Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」391 2010.7/14
 
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  今週のシトラス
 
  選挙も終わり、ああいう結果に終わりました。
 マスコミでは大変困った問題の様に
 「ねじれ現象」が言われていますが、もともと二院制はお互い牽制
 しあう事が一つの目的ですので、こういう結果が必ずしもマズいと
 言う訳ではない様に思います。
 戦後の長い自民党政治においても、国民はしばしば参議院選挙で
 野党に過半数を与えるという審判をしています。
 
  画期的なマニュフェストで衆院選を圧勝した民主党ですが、いざ
 政権を運営すると、必ずしもマニュフェスト通りにはいかなかったり
 マニュフェストを実現しようとして、必ずしも国民の生活実感に
 あてはまらない政策を強行したりするきらいがあり、それを嫌う
 国民の意思が今回の結果を招いたと思います。
 
  今回の選挙前も、マスコミはしばしば
 「参院無用論」をとりあげていましたが、
 「ねじれ現象」。良く言えば、
 「独走を止め、慎重な論議を尽くす事ができる。」状態は、
 参議院の本来あるべき姿ではないかと思われます。
 
  誰も提案する方が居られないのが不思議ですが、これからの高齢化
 社会を考えると、参議院の方が平均年齢が高くなる様な選挙改革も
 必要なのでは?と思います。
 憲法では、両議員の被選挙年齢についてなんの規定も無く、
 別に法律で定める事になっています。また内閣総理大臣は、
 「国会議員から任命する。」となっており、必ずしも衆議院議員とは
 規定されていません。
 例えば、衆議院議員の被選挙権を、
 「25歳以上60歳未満。」と定めれば、60過ぎた政治家は参議院に
 行かざるを得ず、欧米の様な40~50歳台の若い首相が活躍出来、
 どうしても必要ならば、参議院から老練な首相も出す事が出来ます。
 参議院は中高年の代表議会になると同時に、本来の
 「良識の府」
 「賢人会議」の性質をもつ様になるでしょう。おっかない先輩が
 政府に目を光らせているわけですから。
 これらの事が、憲法改正無しでできるのですが、どこかの政党が
 検討してくれないでしょうか?
 
 
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  ヤドカリの貝殻 2010.7/14
 
 「外食最新レポート」
 
  と言う程の話ではないですが、某牛丼チェーンの(というより
 全部か?)上盛りの肉の量が明らかに少なく感じられる昨今、
 外食産業は、魅力的な新製品、集客力のあるキャンペーンで
 不況を乗り切ろうとしています。
 最近各店に見られる動向を、B級グルメ評論家である(詐称(笑))
 私めがレポートいたしたいと思います。
 
 1.マクドナルドの場合。
  最近、マクドナルドは、モーニングメニューにてこ入れをしました。
  「朝マック」は、元々固定した客層を持っておりました。
  「ホットケーキとコーヒーで朝食。」と言うのは、我々の若い頃
  とても新鮮な感じがしました。しかしながら、おそらく早朝からの
  勤務クルーの充分な確保が難しい事が原因ではないかと思いますが、
  ホットケーキは姿を消し、代わりにマックグリドルという、
  「菓子パンで肉を挟む。」様な、日本ではとても受け容れられる
  味覚ではないメニューが登場しました。ホットケーキも生地に
  甘味があり、メープルシロップも付属しましたが、一枚を素のまま
  ソーセージパテと食べ、あと一枚をシロップで食べるという手が
  ありました。このグリドルは元Appleの原田CEO就任以来、唯一の
  失敗作であったと私は思います。
  今回は、以前より人気のあった
  「ソーセージマフィン」を一気に100円、飲み物とセットで、
  200円という強烈な手を打って来ました。
  ドトールあたりで朝食をとるサラリーマン/OL、学生をかなり
  取り込む事が見込まれます。
 
   一方普通の時間帯では、笑福亭鶴瓶をCMキャラクターに
  「初恋の味 チキンバーガー ソルト&レモン」を発表しています。
  度々復活メニューとして出て来る
  「チキンタツタ」は、何度食べてもそれほど美味しいとは思えず、
  「だからこそレギュラーメニューになれないのかな?」とも
  思いますが、今度のチキンメニューは、味付けの要として
  塩の研究が生かされており、実際美味いと感じます。
  最近マクドナルドは、棲み分け(マックは味はそこそこだが安い)
  を破って、高価格帯(従来はモスバーガーの領域)に攻め込もうと
  しています。前回のアメリカ風に続き、今回のも
  「いつもよりちょっと高いけど美味い。」の期待を裏切っていない
  と思います。
 
 2.うな丼戦線。
  夏になると、吉野家とすき家で、うな丼が期間限定メニューとして
  登場します。今年の特徴は、吉野家がうな丼の価格を
  500円にして来た事。デフレ傾向と言われる昨今、メニューの価格
  には各社神経を尖らせていると思われますが、一挙に昨年の550円
  から50円さげた吉野家の戦略がファイティングポーズなのか、
  やけくそなのか判りませんが有難い事です(すき家は580円)。
  「美味いけど(これは人によりますが)高い。」吉野家という
  イメージをこれで覆す事ができるでしょうか?
  ようやく登場した
  「牛丼軽盛(300円)」もすき家の牛丼ミニ(230円)に比べると
  割高感が否めません。吉野家ファンが許せるのは各メニューで
  「他社より50円高い。」までだと思うのです。
 
 3.ロイヤルホストカレーフェア。
  先回デニーズのカレーフェアについて取り上げましたとき、
  「ロイヤルホストのカレーフェアは今年はやってない。」という
  意味の事を書きましたが、ロイヤルホストは今年もカレーフェアを
  やっています。お詫びを込めて食べに行ってきました。
  数種のカレーがありましたが、昨年までにあるものが中心。人気の
  「カシミールカレー」がメインで「印度チキンカレー(略したら
  駄目ですよ(笑)」などがありましたので、チキンカレーにして
  みました。20年以上続いているこのフェアですが、毎年日本に
  新しいカレーの提案をし続けた初期に比べ、最近は同じ繰り返し
  が感じられます。最初は有名シェフのレシピに忠実にカレーを
  作っても、年月が経つと・・・。
  金型に材料を流し込んで作る製品があるとして、金型が壊れる程
  生産すると、出来た製品で型を取り、金型を作って生産します。
  「デティールが甘い」ものが出来上がるのですが、そんな感じ。
 
 4.リニューアルの意図。
  一方そのころすき家では従来の
  「スパイシーカレー」を廃止し、新たに実にシンプルな名称
  「カレーライス」を新発売。従来のカレーでも牛丼屋系では一番
  完成度が高いと思っておりましたので、期待して発売日に来店。
  結論は、見事にカレーライスです。つまり
  「お母さんが、我が家定番のカレールーと、お肉と野菜で作る
  "わーい!今夜はカレーだー!”のカレーライス。」です。
  牛丼屋のカレーは、
  「あいがけ」という独特のメニューがあり、牛丼の味を邪魔しない
  ために、素材を煮込み、形がない状態が特徴でしたが、今回のは
  結構肉や野菜がしっかりあり、まさに家庭のカレー。または
  「高価格化を目指したレトルトカレー。」の趣です。
  美味しいので、独立され家庭の味が懐かしい方には好評を得る
  のではないかと思いますが、問題は値段。
  私が良く頼むカレーミニでは、従来が250円だったのが、300円。
  スパイシーカレーの出来が悪くなかっただけに、この価格は疑問。
 
  ところですき家に見逃していたメニューがある事に、今日気づき
  ました。おそらく登場が、私のダイエット宣言前であったために
  「けっ、牛丼屋でこんな頼りないの。」と記憶もしなかったものと
  思われます。今となっては有難い。名付けて、
  「牛丼ライト」
  要は、サイドメニューの
  「健康セット」の豆腐を丼に入れ、
  「サラダセット」のサラダ(千切り野菜とコーン)を乗せ、柚風味
  のドレッシングをかけた上に、牛丼の上盛りを乗せるという
  ご飯抜きメニュー。280kcalは嬉しいですが、さすがにこれだけ
  だと、次の食事までに空腹になりそうです。
 
 5.松屋の新メニューは○
  「労働者・学生の店」のイメージが強かった松屋ですが、最近は
  若い女性客も多くなりました。
  同時に高い年齢の方も増えました。そこで新メニュー。
  すき家が鶏を丼にすると焼き鳥丼(吉野家にもありました)に
  なりますが、今回の松屋は、
  「五目鶏飯」で登場。
  これで松屋は陸海空を制覇(海は鮪やまかけ丼)しました(笑)。
  山菜鶏釜飯風の味付けで、上手に出来ていますが、特筆すべきは
  その鶏肉の少なさ。これは悪い意味でなく、この手の鶏釜飯では
  当然のバランスです。山菜、野菜がメインの丼ですが、これが
  馬鹿に出来ない。当然他の丼に比べればカロリーも少なめで、
  松屋の美点、みそ汁付きも相まって、結構満足出来る仕上がり
  です。惜しむらくは小盛がないこと。50円引きでいいからなんとか
  設定して頂きたいです。
 
   以上ダイエットまっただ中ですが、出来るだけ最新情報を実食
  してお届けしました。まあ昔なら
  「口直し」と称して別の店(例ココ壱)に行ったりしてましたから
  頑張っている方です。それにしても体重おちないなあ(涙)。
 
 
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  シェフのおすすめ
 
 「ナイスミディ」
 
  登場は以前から噂されておりました。
 ただ現在のアップルのラインアップからして、このクラスが入る
 余地がもうないのです。
 昔のMacで考えると、
 iMacはClassic。
 Mac miniはLC。
 ということになり、最上位機種の
 Mac ProはQuadra950になります。となると、
 CiとかQuadra700(書いてて涙が出る程懐かしい)に相当する
 「ミディクラス」が永らくマックには欠落していました。
 これは現在のMacbook系の出来が余りにも良く、また一体型iMacも
 大きな液晶を得て、とてもエントリモデルとは言えないため、これで
 充分だからです。
 
  「Mac midi」はそういう訳で、一部ファンには待望されながら、
 まず登場しないだろうと言われてきました。
 時代は片付けが便利なノート型か、テレビを取り込んだ情報家電型
 一体型に動いています。
 Mac miniは元来、大きな使命を持って生まれて来た機種です。
 「WindowsユーザーをMacに取り込む。」使命です。
 iPodの使い勝手のよさと、Windows版iTunesの出来の良さから、
 Windowsユーザーには、Macに関心を持って下さる方が増えました。
 元々学生時代はMacを使っていても、職場がWindowsなので結局
 Windowsに買い替えた方も、またOSXに戻って来てくださいます。
 その時、
 「Mac miniを加えるだけで、両方の環境が使えます。」と言って、
 G4 Mac miniは登場しました。ちょっとしたミニPCブームを引き
 起こした事を思い出します。
 
  状況が変わったのが、Intel Macの登場。最初は消極的だった
 Appleも、Intel MacにWindowsをインストールする競争が懸賞に
 なり、クリアする者が現れると、無用な不具合を避けるため、
 BootCampを提供。ここでダブルブートや実用になる仮想Windows
 環境が完成しました。
 となると、デザインもいい。価格も実は決して高くない。この
 MacBook系を自分のノートブックとして買えば、結局OSX環境が
 手に入る。私はトラックパッドのボタンが1つなのをちょっと心配
 しましたが、実際見ているとモバイル用の小さいのを除くWindows
 ノートPCユーザーって、絶対マウスを付けて使ってますね。
 OSXでMacBookを使うユーザーが、多くトラックパッドだけで仕事
 しているのに比べ、対照的です(私なんぞトラックパッドで絵を描き
 ます)。Mac miniの価格が上がった事もあり、miniの立場はかなり
 微妙になってきました。
 
  今回の新Mac miniは決してオールドMacファンが夢想した新型
 ミディではありません。一回り大きくなりましたが、決して昔の
 フロッグデザインやピザボックスの筐体の様には大きくなく、
 あくまでもミニPCの部類です。
 性能は上がって居り(MacBookシリーズと同じグラフィックボード。
 Firewire800搭載。搭載可能メモリが上限8GBになったのは大きい)
 価格が変わらないのは有難いですが、一番大きな変化。この機種が
 もう制約の多いミニPCではなく、
 「小振りで高性能なミディクラス」である事を示しているのは、
 「電源が外部電源ではなく、内蔵されている。」事でしょう。
 机の裏側とかに隠す様に放置され、冬場はねずみさんの暖房機と化し
 (しばしば線を齧られ断線(涙))ていた巨大外部電源、かつて
 「最小PC」を謳った時に、Macが嫌いな人びとから
 「詐欺だ」と罵られた、あの本体に近い大きさの電源。足に落とすと
 ただ事でない重さの電源が、ないのです。
 
  あとDVDを外してしまい、代わりにもう一台のHDDを搭載し、
 500GB×2、計1TBを実現した、SnowLeopard Server搭載の機種が
 10万切っているのも凄い事です。
 今度のMac miniのアイドリング時消費電力は10wしかないので、
 理想的なサーバー環境になるでしょう。こんな奴にTime Machineを
 任せられたら、安全だろうなあ。
 
  iPadの登場で、ノート全盛の時代は次第にシュリンクして行くかも
 しれません。設計のしっかりしたミディMacはこれから新しい需要を
 得るかも知れませんね。
 個人的には、ラップトップで使える液晶付きキーボードがあれば、
 自宅はこれでいいな。あとはiPad使えばノートはもう要らないかな?
 と外部電源込みでMBPの入った大荷物を担いで、仕事場でこれを
 書いている私は思ったりします(昔SE30を専用バッグで3階まで毎日
 運んでいた事を考えるとこれでも楽になりましたが(笑))。
 
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 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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