Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」343 2009.7/7
 
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  今週のシトラス
 
  箱から取り出し、手に取ってみる。
 良く言えば古伊万里写しか。
 手にしっくり来る大振りの器。
 早速大服に濃茶を立てる。
 菓子はハイチュウ(笑)。
 
  中島誠之助なら噴飯物だろうが、
 数寄者(現代訳:オタク)には憧れの品である。
 余であれば、十万石の所領と引き換えたいなど
 夢にも思わぬ(だめじゃん(笑))。
 燦然と輝く金文字、
 
 「吉野家」。
 
  3月の「スタンプキャンペーン」で、スタンプ20個でもれなく
 丼進呈という、太っ腹な企画を打ち出した吉野家ですが、
 予想以上の反響で用意した丼が全く足らず、
 引き換え期間を7月に延期したのでした。
 「7月に延期。」の告示を見たとき、がっかりしたと同時に、
 ここは黙って待つのが、正統派吉野家ファン(あの暗黒の時代を
 待ち続けた)というものだと思い、何も文句を言いませんでした。
 
  ところがかなり苦情を言った器の並な(掛詞(笑))人もいた
 らしく、予定の引き換え期間に申し出た人には、7月の引換券と
 お詫びのサービス券(400円)を渡していた事が、4月になって
 わかり、慌てて店で聞いた所、
 「スタンプ券の方も7月には同じ様に対応」と聞いて安心した次第。
 
  いよいよ7/1となり、引き換えに行くと、器はお渡しできるが、
 サービス券は既に無いとの事。
 これには器が特盛な私も、ちょっと一言言いたくなりました。
 「告示には3月中に引換券に交換する様には書いてなかったです
 よね?黙って待った人より、あのとき文句を言った人が得をするのは
 納得が行きません。明日また来ますから、上の人に相談して下さい。」
 今思えば、器がおしんこ用並に小さいクレームだと思いますが、
 この丼を心から欲しいと思い、吉野家に日参した人たちに格差が
 つけられるのは、どうしても許せなかったのです。
 
  翌日店に行くと、
 「昨日は申し訳ありませんでした。本部に掛け合ってサービス券を
 確保しましたので、お渡しします。
 今回のキャンペーンでは予想外の大反響で、対応も大変混乱しました。
 お客様のおっしゃる通りです。」と丁重なご挨拶。
 やっぱり吉野家は私の思った通りの会社だった、と嬉しく思いました。
 この券は、あの牛丼再開の時に配った手ぬぐいと一緒に、保管しよう
 かと思いますが・・・。
 
  給料日前に使っちゃうだろうなあ(笑)。
  
  
 
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  ナゴヤからの手紙 2009.7/7
 
 「ラノベ調」
 
 
  築地ですか?行った事ありますよ。
 え?そうです、東京のね。
 築地です。
 ペロポンネソス戦争を記述した古代ギリシャの歴史家ではないです
 (マニアックな親父ギャグ(笑))。
 
  築地と言えば本願寺※。しかしながら当然
 「ロックスターの葬儀」に出席した訳ではなく、もちろん大方の
 皆様のご想像の如く、美味しいものを食べにいったんです。
 ナゴヤ人の僕が、なぜわざわざ築地まで、お魚を食べに行ったかと
 言うと、今は亡き両親の中国旅行がきっかけでした。
 
 ※1617年に西本願寺別院として江戸浅草に建立。八百屋お七の振り袖
  火事の後、再建が許されず、佃島沖に門徒達が自力で埋め立て地
  を造り上げて再建した(「築地」の地名はこれに由来する)。
  関東大震災直後に火災により消失。1934年に東京帝国大学工学部
  教授、伊東忠太の設計により、現在も人目を引くインド様式の
  大伽藍が完成し、戦災にも遭わず、現在に至っている。
 
  「こう言うもの好きだろうと思って買って来た。」と父が土産に
 買って来たのは、なんとでっかい水晶玉でした。
 確かにそのころ僕はタロット占いに凝っていて、そんな様子を見て
 家の道楽息子は、オカルトっぽい事はなんでも好きと思ったらしい
 のですが、ソフトボール大のその玉をじっと見つめても、残念ながら
 なにも浮かんでまいりません。
 「本物?」と聞いたら、
 「いやぁ工業製品だけどね。ガラスではないよ。」
 人工水晶と言うらしいですが、鉱物関係に強い父は、土産物屋で、
 天然ものではない事を看破し、値切りに値切って買い叩いたらしく
 ちょっと自慢げでした。中国商人もお気の毒な事でした(笑)。
 
  「いや、あんたの友達で使いそうな人もいるかと思ってね。」
 何で知ってるんだ?この人。
 父に言われて思い出したのは、一人の占い師。
 なんで占い師の友人なんているかと言うと、かつて知り合いに
 頼まれて、ちょっと家庭教師をしたからなんです。
 夏休みで名古屋に帰って来た大学生の僕は、とにかく全然勉強が
 判らんと言うその娘の宿題をちょっとだけ見てやったんですが、
 小学校低学年だったその娘は、もうその頃からオカルト全開で、
 「今朝は先生と一緒になんか入って来たよ。」とか言うので、
 約束の回数が早く終わらないか、心待ちにしていたのですが、
 妙に懐かれもしたのです。
 
  その後は時々暑中見舞いとか、年賀状とか、変な色の便せんで
 相変わらず電波な近況報告とか(まだ携帯メールの時代ではなく)、
 が来る位で、会う事もなかったのですが、一度地下鉄の中で、
 「ひさしぶりっ!」と後ろからぽんと肩を叩かれ振り向いた時は、
 心臓が止まるかと思いました。周りの乗客は、
 「なんだ?!この美女と野獣?」と騒然としてましたっけ。
 目だけでかい、ひょろっとしたジョンソン綿棒みたいだった
 小学生女子は、結構な美少女に成長していたんです。
 
  その時に話した事は、今高校生やりながら、栄地下の
 占い館で占い師やってると言う事で、こんだけ奇麗なら、
 「美人女子高校生占い師」で大人気じゃないの?と聞いたら、
 「そんな事ないよぉ。ベールで顔隠してるもん。」とのこと。
 何でも、歳が若いと判ると、信用してもらえないとの事。
 それにしても、宣伝写真でもベールのままだそうで、
 「師匠は女の人?」って聞いたら。
 「うん。おばさん。」ってジェラシーかよ(笑)。
 
  ラブコメのような展開を期待した方には申し訳ないですが、
 僕は別の彼女がいたし、なにせオカルト小学生時代のインパクト
 が強過ぎたので、フラグは立ちませんでした。
 「どんな占いしてるの?」と聞いたら、
 「うーん。占星術が2割で、霊感が8割。」ってなんだか
 やっぱりな。な返事でしたし。
 
  その後また数年が経ち、彼女の実家でばったり会った時は、
 まあ中々の女子大生でしたが、夏休みの実家ダラダラ中の彼女は
 化粧っけもなく、ドキドキする程ではありませんでした。
 背だけはでっかくなっておりましたが。
 東京の女子大に進学した彼女は、相変わらず占い師もやってるそう
 ですが、おもなバイトはコンパニオンだそうで、
 「パーティとかでお酌する人?」と聞いたら、
 「あれは一回頼まれてやったけど(やったのかよ(笑))、
 偉いおじさんにおしり触られるから嫌だ。」と言ってました。
 彼女のバイトは、美女の王道、イベントコンパニオンで、
 可憐な女子高校生だった事は認めますが、眼前のたれぱんだみたく
 ソファにへたばっている彼女に、
 「お前がぁ~?」と疑いの眼を向けたのでした。
 
  そこに水晶玉が降って来た訳で、実家に電話して彼女のPHS
 (そういう時代でした)の番号を聞いて、東京に電話したのです。
 「水晶玉っ?いるいる!本物?」
 「なわけないだろ。偽物でもほしい?」
 「私は使わないんだけど、置いとくと箔がつくからねえ。」
 「だろうね。じゃ送ろうか?」
 「えー?東京に来ないの?会おうよぉ。」
 「まあ今度行くけどね。日帰りなんだ。夜行バスで朝東京ついて。」
 
  気ままな大学生ならいざしらず、勤め人の私が夜行バスに乗って
 まで行きたいイベントとは?
 残念!コミケではありません。
 MacWorld Expo Tokyoでございます。全国のAppleファンの聖地。
 幕張メッセでございます。画期的な新製品発表、狂乱の安売り店。
 ステージでは荒木師匠が羽根扇もって踊り狂う。
 そういう時代でございました。
 
  「あれ行くんだ。私も仕事に行くよ。○○のブース。」
 げ!こんなたれぱんだでいいのか○○(笑)。
 と言う訳で、朝ご飯一緒にして、コンパニオンと幕張へ同伴出勤
 という夢の様な展開になりました。
 バスの到着は朝5時なので、彼女の提案で築地の魚市場に行って、
 朝からお寿司を食べようと言う豪勢な事になりました。
 
  睡眠大事なコンパニオンが5時に来る訳はないので、私は先に
 魚市場の見学。でっかいマグロとか走り回る自走車とか、結構
 面白く1000万都民の台所を見学させて頂き、7時頃に、なんか
 取っ手のついた鞄をごろごろ引きずって、眠そうなたれぱんだが
 よたよたやって来ました(キムタクの「グッドラック」放映前に
 付き、フライトバッグは余り一般的ではなかった)。
 
  「でっかい玉だねえ!こりゃいいわ、ありがと。」
 水晶玉を受け取った彼女は、鞄にどさっと入れると、
 「じゃお寿司行きましょう。おごるからね。」となんだかとっても
 慣れた様子で、築地をすたすた歩いて行きました。
 流石に魚河岸の男達の愛用する寿司屋たち。
 高級なとこ、庶民的なとこ、鉄火丼専門店。屋台で老姉妹が粛々と
 マグロ握りだけを握る店。
 彼女はカウンターだけの店を選び、流石にお好みでなかったですが、
 結構高い上寿司を注文して、本当に奢ってくれました。
 
 
  「ちょっと待っててね。」
 
 東京駅のコインロッカーに水晶玉を入れてから、構内のカフェで
 お茶をした僕の前から、彼女は化粧室に消えました。
 30分程放置された後、
 「お待たせ。」と現れたのは・・・。
 紛れも無いイベントコンパニオン。高いヒールに履き替え、姿勢も
 しゃきっとして、化粧もばっちり、さっきまでトレーナーにジーンズ
 おさげ髪という、柴門ふみの漫画に出てきそうな飾り気のない
 女子大生姿だったはずの彼女は、
 自前のボディコン(そういう時代でございました。)に身を包み、
 にっこり営業用の微笑みを・・・。Uwao!!
 
  「化けたねえ。」
 
 と感に堪えた様なため息をつく僕に、くるっと回って、
 「どうだ?やればできるだろぅ?」と威張って見せた、全然中身は
 変わってない彼女は、
 「でわ、いこまいか?」と思い切りの名古屋弁で応えたのでした。
 
 「遅刻しそうだとね。この格好で走るんだよ。」と笑いながら、
 京葉線に向かう動く通路を並んで歩くとき、周りの男性比で明らかに
 僕は王様であったでしょう。人生に二度と訪れない・・・。
 時間合せてお昼も一緒に食べましたが、僕はその日のうちに名古屋に
 戻りましたし、彼女も仲間内の都合がありで。
 皆様も、今度は当時の僕も(笑)夢想した様なフラグは、残念ながら
 立ちませんでした。
 
  その後谷原章介みたいな典型的青年実業家に、あっさり捕まった
 彼女は、今はオカルトのかけらもない、まる子の母(桜すみれさん)
 みたいなおっ母さんになっております。
 水晶玉はどうなったか?と聞いたら、
 「このままではパワーが足らないから、私がしばらく預かって
  お清めをしておこう。」
 と師匠に巻き上げられたままだそうです(笑)。
 
    
  と、なにを想い出(半分創作です)を語ったかと言うと、前から
 気になっていた寿司屋に遂に行ったからです。
 築地ではなく名古屋の。
 名古屋で大きな市場と言えば柳橋ですが、たまにバイクで仕事に行く
 時、帰り(夜9時過ぎ)に錦通りのあたりに、
 
 「名古屋名物 24時間営業寿司店」
 
 という看板を見かけ、気になってしょうがなかったのです。
 なんで寿司屋が24時間営業なのか?
 寿司屋の隠れ蓑を着た、怪しい店ではないのか?
 バイクを止めて、入ろうとしましたが、なんかぼろい店で、しかも
 2階店なので、なんとなく入りづらい。
 
  この間の晩も、どうしようかと伺っていると、普通のリーマン、
 OLが階段を下りて来たので、こりゃ大丈夫だと登りました。
 中はカウンターのみ。
 ヤレ具合が、占い師兼コンパニぱんだと行った店に良く似ていました。
 老職人とおばあさんが
 「いらっしゃい。」と迎えてくれました。
 「ホントに24時間なんですね。交代で握るんですか?」と聞いたら
 「そりゃそうですよ。一人でやったら死んじゃう。」と笑ってました。
 一番安い中寿司セット940円を注文。
 美味しかったです。ネタもちゃんとしてたし、一貫だけですが、
 いくらの軍艦巻きも出たし。
 市場の人が来るのに妙な寿司は出せないでしょね。
 
 壁には各種の変わり巻きのメニューがずらり。
 「松田聖子巻(豪華そう)」
 「戸塚ヨット巻(どんなんや(笑))」
 「ちびまるこ巻(これは子供向きか?)」その他もの凄い数。
 今度行った時には注文してみようかと思いますが、値段がない(汗)。
 
 「親父、○○巻きを。」
 「へい(伊勢エビ一尾巻いたもの出る)」
 「おあいそ。」
 「へい18800円で。」というのは困る(笑)。
 
  24時間営業の謎も何となく解けました。
 柳橋中央市場で働く人たちの朝食は午前3時頃だったりする。
 その後も競りや、そのあとの小売りを目当てに、小売店や飲食店の
 人が市場に買いに来る午前中。昼はリーマンやOLがランチに。
 夕方以降は大勢飲みに来る。
 
 「えーい!ずっと店開けちゃえ。」じゃ無いかと思います。
 
 名駅から栄方面に錦通りを歩くと、高速道路の手前にあるので、
 すぐ判ります。
 知らなかったのは私だけでしょうか。
 
 
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  シェフのおすすめ
 
  「その手に乗っちまう」
 
  最近起きるのが前より早くなったので(9時起き(笑))、起きて
 すぐ「大岡越前」ではなく、
 「花まるマーケット」です。
 やっくんと岡江久美子の長寿番組(この組み合わせで、ここまで
 続くとはTV局も思わなかったろう)ですが、後半はクイズで、
 今日は1954年に日本で大流行した髪型は?というのがあり、
 
 「ローマの休日で、ヘップバーンがばっさり切るショートカット」
 でした。
 
 戦前は、
 「モガ(モダンガール)の断髪。」とか、
 「男装の麗人。川島芳子。」とか、髪の短い流行も一時ありましたが
 やはり長い髪は女性の勲章。戦後選挙権も得て、社会に進出を始めた
 女性たちの象徴、堅苦しい王室のしがらみをほんの少しでも逃れる
 ために、ばっさり髪を切ってベスパの後席に飛び乗る、アン王女の
 姿は、当時の女性の共感を得たのでしょう。
 
  この作品で一躍大スターとなったオードリー・ヘップバーンが、
 私が生まれた頃に活躍した女優さんだとは、今も映像を見ると全く
 信じられません。本当に新鮮な美しさのある女優さんでした。
 
  彼女の次の大ヒット作が、
 「マイフェアレディ」
 田舎の下品な娘を社交界のレディに育てるミュージカルですが、
 「ウエストサイド物語(ナタリー・ウッド)」
 「サウンド・オブ・ミュージック(ジュリー・アンドリュース)」
 「王様と私(デボラ・カー)」
 と並ぶ、ミュージカル映画※の最高傑作でしょう。
 
 ※上記4大ミュージカル映画のヒロインの歌を、
  「サウンド・オブ・ミュージック」を除く3作で、全て同じ歌手が
  吹き替えているのをご存知だろうか?(私は知らなかった(汗))
  「マーニ・ニクソン」の名は、当時私たちには全く知らされて
  いなかった。女優の歌を吹き替えにするのは、当時から公然の秘密で
  あったが、北京オリンピックの幼女吹き替え事件でも判る様に、
  名誉な事ではないため、彼女の名は映画のエンドクレジットに出る
  事はなかったからである。
  「マイフェアレディ」の舞台でヒロイン役であった、実力派歌手の
  ジュリー・アンドリュースを起用したサウンド・オブ・ミュージック
  では、流石に彼女の吹き替えは必要としなかったが、彼女の歌声を
  愛するファン達の声に応えて、ヒロインのマリアの同僚修道女
  ソフィア(最後にナチの自動車を故障させトラップ一家の逃亡を助け
  る重要な役)で共演し「マリア!」で歌声を披露している。
  アンドリュースはマーニとの共演シーンの撮影時には、彼女に
  最大限の敬意を表したと言う。
 
  大好きだった「マイフェアレディ」の中でもとりわけ子供の私が
 好きだったのは、邦題
 「運がよけりゃ。」という元気な歌でした。酔っぱらいが、歌う
 
 「The Lord above made liquor for temptation-but
  With a little bit of luck, With a little bit of luck,
  When temptation comes you'll give right in! 」という
 歌詞(邦訳はあえて載せません)の部分。子供心に、
 「神様が酔っぱらいに酒の誘惑を与え、運が良ければ負けちゃう。」
 なんて、なんて情けない言い訳、と思っておりました。
 大人になったら、その深い意味がよーーく判ってきましたが(笑)。
 
  相変わらずの長い前置きでございました(笑)。
 調べてるうちに、知らなかったマーニ・ニクソンが出て来て感動
 したもんで(汗)。
 今回新型iPhoneの登場に併せて、OSが一新されました。
 バージョン3.0です。
 ありがたい事に私のiPod Touch 1Gでも使用可能です。
 ただしこのOSは本来iPhoneのためのもの。iPhoneでしか使えない
 新機能も沢山あります(絵文字メールとか)。
 果たして私のiPodにインストールして価値があるでしょうか?
 有料ですから、悩みました。迷いました。
 
 3分程(笑)。
 
 ここは皆様のためにも、やるしかありません。
 
 誘惑に負けました。
 
 負けて良かったです。
 
  とにかく、動作が少し早くなった気がします。あまり公表されて
 おりませんが、TouchやiPhoneのCPUはだんだん高速化されてきて
 おります。
 今回の新iPhoneCMでも、はっきり高速化をうたっています。
 初代持ちとしては悲しいですが、嬉しい事にOSも最適化が進んで
 居る様です。この事一つとっても、お金を出す価値があります。
 
  次に、メールでも横位置が可能になった事も大きいです。
 「柑橘系林檎新報」も、より読みやすくなったのでは?と思います。
 キーボードが横位置で大きいのも有難いですね。
 
  後、コピー&ペーストが可能になり、しかもこの手の携帯端末と
 しては最高に直感的で判りやすいやり方です。
 これは待っていた機能でした。
 
  それから、前にご紹介した、
 「携帯式入力の場合、変換予測が変。」という点も改善されました。
 登場時に評価が高かった十字式入力ですが、結構指を前後左右に
 動かすのは煩瑣で、「あ」を選んだ時、「お」がどこにあるかが、
 未だに覚わらず、指の下を覗いたりして面倒だったので、電車の中で
 思いついた事をちゃかちゃか入力する時には、この方が良いです。
 しかも、通常の携帯と違い(最近の携帯には当たり前かも知れない)、
 例えば「だった」と入力したいとき、
 「た」をタップして1秒弱待つと、カーソルが勝手に右に移動します。
 私の2年前の携帯では「た」キー押して、右カーソルという、誠に
 目まぐるしい動作が必要になり、年寄りには辛いのですが、それが
 ありません。勝手に移動が嫌いな人には困るかも知れませんが、
 大方の方には歓迎ではないでしょうか?ちなみに「だった」は
 「た」一回タップ
 ちょと待つ
 「た」三回タップ
 ちょと待つ
 「た」一回タップ
 で、予測に出てきます。速いです。
 
  面白いのは、iPodを振るとアンドゥが可能な事、
 「入力取り消しますか?」と聞いてくれます。
 初代はセンサーがちょっと弱いのか、かなり強く振らないと
 出ませんが、慣れれば使いやすいかも。
 このシェイクは、音楽を聴いている時にシャッフルにも使えます。
 
  今後Appleに考えていただきたい点は、スクロールバーがない点。
 タッチパネルの長所として、どこを触ってもスクロール可能という
 所がありますが、と言う事は、WindowsでもMacでもウィンドウに
 必ずあるスクロールバーがないために、スクロールしようとして、
 違う所を触ってしまう事があり、
 「らめぇ!」と叫んでしまいます(笑)。
 特にメモやメールでの文書入力の時、予測変換候補に無い時に、
 沢山の候補を下に選ぶ時、関係ない候補を指が触り、勝手に変な
 変換を選ぶときがあります。
 スクロールバーでは芸が無いかも知れませんので、スマートな
 解決を望みたい所です。
 ここは日本語化部隊の腕の見せ所かと。
 
  とにかく、充分に元は取れるバージョンアップですので、
 まだ悩んで人は、すぐポチしませう。
 
 ☆iPhone OS 3.0                 ¥1,200(税込)
  App Storeでどうぞ。
 
 
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 お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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  パソコンレスキューはじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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