気付かないまま、酷使しているのかも知れません。テレビやオーディオ機器も、
 はなからボリュームが調節出来なければ、良かったのかも知れませんが、なまじ調節出来る
 だけにどんどん大きくしてしまい、気がつくと耳は毎日痛めつけられて居るのでしょう。

  QuietComfort2が届いて最初に聴いた曲は、コブクロの
 「蕾」でした。昨年のレコード大賞に輝いた(審査員を見直しましたぜ)この名曲はテレビ版の
 「東京タワー 僕とオカンと時々オトン」の主題歌として作られました。出来は映画版の方が
 いいと思いましたが(オカンを母娘で演じると言うアイデアは反則的GoodJob)、小渕が自身の
 亡くなったお母さんの事を歌った、この主題歌にはやられました。特に終盤の
 「握った手で声にならない頑張れを伝える」というところは、何度聞いても涙が出てしまいます。
 仕事帰りに立ち寄った病室で、
 「必ず治るからがんばって。」と声をかける私に、母はまるで5カウントで立ち、レフェリーに
 ファイティングポーズをとるボクサーの様に、両手の握りこぶしを顔の前にかざしました。
 翌日駆けつけた私たちの前で、母は静かに命を消しましたが、それは派手にKOされ10カウントを
 受けたボクサーのようではなく、余りにもあっけなく、
 まるで、セコンドの判断によるテクニカルノックアウトの様に見えました。

 「もういいよ。よく頑張った。」とタオルを投げ込んだのは、父だったと思います。
 

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             シェフのおすすめ

             「新しい揺籠」

  子供3人育てましたが、ゆりかごというものは買いませんでした。
 赤ん坊と言うものは、基本的に母親(または代役の父親)に抱かれるのが好きで、泣いていても
 抱かれれば機嫌が良くなるもんです。おさるの赤ちゃんは自分でお母さんにぶるさがっておりますが、
 人間は運動能力的にダメダメで(良く絶滅しなかったと思います)、生まれて数年は全く無力なため
 母親は必死で抱いて歩くしかなかった訳です(馬とかは産まれていきなり歩きますのにね)。
 「抱き癖がつく。」と言う事で、眠っている時以外もなるべく親の手から離して寝かせた方がいいと
 言われますが、まあ赤ん坊抱っこして色々仕事は出来ませんので、それはやむ終えないわけで、
 むずかる赤ん坊を、「あやす」為に、ゆりかごはあります。日本ではあまり伝統的な民具としては
 ないみたいですね。外国には天井からぶら下げるもの、揺り木馬のような半円形のレールが付いて
 いて、親が揺するものがあります。
 「ゆりかごから墓場まで」とは、イギリス労働党が提唱した分厚い福祉政策のスローガンですが、
 最近の日本は少子化でゆりかごの方はまだ優遇されている感じですが、「初めの一歩」みたいに
 じりじりと墓場に近づいている私らの世代には、あんまり保証されていない気がします。

  まあ、こういう話題は暗くなるんでこれ位にして、「墓場」と入力すると、ことえりの過去に
 選択した例で出てくるのが、
 「墓場鬼太郎(笑)」。
 現在深夜に放映中のアニメですが、ご存知水木しげる先生の作品のアニメ化です。
 鬼太郎は、水木先生が貸本用に執筆したのが最初で、若い方は貸本というのはご存知無いでしょうが、
 本のDVDレンタルみたいなものです。昔は本が高価だったので、庶民は本を借りて読むのが普通で、
 江戸時代には風呂敷に「十返舎一九」や「式亭三馬」等の滑稽本、「太平記」等の軍記もの、そして
 もちろん、ちょっとアレなやつとかを、お得意さんに持って歩く、「宅配貸本屋」が流行しました。
 私の子供自分でも、「少年」とか「少年画報」※などをばらばらにならない様、鋲で止めた貸本を
 友達の家で読ませてもらった覚えがあります。

 ※少年は光文社発行の漫画月刊誌。「鉄腕アトム」「鉄人二十八号」の二大連載の他にも。私が
  大好きだった「ストップにいちゃん」が掲載されていた。この作品には天才野球少女が登場し、
  私の知る限りでは、この手の設定のはしりだったとおもう。名前は「馬井玉(うまい たま)」。
  後の水原勇気なんかの先駆者だが、顔はサザエさんの花沢さんタイプ(笑)。
  少年画報は少年画報社の漫画月刊誌。手塚治虫はこちらには「マグマ大使」を掲載。実写ドラマが
  懐かしい。そのほか「まぼろし探偵」「赤胴鈴乃助」。当時の漫画雑誌には小説も掲載されており、
  「少年」には江戸川乱歩の「少年探偵団」が、絵入りで掲載されていた。親に頼みこんんでようやく
  月刊誌を買ってもらえる事になった私は、やはり同じ許可を得た友人(貸本借りてた奴)と相談し
  私が「少年画報」、彼が「少年」を買い、交換すると言う条約を結んだ。最終的にどっちの家に
  置くかで喧嘩になったのは、言うまでもない(笑)。当時の漫画月刊誌は、連載漫画の話が途中で
  別冊付録に飛ぶのが特徴だった。後で別冊だけ無くなったりして、面倒な事この上なかったが、
  どうも貸本屋の要請だったらしい。
  「2冊借りてくれるから。」との事(大人ってきたない!(笑))。

 水木先生が活躍した頃の貸本はまだ印刷ものが少なく、職人が原画をトレースしたものが主流で、
 かなり原画が崩れているものが多かったそうです。紙芝居も原画を模写する職人が居て、元締が
 紙芝居屋に貸し出していた訳です。こういう職人には画家の卵のなんかも居たんでしょうか、
 結構立派な作品も残っております。
 水木しげるの名がメジャーになったのは、「墓場鬼太郎」が「少年マガジン」に連載されてからで、
 この時は子供の好みに合わない作風が不人気で、3作で打ち切りになったそうです。小学生だった
 私は、この時の連載の「手」という第一作の短編を読んでおり、戦慄すると共に、その世界に夢中に
 なりました。このときのタイトルは「墓場の鬼太郎」だったと思います。
 その後、子供向けに改作され、「ゲゲゲの鬼太郎」となり、アニメ(最初白黒でした)が大ヒット。
 今に至る。ですが、アニメも最初の頃は、結構怖い作品もあり(「幽霊バス」とか)、熊倉一雄の
 主題歌も一番いいと思います(妙にリズムがはねる吉幾三のはどうも・・・)。
 フォーククルセダーズのライブアルバム(曲間は殆どギャグ(笑))でゲゲゲの鬼太郎をやって
 おりましたが、イントロがビートルズの「ミッシェル」でした。今なら収録無理かも(笑)。
 
  今回の「墓場鬼太郎」アニメは京極夏彦大先生の音頭で実現した様ですが、貸本版が下敷きなので
 もう鬼太郎が悪い悪い(笑)。いいものはいいと言う事で、深夜のアニメ番組としては異例の高視聴率
 を記録。日曜朝の「ゲゲゲの鬼太郎」より人気が出て来ています。こっちは猫娘が結構な萌えキャラ
 で、なかなかそれなりに良いのですが(猫娘の出来としては実写映画の田中麗奈が良かった(笑))、
 「墓場鬼太郎」の猫娘(ネコ)は凄い迫力と物悲しい魅力があります。

  長々と墓場の話を書いてしまいましたが(確信犯(笑))、このゆりかご(クレードル)、見た目は
 iPod用のとか、昔のワイヤレス電話の子機充電用とかと外観は似ています。SATAの2.5インチまたは
 3.5インチのベアドライブを差し込む事で、外付けハードディスクとして使用出来ます。抜く時は
 ボタンを押す事で、スムースに抜ける訳で、これは良いですね。
 USB2.0でベアドライブを外付けHDにするアダプタは他にも売っていますが、いずれもアダプタと
 ドライブを片手にそれぞれ持って、「そーーっと抜き差し」しなくてはなりません。
 結構固いので、「そーーと」が難しく、「えいっ!」と力を入れるとピンが曲がったりします。
 ドライブには細いピンが一杯生えている訳ですから、1本でも折れたりしたら大変です。
 このSATA(前のATAも)アダプタのピンは、頻繁に抜き差しする事を想定していませんので、
 この機構は安心です。
 USB2.0だけのものと、加えてeSATAのアダプタも付いているものがあります。USB2.0接続では、
 USB2.0対応Macは全て使えます。遅くていいならUSB1.1対応のMacでも。eSATAの方はMacでは
 対応機種としてPowerMacG5のみですが、276号でご紹介した「eSATA ExpressCard REX-EX30S」を
 MacBook Proに挿した場合の動作確認が出来ていないようです。動けば最強ですね。理論値では
 現在一番速いはずです。もっともHDの転送速度がネックで、理論値は無理でしょうけど。
 まあeSATAの規格自体、それほど方言がある事もないので動くとはと思いますのが、どなたかこの
 組み合わせで確認していただければありがたいです。
 動かなくてもUSB2.0で動く事は間違い有りませんので、1000円分の冒険家募集中です(笑)。

  これからのコンピュータは間違いなくATAではなくSATAドライブ搭載ですから、SATAドライブの価格は
 下がって行きます。大容量ストレージとしては、大変リーズナブルです。
 外国製の安いDVD-Rメディアを買い込んで、どんどん焼いた方がコストは安いですが信頼性に欠けますし
 欲しいタイトルを捜すのに結構時間がかかります。
 録画したドラマ等も、コンピュータで再生すると限定してしまえばmpeg4で保存した方がファイルの
 サイズも小さいですしね。まあ必要ならそのときDVDに焼けばいい訳で。
 こういうクレードルにビデオ端子が付いていて、HDの中のDVDフォルダやmpegファイルをチョイスして
 テレビに再生できたらいう事無しなんですが(技術的にはすぐ作れるでしょうね。2万円以内で)。
 とにかくこれは、お値段の割りには使えるアイテムです。

  
 ☆クレードルタイプ HDDリーダー/ライター(eSATA & USB 2.0接続モデル)   ¥5,980(税込)
  eSATAとUSB 2.0 High-Speedの2種類のインターフェースに対応した、クレードルタイプの
  HDDリーダー/ライターです。市販の3.5型、または2.5型の内蔵用SATA HDDを、そのまま装着する
  ことができます。内蔵用HDDを、カートリッジ感覚で便利に活用することができます。
  特にeSATA接続の場合には、信号変換によるオーバーヘッドが無く、マザーボード直結に匹敵する
  高速データ転送が可能です。ハードディスクの取り外しは、「イジェクトボタン」のワンプッシュで
  行うことができます。「ワンタッチ・イジェクト機構」の採用により、ハードディスクの接続端子を
  傷つけることなく優しく取り外すことができます。
  (HDDのホットスワップには対応しておりません。)
 ☆クレードルタイプ HDDリーダー/ライター(USB 2.0接続モデル)       ¥4,980(税込)
  USB 2.0 High-Speedに対応した、クレードルタイプのHDDリーダー/ライターです。
  市販の3.5型、または2.5型の内蔵用SATA HDDを、そのまま装着することができます。内蔵用HDDを、
  カートリッジ感覚で便利に活用することができます。ハードディスクの取り外しは、
  「イジェクトボタン」のワンプッシュで行うことができます。「ワンタッチ・イジェクト機構」の
  採用により、ハードディスクの接続端子を傷つけることなく、優しく取り外すことができます。
  (HDDのホットスワップには対応しておりません。)

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  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。

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