Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」342 2009.6/30
 
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  今週のシトラス
 
  梅雨ですねえ。
 北海道にお住まいの方には梅雨がないそうで、羨ましい事です。
 昨日も何とか曇天だったので、満喫で現実逃避しようと思い、
 カブで出かけたは良いですが、帰りは土砂降りでした。
 おまけに目当ての雑誌(読んでないローゼンメイデンの掲載された
 ヤングジャンプ28号)だけが見当たらず、満喫の本を万引きする様な
 輩は居ないだろうと思いますが(自分の幸福を奪ってどうする)、
 なんか陰謀を感じます。
 
  冷蔵庫はなんとか駆動中(要:半月に一度の手動霜とり(笑))、
 ところが今度は乾燥機が壊れました。
 外に干せない事情があり、部屋干しと乾燥機に頼る洗濯ですが、
 部屋干しも臭う季節になり、なかなか洗濯問題は頭が痛いです。
 もう年代物の乾燥機で、一度修理をした時に、サービスセンターで
 「ああ、まだなんとか部品がありました。」と言われたのが5年前。
 もう駄目でしょうねえ。買い替える金もないし、頭の痛い事です。
  
 
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  ナゴヤからの手紙 2009.6/30
 
  僕の住んでる街は、名古屋の周辺にある住宅地。
 今はれっきとした名古屋市だけど、以前は
 「愛知郡天白村」
 高校の時、郵便局の年賀状配達のアルバイトをしたんですけど、
 この宛名で、郵便物を配った事があります。
 もちろん子供の頃にはすでに名古屋市に編入されており、当時は
 「昭和区天白町」でした。
 「となりのトトロ」に出て来る小学校そのままで、のどかな田園地帯
 でした。
 クラスは一学年1クラスしかなく、なぜだか6年だけが2クラスと
 なっており、6年は1クラス20人未満で、教育委員会の人が来ると、
 「あー今日は欠席が多いなあ。」なんてごまかしていたらしい。
 
  僕が高学年の時に大きな県営団地が出来て、学校は急に大きく
 なった。卒業の時はフル定員の3クラスだった。そのころ
 「天白区」というのが出来たと思います。
 交通手段は市バスで、県営団地だったせいか、市バスが来るのが
 少し遅れ、運転免許試験場がきてから市バスが来た様な気がします。
 元々の村の中心地には名鉄バスが通っており、豊田方面に走っていた。
 村には昔からの商店街があり(映画館もあった!)、団地の人も
 最初はそこまで20分程歩いて買い物をしていたが、ほどなく団地に
 スーパーマーケットができました。
 スーパーはダイエーが日本最初と言うが、品物を勝手に籠に入れ、
 レジで支払うやり方は、子供の僕たちには新鮮で、村の駄菓子屋で
 婆さに
 「触ったら買わなかんよ!(万引きを極端に警戒してた訳(笑))」
 と言われていたガキどもは、面白がって自転車で日参しました。特に
 「300円以内」と決められていた遠足の菓子の買い出しには、
 「68円」とか端数な価格設定のスーパーは魅力で、必死で暗算しながら
 籠に入れていました。小学生って、そういうとこ妙に生真面目(笑)。
 
  旧街道の店は今は殆ど閉まっています。一本北のバイパス沿いに
 地下鉄の駅が開通し、いくらかにぎやかな商店街が出来ました。
 大学のとき、里帰りしたら地下鉄が開通しており、
 「田圃がない・・・。」と愕然とした覚えがあります。
 
  さて、村落から団地へのバス道は、団地が出来るまではほとんど
 誰も通らない山道で、子供達が四季折々に、
 つくしを摘みにいったり、
 蛍をとりにいったり、
 ため池で勝手に泳いで溺れ死んだり(年に一度はそういう事が(汗))、
 やんまをおいかけたり、
 誰も知らないカブトムシとり穴場にこっそりいったり、
 マムシに出くわして命からがら逃げたり、
 
 ま、色々あったのですが、すっかり整備されて両側には店もでき始め、
 市場も出来、スーパーももう一軒。食べ物屋も数件。免許更新の為の
 写真屋さん。本屋さんにパン屋さん。メガネ屋さんに時計屋さん。
 靴屋さんに花屋さん。もう
 「地方の商店街セット。」みたいなのが、一遍に出来た訳です。
 
 あれから30年以上。今の様子はというと・・・。
 団地のスーパーは廃業し、コンビニに。
 途中のスーパーもなくなり、今度マンションになるらしい。
 レンタルビデオ店も潰れ、コンビニに。
 市場はとっくの昔に無くなり、駐車場。
 
  食料品を売る店は、駅前や、大駐車場のある安売りスーパーに
 完全に客を取られ、専門店は駅前に移動。
 後は喫茶店や、そこにしかない様な物を売る店が細々という感じ。
 食事のできる店も本当に減りました。
 常連だけを相手にしてそうな寿司屋と、最近出来た脱サラっぽい
 和食屋。
 店がくるくると変わって行くのもこの通りの特色で、おそらく
 テナントは安いのだろうとおもうが、出来てはつぶれしています。
 出来ては潰れながら、徐々にシャッター街化していく。
 
  定点観測的にあるお店を見てみましょう。
 ここは駅と団地の中間辺り。朝は楽々駅まで自転車で走り抜ける
 団地の人々が、帰りはふぅふぅ言いながら、上り坂をこぐ。
 あるいは既に諦めて自転車を押しながら登る。
 その途中にあった喫茶店。
 子供だったので入る事はなかったが(当時高校生でも近所の喫茶店に
 入るのは不良扱い(笑))、コーヒーの専門店で中々繁盛して
 いました。
 名古屋に多かった、焦げ茶を基調とした喫茶店※。濃いコーヒー。
 モーニング付き。豆がおつまみにでる。インベーダーゲームがある。
 店主が常連とドラゴンズの話。というような、名古屋ならどこにでも
 ある店だったと思います。
 
 ※所謂「純喫茶」。その昔、「カフェー」と言えば、美人の女給
  (ウェイトレス=ホステス)を置き、酒類を供して風俗まがいの
  こともあったと言う。これに対して、コーヒーを飲ませる事に主眼を
  おいた店を「純喫茶」と言った。芸技遊びをさせる所を「茶屋」と
  言うのに対し、茶菓を供する(現在のメイド喫茶的な顧客も集めた
  そうだが)のを「水茶屋」と言ったのに似ている。名古屋は純喫茶
  が多く、この中から成功して店舗を増やしたのが、コメダである。
 
  店主が老齢で辞められたと思う。亡くなられた様な気もします。
 その後新しい喫茶店になったが、続かず、
 「丹波屋」になりました。
 出来た頃は結構繁盛したが、所詮おはぎと言う物は毎日食べたいと
 言う物でもないでしょう。しばらくして店を閉めました。
 その後はなかなか開店せず、一時は健康器具の店となり、
 なんかお年寄りが並んでいた気がします。
 健康器具を買う為ではなく、なんか無料でパンをくれるとか?
 とにかくそういう店だったような気がします。
 
  先日前を通ったら、
 「なんじゃこりゃ?」
 
  地元テレビの情報番組で、
 「名古屋発」みたいに取り上げられていた商品の店でした。
 
 「名古屋で大流行 白い鯛焼!」
 
 テレビではよくわからない芸人が絶賛していたこれが、我が街に!
 ぐぐってみたら、別に名古屋発でもない。
 「名古屋初」であったらしい(笑)。
 元祖を名乗っているのは、福岡の「尾長屋」という会社で、
 久留米の小さな店から初めて、今では全国展開しているらしい。
 普通の鯛焼と違うのは、生地にタピオカを混ぜてある事で、
 弾力があり、冷めても美味しい。とのこと。
 
  鯛焼に関しては、豊明市沓掛の
 「むらさきや」という、ほとんど至高と言っていいお店があるので
 「しろい?どうなの?」という気が僕にはあるわけで、
 名古屋発なら、
 「ナゴヤからの手紙」のネタにいいとは思ったけれど、
 九州発かorz
 とはいえ、この廃れた商店街にオープンしてくれたので、応援
 せねばなるまい。と休みの日に買いにいったわけです。
 
  11時開店に12時前に行ったのだけど、客が結構いた。みんな
 10個単位で買って行く。
 これは、
 「話のたねに」買って行く事を示していると思います。
 家族用なら5個もあればいいですものね。
 店は鯛焼屋からイメージする例の器具は見当たらず、
 半製品がずらりとケースに入っており、奥で仕上げに焼くか何かで、
 出来上がる様子。
 数人の若いお姉さん(何故か皆美白系お化粧。白い鯛焼にちなんで
 なのか?そうなのか?(笑))がてきぱきと売っておりました。
 
  感想は?
 そうですね。鯛焼のイメージに近づけるなら、少しオーブントースタ
 で、あぶった方がいいかもです。
 味はまああんこの味です。カスタードのはカスタード味です(笑)。
 白さと、もちっとした食感から、今まで食べた物で一番近かったのは
 「ヤマザキのランチパック」でした。あんなにパサッとはしてないが。
 この生地は、新しい食感のでんぷん系素材としては将来性があります。
 甘味だけでなく、調理パン的にも使えそう。無理に鯛の形している
 必要はないと思いますね。クレープ的な展開もありでしょう。
 腹ごたえはずっしり。小さめなのだけど、一人で何個も食べられる感じ
 ではありません。
 
  おそらく業界では画期的な商品だと思います。
 鯛焼の最大の欠点は、焼きたてでないと美味しくない事。
 前述のむらさきやでは、湿気を嫌い、紙以外の包装をしません。
 それでも、20分程車で帰って家で食べると、店程の感動がありません。
 「冷めても美味しい。」つまり、湿気ないこの皮の特性(というか
 最初から湿気ている)は店にとっては
 「作り置き」が効くと言うメリットがあります。
 従来の鯛焼の皮のカリっとした食感が好きな人にはどうでしょうか?
 もちっと系の皮のあんこ入りなら、
 「御座候」の大判焼きの方がいいかな?
 
  とりあえず、好きな人が居そうなのは容易に想像出来ますが、
 「八ツ橋」と
 「生八ツ橋」位違う製品と思った方が無難です。
 もっとも元祖の八ツ橋も、最近の若い人は、
 「ほら、八ツ橋のぉ、あんこがなくてぇ、焼いたるやつ。」と
 平気でいいますから(実話)、鯛焼もこっちが主流になるかも。
 
  ただ断言出来るのは、直にこの商品は行列が出来るものではなく
 「パックに入ってスーパーで売られる商品」になるだろう事は、
 間違いなかろうと言う事です。焼きたての必要がありませんから。
  
  
 
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  シェフのおすすめ
 
  「Macの部品」
 
  昔からMacはポルシェやフェラーリ等の市販スポーツカー、
 Windows機(昔は互換機などと言いました)はツーリングクラスの
 レースカー(口の悪い人は族の改造車)に例えられました。
 MacはOSを含め、ワンファクトリーで提供され、オーナーが
 カスタマイズする余地も無く快適である(口の悪い人はサルでも
 判るとか(笑))のに対し、Windows機はパーツを集め、OSも色々
 設定が必要で面倒(その楽しみがある事も確か)という事でした。
 
  確かにMacは、初代からオールインワン。IIになってカラー化と
 共に、モニターは別になりましたが、ソニーがトリニトロン管を
 提供した、当時としては高細度のモニター以外になかなか選択肢が
 増えませんでした。当時は目視出来る面積と印刷面積が一致している
 と言うのがMacの売りでしたので、A4横型のモニターで、回転すると
 縦型になるユニークなモニターなども、サードパーティからは
 出ておりました。こういう純正サポートでないモニターに接続する
 ためには、専用のビデオカードが必要で、そういうカードを差す
 スロットが、そのころのモニター別型Macには内蔵されていました。
 
  NuBus(ヌーバス)と言う名前でしたね。私が初めて買ったMac
 「Macintosh SE30」は白黒9インチモニターを内装した一体型
 でしたが、内部にNuBusを装備しており、サードパーティーの
 ビデオカードを挿すと、カラーモニターに出力が可能でした。
 幕張のMac Expoで安売りしていたInterwareのVimageという
 ビデオカードを買い、中古の13インチモニターに画像を出した時の
 感動は忘れれません。
 
  その後MacにもPCIという汎用性の高いバスが搭載され、純正の
 オンボードビデオより高速、多色、高表示面積を実現出来る、
 サードパーティ製ビデオカードを追加する事が当たり前になり、
 やがてAppleは、ビデオカードをオンボード設計するのではなく、
 高速ビデオカードメーカーとしてWindowsの世界で切磋琢磨してきた
 ATIやNVIDIAといったメーカーのハイスペックボードを標準搭載
 する様になりました。ノートやiMacでは形状が市販のものと異なる
 特注品であるため、交換は難しいですが、デスクトップ型では、
 ドライバさえあれば交換も可能です。
 
  Macでは例外(後はHDDをより大容量に交換位です)的に交換して
 性能をあげる余地があったビデオカードですが、現在それが可能
 なのは、最高機種のMacProだけになりました。
 
  MacPro(それも上位機種の8-Core)に30インチのHDシネマ
 ディスプレイつけて、ぐりぐり動かすなら、このカードをぜひ
 奢りたいですよね。
 最高の環境を必要とされる方に、最高のMacを手にされたい方に。
 
  是非シトラスにご用命ください。
 Apple製品専門店として長い歴史を持つ当店が、
 システム全般に渉ってご提案いたします。
  
 
 ☆MacPro用ビデオカード NVIDIA GeForce GTX285 1GB (J)
                       ¥54,600(税込)
  Apple MacPro用NVIDIA GeForceGTX285カード!
  ハイエンドホビーユース製品です!!
  HD4870では物足りない? ATIよりNVIDIA!という方は是非どうぞ。
 
 
 
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 お願い
 
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 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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  パソコンレスキューはじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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 シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標にお送りしています。
 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
 ください!
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