Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」313 2008.11/8
 
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  今週のシトラス
 
  このメールマガジンで、彼の事を初めて紹介したのは、昨年の7月の
 事でした。もちろんアメリカ政治界の新星として、彼の事を知っている
 人は既に多かったのですが、
 「本当に黒人が米大統領になるのか?」については、時期尚早ではないか?
 と思っていた人が多かったのです。
 彼の事を詳細に知る人も少なく、私も彼の奥様が白人と、間違った事を
 書いています(お詫びして訂正します。白人とのハーフであるオバマ氏より
 由緒正しい生粋の黒人の女性弁護士さんなのですね)。
 
  日本にいると、まるで元オリンピック選手を立候補させるような気軽さで
 目新しさと、非白人層の支持を当て込んでオバマ氏を擁立した様に思いますが、
 彼の人柄と、祖国新生への決意にあふれる彼の勝利宣言を聞くと、アメリカ
 国民が、戦争と経済悪化の国難に際して、より良い選択をした事が、はっきり
 わかります※。
 
 に勝利宣言全文が掲載されている。歴史に残る名演説だと思う。
 
 106歳のアン・ニクソン・クーパーさんを初め、近来稀な程多くの国民が
 この選挙に投票しました。
 オバマ氏に投票した人もマケイン氏に投票した人も居ましたが、みんな
 驚く程まじめに、政治を考え、
 「Yes We Can」を信じているのです。
 この国の人々は、せいぜい
 「汗をかく」のが政治家の仕事だと思っている肥満体政治家など
 求めていません。
 
  おりしもNHK大河ドラマ「篤姫」では、玉木宏演ずる坂本龍馬が最後を
 迎えました。司馬遼太郎の「龍馬が行く」では、
 「龍馬を天が日本のために遣わし、また取り去った。」という意味の事が
 語られていましたが、今まさにアメリカが、地球が、オバマ大統領を必要と
 しているのかも知れません。
 彼の政策が本当にうまく行くかどうかは判りませんが(うまく行くはずが
 ないという視点で、反対派は批判しています)、彼の言っている事には、
 今のところ共感出来る方が多いと思います。
 
  「オバマ氏が龍馬や、リンカーンや、ケネディや、キング牧師と
   同じ運命を辿りません様に。」と
 人類のため、それぞれの神仏に祈ろうではありませんか。
 
 
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  ヤドカリの貝殻 2008.11/8
 
  「健康を喰う」
 
  渓流のせせらぎを聞きながら、美濃路の旅荘にて(嘘)。
 
 満更、全て嘘と言う訳ではないのです。この原稿は岐阜県の某地方都市の
 ビジネスホテルで書いております。
 2週間の出張なのですが、そんな長期の泊まりは家庭の事情もあり、
 とても出来ない。と断ったのです。ところが通いでいいからと、
 名古屋市営地下鉄鶴舞線
 名鉄犬山線
 JR高山線
 を乗り継いで、はるばる1時間半電車に乗って(通勤時間total 2時間!)、
 通っております。特別に11時~20時のシフトでお願いしておりますので、
 普段と同じく家族の夕食を用意してから出勤するのですが、土曜だけは
 8時~17時のシフトなため、金曜に家に帰ってから、4時間位しか寝られず、
 家族にも特別に頼んで、金曜だけ泊まりにしています。
 こういう長距離通勤は、東京に勤める人が郊外に一戸建てを建てようと
 すると当たり前なのだそうですが、私には初体験で、2週間乗り切る
 ためには体調維持に心がけたいと思っています。
 
  まずはバランスよく食事する事と思い、サラダなど取る様にしており
 ますが、仕事が終わった後の夕食では、つい簡便なおにぎりなどに
 なってしまい、今回ゆっくり出来る金曜の今晩は、バランスを考えて、
 今回の勤務地近くにある、
 「○○食堂(○○には地名が入る)」というチェーン店に行きました。
 このチェーンは東海地方の各地に展開しており、「○○支店」という代りに
 地名をそのまま屋号にしてしまいます。ちなみに家の近所には、
 「天白食堂」があるのですが、全て同じスタイル。
 おかずをトレイにとり、最後にご飯と汁。そしてお会計というスタイル。
 似たような形式のチェーンだと、
 「The めし屋」というのも多くなりました。
  この手のお店の注意点は、つい多く取りすぎる事で、今晩も
 サバ塩焼き
 野菜のおひたし
 みそ汁
 小ライス
 名物卵焼き(注文受けてから焼くスタイル)
 で、700円近くになってしまい、予算オーバーでした。
 
  取りすぎると言えば、バイキングですよね。女性に皆様方に人気の、
 「ケーキバイキング」など、私、一生近づけない危険ゾーンです(笑)。
 ところが先日、極めて健康的なバイキング(食べ放題)に行ってきました。
 
 「風の葡萄」
 
 この店、名古屋では有名で、ちょっと小じゃれたこの名前よりも
 母体の、三重県伊賀市にある農業企業体「もくもくファーム」としての
 方が有名です。
 
  鳴り物入りで登場した、栄のファッション・食堂ビル
 「ラシック」では、各地の名店を集めた事で開店以来繁盛しています。
 今はロビーに、
 「三才※」の駅看板がありましたので、3周年な訳ですが、さすがに
 かなり淘汰され、
 南知多「まるは食堂(巨大海老フライ)」
 矢場町「矢場とん(みそかつ)」
 大阪「せんば自由軒(独特のまぜちゃうカレー)」
 などは健在ですが、後は随分撤退したようで、入れ替わりがある
 ようです。
 
 ※長野県長野市にあるJR信越本線の駅。駅名にあやかって三歳(三才)を
  迎えた子供を連れてくる観光客が多い。そのため当駅の入場券と
  内房線千歳駅入場券をセットにしたものを発売している。
 
  その中で、相変わらずの集客力を誇るのが、
 「風の葡萄」という訳です。
 ここの売りは、自社農場の食材を使った、野菜中心のバイキングで、
 いかにも体に良さそうです。
 制限時間がない(太っ腹!)ので、後から来た人は並ぶしかない訳で、
 予約も可能なのですが、指定時間に参加者全員が集まらなければ、
 予約出来ない(ムカっ腹!)仕組みなので、参加者の一人が仕事で
 遅れる我々は、並ぶのを覚悟しました。
 
  幸いにも6時過ぎには全員揃ったので、7階まで急いで上り、店の前に
 行って見ると少しだけ列があり、我々は何とか席を確保出来ました。
 「何だ。花金なのに、たいした事ないじゃん。」と思っておりますと、
 その後買える事には、フロアは順番待ちの人で溢れておりました。
 野菜を中心にしたメニューなので、ヘルシーな感じがしますが、その辺は
 主夫をやっておりますと、野菜を美味しくするためには往々にして、
 油分を多く使います。でも、トレイを持つ手が止まりません(汗)。
 
  この夏は食が細くて参りました。体重が減るのはうれしいですが、
 体調が悪くなってしまいます。
 今回久々の食べ放題でしたが、夏の小食のせいで、胃が小さくなって
 いたらしく、余り食べられませんでした。
 その後順調にリバウンドしており(汗)、今ならもう少しいけたかと
 思いますが。
 ついでに旧友との再会を祝って、一年ぶりに禁酒を解き、地ビールを
 グラス半分位飲んだらますます変になり、せっかくの満腹の「快感」が
 かなりスポイルされてしまいました。
 食物繊維は大量に摂取できたので、翌朝の「快(以下略 スンマヘン(笑)
 
  このバイキング、夜は2300円とそれなりですが、昼は1800円なので
 結構いいんじゃないかと思います。あ、
 ランチに1800円使うより、ディナーに2300円使う方が抵抗がないかも
 しれませんね。
 並ぶのが嫌な人は、座席のキャパ(80席位?)の一巡目が埋まるまでに
 駆けつければいいでしょう。
 紹介してくれた同行者は、
 「前はもっと美味しかった気がする。」と言っていましたが、私には
 充分結構でございました。
 開店当時はもっと混んでいて、随分並んで入ったそうで、
 期待感とペコペコ感が、そう感じさせたのかも知れません。
 「空腹は最高のスパイス」と佐久桜※も言っております。
 
 ※桃ヶ丘音学大学在学中のコントラバス奏者。実家は貿易商を営む
  大金持ちであったが、ヴァイオリン収集が趣味の父親が、
  「呪いのヴァイオリン」を入手してしまい、一挙に極貧生活に。
  のだめが転んで砂にまみれた弁当を食べようとする時に、この台詞を
  つぶやいた。(出典:のだめカンタービレ)
  ちなみにTVドラマ版の佐久桜は原作よりも沢山出番があるが、桜役の
  サエコは、正月のスペシャルには登場しなかった。
  結婚・出産・育児のためと思われる。彼女の結婚は一部掲示版で、
  「呪いの出来婚?」と疑われたが、ご主人のダルビッシュ有の
  その後の安定した活躍を見ると、その疑惑は晴らされたと言える。
 
 
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  シェフのおすすめ
 
  「百花繚乱」
 
  美しい12人の女優が揃って登場する資生堂TSUBAKIのCMは本当に目移り
 する作品です。最近読んだ「七姫物語※」にも美しい7人の姫が登場しますが
 性格が全く違うこういう美人が揃うのは、まさに
 「百花繚乱」の正しい用法でしょう。
 この言葉はどういうところで最初に使われたのか判りませんが、日本語で
 「咲き乱れる」という言葉に当てはまります。花は別に
 「乱れ」たりしないと思いますが、いろんな種類の花が一カ所で咲いている様を
 表します。人生幸朗師匠のネタに
 「四季の花々が咲き乱れ、ってどこの世界に春の花と秋の花が一緒に咲いとる
  城下町があるっちゅうねん。責任者出てこい!!」というのがありましたが、
 とにかく次々と素晴らしい才能が現れる様を表すようです。
 
 ※「七姫物語」高野和 電撃文庫 現在シリーズ5巻を数える当作品は、作者の
  1年強で1巻と言うラノベ作者としては驚異的な遅筆にも関わらず、熱心な
  ファンに待望されている。酒見賢一の「後宮小説」を彷彿とさせる、本作は
  「仮想東アジア風世界」を舞台とした政治小説であり、魅力的なキャラクタ
  多数出演ではあるが、恋もときめきも萌えもないこの小説を、
  「第9回電撃ゲーム小説大賞」に選ぶとは、電撃文庫も懐が深いと思う。
 
  Appleが最初のMacintoshコンピュータを発売したとき、ご存知の様に
 モニターは9インチの白黒でした。
 一般的なグリーンモニタ(と言うのがありました。事務機の世界でしたね。)
 のなかで、白地に黒文字のMacのモニタは驚きの解像度でしたが、大きな
 画面をこの9インチに縮小するという思想ではなく、まるで海女さんの
 水中眼鏡の様に狭い枠の中で、広い世界を覗き込み、隣を見るにはスクロールと
 いう、不自由な環境でした。
 
  その後Macがカラー化された時、Macのモニタは有名な
 「WYSWYG(What You See Is What You Get)」の思想を持っていましたので、
 当時欧米の標準だった(日本はまだB4が標準だった)A4版の印刷結果が、
 そのままの大きさで画面に出る様に13インチの大きさを必要としました。
 VGA640×480の72dpiでこのモニタに表示すると、もちろん縦幅は足りない
 のでスクロールが必要ですが、横幅にはA4の印刷範囲が納まります。
 Appleは当時のブラウン管メーカーの中から、トリニトロン管のソニーを
 パートナーに選び、当時モニタがカラーであると言うだけで大変なステータス
 でしたが、美しい発色、解像度の高さは、当時の他社コンピュータとは全く
 次元の異なる製品でした。
 この有名なApple13インチモニタと、フロッグデザインによる、
 Apple Macintosh IICi、IICx、そしてQuadra700と続くMac。
 そして純正LazerWriterはちょっと高すぎるので、HPのDeskWriter。
 というのが当時のパーソナルユースMacの憧れでした。
 最初の頃はこの組み合わせで100万円程。私がようやく手に入れた末期でも
 30万円近かったですから、思えば今のMacは安いです。
 
  Macintosh II以降のMacの歴史は、まさに極彩色の歴史。他社PCの
 価格競争に伍してモニタの質を落とさざるを得なくなった低迷期を除き、
 常にMacのモニタは最高の視覚環境を提供してきました。
 液晶の時代になってからも、Studio DisplayやCinema Displayはその美しい
 デザインと高性能な画像再現で、まさに百花繚乱の世界を紡ぎだしてきました。
 当時のAppleモニタはADC(Apple Display Connector)という電源供給や
 USBまで一本のケーブルで繋ぐ独自のコネクタ規格を採用していましたので、
 この美しいモニタにWindowsPCを接続するためのDVI→ADCの結構高い
 アダプタまで販売していました。
 
  その後時代の流れには逆らえず、DVIを再び標準とする様になりましたが、
 今回の新しいモニタはまた独自の規格を採用しています。
 Mini Display Portと呼ばれるこのコネクタは、新しいMacBookに搭載されて
 おり、今度の新しい24インチモニタを使いたければ、新しいMacBookを購入
 するしかありません。
 そうまでしてこのモニタが欲しい理由は、やはり最先端のLED液晶を採用
 した、まさにAppleらしいモニタであるから。ということでしょう。
 「液晶プロジェクタ」と言うものがある事でも判る様に、カラー液晶モニタは
 光の三原色を組み合わせて、後ろから透過する光によりカラーを再現します。
 プロジェクタの場合は強い光源を用いてスクリーンに投影しますが、直接
 光源を見る液晶モニタの場合は、光源はぶっちゃけ蛍光灯です。
 ご存知の様に蛍光灯は細かいサイクルで点滅しています。安定させるために
 インバータという装置を用いますが、光源が蛍光灯ではなくLEDであれば
 非常に安定し、消費電力も少ない液晶モニタが出来るはず。
 白色LEDの開発により、この液晶モニタは実現しました。
 その素晴らしい「百花繚乱」の世界は、実際に体験していただきたいと
 思いますが、Appleは常に新しい技術を率先して取り入れる体質を持って
 います。
 
  これだけのモニタをWindows PCでも使ってみたいと思われる方も
 多いかと思いますが、AppleはADCの時の様に専用とし、さらに従来の
 Macでの使用さえも拒みました。
 この戦略が正しいのかどうかは判りませんが、Appleがかつての自信を
 取り戻しつつある事は確かだと思います。
 ただ今回の電源やUSBを供給するモニタは、
 家に戻り、
 鞄からMacBookを取り出してデスクに置き、ディスプレイから出ている、
 Mini Display Portケーブルと、
 USBケーブルと、
 MagSafe電源アダプタをMacBookに接続して立ち上げる。という動作が要り
 Appleの今まで主張して来た「スマート」とはやや離れます。
 iPodコネクタや、Duo Dockコネクタに比べると、「クール」さが
 足りない様に思えます。
 
  もう一つ、いみじくもAppleのページでのこのディスプレイの写真を見ても
 明らかですが、MacBookとこのディスプレイを接続する場合、ノート側の
 モニタも開けておかなければなりません。
 高性能なIntel Core2 duoはもちろん、PowerPCの時代から、Macのノートは
 蓋を開けて放熱する事を前提に設計されています。
 サンダーバード2号のコンテナの様に、閉じたまま格納可能なDuo Dockの
 ようにはいきません。
 
  というような、ほとんど僻みのような指摘をしてしまうほどに、
 このディスプレイとMacBookの環境には嫉妬してしまいます。
 いよいよ発売間近です。
 
 ☆Apple LED Cinema Display(24インチ)      ¥98,800(税込)
  Apple LED Cinema Displayがあれば、あなたのMacBookがあっという間に
  デスクトップコンピュータに変身します。
  3つのコネクタで、接続は簡単そのもの。
   MagSafe電源アダプタでMacBookを充電。
  新しいMini DisplayPortコネクタが、外付けディスプレイの接続をさらに
  簡単でスピーディにしてくれます。
  さらに、USBコネクタを経由して3つの内蔵 USB 2.0ポートに周辺機器を
  接続できます。
  また、内蔵iSightカメラ、マイクロフォン、スピーカーシステムが本格的な
  デスクトップ環境を実現します。
  アルミニウムとガラスでつくられた LED Cinema Displayは、
  新しいMacBookファミリーの理想のパートナーです。
  * Mini DisplayPortを搭載したMacBook、MacBook Air、MacBook Proのみ
   使用できます。
 
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  パソコンレスキューはじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
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