Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」367 2010.1/15
 
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  今週のシトラス
 
 「日本で一番多くの人が出来るモノマネ。」と言えば、もう
 間違いなく、
 「ゲゲゲの鬼太郎の目玉親父」だと思います。
 「おい!鬼太郎!」という甲高い声は、アニメの世界では、
 三大呼び掛けセリフの一つといえるでしょう。
 後の2つはルパンの
 「ふーじこちゃーん」とドラえもんの
 「のび太くーん。」ですが(笑)。
 声優の田の中勇さんは、過去五回製作された、
 「ゲゲゲの鬼太郎」全ての目玉親父。もちろん映画版アニメ全作
 ウエンツ主演で、まあ思ったよりは良かった実写版2作の目玉親父
 (CGで共演)。そして初期原作(貸本版)に忠実に作られた
 「墓場鬼太郎」の目玉親父。CM等も含め全ての目玉親父を演じて
 いました。失礼ながら他に印象的なキャラとしては、
 「天才バカボン」の本官さん(目玉の繋がった拳銃乱射警官)位
 しかないと言えるので、本当に目玉親父に生きたと言える
 77年の声優人生でした。
 
  謹んでご冥福をお祈りします。
 
 
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  ヤドカリの貝殻 2009.1/15
 
 「デフレなのか?デフレなんだな?」
 
  デフレーションと言う言葉が、耳新しいもので無くなったのは、
 いつ頃でしょうか?
 私が高校生の頃に、政経の時間に、
 「みんなインフレ、インフレーションという言葉を知っている
  だろう。じゃデフレーションは知ってるか?」と教えてくれた
 のが、確か私がこの言葉を聞いた初めてだったような気がします。
 インフレは、1960年代に子供だった我々の世代には懐かしい
 言葉です。池田勇人首相の
 「所得倍増政策」
 「池田は嘘を申しません。」は私たちの子供の頃の流行語でした。
 大人が、
 「給料上がるって言ったって、物価もあがっちゃ何にもならん。」
 ってなことを、言ってるのを聞いて育った世代です。
 確かに私が小学校に上がる前、名古屋の市バスの乗車賃が20円。
 今200円ですから、50年足らずで10倍になっています。
 というより、200円になってからもう随分になります。
 高度経済成長の恐るべきインフレーションの後、日本の物価は、
 完全に安定期に入っています。
 
  デフレーションは不景気の象徴と言われ、物が売れないため
 商品やサービスの価格を下げざるを得なくなり、結果的に、
 利益が上がらないため、企業は倒産、失業者が溢れると言う、
 「ヤバイ社会」のバロメーターの様に言われます。
 最近政府が、
 「現在の日本経済はデフレーション傾向にある。」と発表して
 いますが、それは所謂世界恐慌の時の様な状況を指しているので
 しょうか?
 デフレになったと言える経済学的な指標は色々あるのですが、
 私たち庶民には関係ない話。結局
 「そうか、デフレでますます不況なんだ。困ったなあ。」と我々が
 感じるのは、マスコミが
 「トンデモナイ安売りをする店が出た。」という報道を見たとき
 なのですが、例えば下請け企業が受注額を叩かれるなどと言う、
 本当に深刻な不況の報道とは違い、それは違うんじゃないかな?
 と思うケースがあります。
 
  最近話題になっている商品に、
 「激安ジーンズ。」があります。
 700円とかでジーンズが買えると言うのだから驚きです。
 私たちが若い頃、
 「ジーパン」というと、大変高価なものでした。
 アメリカの作業着であるブルージーンズは、丈夫で長持ち。
 色褪せて来ても、また味があると言う事で、ビンテージ物は
 何十万という値段がつきます。西部劇とロックミュージック。
 何時の時代もアメリカ文化は日本の若者を魅了し、ジーンズは
 憧れのファッションでした。高校生のとき親に連れられて、
 ジーンズショップで初めてのジーンズを買って貰った時の
 感動は忘れられません。そのころは既に岡山市で、アメリカ製に
 負けない品質のジーンズが生産され※、値段は下がって
 いましたが、それでも3000円以上はしていたと思います。
 当時の普段着としては大変高価なものでした。
 
 ※アメリカのジーンスと言えば、世界初のメーカーと言われる
  Levis社、そしてかっこいジーンズのイメージが強いLee社が
  有名だったが、当時斜陽産業と思われていた学生服縫製産業
  (学生運動が盛んな時代で、もうすぐ日本中の学校が制服自由化
  すると思われていた)から、ジーンズ製作に乗り出し、
  糸や織りからこだわった高品質ジーンズを発売した。本場
  アメリカでも評判となり、逆輸出されたと言われる。
  創業者が兄弟のビッグジョンとボブソンが有名。
 
  この間、私の定番普段着のブラックソフトデニムが、到頭
 膝に穴が開き、若者ファッションとしてはいいのでしょうが、
 おじさんが穿くのには少々恥ずかしい(というより寒い(笑))、
 有様になりましたので、ショップに行ったのですが、やっぱり
 7000円位するんですね。私は1本買うと5年位穿きますので、
 まあ仕方ないのですが、やはりジーンズと言う物は高いものです。
 インド製や中国製の安いジーンズも前からありましたが、まあ
 1980円とかしていたのですね。
 それがいきなり700円ですから、すわデフレとマスコミが大きく
 取り上げておりました。
 しかしながら、これは少し勘違いがあると思います。
 
  ジーンズは今や世界中で普段着・作業着として使われています。
 平均月収が1万円以下という国の人も穿いています。そういう国で
 ラフに着られるジーンズが、3000円も5000円もする訳がない
 じゃありませんか。
 かつてソ連の若者が西側の文化に憧れて、旅行者が持ち込んだ
 (それ以外に輸入の道がなかった。ソ連政府は国産ジーンズを
 開発したが、ダサイと相手にされなかった)ジーンズが大変な
 高値で取引されたと言われますが、こういう特例を除けば、
 大衆着であるジーンズは、その国の物価にみあった用品です。
 インドあたりで大量生産された製品の中で、日本向け商品は、
 最高級品であったので、日本での売値が2000円近くしましたが、
 「いま日本では安い方が売れるから、どんなんでもいいや、」と
 言うのであれば、700円でもまだ上等な部類でしょう。
 輸送コストや流通コストを考えて、現地で300円位だったと
 しても、現地の庶民の日当より高い位ですから。
 
  結局、今マスコミが騒いでいる
 「オドロキの値下げ競争=デフレ兆候。」は、結局輸入出来る
 商品・原材料のものに限られる事がわかります。私は
 「景気改膳」という安いお米を買っていますが、それでも
 10kgで3000円弱。粒が揃っていなくて、明らかにそれなりの
 お米です。米屋が商売に困って、最高級魚沼産コシヒカリを
 10kg3000円で販売したと言うのは聞いた事がありません。
 そして、日本では不景気だと困っているのは事実ですが、
 そういう日本の円がどんどん買われ、円高になって、輸入品が
 大変安くなった事は否定出来ないのです。
 
  「牛丼280円」のすき家が、順調な売り上げ、380円の
 吉野家は減収。というニュースが流れ、
 「あーやっぱりデフレ。」とまたぞろ(これ凄い言葉(笑))
 マスコミが騒いでいますが、この裏には、円高で輸入牛肉の
 価格が下落しているという背景があります。
 ガソリンの価格が刻々と変わる様に、電気料金が時々円高で
 値下げになる様に、本当は輸入牛肉を使った牛丼屋も、
 円高還元出来ても不思議はないのです。
 
  そしてすき家に行かれた方はご存知でしょうが、牛丼に
 不可思議なトッピング(トマトソース系は勘弁(笑))を
 次々と生み出し、牛丼専門店との差別化を目指すすき家の戦略が
 功を奏したと言えるのではないでしょうか?
 私もすき家に行くと、普通の牛丼ではなく、
 「オクラ鰹節牛丼」なんかを頼んでしまい、結局300円以上を
 払う訳です。ついでに言うと、
 「牛丼ミニ(小振りの茶碗で上盛り、ご飯とも少なめ)」
 「牛丼1.5(上盛り並の1.5倍。ご飯はミニと同じ)」という
 商品設定を作り、女性層の取り込みにも成功している事も、
 見逃せません。一方、昔からある吉野家の
 「軽いの一丁(並のご飯だけ少なめ)」は、相変わらず、
 値段は並と同じです。
 
  今吉野家は、
 「創業110年セール」と銘打って、並を300円にしています。
 「デフレここまで、吉野家も値下げ追従!。」みたいにまた
 マスコミが騒いでいますが、円高を考えると全然苦しくない
 のかもしれません。
 みんな忘れたかも知れませんが、バブル崩壊後の
 「価格破壊ブーム」の時に吉野家、松屋が10円刻みの200円台
 値下げチキンレースをやった事を、私は忘れません。
 経済学には詳しくないですが、あれこそが危ないデフレなんじゃ
 ないでしょうか?あれに比べれば、この度のは極めてリーズナブル
 な値下げと言えるのではないでしょうか?
 
  ベンツやBMWでうちの近所の安売りスーパーに買い出しに
 来る方が多くなりました。確かにこの不景気、生活防衛の為に、
 少しでも安いものを求める様になってきましたが、それにお応え
 する事と、真に危険な安売り倒れとは別物の様に思えます。
 安売りスーパー、滅茶苦茶に儲かってますもん(多くの人が
 買い出しハイテンションになって居る様で、レジで5000円、
 10000円と払ってます)
 2010年は上手な節約と、その反動の一点豪華消費との並立する
 年になるのでは無いかと思います。
 
 
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  シェフのおすすめ
 
 「Video Theater」
 
  最初に買ったホームビデオ機は、ベータマックスでした。
 いわゆる独身貴族のころで、これと26インチのモニター(当時と
 しては超大型画面)を購入し、独り暮しの私は
 「家で映画見ない?」と女の子を連れ込まなかったか?と言えば、
 まあ、そういう事もありました(笑)。ただ私は当時から片付ける
 事が大変苦手でしたので、大抵呆れてもう二度と来てくれません
 でした(涙)。
 「よーし!」とか言って、おもむろに腕まくりで片付けてくれる
 「天空の城ラピュタ」のシータみたいな子は居ませんね(笑)。
 
  それから、レーザーディスクも随分買いましたね。今でも
 DVDより長所があるとかで、中古ディスク売買がなりたっている
 レーザーディスクですが、ジブリ作品は今も持っています。ただ
 機械がもう手元にない(涙)。
 
  後は8mmビデオですねえ。VHSは終わり頃に機械を買いまし
 たが、テレビ番組を録画したりして随分沢山テープが増えたので
 8mmビデオで良かったと思います。
 このテープの一部はその後購入したDVDレコーダーにダビングして
 持っています。
 
  今はどうかと言うと、もうiTunesのムービーライブラリにどんどん
 しまってしまいます。見たい時にはMBP上で見たり、iPod Touchで
 見たりしました。サイズは全てiPod Touchに合わせて、
 横320×縦240(4:3)又は縦180(16:9)に縮小していますが、初期に
 携帯用に圧縮した物を除けば、H.264の100%画質でmp4にした後
 (DVDからはHandbrake、 flvファイルからはMPEG Streamclip
  を使用)、QuickTimePlayerでm4Vファイルに変換して、
 iTunesに収納していますが、iTunes上で見たりします。
 iTunes上でファイルをクリックすると、画面一杯に表示しようと
 しますが、流石に画像が荒いので、
 「表示」→「ビデオのサイズ」→「2倍のサイズ」で見ています。
 iPod Touchの画面よりは大きいですから、多少ネムくなりますが
 低圧縮なので、結構奇麗です。
 
  ところで、2倍のサイズって、昔数学の嫌いな子がつまずく
 「面積は4倍」って奴ですよね。
 320×240の2倍って、要は640×480な訳で、VGAですね。
 ということは、これをそのままテレビに繋いで流せば。
 前にもご紹介しましたが、私の枕元にはダイソーの
 「バナナスタンド(バナナを吊るして熟成させるスタンド)」が
 あり、iPod Touchを吊るして、
 「眼前10cmの巨大画面シアター」を実現していますが、たまには
 気楽にハイボール※でも飲みながら、環境ビデオっぽく画像を流し
 たくなります。
 と言う事で、下記製品を試してみました。
 
 ※最近すっかり絶滅したと思われたハイボールが復活したという。
  ウイスキーを炭酸で割ったこの飲み物は戦後大流行し、
  「酎ハイ」「コークハイ」などの眷属を生み出したが、すっかり
  廃れ、「○○ハイ」のハイってなんだか知らない若者が多かった。
  ところがサントリー角瓶の「ウイスキーはお好きでしょ?」と
  いうキャッチコピーから、ハイボールがまた認知される様に
  なった。寝付かれず(ストレス多いのよ)寝酒が欲しいとき、
  ローソン100の炭酸水をコップに注ぎ、ポケット瓶の蓋一杯分の
  ウイスキーを落として、「激薄ハイボール」を飲む事にしている。
 
  ベッドサイドの小型テレビで見る分には、この320×180のワイド
 サイズで充分です。例えば昔の言い方で、
 「VHS 3倍速位か?」というと、イエスでありノーです。
 もう全然標準速凌駕してる感じの時と、3倍速位かな?と思う時と。
 これはこういう圧縮フォーマットでは当たり前なんですが、動きの
 あるシーンは汚くなるんですね。静止画は本当に奇麗です。
 この辺はiPod Touchの画面だと気にならないんですけどね。
 
  バナナスタンドは105円ですが、別途スピーカが必要です。
 このケーブルならテレビのスピーカーが使えるので、いいですね。
 納得の画質でしたので、自分でも買おうかなと思いました。
 
 ★GRIFFIN Composite iPod to TV Cable ¥ 5,800(税込)
・   動画を扱うiPodの映像・音声をTVのコンポジット端子に接続して、
・   大画面で楽しめるケーブル。動画を楽しみながら充電もできます。
・   付属のACアダプタ(AC→USB変換)は純正のものより薄型な
・   コンパクトサイズなので持ち運びに便利です。
・   複数人で同じiPodの画像を楽しめるアイテムです。
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 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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