Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」397 2010.8/29
 
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  今週のシトラス
 
  以前働いていた職場での話ですが、お客様にお詫びのメールを
 送る事になり、文面を考えていた人が、
 「うーん、恐縮でございます。だと文語過ぎて固いかなあ?」と
 悩んでいたので、
 「大丈夫ですよ。恐縮は梨本以来随分軽い意味になりましたから。」
 と言ったら、妙に納得していました。
 
  日本語の一部を変えた梨元勝さんが、お亡くなりになりました。
 朝9時からの仕事をしていた時は、時計代わりにめ~てれの
 「どですか!」を見ておりましたが、木曜日に梨本さんが来て
 「名古屋限定」のネタを披露してました。
 「ふん、くだらん!」と思いながら、結構遅刻スレスレまで、見て
 しまったのを覚えています。
 
  芸能人と言うものは、昔からプライバシーがないと言われますが
 昭和60年代頃までは、それでもマスコミはスタァに憧れるファンの
 ため、遠慮していたところがあり、ファンも
 「○○はトイレなんか行かない。」位の神格化が当たり前でした。
 現在中高年の俳優さんの回顧談など見ると、かなり職場恋愛はお盛ん
 だったようですが、当時の
 「明星」なんか見ても、
 「誰それ(女性アイドル)さんは何某(男性アイドル)君みたいな
 男の子が好きらしい。ま、噂ですが。」みたいに必ずファンを余り
 刺激しない様なエキスキューズがついてたもんです。
 
  テレビがどこの家庭にも普及し、電化によってある程度主婦に
 日中の余暇が出来ると、お昼のワイドショーと言うものが、全盛を
 迎えます。目玉は芸能ニュースで、梨元勝さんの様な芸能レポーター
 が活躍し始める訳ですが、各局特ダネを競って芸能人のプライバシー
 は、ないも同然。そして
 「フライデー事件※」に象徴される写真週刊誌の全盛により芸能人は
 「国民のおもちゃ」と化して行きます。
 梨元勝さんは、インタビュー、聞き込みを中心とした比較的旧い
 タイプのレポーターでしたが、プロダクションも適当にネタを提供
 したりして、持ちつ持たれつの関係があったようです。
 
 ※ビートたけしの不倫ネタを暴露した写真週刊誌フライデー編集部に
  抗議して、北野武以下たけし軍団が殴り込みをかけた事件。
  当時「芸能人にプライバシーはないのか?」という論議が盛んに
  なったが、その後の流れを見るに、「芸能人にプライバシーは
  ない。」ことになったようである。その後もたけしは色々な
  「おねいちゃん」と浮き名を流しているようだが、すでに
  「世界のキタノ」なのでマスコミもネタに出来ない様になった。
  大物にならなければ駄目だと言う芸能界の教訓である。ちなみに
  突撃した軍団の中には当然東国原宮崎県知事もいたわけだが、
  知事本人は時々自分で自虐ネタにすることはあっても、周りが
  持ち出す事はない。やっぱり大物にならなければ…。
 
  清純派アイドルがお泊まりデートをすっぱ抜かれ、ファックスで
 謝罪(何で謝る?)したりする様な時代ですが、唯一正月のハワイ
 だけは、空港の出国・入国の取材のみ報道。レポーターも実は付いて
 行ったりもするが、ハワイで何があったかの報道はしない。
 みたいな紳士協定がある様ですが、この辺は梨本さん辺りの旧き良き
 時代の伝統かと思われます。これからは、そんな仁義はなくなるかも。
 
  芸能人にプライバシーはない。は真理かも知れないと思います。
 その代償として名声とギャラを得る訳ですから。
 スポーツ選手も、プロなら仕方ないのかな?
 でも事件や事故、災害にあった遺族にマイクを突きつける様な
 レポーターには怒りを覚えます。
 その辺の仁義を、まだわきまえていたのが梨本世代だと言えます。
 
  「男子一生の仕事ではない。」とか、軽佻浮薄の代表みたいに
 言われた芸能レポーターですが、良い人生だったんじゃないかな?
 あの世でも
 「恐縮です!」と言いながら、今は亡き大スター達のプライバシー
 を取材しているかもしれませんね。
 
 
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  ナゴヤからの手紙  2010.8/29
 
 「私たちの南極」
 
  先日東京から叔母が孫を連れて、姉の所に滞在するという事が
 あり、名古屋港水族館に行くというので、
 「東京には八景島シーパラダイスと言う、大きな施設があるので、
  水族館はあまり小学生には目新しくないかも知れないよ。」と
 アドバイスいたしました。
 私は他の地方からお客さんが来ると、まず名古屋でしか経験出来ない
 ところへ連れて行きます。月並みですが、
 明治村
 リトルワールドは鉄板ですね。
 ナゴヤ人には、もう散々行ってなんの興趣も感じない両施設ですが
 (高校位の遠足だと、雨の日のガッカリ代替地だったりする(笑))
 初めて行く他の地方の人には、
 「よくこんなもの作ったねぇ。」と言われます。私の友人は大食いが
 多いので、特にリトルワールドの各国食べ物を全部食す。これを
 「世界征服」と呼びますが(笑)、これは評判がいい。
 
  もう一つ、最近間違いなく名古屋が誇れる施設が、もちろん
 「さつきとメイの家」です。名古屋の人でも愛地球博当時の、
 「プラチナチケット」時代の印象が強く、当日飛び込みで行っても
 まず見学出来る様になっている事は、ご存じ無い方が多いのですが
 (このメールマガジンでは以前ご紹介しましたので、皆様はご承知
 とは思います)、ここは、もうお子様連れなら絶対のおすすめです。
 新学期に教室で、
 「ハワイ行って来た。」
 「北海道行って来た。」と自慢する子供達の中で、
 「さつきとメイの家見て来たよ。」と言うのは、どんなにか輝きを
 持った(羨望の対象になる)想い出でありましょう。
 ジブリで育った子供達ばっかりですからね。
 この勢いで、名古屋にできないかな?
 「スーパー銭湯、油屋(笑)」。
 
  ただこの時期、屋外施設は、半端じゃなく暑いのも事実。
 低学年の子には辛いので、水族館を提案した姉の気持ちも良くわかり
 ます。たまたま水族館に行く日が休日だったので、不祥の甥も参加
 する事にいたしました。
 後で判ったのですが、前日はこの猛暑の中、
 「さつきとメイの家」強行したらしい。まあ彼女(従姉妹の子は
 なんと言うのでしょう?)にはきつかったでしょうが、やはり
 トトロ大好きで、ジブリの森美術館にも行ったそうで(これは逆に
 羨ましい)、大満足の一日であったでしょう。
 
  水族館は一度このメールマガジンでも取り上げたので、取材とは
 言えないかも知れません(ナミ嬢のお姿を遠目から拝見出来たのは
 収穫)が、今回皆様に紹介するネタとしては、ただ一つ、
 「ナミ嬢。年齢詐称疑惑。」です。前回
 「芳紀28歳」と申しましたが、これは私の間違い。実際は27歳と
 言う公称です。シャチの長い寿命を考えると、人間だと20代前半か。
 ところが、水族館関係者にこの年齢が詐称である事の良心の呵責に
 耐えられぬ方が居られた様で(推測)、あちこちにある、ナミ嬢の
 歓迎の旗に、なんと驚きの告発が!(以下CMの後(笑))
 
  あちこちにある、ナミ嬢の歓迎の旗に、なんと驚きの告発が!
 「三七」つまり、十歳もさばを読んでいる事を示す表示が!
 しばし呆然とした私。すぐに旗の
 「ナミ」の文字が裏から見るとそうなると判りましたがね。
 という落ちです。見間違いです。ははは。間違っても年齢詐称じゃ
 ないですよ。でもひょっとしたら偶然を装ってたりして。まさかね。
 
 え?こんな夜更けに誰かが?どちらさまですか?あ、何をする!
 
  さて皆で食事をしていると、窓から見慣れた
 「南極観測船ふじ」が。
 ところが、少し離れた所に同じ様なオレンジ色の船体。
 「あれ?なんだ?」
 情報強者の甥(姉の子)がすぐ検索してくれました。
 「南極観測船しらせと、掃海母艦うらが、イージス艦金剛※だって。」
 ここで梨本さん譲りの(譲られた覚えも無いが(笑))ネタ拾い魂が
 沸々と湧いて来ました。
 水族館のショップで買い物(クラスの仲良しにお土産選び。リアル
 まる子ですね)し、これからイルカショーという一行にお詫びし、
 仕事に邁進したのでした。
 
 ※自衛艦名はひらがな表記が基本なので、本当は「こんごう」。
  金剛は日本の軍艦として3代目の由緒ある名前なので、混合と
  間違える名前は、なんか釈然としない。過去を断ち切りたい
  気持ちは判るが、ならば過去の軍艦にない名前にすればいいのに。
 
  朝日新聞みたいな旭日旗が立つ中、真っ白な制服の海上自衛官
 (さすがにデブはいない。ファイト一発なナイスガイばかり)に
 迎えられて見学。思えばこの3艦の選び方は絶妙と言えましょう。
 電通が絡んでるに違いない(ないか(笑))。
 
 「専守防衛」かどうか議論沸騰。ようやく導入された近海警備の要。
 情報戦能力と、高いミサイル戦闘能力(かつての戦艦を凌ぐ)を持つ、
 現在の海自の主戦力と言えるイージス艦の一期生。
 
 海外派兵の先駆け、ペルシャ湾機雷除去に活躍した掃海母艦。
 
 そして世界平和の象徴、
 「南極条約※」に関連づけされる最新鋭南極観測船。うまい!
 
 ※南極の平和利用を宣言した1959年の条約。冷戦当時にも関わらず、
  アメリカ、ロシア(ソ連)、中国など大国が加盟している。ただし
  私が子供の頃信じていた、「領土権の放棄」は実際には謳って
  おらず、手つかずの資源が眠る最後の宝庫と言える南極大陸の
  今後は楽観できない。
 
  南極観測船と言えば、我々の時代は、ふじより前の「宗谷※」が
 想い出深いです。
 「見渡す限り真っ白な南極海から、白組勝利を祈る。」が懐かしい
 紅白歌合戦(とんでもない視聴率の時代)の宮田輝アナウンサーの
 電報紹介は、大晦日の風物詩でした。そしてもちろん
 「南極物語」のタロ、ジロのエピソード。あれは宗谷が昭和基地の
 近くに行けない為、ヘリコプター輸送に頼らざるを得ず、止むなく
 犬たちを置いていった事に始まる話です。そういえば宗谷は、よく
 氷の中で立ち往生し、ソ連の
 「オビ号」に助けてもらってました。
 
 ※宗谷ほど数奇な運命を辿った船も珍しい。戦争前にまだ日本に
  宣戦布告していなかったソ連の発注で冬のオホーツク海で動ける
  商船として建造、進水。戦局が深まりソ連に引き渡しが不可能に
  なると日本海軍に特務艦として買い上げられ、ミッドウェー海戦、
  ガダルカナル撤退、トラック島急襲を奇跡的に切り抜け、戦後は
  灯台補給船として海上保安庁で活躍。その後砕氷能力を買われ、
  南極観測船に。70年に亘る生涯で1000人以上の人命を救った。
 
  エリート職業軍人とは違う、徴兵された普通のオジサンが、
  なんとか生き残って、戦後も一生懸命働いて(涙)。
  って感じの船な訳である。
  「(またオビ号に助けて貰って)宗谷だらしねえなあ。」
  と思っていた、子供時代の自分が恥ずかしい。
 
  各国に匹敵する砕氷艦を、という目標で作られたのが、現在
 名古屋港に眠る、
 「ふじ」です。このオレンジ色の船体はナゴヤっ子の自慢ですが、
 まあ一回見学すればいいかな?という施設です(ゴメン)。つぎの
 「しらせ」は、日本人として初めて南極探検をした
 「白瀬中尉」からとった名前で、なんか突然軍人の名前になった事が
 少年時代の私には違和感アリアリでした。米海軍の第七艦隊の旗艦も
 「空母エンタープライズ」から
 「空母カールビンソン」に変わっており、船舶に偉人・英雄の名を
 付けるセンスは万国の海軍共通らしいです。
 
  今回、横須賀海自所属の軍艦が名古屋港にやって来て、勇姿を
 見せたのですが、私実は南極観測船が、ふじの時代から海自所属で
 あることは知りませんでした。
 まあ考えて見れば、国家的プロジェクトですから、当たり前かも
 知れませんが、ふじの時代に既に海上自衛隊を海外に派遣していた
 のは、当時の世情から言えば意外な感じがします。こういう平和目的
 ならいい、というコンセンサスが与野党にもあったのでしょうか。
 
  しらせ、うらがの後、もうバリバリの軍艦と言っていい
 「イージス艦 金剛」を見学しましたが、軍艦と言うピリピリした
 感じはあまりなく、船内見学についても、艦橋までOKという太っ腹。
 一期生の金剛には、もう海外のスパイに隠す物はないのでしょうか?
 見学路を離れ、こそこそ写真を撮って(撮影OK)、自衛官に捕まり
 「あなた、スパイですね?」
 「いや違う。俺はスパイじゃない。」
 「スパイはみんなそう言うんです。」というのだめの会話を再現した
 かったのですが、もちろんにこやかな自衛官の皆さんのマジな顔は
 見たくないので(笑)やりませんでした。でも、
 「あーそんなとこ撮っちゃダメですよー。」位ですみそうな雰囲気。
 
  実際に見学してみて判ったのは、軍艦と言えど今は冷房完備な事。
 そして冷房無くても海の上は(港でも)涼しい事です。
 戦争やらないなら、安定した公務員として近海警備任務はいいかな
 と思いました。ただ艦船勤務は、狭い階段(と言うより梯子)を
 駆け上がり、駆け下りる毎日でしょうから、体力は使いそう。
 食堂の張り紙、
 「必要摂取カロリー一日3600kcal」というのが、任務のきつさを
 もの語っておりました(ダイエッターには夢の様な数字(笑))。
 
  金剛の食堂を休憩所として、お茶のサービスをしていましたので、
 慣れない階段上り下りでくたびれたおじさんは、休憩。
 さすがに豪華ではありませんが、場末の大衆食堂よりは綺麗。
 DSをちょっとやりながら(なに故この日DS持ってたかは申せぬ。
 武士の情けじゃ。海が熱いと言えば同好の方にはわかるはず(笑))
 「イージス艦の中でゲームやるとか、平和ボケの象徴かも知れない。
  いや私室では携帯ゲーム位、今はいいのかも。iPodはどうなのか?
  そういえばさっき廊下に『携帯電話保管場所』ってあったけど、
  個人のなのかな?」などと想いを馳せた私でした。
 ちなみに館内には乗組員の趣味なのか、パフィからサブちゃんまで
 歌謡曲がBGMとして流れていました。
 アニメ系はなかったような(笑)。
 
  親戚のおかげで、メールマガジンのネタとして貴重な自衛艦見学と
 言う滅多に無い機会を得、勉強になった一日でした。
 前日は実際に自衛艦にのって港内周遊もあったようで、ちょっと
 悔しいですが、まあこれに合わせて有休取る程軍事オタクじゃないし。
 
  最後に一番印象深い話を。
 しらせを降りる時、水族館食堂の窓からみた時からの疑問があり、
 「案内」の腕章を付けた同年代の自衛官(流石にお腹は出てない)に
 聞きました。
 「ふじが船体番号5001。このしらせが5003ですよね。5002っていう
 船もあったんですか?」
 「実はこのしらせは二代目なんですよ。初代しらせが5002です。引退
  した初代は宗谷やふじのような引き取り先がなく、解体される所を
  ある会社に1500万で買い取られ、現役を続ける事になったんです。」
 心からほっとした様に、もしかして初代に乗っていたかもしれない
 この自衛官は静かに語りました。
 
  「1500万円って…。ベンツ1台分じゃん。哀れな。というか船体の
 大きさから言えば、スクラップの値段だよな。」
 と思うのは地上の我々の感想で、船乗りには解体じゃなきゃ値段は
 関係なく嬉しいのかもしれません。
 聞いてみるとその会社は、南極方面の通信インフラ施設のために
 砕氷船を捜していたらしく、そんな最先端の仕事につく初代の成功を
 祈るとともに、すでに南極にも、そういう経済の波が押し寄せて来て
 いる時代だと言う事を感じたのでした。
 
 
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  シェフのおすすめ
 
 「イヨイヨ来ます」
 
  本当に近づいて来た、地デジ化。
 皆様ご用意はいかがでしょうか?
 最近アンテナの件が結構話題になっています。
 愛知だと瀬戸市にあるタワー。こっちに向かって、UHFのアンテナを
 立てる訳ですが、そっちの空間が空いて無い家はどうする?
 アナログだと、ゴースト(二重になるやつ)が出ようが、なんとか
 視聴出来ても、地デジはビルなどの影になると、もう全然映らない。
 こう言う場合、従来は地域共聴システムなんかを組んで、ケーブルで
 送っている訳ですが、地デジはそうはいかないらしい。
 
  地デジには一台一台の端末を認識する機能があり、まあ本気に
 なれば、もの凄ーく正確な視聴率なんかもはじき出せるようです。
 今のところはやらないらしい。子供が夜中に内緒でイレブンPMを
 見てた(見に覚えのある中高年男子は多い筈(笑))なんてばれると、
 個人情報的にマズそうですから。
 ですから共同などは、はなから無理なのでしょう。
 
  そういう家庭の為に用意されるのが、もう大変な山間部の村とか
 離島とかだと衛星放送。そして都市部だと光ケーブルを使った
 インターネット回線です。
 NTTが最近展開している
 「光ネクスト回線」では、対応テレビを買えば特に専用チューナーを
 使わず地デジが視聴出来る様で、どうせテレビ買い替えるならと、
 各メーカー、このアンテナの代わりになる光回線に対応したLANの
 端子を備える機種が増えて来ました。このLANでブルーレイレコーダ
 の映像を、離れたテレビに送る事も出来る様です。
 今まで専用のデジタル端子が当然だった家電の世界も、コンピュータ
 のLANを使う様になった訳です。
 
  こうなると結構面倒な事もおきます。
 光ケーブルは一戸建ての場合、電柱を渡して架線します。
 そして最後に家に引き込むのですが、大抵は既設の電話配管。
 その次はエアコンの室外機のパイプ。
 そして小さい穴を開けたりしますが、借家の場合100%許可でません。
 とにかく電柱の近くの、工事屋さんが出来る範囲でしか引き込む事が
 出来ない訳です。
 「家の反対側から入れて欲しい。」と工事日に要求したばかりに、
 架線ルートのやり直しになり半年待たされた、なんて例もある程です。
 と言う事で、光ケーブルは自分の思う所には引き込めないのです。
 
  もうお気づきでしょうが、地デジ化とエコポイントで頑張って
 買った大型液晶テレビは、困った事にリビングにあるので、ここへ
 ONU(光信号←→LAN信号変換器)から引っ張るのは部屋中家中
 LANケーブルをはわせる事になり、かなりみっともないです。
 これからの新築は、きっとアンテナ端子と並んでLAN端子が各部屋
 に設置されるようになるでしょう。しかし今までの家で、光回線で
 地デジを見ようとすると?この距離が大変な事になります。
 
  アポロ11号を月に送った頃の宇宙船のコンピュータ以上の性能を
 もつCPUが、自動車や家電製品に装備されている様に、
 専門的な分野での技術は、じきに民生用に応用されます。
 シトラスはコンピュータ屋ですから、離れた所にLAN信号を送る
 PLCや無線LANの装置は散々扱って来ました。
 しかし、その技術を、名古屋弁でいうところの
 「まるっと」応用して、家電用だけに特化しているのが、この製品。
 繋ぐ相手が限定されているので、面倒な設定作業がなく、まるで
 赤白黄のピン端子を繋ぐ様に、気軽に接続出来ます。
 
  コンピュータなら
 「なんだよ、今日は速度遅いなあ。」で済む所、映像は一瞬の画像の
 乱れ、音声の途切れが命取りです。
 ワンセグ携帯の方はご存知でしょうが、地デジで画像が崩れた時の
 人間の顔の崩壊は、例え佐々木希嬢(@ひいき(笑))であろうが、
 「からくり人形でお姫様の顔が、一瞬で鬼の顔に変貌」みたいな
 無惨な事になります。
 この製品は、現在のおよそ全ての無線LAN技術(IEEE802.11nと
 IEEE802.11aの併用、ダイバシティ※など)を駆使し、出来るだけ
 安定した信号伝達を目指しています。
 
  パソコン使いにとっては、
 「なんだが贅沢な技術を駆使して、やる事はテレビの接続かよ。」
 と言いたくなる製品ですが、地デジ化に悩む人びとには一つの
 解決策である事にはまちがいありません。
 「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ」を実現するため、最新のCPU
 を積んだIT炊飯器(欲しいが高い(汗))みたいなものです。
 今の若い衆の言い方で言えば、
 「その発想はなかったわ。」でした。
 
 ※IEEE802.11aは従来のIEEE802.11bの後継の規格として登場し、
  主に日本で使われた無線LAN規格だが、使う周波数が違うので、
  世界的にはあまり普及せず、IEEE802.11bと同じ周波数を使う
  後発のIEEE802.11gに替わられたβマックスのような(涙)規格。
  IEEE802.11nはIEEE802.11gと同じ周波数を使いながらアンテナを
  ダイバシティ(アンテナ2本を常に比較して強い方を使う無線技術)
  化し、また回線を複数使い光回線に迫る高速化と伝達距離を伸ばす
  事を実現した最新規格。
  
 ☆ネットワーク対応家電用ワイヤレスユニットWLAE-AG300N/V2
                          ¥14,800
  家電のLANポートに差し込むだけで設置完了。面倒な設定なしで
  かんたんにワイヤレス化ができます。
  家電同士の連携も、これがあればかんたん。
  配線の煩わしさがなく、無線LANの知識もいりません。
  購入後すぐにお使いいただけるよう、 最初のワイヤレス化に
  必要な2台のワイヤレスユニットをセットにしました。
 
 
 
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 お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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  パソコンレスキューはじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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 シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標にお送りしています。
 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
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