Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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シトラスメールマガジン
「柑橘系林檎新報」360 2009.11/23
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今週のシトラス
政治的にはニュートラルなメールマガジンでありたいと、
思っておりますが、今回はやはり正直に申せば、
「落胆した・・・。」と言うのが本音でございます。
日本の工業は、人件費の安い中国や東南アジアに拠点を
移し、その結果多くの工業技術が流出し、日本工業製品の
優位性が保てなくなっている。というのが現状です。
その中で、日本しか出来ない最先端の技術を常に模索して
居る分野ではかろうじて優位を保てています。
昨年のリーマンショックで大打撃をうけたトヨタ自動車が
現在なぜ反撃体制を整える事が出来るかといえば、他国の
企業が真似できない、
「ハイブリッドカー」の研究を長年続け、採算が取れない
だろうと言われた実用化に置いても見事にベースに乗せる
量産技術を持っているからです。
かつて
「NEC 地球シュミレーター」がスーパーコンピュータ界で
世界最速を誇っていた時代がありました。実は以前この
メールマガジンでこのコンピュータが他製品にない独自の
技術で世界最速になった事を紹介した事があります。
そんなに昔の話ではないのです。その後の数年で地球
シュミレーターの技術はあっという間に他国のそれに
取り込まれ、まるでエスカレーターを逆走する様に、
立ち止まるとあっという間に30位以内に入れない所に下がる
のが、この世界なのです。これでは
「技術立国」の名が泣くと言うものではないでしょうか？
新しい政権になってから、密室で行われていた予算請求の
「仕分け」を公開した事は、大変意義ある事だと思います。
しかし、例えば
「もう少し効率のいいお金の使い方をしなさい。」なら
わかりますが、
「No.1になる必要がありますか？」などとsmapの歌の様な
理屈で全体の凍結は、最先端科学技術の分野では無意味です。
同じ事を、オリンピックで金メダルを取る為に予算を
請求する競技団体にも言うのでしょうか？
かつてこの国の子供達は、日本が世界に誇る、
戦艦大和や、
零式艦上戦闘機に憧れ、危険な軍国主義を支持しました。
戦後、私たちの世代は軍事大国の道を捨て、
「欧米に負けない技術立国日本。」の夢を追い、
Made in Japanは戦前の
「すぐ壊れる安物」のイメージから、
「品質のいい憧れの最高級品」と世界から憧憬されるまでに
なったのです。ところが、
「プロジェクトX」時代の先達の努力は今は昔話。
中国製の部品を組み合わせて製品を販売している日本の
メーカーの現状で、今の子供達は何を誇り、何を目指して
成長すればいいのでしょうか？
正直今の日本が世界に優位を保ち、憧れをもって見られる
のは、アニメの作品だけという有様です。別に
「子供達に日本の最先端技術を知らせるため」にでっかい
ハコモノを多額の税金使って作る必要なんてありません。
毎日会社でお父さん達が一生懸命働く中で、地道に作り
出される、日本でしか出来ない技術・製品。
それが国際的に高い評価を得る事を、子供達はワクワクして
応援するのですから。
その頂点と言っていい、世界最速スーパーコンピュータへの
再挑戦にいくら税金をつぎ込んでも、そのことで怒る
「庶民」がいるのでしょうか？
だって日本が最先端技術立国の誇りを取り戻す事は、結局
お父ちゃんの給料を増やす事に繋がるんですよ？
庶民が怒って前政権を見限ったのは、官僚の天下り先と
しての税金無駄遣い法人や、閑古鳥の鳴く要らないハコモノ
行政をのさばらせたからであったはずです。
そういうシステムを壊す努力を現政権は随分頑張っているなあ
と言うのが、今回の仕分けですが、現状打破には、もう一つ
「日本の未来に皆が不安を持たない。→お金を使う様になる。
→景気が良くなる。」
という図式も必要だと思います。
「未来に不安を持たない」為にはもちろん福祉制度の充実も
大切ですが、何より
「誇りを持てる国を皆で作っている。」という実感が重要です。
バブル崩壊までの戦後日本にはそれがあったのです。
「なんだか、日本ってもうダメなんじゃないか？」と若者が
思えば、
「子供達の世代はもっと大変だから、結婚しても…。」と
少子化に歯止めが利かなくなります。
平和になった日本がプライドをかけて取り組んで来た、
「技術立国。No.1の日本」の看板を取り上げないで下さい。
それは税金の無駄遣いではありませんよ、
蓮舫さん。
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ヤドカリの貝殻 2009.11/23
「ぬーぼーとか言へるもの」
11月に入り、衝撃的なTVCMが流れました。フランス人
らしき男女が、
「あのボージョレ・ヌーボーが980円？」というイオンの
CMで、なんかここ数年忘れていた（のは私だけ？）
「ボージョレ・ヌーボー解禁！」の騒ぎが甦りました。
私にとって、ボージョレ・ヌーボーとは有り体に言って
石田純一です。以前は押尾学だったりしました（笑）。
川島なお美ですらありません。安さ満開です。
西洋由来行事としては、
「ハローウィン※」位定着度が低いです。
※西洋の方の行事にケチを付けるつもりはないが、
日本に於ける「ハローウィン」って何なんだろう？
クリスマスには、プレゼントと大ご馳走という子供
ワクワクの大きな目標があり（恋人達にも（はーと）、
母の日・父の日という両親への感謝（肩たたき券（笑））。
バレンタインデーは好きな男性にチョコを贈る（チョコを
贈るのは日本だけ。メリーチョコレートの社長の大博打で、
平賀源内の「土用丑の日」以来の情報操作系広告戦略の
大成果と言われている）という大目標があり、それぞれ
商売が成り立っているのにハローウィンときたら、
せいぜい儲かるのはTDLとUSJだけ、あとはケーキ屋で
パンプキン原料商品が並ぶだけ（これだってあのカボチャ
頭からの連想に過ぎず根拠は薄い。本来はTGD=収穫
感謝祭がカボチャの本番）。せめて
「赤鼻のルドルフ」位のサブストーリーが欲しいところ。
桃太郎、浦島太郎に比べての金太郎（熊と相撲、偉い
武士の家来に。だけ（汗））の立場に近い物を感じる。
どうせ日本の西洋渡来行事は嘘んこの塊なんだから、
いっそ「魔女つながり」で「魔女の宅急便」に出て来る
「おばあさんのニシンのパイ」を大々的に売り出したら
どうだろうか？あんまり美味しそうじゃないけど（笑）。
もともとボージョレ・ヌーボーは貴族の遊びだったと
言われます。
その年の最も新しいワインを誰が最初に飲むか？
江戸っ子が
「初鰹」を食べる時期を競ったのに似ています。
競争が加熱する中で、
「結局ワイナリー持ってるセレブが一番得じゃん。」と
言う事になり、フライングを防ぐため解禁日を定め、
「早く飲みてーよ。」とジリジリしながら待つという
マゾっぽい（笑）遊びに変わりました。日本では
「時差の関係で世界で一番早く飲める。」とか言っており
ますが、一刻も早く飲みたいと、フランス人が大挙して
来日したと言うニュースは聞いた事がありません。要は
「今年も豊作。新潟県魚沼市では初めて収穫された
コシヒカリを収穫し、早速皆で出来を賞味しました。」
みたいなものですが、違うのは穫れたて新米コシヒカリが、
「おかず一切不要な程まいう・・・。」なのに対し、
ボージョレ・ヌーボーはあくまでも熟成されていない若い
ワイン。味のランクはスーパーで一本380円で売られている
のと大差ないはずです。ワイン通にとって重要なのは、
「新酒の出来で、熟成された時の善し悪しが予見出来る。」
からで、
「あんまりワインって飲まないんだけど、ボージョレ・
ヌーボーってすっきりしてて、好き。」なんて言ってる
日本人は、2000円前後もだして、このワインを飲む意味が
判ってないような気がします。日本人の好む
「フルーティ」は、ワインを亜硫酸煙でいぶす、現在のワイン
製法（ボージョレ・ヌーボーももちろん処理済）では期待
出来ません。日本のいくつかのメーカーが取り組んでいる
700円前後の
「亜硫酸煙非処理ワイン（処理しないと長期間熟成ができない
為、さわやかだがコクには欠ける）」の方が余程日本人の
味覚に適しています。
さて今年の話ですが、仕事があったため、解禁日の翌日に
イオン系スーパーに行ってみました。目当ての980円は既に
売り切れ。この製品はなんとボトルをペットボトルにすると
言う事で、輸送コスト（空輸しかありえませんから軽い方が得）を
抑え、この価格を実現したとの事ですが、フランス人は毎日の
食卓に水の様にワインを飲むそうですから、デイリーワインは、
普通にペットボトルなのかも知れませんね。
「ヌーボーの季節はワインの値段が上がるんで、困る」なんて
言ってそうです。
2000円前後の従来型は売ってました。コンビニにもあります。
殆ど恵方巻き状態（笑）。
何年来の出来の良さと言う今年のボージョレ・ヌーボーを
なんだか飲みたくなったのと、他店の扱いも見たかったので、
ダイエーにも行ってみました。
まあ扱いも、価格も同じ様なもの。ただこちらには、
「飲みきりサイズ」として187ml（懐かしの1合瓶サイズですね。
通常のワインボトルは750ml）の小瓶が500円でありました。
「これでいいじゃん。」と買って帰り、成人家族３人で
乾杯しました。
今年のお味は？
って言ってもここ10年位飲んだ事なかったけど。
「ふむ。そうですな。女性に例えれば、手足だけが伸びきって、
背中の小さなランドセルが、なんかバランスの悪い小学校
高学年女子の様な感じのワインです。色気は全然なし。
ただこの小学生、将来飛び切りの美女になる予感がします。」
いかにもオタクらしい感想です（笑）。
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「お詫び」
前号の「シェフのおすすめ」の商品名が間違っておりました。
前々号の商品欄をコピペで作成した為、間違えてしまいました。
正しくは
「☆タイピング上達 ファンタジータイプ」でございます。
ここに訂正し、お詫び申し上げます。
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シェフのおすすめ
「すかいぷと言ふもの」
Skypeも随分認知度が上がってきました。
私の若い頃は、遠距離通話は大変高く、割引になる20時以降を
待って、遠方の親戚に架電して※おりましたが、市内通話は
今では信じられませんが、1通話7円で、何時間かけようが、
7円ぽっきりでした。
高校時代は親が寝静まってから彼女に電話し、徹夜なんて事も
ざらでしたが（「今寝てた？」「うん君の夢見てた。」「ばか」
なんてこそばゆい会話をしていたなあ（笑））、その後市内も
従量制となり、恋人達は電話代の為にアルバイトを強いられる
受難の時代が来ました。
※ビジネス用語で電話をかける事を「架電」と言うが、元は
警察用語で警官を引退してガードマンしているおじさん達が
使い、公式っぽくてかっこいいので、オフィスで普及した
らしい。
警察が使う前は日本陸軍の用語。無線電話がない日清日露
のころ、戦場に架設電柱を建て、電信用の電線を
「架設する」事から来ており、語源からすると電話を
かけるという意味はなかった。
救世主となったのはWilcom(旧DDIポケット）。完全無料
通話が売りで、あっという間に高校生に普及。通称
「ピッチ」は大流行しました。その後携帯各社の無料通話攻勢
とりわけSoftBankのホワイトプランは、美容の大敵、寝不足を
「21時まで無料」という形でガード出来（ごめん9時だから
切るね）、変な所で大好評でした。しかし夜も電話したい
熱いカップルには相変わらずピッチも支持され、友達用に
ソフトバンク、スティディ用にピッチ（当然この1980円／月
は彼氏負担ね（笑））という並立時代が続きました。
現在は小学生にも家にパソコン・インターネット環境があり、
Skypeを利用すれば、何時間でも無料通話ができます。何人かで
チャットも可能ですから、最強のコミュニケーション手段に
なって居る様です。何と言っても海外通話も無料というのが
凄いですね。
どうしても夜を徹して恋人・友人と話し込んだりして、
トラブルもあるみたいです。
我が家でも、子供が深夜に友達と話に興じて、大笑いして
隣室から苦情が出ると言う件がありました。
MacBookにイヤフォンをつけ、内蔵マイクで話していた様
ですが、まあ大笑いはダメとして、通常会話ならマイクを
接続して話す方が迷惑にはならないでしょう。
以前に紹介した、ヘッドセット型USBタイプがマイク端子を
省略する傾向のあるMacのノートには最適ですが、ちょっと
値が張るし、寝転がっての通話は案外不便かも？
シトラスでいいのないかな？と捜した所、電話機型の
USBレシーバー「VC-160」が特価になっておりました。
ただしこの製品、メーカーのサポートが終了し、対応アプリは
別メーカーからの同等品対応の「VP-160」用を使用します。
googleで検索するとすぐ出てきます。
ちゃんと動くか心配でしたので、喜んで（この値段なら）
人柱になる事にしました。
型番が少し違うだけで、中身は同じの様で、普通に使えます。
最初使えなくて焦りましたが、アプリを起動してからSkypeを
起動する事で、問題なく動きました。
クーポンをクレジットカードで購入する
「Skype Out(固定電話や携帯電話にかける有料サービス）」
の番号ダイヤルにもちゃんと使用出来ました。
シトラスとしての正式サポートもしませんが、この値段なら
よろしいのでは？と思います。
数量限定。早いもの勝ちです。
★Skype対応USBフォン Datago「VC-160」￥1,000（税込特価）
Skype に対応！ VC-160は小型軽量なUSBフォンです。
ケーブルを合わせても重量はわずか70ｇ未満。
10種類の着信音切り替えもでき、MUTE キー・Holdキー・
プラス（＋）キーのキーパッドが付いていますので、
Skypeでの使い勝手は秀逸。ボリュームコントロールキーも
付いていますので音量の調整が簡単。
機能設定等の言語も日本語、英語、中国語に対応！
MacでもWinでも！
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お願い
メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか？
メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
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パソコンレスキューはじめました
Mac＆Winのノートでハードディスクの容量が足らない！
ノートパソコンのデータが読めなくなった！
ウィルスにやられた！など、MacもWindowsもシトラスがなおします！
多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします！
例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
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シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標にお送りしています。
バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
ください！
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