Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 302
                          2008.8/4
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             今週のシトラス
 
  また私の昭和が終わりました。
 
  小学校2年の冬、ある朝私は膝が曲がらない事に気付き、すぐに入院。
 原因は判らなかったのですが、白血球が異常に多く、数値が安定するまで、
 約一月そのまま入院していました。
 
  本を読むのが好きな私に、父母は色々な本を差し入れてくれましたが、しかし
 私が本当に熱狂したのは、隣のベッドにいた高校生が持っていた、
 「おそまつくん」の単行本でした。
 部活中の骨折かなんかで入院していた運動部系の彼は、友人が差し入れるマンガを
 心待ちにしており、読み終えると私に貸してくれました。
 私はすぐに、この6つ子のストーリーに夢中になり、
 「おそ松から松とど松一松チョロ松十四松」と呪文のように繰り返していました。
 イヤミ、チビ太はもちろんですが、おそ松達のマドンナ、とと子ちゃんが、
 それまでの常識をくつがえして、可愛いけれど意地悪なキャラなのも新鮮でした。
 
  ある巻で、おそ松が何かを要求してトイレに立てこもるというシーンがあり、
 他の兄弟が、食事の差し入れをするのですが、それがカレーだったので、
 「お、ありがたくもないな。」というセリフがあったので、声に出して大笑い
 していた所、隣の高校生が、
 「違うよ。それは、『お、ありがた・・くもないな。」と読むんだ。」と教えて
 くれました。私は心の中で、
 「おにいちゃん、それじゃぁ間が空き過ぎだよ。さらっといかなきゃ。」と
 つぶやき、スピード感と間のスレスレの、くさくならないギャグについて、
 いつまでも反芻しておりました。
 嫌な小2(笑)。
 
  いつも時代の先端を走っていた赤塚先生。私は冬になれば必ずサークルKの
 「チビ太のおでん」を食べずには居れませんし、最近では、顔に落書きをする、
 不愉快な塾のCMが、落書きが赤塚キャラになった途端、大好きになったりして、
 「赤塚先生がテレビ見てて提案したのかなあ。」なんて、勝手に想像したり
 しました。
 癌が末期とは聞いていましたが、まさか2002年から意識が殆どなかったとは。
 私が丸の内の連絡通路を、
 「こーれーでーいーのだー。」と歌いながら歩いていた頃です。まさに
 「風林火山」並の厳口令だったのですね。
 
  手塚先生、石ノ森先生、藤子F先生を失い、トキワ荘の漫画家として、
 赤塚先生だけは、なんだかいつまでもニコニコと酒を飲んでるイメージが
 ありましたが、とうとう・・・。
 
  本当にありがとうございました。
 
  お疲れさまでした。
 
 
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           ヤドカリの貝殻 2008.8/4
 
              「好きなので」
 
  ドランクドラゴン塚地武雅の「裸の大将」を始めて見た時、
 「上手にやってるなー。」と思ったと同時に、
 「なんか違うなー。」という感じがありました。
 
  「裸の大将」と言えば、故芦屋雁乃助さんの当たり役。
 日本中の人が、山下清と言えば、ああいう人、という共通認識をもっていますが、
 本当はあんなに全国を放浪はしなかったし(この辺は水戸黄門と同じですね)、
 旅先では一切絵を描かず、施設に戻ってから、驚異的な記憶力で切り絵を描いたと
 いわれています。普通の人には絶対出来ない驚異的な記憶力だけに能力が突出した例を、
 「サヴァン症候群」と申しますが、山下画伯もそういう方だったようです。
 
  雁乃助はんの清さんは、のんびりしているけど人なつこくて、旅先で出合う人々を
 最後には魅了してしまいます。
 「有名な山下清画伯!」と判った時には、水戸黄門と違い、清さんはランニング姿で
 また旅に・・・。という心地よいマンネリが、あのドラマの神髄です。
 塚地の裸の大将も、そのあたりはかなり忠実に踏襲しており、及第点と言えますが、
 どうしても違和感があります。それは
 「僕はおにぎりがたべたいんだな。」というセリフです。雁乃助はんのは、
 「僕はおむすびがたべたいんだな。」でした。
 山下清=おむすび、は雁乃助版によってコンセンサスが出来上がっていて、なぜこれを
 わざわざ「おにぎり」に変えたのかは不明です。おそらく関係者が、
 「本当の山下清はおにぎりと言っていた。」等の情報を得て変えたのでは?と想像
 いたしますが、すでにもう出来上がったコンセンサスを、わざわざ壊す事はないと
 思います。発音してみると判りますが、固く濁った
 「ギリ」が入るより、「おむすび」の方が柔らかく、このドラマに適しています。
 
  糖尿の悪化した晩年の雁乃助はんは、ファンの差し入れのおむすびを美味しそうに
 頬張ってみせたそうですが、血糖値には悪くても、そこまで一体化した当たり役を
 持てたのは、役者冥利に尽きるといえるでしょう。
 史実に忠実を目指した石坂浩二版「水戸黄門」が支持を得られなかったように、
 おむすびでなくっちゃ、嫌なのです。
 
  そもそも、「おむすび」と「おにぎり」、なぜ二つの呼び名があるのでしょう。
 検索してみても、
 「おむすびは、関西、おにぎりは関東の言い方。」とか、
 「おむすびは三角、おにぎりは俵型(全く逆の説も)」とか諸説あります。
 形については違うと思います。そもそも自然に握れば球形になるはずで、学生時代
 京女の神髄みたいな寮母さんが喰い盛りの寮生に、
 「わたしはこれしか握らんのどす。」とまんまるな砲丸みたいのを握ってくれたのを
 思い出します。
 
  仕事が変わって一番困ったのは、昼食代が高く付く事。
 前の職場では340円(最後に物価高騰のため360円に)の仕出し弁当があり、大変に
 ありがたかったのですが、今度のビルは、そういう業者さんが入るのが難しい
 セキュリティで、近くにも安そうな店が無く、コンビニの弁当では高くて飽きるので、
 先回もご案内したように、お弁当を持って行っています。
 と言っても、弁当箱を洗ったりは面倒なので、おむすびを持って行きます。
 「まあ昼だし。」ということで、200g。
 米4合に「雑穀米」を混ぜて炊き、一気に握ります。手では熱いので、ラップを敷き
 その上に海苔一帖(「寿司のはね」という安いやつ)を縦に半分に切ったのを載せて、
 塩を振り、ご飯200gと具をいれて一気にラッブを「茶巾」の様に絞ります。
 三角でも俵でもない、ただの丸いのですが、4合だと、7個ちょと余り出来ます。
 これを一気に冷凍して毎日一個づつ持って行きますが、職場に電子レンジがあるので、
 これで温めて食べます。
 家で冷凍ご飯を解凍するときは約4分ですので、最初これでやったら酷い目に
 合いました。ひからびたみたいになって(涙)。家から地下鉄に乗って来て、
 午前中仕事をしてますから、自然解凍がすすんでおり、1分半位でいいです。
 秋から冬になると、もう少し溶けてないかも。
 
  おかか、シャケとやってみて(7日間同じ中身も飽きますが、面倒なのでこれは
 いい事にしてます)、次は何にしようかな?と思った時、
 「どうせ冷凍してるんだし、普通のおにぎりの具じゃなくていいんじゃね?」と
 思いました。
 もともとおむすびは携行食ですので、具は悪くなりにくいものを選びます。
 できたてのおむすびは熱いので、いわゆる生ものもありません。結局
 「梅干し(腐敗を防ぐ最高の具)」「シャケ」「おかか」等が普通です。
 
 「名古屋名物てんむす(実は三重の方が考えたといいます)」は、今までなかった
 「普通のおかずをおむすびに入れてしまう。」発想の先駆者だと思います。
 てんむすを知って、
 「あ、何入れてもいいんだ。」と言う事に気づいた方が多かったんでしょう。
 従来無かった、トンカツ入りなども出て来ました。
 冷凍に限定すれば、別に液状でも大丈夫でしょう(知らないで食べると、慌てる
 でしょうが(笑))。ご飯で出来たランチボックスと思えば、何だって入ります。
 
  今回はおむすびの具で見たことのない(不思議にない)、
 「卵焼き」を入れてみました。ご存知かと思いますが、冷凍して解凍した卵焼き
 (巻き玉子)は、余り美味くないので今回はあえてスクランブルエッグ状と言うより
 「炒り卵」状にしました。味付けは和風醤油味、おかか入り。
 今日一個目食べましたが、結構いけます。湿気のあるご飯に囲まれての解凍で、
 ひょっとしたらちゃんとした卵焼きもいけるかも知れません。ふわとろはさすがに
 無理でしょうが。
 
 次回は沖縄名物「ポークおにぎり」にしようかと思います。
 「チューリップ」のランチョンミートを7等分して、かるく焼いて。
 「ドライカレー」もいいかも(7日連続は・・・いやかも)。
 お弁当のおかず用冷凍食品も色々試せそうですね。
 あと面倒なので、塩は炊く時に入れてしまおうかと思います。
 「豆御飯」でレシピを検討したら、4合なら大さじ1杯位でよさそう。
 「おむすび200g」と「野菜一日これ一本※」が昼食。
 体重が2Kg位落ちました。揚げ物が多い仕出し弁当より、確実にカロリーが
 低くて栄養バランスもいいです。
 
 ※2004年夏からカゴメが発売し、以後ヒットを続けている200ml紙パック飲料。
  100円前後(88円~114円)という手軽さと、名前の通りなら野菜嫌いには
  大変有り難い栄養で、まずサラリーマンやOLに大人気。若干のトマトジュース
  感はあるが、従来の野菜ジュース(特にセロリ臭の強いもの)よりははるかに
  飲みやすく、もっと飲みやすい果汁配合のもの等も後から出たが、これが一番
  「効く感じ。」である。口コミで家庭の主婦にも広がり、今ではペットボトル
  入りのお徳用も良く売れている。家庭で売れるのは子供の栄養を考えてで、
  なぜ子供に飲ませるかと言えば、お母さんが野菜嫌いだからである。
  ネーミングの勝利とよく言われるが、こういう物を皆が求めていた事に
  気づいたカゴメの勝利だと思う。無理して高くて余り栄養のない、しかも
  ドレッシングでカロリーだけ無駄に高いサラダを食べるより、この方が実は
  身体に良かったりするのではないか?
 
  残念ながら、当初目論んだ、
 「iPhoneの維持費を捻出」は断念しましたが、諸物価高騰のおり、健全な
 食生活と、家計には貢献してくれます。良く飽きないと自分でも思いますが、
 
 「ややっぱり僕は、おむすびがすきなんだな。」
 
 
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             シェフのおすすめ
 
             「毎度おなじみ」
 
 八「どうしたい。くら~い顔して。」
 熊「なんでもねぇよ。」
 八「んなこたねえだろ。闇夜にカラスが日焼けサロン行ったみたいな顔してるぜ。」
 熊「うるさいうるさいうるさい。」
 八「おいおい、うるさい3回言うのは、某ラノベヒロインのお約束だろうが※。」
 熊「またそういう狭い突っ込みを。いやネ。おいらがなけなしはたいて買った、あれ。」
 八「iPhone買ったのか?!」
 熊「買ってねえよ。あれだよ。シャッフル」
 八「あーアップルストアで6300円で再整備品買って喜んでた翌月に、新品が5800円に
   なって再生備品が4500円になった、お前のシャッフルか。」
 熊「長々といたぶるやつだな。そうだよ。そうですよ!」
 八「どうした。盗まれたのか?」
 熊「いや、無くした。」
 八「どこで。」
 熊「部屋の中。」
 八「捜せよ。」
 熊「俺の部屋だぜ。」
 八「すまん。考えも無しに言ってしもた。お前の部屋は腐海の森だった。」
 熊「そこまで言うか?」
 八「まったく、あれほどシャッフルはちっちぇえから、専用ゼロハリバートン買えと。」
 熊「そんなもん売ってねえよ。だいいち、でっかいケースにあんなちっちゃいもん入れて、
   どうするんだよ。」
 八「いいじゃねーか。iPod Hi-Fiも入るし。」
 熊「そんな大きなもん、もって歩かねえよ。西海岸のブラザーじゃあるましし。」
 八「とにかくだ。"There is no anxiety if it prepares. "って言うだろうが。」
 熊「なんで、英語なんだよ。しかもいきなりiPhone出して、わざわざ翻訳サイト
   使うんか~~い(笑)。」
 
 ※高橋弥七郎「灼眼のシャナ」シリーズでヒロインのシャナが照れ隠しに叫ぶセリフ。
 
  なんかオチのない噺で恐縮でございますが、確かに八っあんの言う通り、
 「備えあれば憂い無し。」ですな。
 今年も猛暑。シトラスに持ち込まれる修理品にも、ハードディスク不良が増えています。
 特にノート型は暑さに弱いですね。もともとハードディスクには寿命があります。
 この機械には妙に人間っぽいところがあり、
 「まだ頑張れるかな?まだいけるかな?もうひと頑張り。はー、ダメだー。」でダウン。
 当然、暑い日は頑張りが効きません。
 なんか最近変だな?と思ったら、
 「Look before you leap.」(わざわざ翻訳サイト使うんか~~い(笑))
 バックアップがあれば憂い無し。
 今回ご紹介の外付けHD。価格を確認した毒林檎氏が一言。
 「世の中間違っとる。」
 1MB(1GBじゃござんせんぜ)1万の外付け時代(しかもSCSIでさえなくSASI)を知るものに
 とっては、まったく
 「It's incredible!」なオハナシですな※。
 
 ※今でこそ映画の題名にもなって知名度のある単語だが、昔は
  「アンビリーバボー」より知られていなかった。高校の時、美国に
  「Incredible String Band」というバンドがあって、意味を調べていいなと思い、
  彼女へのラブレターに、
  「君はincredible。」と書いたら(ひー恥ずかいい(汗))、翌日彼女に
  「あたしってこう言う人間と思ってんの?」とコンサイスを投げつけられた。
  英和辞書の「incredible」の第一義に赤線が引いてあり、そこには
  「信用出来ない。」とあった。
  投げつけたのが、重い研究社英和中辞典でない所に彼女の愛がある(遠い目)。
 
 
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  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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