Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン

 「柑橘系林檎新報」308 2008.9/26

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  今週のシトラス

  今寝室で書いています(別に臥せっている訳ではございません)。
 いつも寝室では愛用のPBG4「i・Partner」付きを布団の上でちょこちょこと
 校正などして来ましたが、寝ながら片手で入力は能率が悪い。
 ベッドサイドにデスクを、と思いましたが、ベッドと壁の間がごく狭いので、
 入りそうなテーブルがありません。捜したら、
 「子供達が小さいときに使っていた椅子」がありました。
 家の下の子は双子なので、2つあります。この椅子の背にその辺にあった長い板を
 くくり付けたら、ちょうどいいサイズだとわかりました。
 今その上に鞄を置いて、さらにi・Partnerを敷いたPBG4を置くと、鞄がクッションに
 なって、ベッドに座って、PBG4のパームレストに体重をかけても、楽に入力出来ます。

  ところでこの椅子、落書きがしてあります。それぞれの名前と、
 「あかばすB」と。
 幼稚園の送迎バスですね。バスごっこをしたのでしょう。
 10年以上前の息子達。
 こういうのって、おとうさんはぐっと来ちゃいます。
 そう言えば、こんな事も・・・。

  叔父が亡くなった通夜の席で、私が思い出していたのは、叔父が私より年少の
 従兄弟の為に誂えた子供自動車でした。
 当時三輪車は一般的でしたが、足で漕ぐ子供自動車は高価で、私も買ってはもらえ
 ませんでした。従兄弟が生まれたのは多分東京オリンピックの数年後ですので、
 私の幼少の頃よりは世間は豊かでしたが、倹約家の叔父は、今で言うリサイクル店で
 中古を入手して、綺麗に塗り替え、当時ホンダF1が活躍した時代だったので、
 日の丸でも先端に書きそうなものですが、

 「覚えてるかい?林檎がかいてあったねぇ。」

 いいおとうちゃんになっている従兄弟は、顔を抑えて泣いていました。
 子供が出来て、初めて判る事もありますねえ。


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  ナゴヤからの手紙 2008.9/26

   「商業写真」

  まずはお詫びから(汗)。先号のタイトル、
 「ヤドカリからの手紙」になっておりました。混ざってるがな(笑)。
 どうも最近(前からとも言う)、小さなミス、見落としが多く、仕事でも顰蹙を
 買っております。若い事から雑な私ですが、最近とみに多い様で。しかしながら
 中高年が人口の多くを占め、労働力として頼らざるを得ない、これからの時代を
 考えると、多少のミスは笑って許す社会であって欲しいと思います。
 (言い訳終了(汗))。

  さて今回のお題ですが、知人が喫茶店を開業いたしました。
 このメールマガジンでの宣伝は本意ではありませんので店名は申しませんが、
 国際センタービルの近くで、ビルで働くサラリーマン、OLさんと、円頓寺商店街※
 近くと言う、地元の皆さんもお客様として見込める、いいロケーションです。
 古い店舗を上手に改装して、いい感じの喫茶店になりました。
 知人は普通の主婦のはずだったのですが、何処で修行したのか、パンとかケーキ
 などを器用に手作りし、メニュー全て手作りのカフェとして、8月の開店以来
 そこそこの客入りがある様です。最も開店当初というものは、
 「○○ちゃんが店開いたげなで、いったらにゃ。」という名古屋人の互助精神が、
 ありますので、油断は禁物です。
 もう少し宣伝したい所でしょう。

 ※大須と並んで名古屋で一番古い商店街。城下町名古屋が出来た時から既にある。
  大須が大須観音と万松寺の門前町であるように、円頓寺(えんどうじ)という
  寺の門前町として栄えた。大須が電気街→オタクの街。古着の街→不思議系
  ファッションの街として、見事に変身したのに対して、円頓寺商店街は名鉄
  瀬戸線が地下化=栄町乗り入れで近隣駅廃止、市電廃止により、交通の利を
  失い急速に衰退し、「シャッター商店街」化している。近年はその寂れぶりが
  逆に幸いして、休日など近くの四間道(しけみち。火災を防ぐため家屋間を
  四間=約7mに藩主が定めた、当時としては超広い街路)と共に散策者が多い。
  にもかかわらず、休日の商店街はシャッターが閉まり、大須には行く名古屋人も
  円頓寺には足を伸ばさず、円頓寺といえば
  「中日ドラゴンズ優勝の際熱狂するファンの中継」以外覚えがない状況である。
  大林宣彦監督の次回作「夢の川(仮題)」は、堀川界隈を舞台にするらしいので
  円頓寺も人気挽回が期待されるが、名古屋市はマジで、東京みたいな水上バス
  (デザイン博の時、一部運行)を検討して貰いたいものである。

  最近はタウン誌やグルメ系のwebなどが多いですから、そういう取材は積極的に
 受けいれている様ですが、その際店のHPが無いのは辛いところ。
 ここの店主とは家族ぐるみのつきあいなので、うちの子供が
 「おばちゃん、ホームページ作ったるわ。」と請け負ったようで、ならば
 「じゃ写真はあっしが。」と自薦したわけです。
 店主の息子さんは将来を嘱望される日本画家なので、本当は商品も絵の方が
 ふさわしいのですが、制作に忙しいとのことで、それまでの繋ぎになれば、
 というわけです。

  お話が決まってから、なんだか嬉しくてしょうがありませんでした。
 自分の写真ブログも更新が止まり、仕事と家事で一日が終わる毎日で、体調も
 あまり思わしくなく、写真どころでは無かったのですが、こう言う目的があると
 燃えますね。でも、商品写真ってとった事がないのです。
 シトラスの商品の写真を撮っているT氏の持論は、
 「自然光に勝る者無し」で、私も本当にそう思います。
 ライトセットとか、組み立て式のミニスタジオなどもありますが、光源が近いと
 いうことは、それだけ光の当たり方が複雑になります。
 ライトは影が出ない様加減が出来ますが、お陽さんの光で影がでても、それは
 それでええやん。と思うのです。
 ISO(昔はASAでした)が10とか、20という時代の写真は、写真館でマグネシウム
 燃やす以外は、太陽の下でしか撮れなかったのですから、やっぱり写真は
 「一夜明ければドピーカン※。」ですね。

 ※大橋巨泉司会のテレビ番組「11PM」はゴルフ、麻雀、競馬、釣りといった、
  「遊びを番組にしてしまう。」という高度経済成長時代の象徴的番組だった。
  ゴルフの取材などで、前日からタイアップしたホテルに乗り込み、豪華な
  食事、アシスタント女性(巨泉曰く「仕込みのナオン」)のお色気入浴、
  バーでの夜景と続いて、翌日冒頭のセリフがこれ。

 今回カメラはデジタル一眼のPENTAX *istD、銀塩は久々にライカM3。レンズは
 ペンタがリコーのXR RIKENON 2/50mm。ライカはもちろんSumicron 2/5CMです。
 50mmにこだわったのは、商品を無駄に強調しないため。
 ズミクロンは私の宝物(私と同じ1954年製)ですが、リケノンも侮れません。
 リコーがXRシリーズと言う普及版一眼レフの「おまけ」みたいにつけた、
 安い50mmレンズですが、素性は日本版コンタックスレンズを手がけた
 長岡光学製らしく、その後その驚異の描写力に世界中でファンが増え、
 発売当時の価格を現在の中古価格が大きく上回る(といっても美品で3万円位)
 お宝レンズです。今でも、田舎の質屋とかで、「レンズ付きのXR」として
 1万円位で出ていたりします。私は某カメラ店の委託で3500円で買いましたが
 「いいの?」と聞いたら、店員が、
 「まあ、こう言う事もあるって事で(苦笑)。」と(何を良い話を(笑))。
 こういうレンズがデジカメで使えるのが、ペンタの嬉しい所です。

 PENTAXでまともに写真を撮ったのはこのメールマガジンでも掲載した、
 「今池BottomLine」のライブの時。カメラを落としたときです(涙)。
 ライカに至っては、フィルムを入れたのが、桜満開の頃。
 フィルムから買いに行かなければなりません。

  フィルムは現在受難の時を迎えています。
 コニカミノルタが撤退。フジとコダックは銀塩フィルム存続を言及していますが
 家庭用で銀塩カメラを使う人は殆どいなくなり、残るのはプロや趣味で写真を
 撮るハイアマチュアに限定されます。つまり安いフィルムは無い訳で。
 ネガはモノクロが残るでしょう。暗室と引き延ばし機を使う写真趣味は王道と
 言えるからです。カラーはポジ(スライド)フィルムしか残らないのでは
 ないかと思います。

  久々の休日。撮影前にトップカメラによって、フィルムを買いました。
 お目当てはフジのVelbia。もう唯一といっていいと思いますが、ISO50という
 低感度・高品質のポジフィルムがラインアップにあります。
 これ位になると、日中でもレンズを開放に出来るので、ピントのあって
 いない部分のボケ味が楽しめるわけです。
 残念ながら、1本売りは売り切れだったので、コダックの一番派手な発色の
 ポジフィルムE100VS(ISO100)にしました。ちょっと前まで民生用で、
 「コダック ダイナハイカラー」という絵はがきみたいな鮮やかさのある
 大好きな安いフィルムがあったのですが、もっと高品質に派手なのがこれ
 らしいです。E100VSやVelbia辺りになると、デジカメには望めない質感と発色が
 十全に楽しめます。

  準備万端、開店直後のお客がいない時間を見計らって、店の外にテーブルを
 出し、メニューを撮影しました。
 限定10食、900円のランチを撮影していると、手をつないだカップルが来ました。
 黒板と、現物を見ながらひそひそ話しています。

 「見せもんじゃねえんだ。どいたどいた。」とは言わず(そりゃそうだろう)。
 「もう開店していますよ。ちなみに今日の限定ランチはこちらです。」と
 営業してご案内してしまいました。きっとご満足いただけたと思います。

  次がちょっと小腹が空いた時に注文する、
 「パレット」という小さなオープントーストサンドが8種のもの。店主が、
 「失敗した。お客さんにも『今時コンビニのサンドイッチでも250円位するのに
  そんな安くていいの?』と言われる。」という550円。
 それから、ケーキとプチサンドが綺麗に盛られた(英国っぽい)お茶のセット。
 これは1300円。午後のお楽しみとしては嬉しい価格です。

  というメニューを撮影し終わった頃にはお腹いっぱい(撮影後はスタッフが
 美味しく頂きました(笑))。午後のお茶セットはお茶だけにしました。
 フィルム代と現像代で2000円弱かかりましたが、デジカメだけで撮影しない
 のは、こちらの都合ですので請求は出来ません。まあ美味しいものをいっぱい
 食べたので、いい休日の使い方でした。

  ホームページ用の写真はトリミング等かなり加工しましたが、店の外観や
 ちょっと散歩した時の写真は、秋の好天の気持ちが良く乗っています。
 ズミクロンも、リケノンもやっぱり凄いレンズです。
  
  もう少し写真を撮らなきゃな。と思い、蓋が割れた(バッテーリーケースも不調)
 *istDを修理に出しました。1ヶ月位かかるとの事で、
 「寂しいな・・・。」と思いましたが、よく考えたらそれぐらいたたないと
 修理代貯まらないや(汗)。


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  シェフのおすすめ

  「入荷しました」

  かなり前(3月頃でしたか)ご紹介した事のある、SATAハードディスクをiPodの様に
 差し込んで、外付けUSBハードディスクとして使う、「クレードル」ですが、
 今シトラスにあります(売れてなければ)。
 今回改めてしげしげ見ましたが、ハブにもなったりして、良く出来ています。
 ベアドライブを記憶メディアとして使うのは、大容量の環境を一辺にしまえると言う
 点で、とても優れていると思います。
 動画を一杯ためたい人には最適ですし、最近のSATAドライブの値段を考えると、
 とてもリーズナブルです。
 こうして保存されて行くデータは、ディスクを回さないとは言っても、データ保存の
 手段としては、絶対安全とは言い切れませんが、光ディスク系のデータ消失の恐怖に
 比べると、なんか頼もしく感じます。

  何よりも安心なのは今使っているMacの環境と同じ容量のドライブを用意して、
 純正のディスクユーティリティーの「復元」機能で完全なバックアップを取れる事。
 「TimeMachines」という無敵の機能がある現行MacOSXですが、それでもこう言う、
 転ばぬ先の杖は、何本あってもありがたいです。
 今日もiMac「ボンダイ」に入っていたハードディスクがまだ何とか生きていますので、
 外付ケースに入れて当時のデータを拾いましたが、やはりそのものが保管してある
 と言う事は大変便利です。

 DVD-Rのメディアも大変安くなり、今私が使っているのは、15円!/1枚という、大変な
 安物ですが(検証の度にエラーが出るくせに、DVDプレーヤーでもちゃんと再生出来る
 怪しいもの)、やはり所詮4GB。ブルーレイが本格的になっても、今時250GBが最小
 だったりするSATAの余裕にはかないません。

  一家に一台のおすすめです。
 特に店頭においでになれる方は、是非実際にご覧下さい。
  


 ★クレードルタイプ HDDリーダー/ライター(USB 2.0接続モデル)  ¥4,980(税込)

  USB 2.0 High-Speedに対応した、クレードルタイプのHDDリーダー/ライターです。
  市販の3.5型、または2.5型の内蔵用SATA HDDを、そのまま装着することができます。
  内蔵用HDDを、カートリッジ感覚で便利に活用することができます。
  ハードディスクの取り外しは、「イジェクトボタン」のワンプッシュで行うことができます。
  「ワンタッチ・イジェクト機構」の採用により、ハードディスクの接続端子を傷つける
  ことなく、優しく取り外すことができます。
  (HDDのホットスワップには対応しておりません。)

<http://www.yamakitsu.co.jp/cgi-bin/WebObjects/citrusCart?keywords=%83N%83%8C%81%5B%83h%83%8B&lr>



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  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。

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 株式会社やまきつ
      テクノポートシトラス
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 TEL 052-979-6610  FAX 052-979-6615http://www.yamakitsu.co.jp/cgi-bin/WebObjects/citrusCart?keywords=%83N%83%8C%81%5B%83h%83%8B&lrhttp://www.yamakitsu.co.jp/cgi-bin/WebObjects/citrusCart?direct=nMMhttp://www.yamakitsu.co.jpshapeimage_2_link_0shapeimage_2_link_1shapeimage_2_link_2