Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」384 2010.5/22
 
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  今週のシトラス
 
  今日シトラスからの帰りに大久手を通ったら、件の肉巻きおにぎり
 店が閉店してました。残念でなりません。
 やっぱり車を止めにくいロケーションがいけなかったのかなあ。
 ちょうど、例の宮崎が大変な件で、コンビニでも募金をやってました
 ので、宮崎の方の資本だったのかな?とも思いましたが。
 
  「コウテイエキ」と聞いても、ユンケルしか思い浮かばなかった
 私でも、今はどういう事か判ります。
 口蹄疫はウィルス性の家畜の病気で、家畜がかかると治療法が無く、
 ほぼ100%死亡します。
 人間は発症しないので人間にとってはBSEや鶏・豚インフルエンザ
 ほど深刻ではありませんが、問題なのは恐るべき伝染力の強さ。
 宮崎県の牧牛産業が壊滅的と言う事で、私などは気楽に、
 「伝染った牛肉は喰っちまえばいいのに。」と思っていたのですが
 粉塵が空気に飛んでも感染するとの事。人間も発症しないが、
 「保菌者」にはなるので、健常な家畜に触れると伝染する。
 
  と、言う事で中世の
 「黒死病(ペスト)」さながら、伝染った家畜は殺処分。
 なんとか治療できないかと思いますが、いまのところどんな高級な
 和牛でも、かかったら処分。
 農業王国宮崎は最大のピンチを迎えています。
 10年ぶりと言うこの病気が、宮崎で起こったのは、
 お気の毒としか言い様がありませんが、日本の農業の将来の為にも
 徹底した救援対策を、政府はとって貰いたいもです。
 
  東国原知事以来の宮崎の元気は、日本の農業はまだまだやれる。
 という気持ちを私たちに抱かせてくれました。
 
  宮崎の農家のみなさん。どうか諦めないでください。
 
 
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  ヤドカリの貝殻 2010.5/14
 
 「ワンコイン」
 
  仕事が変わって半年になります。
 地下鉄の駅から職場までは徒歩15分位なので、苦にはなりませんが、
 やはり自転車があれば便利なので、放置していた子供の自転車を
 修理しました。タイヤが腐っていましたので6500円もかかってしまい
 ましたが、直す価値のある自転車でした。
 子供が中学に行った時、大人用の自転車を欲しがりました。
 私の子供の頃は、男の子はみんな
 「サイクリング車」を欲しがりました。ドロップハンドルは学校で
 禁止されていたので、
 「セミドロップ(略してセミドロ)」ハンドルが人気で、なんか
 方向指示器までついた、10段変速とかが憧れでした。
 富士とか丸石の自転車広告が少年サンデーやマガジンの裏表紙に
 乗っていた頃のお話です。
 最近の子は、別にママチャリで全然気にしてないみたいですね。
 我々の世代より、好みが大人指向です。
 今自転車は9800円位のが多いですが、男の子はヘビーに乗るので、
 張り込んで自転車屋で19800円の3段変速のにしました。自転車屋の
 親父は職人気質で、安い自転車はやめとけ。と言われました。
 結果的に5年以上経っても、しっかりしています。
 
  自転車は子供が乗って行ってくれました。
 親孝行な奴です。私は八事の坂を上る自信が無かったのです。
 職場近くの浄心駅の100円駐輪場にとめてくれたので、職場への
 通勤に使っています。
 浄心駅には定期利用者の駐輪場もありますが、70人待ちとか
 言われたので、諦めました。
 ・休みの前の駅までと、休み開けの会社までは歩く。
 ・次の日が雨の場合は、帰りに乗らない。
 と決めておけば自転車が雨に濡れないし(会社には屋根付きの
 駐輪場がある)、定期駐輪場は月2000円なので、それより安く
 使えます。
 
  私が自転車を持って行きたかったのは、もう一つ訳があります。
 職場が浄心の北側なので、ちょっと行くと私の大好きな
 「万楽」というラーメン屋があるのです。
 万楽はシトラスの社長に連れて行って貰ったお店で、名古屋屋台
 ラーメン系(豚骨醤油味)の中で、私が最も好む店です。
 地図で確認すると、歩くのはちょっとしんどいですが、自転車なら
 10分程の距離です。仕事が終わるのが、いつも9時過ぎですので、
 夕食にちょうどいい。
 
  と言う訳で、先日行ってきました。
 最初行ったときは確か420円だったと思いますが、今は480円です。
 それでもたいしたものだと思います。
 690円だったかの特盛は、みた事も無い様な大きな丼で出てきます。
 「ワンコイン」という言葉は、主に500円、又はそれ以下で買い物が
 できる事を意味しています。
 最近ではすがきやの
 「ワンコインセット」が結構ツボです。
 並のラーメンと、肉そぼろ・炒り卵のミニ丼。これは麺を喰った後
 汁をかけて、ビビンパ的に喰うしかない!とまで思いつまされる
 素晴らしいバランスです。
 ワンコインラーメンを謳っている店が近所にあるので、一度味を
 確かめに行きたいと思います。
 「ま、500円だから。」という出来だったら、万楽に申しわけない
 と思います(私が謝る筋合いではないですが(笑))。
 
  近所と言えば、近所の寿司屋のランチは600円です。600円と
 言えば、回転寿しでも、そんなに食べた気になれませんが、
 握りが五貫だったかな?あと鉄火巻き。煮魚か焼き魚が付いて
 赤出しと、茶碗蒸しがついて600円。魚はカマの部分を焼いたり
 煮たりしただけですが、普段あまりこう言う魚料理はしないので、
 結構嬉しく時々行きます。いつ行っても駐車場が満員な回転寿しより
 散歩の途中で、こういう店にふらりと行って、飯を食う。
 こう言うのがワンコイン位で出来るのはいい事ですよね。
 頑張れ寿司屋の親父(笑)。
 
  この前仕事から帰って、何気なくテレビをつけましたら、
 「かつや」というカツ丼専門チェーンの紹介をしていました。
 私は主夫ですので、カツ丼を作ろうとすると、どれだけコストが
 かかり、どれだけ手間がかかるかは知っています。ですから街の
 うどん屋などで850円~1000円位でカツ丼を出すのは
 「仕方ないかな?」と思います。ま、頼みませんけど(笑)。
 このかつやのカツ丼(並 ここは梅という)は490円(税抜き)。
 創業者が500円で喰えるカツ丼を、と言う事で、苦心して肉の仕入れ
 先から開発した結果が、このチェーンだそうです。
 アメリカ産、カナダ産の豚肉をいかに安く仕入れるか?が苦労だった
 そうですが、経営が軌道に乗り出すと、安いルートの引き合いが
 どんどん来たそうで、まあ商売と言うものは勝ち組にならないと駄目
 と言う事でしょう。
 
  「かつや」のコンセプトは、
 「男の店」。出店調査では、男性ドライバーの車の数で決めるそうで
 はなから女性客は相手にしていない。一時期の吉野家と同じですね。
 一時は女性客、ファミリー客を意識して定食ものを増やして低迷。
 バイト上がりの現社長が、もう一度原点のカツ丼・カツ系定食のみ
 に絞る戦略で持ち直したとの事。
 私にとってカツ丼は本当は
 「イケナイタベモノ」です。1000kcal近いですからね。
 この店は、最近のファミレスでおなじみの
 「カロリー表示」を一切しません。カツ丼食べたい人はそれを
 気にしながら、
 「今日は特別!」とやって来るからです(汗)。
 
  で、今日行ってきました(笑)。これも取材のため。と(汗)。
 調べると、鳴海店が一番近いと判りました。
 まさにプロドライバーの職場、国道一号線沿い。
 バイクで30分程走ると、確かにその店はありました。
 昔の吉野家※そっくりのカウンターとカウンターから張り出した
 テーブル席。全て内側から折角出来るレイアウトです。
 店員は女性。客はほぼ男性。2人だけカップルの片割れと、男3人
 の友達と来た女の子。期待通りの見事な、
 「無銭飲食しちゃった千尋の両親」みたいな(ごめん(笑))
 人もいます。
 
 ※吉野家はこの便利そうなレイアウトを捨てて、ちょっと格好いい
  店に改装が進んでいるが、JAZZが流れていたりして、なにか
  方向を見失っているとしか思えない。変なコンサル会社に騙されて
  いないか?
 
  テレビ初登場記念セールで
 「Wカツ特価セール」を3日限定中でしたが、ぐっと我慢し、
 「梅をご飯少なめで。」と頼みました。
 カツ丼らしいカツ丼でした。100人が100人
 「カツ丼?こういう味だよね(ソースかつ丼をカツ丼という地域を
  除く)」と連想する味です。つまり、美味い。
 味の点では、強くうどんだしベースを打ち出す、
 「どんどん庵」のカツ丼(こちらは税込み500円)の方が面白いの
 ですが、かつやのはカツに使う豚肉が美味い。さすがに仕入れに
 命をかけているだけあります。
 しかも注文を受けてから揚げている模様。
 
  と言う事で、満足して帰りました。
 最近290円とか398円弁当が当たり前になり、それらの残念な味に
 不満を感じる私ですが、サラリーマン、OLが最高500円程度で食事が
 出来る環境があれば、社食のない職場でも、まずまずの世の中なの
 ではないか?と思う昨今でございます。
 私は、昼食は家族のために作る夕食を弁当箱に詰めて行くだけ
 ですが、夜は外食なので、安くて美味しい店はありがたいです。
 
 
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  シェフのおすすめ
 
 「冥王星の誘惑」
 
  最近猛烈に欲しい物があります。
 iPadでしょう?って。それもそうなんですけど、
 京極夏彦先生(Mac使いで原稿をAdobe Indesignで直接割り付け
 まで指定して出版すると言う)が新刊をiPadで発行と発表、なんて
 聞くと、もううずうずします。
 ですが、おいそれと48800円は出せません。手持ちはありませんし。
 筍生活、というと、持ち物を次々と売って生活の足しにする(筍の
 皮を剥くイメージか?)ことですが、私にはもう剥く物がありません。
 
  唯一身分不相応なものと言えば、
 「子供達(すみません奇麗事いいました(笑)。」いや
 「ライカM3」なんですね。
 ライカは持ってみるだけで、写真を撮らなくても五感が幸せに震える
 カメラです。それは日本製カメラには無い金属感とメカ感にあります。
 「生まれ年のライカを持つ」というのはライカ好きの夢です。
 私の生まれ年は1954年。この年は秋のフォトキナ(ドイツ)で
 M3が衝撃のデビューをした年。このカメラを手にした日本の
 カメラメーカーは、その余りの完成度に青ざめ、当時主流だった
 距離計連動型カメラの開発を断念。一眼レフへの道を歩みます
 (結果的にはそれが良かったのですが)。あとはこの年は東宝が
 「ゴジラ」を封切りした年(これは単なるまめ知識(笑))。
 
  と言う事で、私は生まれ年のライカを欲しいと思い、出来るだけ
 年式の古いライカM3を捜しました(安いし(笑))。
 ダブルアクション(フイルムを巻き上げるのにレバーを2回動かす。
 後期型はシングルアクション)のライカM3が格安でありました。
 当時の市価の半額だったので、ちょっとビビりながら購入。案の定
 調子が悪くなり、修理に出したら修理費が買値と同じ(涙)。
 そういうカメラでしたが、紛れも無い初期型で、
 「これで生まれ年のライカが手に入った!」とご満悦でしたが、
 恐ろしい事にライカはシリアルナンバーで、全て製造年が判ります。
 確認すると、残念ながら1955年製でした。
 思えば10月頃のフォトキナで発表ですから、その年にM3を手にした
 人は少ない筈。
 「まあ部品は1954年に作ったんだろう。」と無理矢理納得させ
 ましたが、54年製の旧型ライカに買い替える気もせず、今に至って
 います。
 ちなみにレンズ(ズミクロン5cm/2.0)は紛れも無く1954年製でした。
 
  大切な私の宝物ですが、最近は殆どデジカメしか使いません。
 フィルムは手に入りにくくなっているし、現像代はかかるし、
 現像したフィルムは、結局スキャナーで読み込むので、銀塩写真
 なのか、デジタル写真なのか、なんか微妙な所です。
 もう二度と買えないと思うので、手放したくはないのですが、もし
 今度壊れたら修理代もないので、もう売ってしまおうかとも
 思っています。ただ、
 「生まれ年のレンズ」だけは持っていようかと思います。
 
  ライカを初めとする距離計連動型カメラは、中にミラーを必要と
 しないので、レンズ末端とフィルムの距離(フランジバック)が短く
 出来ます。そのため、ライカM型用のレンズはフランジバックの長い
 一眼レフカメラには付きません。
 世の中にはアダプタと言う物がありますが、無理なのです。
 最近オリンパスやパナソニックが提唱している
 「マイクロフォーサース」という、ミラーを介さないレンズ交換型
 デジカメ規格(画面はモニタだけで確認)だと、この距離が大変
 短いので、アダプタを使えば、色々なレンズが(勿論ピントは手動)
 使える訳で、結構クラシックカメラ好きの間で話題になっています。
 ライカMのレンズも勿論使えます。撮像素子が小さいので、50mm
 のレンズが100mm換算になってしまいますが。
 
  もしマイクロフォーザーズのカメラを買うとしたら、パナソニック
 でもいいですが、とりあえず高度経済成長時代の国民機の名前を
 継承した、オリンパス社の
 「オリンパスペンE-P2」がかっこいいので欲しいですね。
 ブレッソンばりの黒い忍者カメラで、さっと撮るのもいいですが、
 昔のペンFを彷彿させるシルバーも超かっこいいです。私は
 「生まれ年のライカレンズ」をつけて散歩したいですが、名玉
 「ズイコー」の名を冠した、専用のAFパンケーキレンズ※付きの
 キットも魅力です。
 
 ※パンケーキは日本流に言えばホットケーキ。薄型レンズで
  持ち歩きに便利なので、各社一眼レフのラインアップによく
  存在する。20年前にリコーが出したパンケーキレンズが(今も
  ペンタックスの一眼デジカメに付くので)結構な高値だったり
  する。Macにも「ピザボックス」と呼ばれる薄型筐体が昔
  あったが、食いもんに連想するのは、よくある話。
 
  デジカメ全盛で、銀塩クラシックカメラの買値は下がっており、
 私のライカも、オリンパスペンE-P2を買う程の値がつかないと思い
 ますが、こんど委託にだそうかと思います(ボーナス時期かな)。
 バブリーだった時代の道楽で最後に残ったカメラですが、ライカは
 まだ修理が利くので、これからも使って下さる方が居られれば、
 その方が
 「イッコ下のライカ」にも幸せかもしれません(ちょっと涙)。
 
 ☆オリンパスペンE-P2C パンケーキレンスキット   ¥120,000
  マイクロフォーサース規格のレンズ交換デジカメ
  「オリンパスペンE-P2」とデジタル専用パンケーキレンズ
  「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」のセット。
  現代お散歩カメラの最高峰と言っていいでしょう。
  マイクロフォーサース規格は、アダプタ(別売)装着により、
  古今各社の様々な名玉レンズを装着可能なため、買ってからの
  楽しみも大変多い規格です。
 
 
 
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  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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