Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」355 2009.10/15
 
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  今週のシトラス
 
  たまたまバイクで桜通を走っておりましたら、見慣れた
 風景に、見慣れない覆いがかかっておりました。
 
  丸の内の
 「タキヒョービル」と言えば、名古屋初の高層ビル。
 1973年といいますから、私が大学生の頃ですが、地上25階と
 言う、当時は驚きの高層ビルであり、最上階には
 「レストラン ホテルオークラ」と
 「中華料理 桃花林」という、もう東京Taste一杯の2つの
 レストラン。披露宴と言えばナゴヤキャッスルという
 名古屋のハイソの意識を変える出店でした。
 
  後に東京海上がこのビルを買い取り、最近は合併で、
 「東京海上日動ビル」であったと思います。
 わりと最近、と言っても5年以上前ですが、オークラが
 「ステーキ食べ放題フェア」をやった事があり、まだかなり
 いけた私は5枚程平らげて、お店の人の顔を青ざめさせた
 のも、今はいい想い出です(笑)。
 
  このビルにぐるっと囲いがしてあり、工事の様でした。
 近寄って、看板を確認すると、
 「解体工事」の文字が!
 そうか、現代文明の象徴、高層ビルも第一世代はいよいよ
 姿を消す時代になったのですね。
 ネットでニュースを検索すると、老朽化で維持費がかかり
 耐震的にも不安がある。エレベーターの数が少ない。
 そして何よりアスベスト除去費用が莫大な物になる。
 という事で、解体して新しく立て直した方が安くつく、
 との判断の様です。もっともこの不況で、新しくできる
 ビルが同規模の高層ビルかどうかは微妙との事。
 
  ナゴヤっ子としては寂しい限りですが、職場で聞いても
 タキヒョービルはおろか、東京海上ビルといっても、知って
 いる人はいませんでした。
 もう高層ビルは珍しくない時代ですからねえ。
 
  せっかく壊すのだから、アメリカでよくやる
 「爆破解体」で派手に送ってやりたい気がしますが、
 これは狭い日本の立地ではまず許可がでないそうで、有名な
 「琵琶湖湖畔幽霊ビル」他数例しか無いそうです。
 なにより、アスベストが飛び散るのは許可でないでしょう。
 
  解体は従来上から崩していくのが一般的でしたが、最近
 下からジャッキアップしながら取り去っていく、
 「ダルマ落とし式」が脚光を浴びており、この方が取り
 さった部品の運搬が簡単だそうです。上からの場合は、
 
 部品を外してクレーンで降ろす。
 クレーンを解体して、低くなった所に再度立てる。
 
 をループする必要があり、大変手間がかかります。
 果たして25階の高層ビルが見事ジャッキで立つのか?
 
 今回はどうやって壊すのかは、まだ公開されていません。
  
 
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  ナゴヤからの手紙 2009.10/15
 
 「よろしければ」
 
  ナゴヤで祭りといえば有名なのは、
 「名古屋祭り」
 これは英傑行列に代表されるパレード系の祭りで、完全に
 官製であります。
 貴重なからくり山車が出たり、子供の頃
 「花電車(後に花バス)」を見た想い出はエキサイティング
 でしたが、基本は
 「三英傑(勿論信長、秀吉、家康)に従う三姫は、毎年
  3M(松坂屋、丸栄、三越)のデパガから選出」みたいな
 超オフィシャルな祭りです。
 「勇壮な○○が激突する□□祭り」みたいな激しさはなく、
 粛々と行われる感があります。
 激しいと言えば夏の
 「どまんなかまつり」の方が上でしょう。
 
  一方で最初は名古屋祭りの協賛のような感じで大須商店街の
 町おこしの目的で始まった
 「大須大道芸人祭り」は、すっかり定着し、最近はこれを毎年
 楽しみにしている市民も多い様です。
 ここに出て来る芸人さん達は、地元のアマチュア参加もあります
 が、多くはプロの方で、全国を回って生計を立てておられます。
 私はジャグリング系(何かを放り投げて回すような芸)はあまり
 好きではなく(とは言っても顔の上で剣を回された経験があり
 ますが(笑))、パントマイム系が好きです。
 「人間美術館」の雪竹太郎さんは代表格で、彼の演じる古今
 東西の美術品は、毎年同じなのに、つい笑ってしまいます。
 
  新しい芸人さんも毎年現れ、見るべきだとは思いますが
 私は年々見る時間が短くなっており、昨年などは仕事の
 関係で行く事すら出来ませんでした。
 今年はなんとか休みを入れることができ、土曜日に見て
 きました。数時間しか居られないので、
 「これだけは見たい。」というのに焦点を絞って、大須に
 着くとすぐプログラムを確認しました。
 雪竹さんはちょうど見る事が出来、お目当ての人まで友人
 おすすめのジャグリングをみたりして、いよいよ会場へ。
 
  私が見たかったのは、パントマイムの男女ユニット
 「シルブプレ」です。
 初期から大道芸人祭りに参加しているベテランですが、
 都会インテリ風メガネ男性と、線の細いお嬢様風女性が
 真っ白なコスチュームでパントマイムをする、という芸で、
 一度見るとちょっと忘れられない印象的なマイムです。
 私はこの女性が大好きで、
 「どういう人なんだろう?なんていう名前なんだろう?」と
 思っておりましたが、今回の芸の中で男性が、
 「のぞみさーーーん」と呼んでいたので(この一声だけ)、
 そういう名前だったのか?と思いました。
 
  芸が終わって投げ銭の時(大道芸の基本ですね)、女性の
 近くまで行きましたら、一枚のチラシをくれました。
 お芝居のチラシでした。
 「発電ジョカ」という女性3人の劇団に客演して
 「オトナ食堂」という劇に出演とか。劇団系の人なのか、と
 思いました。この劇は10/14-18に下北沢で、って下北かよ!
 これは行けそうにもありませんが、シルブプレは
 柴崎岳史さんと堀江のぞみさんのユニットとわかりました。
 
  家に帰って検索するとシルブプレは1999年に結成した
 パントマイムユニットで、2005年から大須に来ています。
 劇団系かは判りませんが、パントマイムはかなり年期が入って
 おり、海外遠征もしています。言葉関係ないので強いですね。
 現在ではかなりコアなおっかけファンもできており、
 柴崎さんは、
 「ニコレット」のCMにもでていたそうですが、あくまでも
 主眼を大道芸に置いている様です。
 お呼びがかかれば、どんな小さなお祭り(保育園のとか)
 にもでるみたいですが、私はこういうエスプリ溢れる芸を
 テレビで取り上げる番組があるといいのに・・・と思います。
 
  2人は恋人さんなのかな?と思いますが(そんな役回りの芸)
 好きな人と各地を回って芸をする人生って、大変でしょうが
 年取ってから思い出すなら、最高でしょうねえ。いいなあ。
 堀江さんなど、汗びっしょりになり、時折袖で、豆絞りの
 手ぬぐいで汗を拭くのを見ると、本当に重労働だと思います。
 ちなみに劇中で堀江さんが柴崎さんに汗ふきの白いタオルを
 渡し、そのあまりの柔らかさに柴崎さんうっとり。
 「洗剤シルブプレ」のCMでした。という一幕が大好きです。
 
  私のかつての知人に
 「豪華な結婚披露宴はやめて、大半の費用で海老一染之助・
  染太郎を呼んで『おめでとうございまーす』と言って欲しい」
 と言っていた人がいましたが、私は、もう大病で助からないと
 わかったら、シルブプレを呼んで思い切り笑いたいと思います。
 
  やれやれ今年も大須大道芸人祭りを見る事ができました。
 ありがたいありがたい。
 
  
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  シェフのおすすめ
 
  「ビリーの教え」
 
  巷ではいよいよWindows7発売と言う事ですが、あまり
 盛り上がらない様ですねえ。まあ発売に向けてじりじり
 盛り上がるのかもしれません。
 Vistaが予想外の低普及率で、相変わらずXPが主流の感がある
 Windowsですが、これはもっと前から続いて来た多様な
 アプリケーションが、Vistaでは動かない場合があるからで、
 Macの場合もLeopard以降、起動出来ないソフトもあるのですが、
 MacはIntel CPUへの移行と言う大きな節目が挟まれているために
 流石にクラシック環境でしか起動しないアプリケーションは
 諦めて、それはG4Mac辺りをサブで持って使用と言う対応が
 普通になってきています。
 Windowsの場合は豊富な資産を誇るゲームソフトの部類で、
 Vistaで動かない物が多いと言うのが、かなり苦しいところです。
 
  ベータ版によると、Windows7はその点かなり考えているようで
 XPから7へのシフトユーザーも見込めるかもしれません。
 私も自分のMBPになんとかWindowsを仕込もうと思いますが、
 子供の方が先にXPを購入し、BootCampを使ってダブルブート
 環境を実現しました。
 何事も経験と、私がインストールをやらせてもらったのですが、
 実際にやってみて、BootCamp自体の起動やパーティション確保
 は、動作がMacライクで親切です。そしてインストール後、再度
 Mac特有のキー等をWindowsで実現する為のカスタマイズも、
 BootCampがしてくれます。
 
  ところが、間のWindowsインストールは、当たり前ですが
 普通のWindowsのインストールですので、あの青い画面、
 「20年前のワープロかよ!」と突っ込みたくなる、レトロな
 フォントの世界で、「Y/N?」に応えなくてはなりません。
 Windowsの世界は昔からのPCの世界。いわゆる
 「CUIの世界」をひきずっていますので、文字の入力こそない
 にしろ、選択肢を間違えると、絶対に成功に導かれない。
 そういう、言うなれば理系の厳しさがあります。
 昔、東大生の麻雀は、ちょっとでも山を崩したりすると、
 満願払いのペナルティ、という噂があり、偏差値レースの
 頂点にある方々は、ミスに厳しいものだなあ…と関心した事が
 ありますが、この厳しさはMacの文化にはあまり感じられない
 ものがありますね。
 
  私も今回のインストールで、2度程躓きました。
 キーボードの選択と、再フォーマットの所ですが、取り説は
 ないので、ググって切り抜けました。
 もっとも、この2点はMacにWindowsをインストールする場合
 ならではの問題※ですので、一般のWindowsユーザーには
 関係ないですが、MS-DOSを使っていた頃の一文字の間違いも
 許さない厳しさが、今も続いている気がします(Macでも、
 OSXになってからはターミナルモードで直接コマンドを打ち
 込まざるを得ない時には同じ様な環境ですが)。
 GUIになれたMacユーザーには敷居が高いですね。
 
 ※詳細はご自分で経験されたい。大まかに言えば、例えば
  キーボードの選択のとき、正解を押すためのキーが、
  Macにない(汗)と言う様な悪夢である。このへんの
  緊張感は、ある種のゲームに似ている。私はやっていない
  ので良く知らないが、あるゲーム上の女子が、ある日
  「こんな髪型にしたけど、どう?」と聞いて来たとき、
  「なんだこの変な天才バカボンのパパみたいな髪型」と
  思って正直に良くないと答えると、その後その女子との
  関係が大変な事になり、修復に死ぬ程労力が要る、的な
  「ちょっと判断誤ると、取り返しがつかない」感が
  ある(私はやってないので良くは知らないのだが)。
 
  とりあえず、子供のMacBookは立派にWindows草原を
 液晶に映しています。Windowsはインストールから、30日
 以内にMicroSoftに登録しないと使えなくなり、登録すると
 他のマシンでは同じIDで使えません。逆に言えば30日間は
 「お試し」的には使える訳で、私もテストするために、
 BootCampで仮にインストールして見る事にしました。
 ところが、パーティション領域確保で私のMBPは止まり
 ます。曰く
 「君が仕込んだファイルの中で、移動できひんのがある。
  いっぺんバックアップして、なんたらにフォーマット
  してから、バックアップを戻しなはれ。」と。
 まあ、私のMBPには下手するとPB2400時代のデータまで
 入っているので、もう消してもいい何かが悪さをして
 いるのだとは思いますが、空いている500GBのHDなぞ
 手元にあるはずも無く・・・・この前まであったんだよな
 壊しちゃったけど・・・orz。
 
  足にケーブルを引っ掛けると言う愚挙は、
 TimeMacineの実験だけでなく、BootCampの実験をも
 不可能にしてしまったのでした(涙)。
 
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