Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」385 2010.5/30
 
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  今週のシトラス
 
  「和風牛丼」ってなんでやんしょ?
 気になったので、なか卯に行ってみやした。
 牛丼はそもそも発祥が
 「すき焼きをご飯にぶっかけたもの。」だったと了見して
 おりやす。
 牛肉以外の具を玉葱だけに限定したのは、おそらく吉野家辺りの
 工夫ではないかと思いやすが、味付けはあくまでも醤油味ベース。
 洋風も、中華風も入り込む隙はござんせん。
 まあ玉葱は西洋渡来の野菜でござんすが、牛肉を食べる風習自体が
 明治以降の
 「牛鍋」からきており、すき焼きも
 「普段調理する鍋で牛を煮たくない。ので農機具の
 「鋤」つまり和風のスコップ(関東ではシャベル?でかい方)、
 その鉄の部分で肉を焼いたんで、すき焼きとの事。
 
  結句牛丼なんて、どこをどうつついても和風料理だと思うんで
 ござんすが、なか卯さんは、あえて和風牛丼とおっしゃる。
 んじゃってわけで、行ってめいりやした訳で。
 まあCMの絵姿で察しがついておりやしたが、焼き豆腐こそねえ
 ものの、糸こんにゃくさん、しいたけさんなどへえっておりやす。
 築地辺りで、
 「てやんでえ、玉葱と肉だけの牛丼なんて、牛丼じゃねえ!」と
 おっしゃるお方も居られそうでやんすが、こちとら長年
 「飯の上は肉ぎっしり」が相場と思っておりやすので、
 なんだか寂しい気もいたしやす。かといって
 「すき焼きの翌朝、飯ぶちこんでおじやにする。」みてえな満足感
 は望んじゃ野暮ってわけでして。
 
  なか卯さんも、すきやさんと経営母体が同しというこって、
 違いを出すのにご苦労もおありのこったと思えやすが、もう一息
 気張ってもらえればと、思いやす。
 あっしが吉野家さん行く時のとっとき、
 「牛すき鍋定食」が止めんなっちまったんで(べらぼーめ)、
 代わりにと期待しやしたんですが、350円じゃ無理でやんしょね。
 んなこた、
 「かみそりにふんどし※」でやんしたが。
 
 ※佐藤雅美の時代小説に出て来る江戸前の地口(洒落)。
  「尻切っている=知りきっている」
 
 
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  ナゴヤからの手紙 2010.5/30
 
 「ワンコインII」
 
  前回お話しした近所の
 「ワンコインラーメン」ですが、行ってきました。
 お好み焼き、もんじゃ焼きをメインにした居酒屋っぽい店ですが、
 昼も営業しており、ラーメンがあります。
 正統派の澄んだ醤油ラーメンで、麺も好みの細麺。
 スープは少し甘口で、いかにも
 「散々飲んだ後、〆で頼むラーメン。」という風情。
 ちゃんと厚みのあるチャーシューも一枚入っており、これで
 500円なら休日の昼食に行ってもいいかな?と思います。
 検索してみると、まだまだ全国に500円のラーメンはある模様。
 本場博多では、ラーメンなんて500円越えたら怒られるような印象が
 あるそうです。なのにどうして他地方に進出する博多ラーメンは
 700円以上するんでしょう(麺が空輸とか?)?
 本町筋の某店(平針進出の噂!これはこれで嬉しい)とか、
 矢場町の某店とか、美味いのは認めますが(矢場町は微妙)、
 ラーメンに1000円近く出したくないのです。
 
  確か日本の500円玉は、普通に流通する硬貨では世界で最も
 高額(為替で換算して)との事です。記念金貨とかは別にして。
 この素敵な硬貨で一食美味しく食事が出来たり、一日遊べたり
 出来たら、それはそれなりにいい国だと言えましょう。
 デフレとかじゃなくて、そういう地に足がついた消費生活が
 当たり前になるべきですよね。
 
  というわけで、ワンコイン万歳を叫びながら、休日の私は次なる
 ターゲット目指し、珍しく外出したのでした。
 名古屋市の都市交通機関で、私がまだ制覇していなかったのが
 「ゆとりーとライン」あーやっちゃったのネーミング。掲示版では
 「ゆとり」というと、
 「ゆとり教育」により、なんかゆるゆるに育ってしまった若者を
 「これだからゆとりは。」などと書き込むのですが、毎度おなじみ
 「メソポタミア文明の粘土板に『最近の若者はなってない』と
  書いてある」そうなので、まあしょうがない訳です。
 すっかりゆとりが悪いイメージになっておる昨今で、この会社も
 このネーミングは早く忘れたいんじゃないか(基幹バス2号線の
 愛称「ミッキー」を誰も知らない様に(笑))と思います。
 ちなみに名古屋市交通局のキャラクター、顔がしゃちほこの奴は
 「ハッチー」って言うんだよ。こいつ、にこにこして敬礼している
 けど、歩きながら煙草を吸う悪でもある(笑)。
 
  正式には
 「ガイドウェイバス」と言うらしい。一見普通のバスですが、
 コンクリートフェンスで仕切られたガイドウェイに入ると、下から
 ローラーが出て来て、運転手はアクセルとブレーキだけで操縦。
 まるで、そうです。
 「ミニ四駆」そのものです。ヒントを得たに間違いないっ!
 で、普通の道路では、何も無かった様にローラーを仕舞って、
 「親の敷いたレールなんか走るもんか!」って感じで走る。いや
 ローラー出してる方が非常識ですが(笑)。
 もうこれをどんどん広めて、電気バスにして地下鉄の線路を走って
 しまえばいいのに…。とさえ思いますが、なにしろ全国初だそうで、
 これは乗りたいと、前から思っておりました。
 
  大曽根を出て守山方面に向かうこれが、私どもの地域からだと、
 「名城線(環状線)」の
 「砂田橋」という地下鉄駅の上を通るので、八事で鶴舞線から
 乗り換えればいいと判りました。
 アクセスはリニモより便利で、地下鉄砂田橋駅からエレベーターで
 一気にこのバスの駅(もう停留所なんてもんじゃなく立派なホーム)
 まで上がれます。駅のホームで待っていると、バスが入って来るのは
 なかなか新鮮。まあ車内は電車と言うより、低床バスです。
 
  で、目指すのは
 「竜泉寺」
 ここは温泉が出るため、大きな施設ができている事は、前から知って
 おりました。ここは前は大きなプールがあり、その前は巨大迷路が
 あったのですが、現在は
 「竜泉寺の湯」という温泉です。
 温泉に関しては温泉法という法律で定義されており、確か昔はもっと
 ハードルが高かったと思いますが、現在では摂氏25度以上あれば
 温泉と称していい様です。
 竜泉寺温泉は42.7度と言う事で、お風呂に使うには立派な温泉です。
 
  途中から普通のバスになって竜泉寺に向かったガイドウェイバスを
 居りた時には3時ごろになっていました。
 困った事に、車内アナウンスは一切
 「竜泉寺の湯はこの停留所でお降りください。」という旨を流し
 ません。竜泉寺バス停直前に運転手に
 「竜泉寺の湯はここで降りるんですか?」と確認して降りました。
 砂田橋の駅にも広告が無いし、なんか仲悪いの?
 まあ名古屋の人は、ほとんど車で行くのでしょうけどね。
 
  ここは規模が大きく、露天風呂も充実していますが、まあ
 スーパー銭湯の一種です。ただ違いは、名古屋のスーパー銭湯が
 軒並み700円になりつつある中(普通の銭湯は370円でしたっけ?)
 ここはワンコイン500円です。岩盤浴までやっても700円。
 これは温泉特有の
 「水道代・燃料代要らない。」という利点がもたらしているので
 しょう。久しぶりの手足が伸ばせる浴槽で(涙)、ゆったり楽しみ
 と言っても、私はもともと
 「からすの行水」なので、賞味1時間位しか湯に浸かっていません
 でしたが、のんびりできました。これで500円は安いぜっ!
 中の食堂も結構安めの価格設定(味は知らない。食べてないので)
 で、これは一日遊べる施設です。ちなみに朝湯(9時まで)は
 400円。早起きの年寄りで一杯の予感(笑)。
 
  ただしガイドウェイバスのアクセスは帰りはいいとは言えません。
 中央分離帯のある国道の向こう側の名古屋方面行きバス停(直線距離
 は近いのに(涙))に行くのに、かなり遠い横断歩道まで行かなく
 てはならず、
 「行きは良い良い、帰りは怖い。」です。この辺もなんか不仲?
 とにかくワンコイン娯楽(岩盤浴まで張り込んでも700円)と
 しては、ナゴヤ近辺の方には超おすすめ施設です。
 私は?と言えば、もう行かないかも(なんだよそれ(怒))。
 
  じつはこの施設の二号店が、鶴舞線と乗り入れている、
 「名鉄豊田線(開通当時は豊田新線と言ったが、古くなった?)」
 の浄水駅近くに出来ているのです。
 家からだとこっちの方がアクセスがいいので、これからはこっちに
 行こうかと思っています。
 ただし豊田線はなんだかバカ高く、赤池←→浄水はなんと390円!
 浄水まで赤池から5駅目なのに!
 なめてんのか!と言いたくなる運賃なので、カブで近所の700円の
 スーパー銭湯に行った方がいい気もします。
 
  それにしても最近普通の銭湯やスーパー銭湯は閉店が続いて
 います。近隣でも緑区で一軒と、あと一度は行こうと思っていた
 「バリ湯(豊明市)」がいつのまにか閉店。ここはネーミングが
 いいので行きたかったのですが、葬儀場になっていました。
 「おじいちゃんはここのお風呂が好きだったねえ。」などと
 葬式で語り合うのでしょうか?
 やはり水光熱費がバカにならないのでしょう。
 そういう意味でも温泉が出る所は強いと思います。
 日本は深く掘れば高確率で温泉が出るらしいのですが(丸の内に
 温泉付きマンションがあったりします)、出て来なければ投資が
 パーになりますので誰でも出来る事ではありませんし。
 
  と言う訳で、いつもは毎日シャワーだけで済ませている欧米か?
 の私ですが、休日には絶滅が危惧されるスーパー銭湯巡りでも
 しようかと思います。
 これからの季節なら、風呂上がりにカブに乗っても湯冷めせずに
 帰れますしね。
 
 
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  シェフのおすすめ
 
 「一句」
 
  五月晴れ エマ・ワトソンを 見に行かむ
 
 えー、少し解説が必要ですが、映画
 「ハリー・ポッター」シリーズでヒロイン
 「ハーマイオニー・グレンジャー」を演じたエマ・ワトソン。
 「子役は…大きくなると…あれだよね。」という定説をただ一人
 裏切り続けている彼女。最近はモデルとしても活躍。
 第一作では本当に愛らしい子役と言う印象でしたが、途中で
 どんどん美しく成長。何作目かで、
 「ダンスパーティーで正装したハーマイオニーの美しさに皆呆然。」
 みたいなシーンが原作にもありますが、これは作者のローリングが
 成長してどんどん奇麗になって行くエマに影響された※のでは?と
 言われます。
 
 ※作者は映画版スネイプ先生の、悪役ながら余りの好演に、原作の
  スネイプ像を書き換えたと言われる。
 
  掲示版でも話題ですが、最近のエマ・ワトソンの美しさは、
 「絶世の美女」レベルに達している気がします。
 ハリーは、ロンの妹のジニーと結婚し、ハーマイオニーはロンと
 結ばれますが(もうネタバレでもないよね(笑))、映画版だと
 なぜハリーがハーマイオニーを選ばないか、ちょっと
 「あり得んだろ?」と思ってしまいます。
 
  ここまで話をふって、なんの話をするかと言えば、
 エマ・ワトソン並にでっかく奇麗に成長しちゃったあの子。
 私たちが誕生の時から良く知っているあの子。
 「ほら、小さいときは真っ白でさあ。歌だけは上手かったけど、
  目玉だけくるくるして、最初こんな子、認められるのかなあ?と
  思ったけどさ。先を
  『歩いていく人』をあっという間に追い抜いて、皆の人気者。
  電話のお仕事始めた時も、先輩からいじめられるかと思ったけど、
  オシャレな彼女はすぐ売れっ子になっちゃって。今度は見違える
  ほど大きく、美人になって、本屋さんに勤めるらしいよ。」
 みたいな(笑)。
 私たちの美しいハーマイオニーを見に行かん。とぞ思いける。
 
  というわけで、本日栄のアップルストアへ見に行ってきました。
 平日だと言うのに、店内は人山の黒だかり(わざと間違えました)、
 充分の数置いてあるデモ機は、殆ど誰が触ってました。
 私もさっそく。で、初回のインプレッション(と言う程の時間では
 ないですが)を。
 1.画面大きくて奇麗…私のiPod touchの6個分以上の画面です。
  キーボードを表示しても、タッチタイプに支障のない大きさ。
  これはモバイルノートとして、ベストな画面でしょう。
  初代iBook(貝殻さん)位はありますね。でも手が疲れる程
  重くはありません。薄いですし。
 
 2.読書に期待…iTunesが始まった頃以上の圧力が出版・販売部門から
  かかる気がしますが、順調に新聞・雑誌・単行本が電子出版され
  れば、これ以上の環境はないでしょう。まだ日経しか読めませんが
  これからの新聞はこれしかないと思います。
  変にリーダー規格を乱立させず、iPadで読む事が普通になれば、
  出版業界はこれからも安泰でしょう。でないと本とは言えない
  新しい電子媒体にとって代わられると思います。
  「これは本なんだから金だして読むのが当たり前」という原則が
  崩れる前に、日本の出版産業もはやく乗るべきです。
  街のレコード屋さんが店を閉めた様に、本屋さんは苦しいでしょう
  が、電子出版物が本の体裁を持ち続ける方が、まだ紙媒体が
  「この先生、茸る※」可能性があります。
 
 ※掲示版で使われる「この先、生き残る。」の誤変換ネタ。AAも
  各種存在。
 
 3.基本はでっかいiPod touch
  動作はiPhoneやiPod touchの操作性そのままです。ユーザーは
  なんなく使いこなせるでしょう。直感的なインターフェイスです
  ので、パソコンが初めての人にも使いやすいでしょう。
  モバイルとして、MacBookとどっちかあげる(くれっ!(笑))
  と言われたら、私なら間違いなくMacBookを選びますが、
  5万円弱でこの性能なら、3万円代の貧弱なWindowsミニノート
  よりはこっちが絶対いいです。3G環境も魅力ですが、Eモバの
  Pocket Wifiとの組み合わせもいいと思います。
 
  正直女の子がバッグにいれてオシャレに持ち歩く大きさではない
 ので、iPhone程の爆発的人気にはならない気がしますが、字の
 拡大が自在と言う面で、団塊の世代には重宝がられるのではないか
 と思います。映画鑑賞ツールとしても秀逸。
 成長はしましたが、エマ並みの美人に育つには、やはり出版業界
 とのコラボが重要でしょう。ただ日本版iTunes Music Storeの
 立ち上げが大幅に遅れ、某社系の楽曲が未だに乗らないにも
 拘らず、iPod市場が拡大したのは、ひとえにCDやDVDから、
 「自分で楽しむ範囲で」の変換が簡単なiTunesというソフトが
 あったからだと思います。iPod/iTunesがWindowsに対応した途端
 雪崩の様に皆iPodにシフトしたのは、他社のソフトがいかに
 使いにくかったかを示しています。
 
  BookreaderとしてのiPadの今後は、同じ様に簡単な変換機
 「紙媒体の本を電子媒体にするスキャナ」が如何に低価格で
 普及するかにもかかっているのではないかと思います。
 現在もそういう高速スキャナーは存在しますが、製本をバラバラに
 しなくてはなりませんので、CDやDVDが、
 「iTunesに変換後、壊れたりしない。」事を考えると、困った事
 です。CTスキャン的な技法で、水にぬれて完全に固まった古文書
 などをベージごとに読み解く装置は既にあるそうですので、そんな
 技術を使って、なんとか製本したままで高速のスキャンが出来ると
 いいと思います。ただし、あくまで個人所有の本を
 「自分で楽しむ範囲で」電子書籍にする訳なので、高価な機械を
 持つ業者に委託するのは、限りなくグレーです。
 数万円という価格で、そういうブックスキャナを個人所有出来る
 時代になれば(自動スキャンに一晩位かかってもOKでしょ?)、
 ライブラリも随分楽になるのに、と思います。
 
  とにかく、今お金があれば、すぐにでも買いたい素晴らしい
 製品です。iPod touchやiPhoneユーザーには、そのまま同じ感じで
 使えますし、MacやWindowsユーザーのモバイルとしてもこれ以上の
 ものはありません。Macとの比較だと、出来る事は制限が多いですが
 2つのアプリを平行して作業する事は出来ないので、割り切って使う
 ものですが、両方持ってるに越した事はありません。
 Macユーザーの方で、
 「今度長期出張が決まってしまった(汗)。」なんて方は、余程
 気をつけないと、いつの間にか自分を納得させている自分に
 気がつく事でしょう(複雑(笑))。
 
 
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 お願い
 
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 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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