Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」433 2011.5/31
 
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  今週のシトラス
 
  先週は縄文時代のゴキブリ、じゃなかったクワガタの
 お話でしたが、今週は更にエキサイティングな発見の
 ニュースが飛び込んできました。
 「世界最大のアノマロカリスの化石発見!」何が凄いと
 言って、今まで精々60cm位と思われていたこいつが、
 なんと1mもあったと言う事。大した差に思えないかも
 知れませんが、この生物が生きていた時代、こいつ以外
 はせいぜい1cm程度の生き物ばかりの所に、突如60cm!
 というのがこれまでの学説だった訳です。
 いわゆる、「尺が違う」世界ですね。
 仮にこれを現代にあてはめると、まあ平均160cmの
 人間の世界に、いきなり96mの化物が襲いかかると言う
 事。初代ゴジラが全長50m。晩期のゴジラは高層ビル
 対策(50mでは、ビルに埋もれる(笑))で100mに
 なりましたが、そのサイズですね。今回の発見で、
 いきなり160mにスケールアップされたと言う訳です。
 もっともかなり後期のアノマロカリスの化石と言う事で、
 その頃は他の生物も大きくなっていただろうから、
 単純に比較は出来ないかもしれませんが。
 
  5億年以上前のカンブリア紀に、食物連鎖の頂点として
 君臨していたこの生物は、カメラの絞りの様な丸い口で、
 餌となる他の生物(全ての生物)に多いかぶさって捕食
 したと考えられ、図体の大きさに対して口がおちょぼ口
 で小さい事を考えると、捕食対象になる生物がいかに
 小さいかがわかります。
 まあ、当時の生き物は、こいつに狙われたら命がない
 訳で、必死に逃げようとしますが、結局何千万年という
 必死の逃避行の結果、小さなナメクジウオの様な生き物
 が、より早く泳いで逃げ延びる為、体の中に、固い芯の
 様な物、つまり背骨を生じます。ダーウィンの進化論で
 いう
 「淘汰」の結果ですが、
 「巨大生物から逃げたい!」と言う生物の
 「意思の遺伝」が、進化を促す、というのが、
 故桂枝雀師匠の落語のマクラにも使われた学説です
 (こういう凄いマクラを置く落語家は、もう現れない
 かも。惜しい天才でした)。
 
  早く泳ぐ為の背骨を持つ生物つまり脊椎動物ですが、
 この小さな魚が我々(魚類、両生類、は虫類、鳥類、
 ほ乳類)の共通の先祖になった訳です。
 つまりアノマロ君が追いかけなければ、今の私達はない
 のです。この場違いな大きさの生物が、突如出現し、
 脊椎動物の進化を促して、やがて突然の絶滅(餌が
 すばしこくなり過ぎて、捕まえられなくなったので
 しょうね)を考えると、
 「進化に明らかな意思の力」つまり神の意思を感じる
 人々もいる様です。
 聖書では神は6日間で世界と生物と人間をいきなり
 作り、7日目はお休みですが、神の一日はおっそろしく
 長いと言う事ですね。億年以上の単位で。
 
  今回の発見では、アノマロカリスの一族は、今までの
 推定より更に3000万年以上長く栄えたと言う事も判り、
 生物の進化にとって、かなり重要な役目を果たしたと
 思われます。実は今も子孫が生きていても不思議は無い
 らしい。
 海水浴に行って、全長1mのアノマロカリスを踏んじゃう
 のと、全長160mのアノマロカリスが覆いかぶさって
 来て喰われてしまう。
 どっちが嫌ですか?どっちも嫌ですねえ。
 ↓こういうのなら可愛いのですが…↓。
 
 
 
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  ヤドカリの貝殻  2011.5/31
 
  「おかえり」
 
  これを待っていた人は、ハリーポッター最終章程では
 ないにしろ、全国に満ちていたと思われます。
 私もこの4年、待ち続けた一人です。
 「涼宮ハルヒの驚愕」作者谷川流がついに沈黙を破って、
 最新刊を発表しました。
 私にとってこのシリーズは、ラノベ(ライトノベル)と
 いう世界に入るきっかけとなった作品でした。
 漫画やアニメはまあ好きな方でしたが、それまでは、
 可愛いおんなの子が出て来て活躍する小説は、なんだか
 気恥ずかしく、まあ娯楽として読むならいいけど、
 文学とは言えるかな?と思っておりました。
 自分の得意ジャンルである歴史要素を織り込んだ
 「なんて素敵にジャパネスク(氷室冴子)」辺りは、
 面白く読んでおりましたが、このハルヒは、大変大きな
 評判になっているにも関わらず、
 「まあ可愛い超能力者が活躍する話だろう。」くらいに
 考えて、読んでいませんでした。
 
  ところが、世の中でこの作品を文学作品としてきちん
 と評価する論調が強まり、私と同年代の大学の先生が
 激賞しているのを見て、
 「これはただ者ではないかもしれないな?」と思い、
 図書館で第一巻を借りたのが、運の付きです(笑)。
 いったいどんな年代をターゲットにしているんだ?と
 思える蘊蓄の多さ。調べないと意味も判らない用語。
 長いのに飽きさせない文体。
 その中で躍動するヒロインの涼宮ハルヒと、きっちり
 ラノベの王道をおさえる萌えキャラたち。正直、
 「萌え」と言う事がどういう事か、はっきり判ったのは、
 この作品に出会ってからです。
 「小柄、幼い外見だが中身は誰よりも優秀で冷静。
 だけど時々可愛い面を見せる。」という、多くの作品で
 追従キャラを生んでいる、裏萌えキャラ(長門ユキ)と
 いう設定も新鮮でした。
 
  「良い歳してハルヒが好きなの?」と言われた時代
 でしたが、あっと言う間に時代がハルヒに追いついた、
 と言う感じです。
 「経営の神様」なんていうおじさんに媚びた属性を
 持たないでも(もしドラ図書館予約800人台に。もうすぐ
 だねクスクス)、ハルヒは年代を問わず、読む人を魅了し
 続けます。前巻も
 「涼宮ハルヒの分裂」で、ストーリーが途中で2つに
 別れると言う、
 「これからどうなるんだ?」と予測出来ない展開のまま、
 続きを書かずに4年以上放置、作者谷川流に何があった
 のでしょう?だいたいこういう長い休載には、
 「編集・出版側との確執」とか色々噂がでますが、
 今回の後書きを読む限りでは、
 「ただ突然書けなくなった。」としか判りません。
 「分裂」で、明確な敵対勢力の出現(今までも伏線は
 ありましたが)を見て、このまま敵とのどろどろな戦い
 (ドラゴンボールZみたいに新ライバル出現で、果てし
 ない抗争)にのめりこんで行く事は、この作品の性質上
 ありえないですが、とにかく新しい敵とどう接し、どう
 折り合いをつけるか、作者も立ち止まってしまった
 のでしょう。
 
  新作を読んでみて、感想としては、さすが谷川流と
 思わせるいい仕上がりと感じ、満足しました。でも、
 それは、例えば、
 「朝から何も食べてない日の晩ご飯」みたいなもので、
 何喰っても旨いと言う…。冷静に読み返すと、かなりの
 力技で決着を付けた、という感もあります。
 主人公のキョンとハルヒは、このままだと結局のところ
 どんどん恋愛関係になって行く事は、明らかです。
 世界平和のためだからです(笑)。
 となると読者は、
 「もう何ヶ月も修学旅行行きっぱなしの風早と爽子
 (君に届け)」みたいに、延々と惚ろけ話を聞かされる
 はめになります。恋愛要素のあるストーリーのたどり
 着く無限ループが、ここに発生します。
 
  こうした恐ろしい倦怠期環境の中で、作者はやはり
 谷川流らしいスマートな方法で、分裂した話の収拾、
 主人公たちの今後、敵の処理を力技で一気に収拾し、
 最後まで書き切っています。
 今回いくつかの謎が解明され(しかしまだ謎は残る)、
 中には今まで全く伏線の無かった展開が、当たり前の
 様に繰り広げられ、また新たな謎を生んでいます。
 まるで
 「3日休んだら授業について行けない!」状態(笑)。
 抜群の文体で、読み進んでしまうため、矛盾が無く
 感じられますが、この辺の力技加減は、作者が早く
 今の部分を終了したがっている様にも感じてしまい
 ました。なにか新展開を考えている様な…。
 
  作者の語るハルヒの今後については、短編集がまず
 出て、その後新しい展開を考える、という方向で考える
 様です。
 サザエさんたちのように時間が止まった世界で書く事が
 できない本編のシリーズ(3年生の朝比奈ミクルが卒業
 した後のSOS団はかなり想像するのが困難にも関わらず
 作品中で、刻々と時間は進む)と違い、短編集なら過去
 を舞台にしてもなんの違和感もないので、失われた
 ジグゾーのパズルピースを埋める様に、楽しい創作が
 可能だと思えます。今回伏線なしに強引に解決した謎の
 「伏線の後付け」も可能でしょうし。
 でもファンとしては、あまり急がずに(4年は長過ぎ
 ますが、リアルならそろそろハルヒ達は大学3年?)、
 ゆっくりこのシリーズ本編も出し続けて欲しいと思い
 ます。マンネリ化と言われても、キョンとハルヒの恋の
 行く末は見届けたいし、成長が気になる妹さんやその
 友達も、今後どうなるか楽しみです。
 今回かなり力任せでまとめた以前の謎が派生させた、
 新たな謎、そして今回新たに撒き散らした伏線の、
 今後の回収が楽しみです。
 
  私にとって、ラノベと言う新しい文学のジャンルを
 知るきっかけとなり、とうとう自分でも書き始めて
 しまっていますが、今回の新作を読んで、やはりこの
 作者の力量を痛感しました。
 私の様なアマチュアと比較するのはおこがましいです
 が、自分で書いてみるとやはり力の差を感じます。
 今回自作の設定に類似した設定があり、
 「やばい!」と思いました。真似したな?と思われる
 からです(自分だけの為といいながら、一応投稿する
 気でいる(笑))。比較されたら、負けるのは見えて
 いますので、こっちが変更しました(弱気(笑))。
 
  まだこのシリーズを読んでおられない方は、これから
 ハルヒ達に会える幸せをお持ちです。
 「若者向き、オタク向き」のレッテルを剥がして、
 一度この文学史上に残る、かどうかは疑問ですが、
 いつまでも読み継がれる事は間違いないこの作品を
 一読される事をお勧めします。
  
 
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  シェフのオススメ
 
  「出版ごっこ」
 
  GWから書き始めた小説が、ようやく一応の完成を
 見ました。
 
 まあ叶わぬ夢なのですが、何かの新人賞(もちろん
 ラノベ系)には出してみるつもりなので、規定枚数に
 なるまで、正直水増しにつぐ水増しで、最初のテーマ
 から大分ずれてしまった様な気がしますが、
 まあ面白いから(私が)いいや…。と思っております。
 この規定枚数と言うのは、殆どの賞で
 「A4縦書き、40文字×36行」とかを、70枚以上とか
 なんですね。この40文字前後と言うのが、文庫本の
 一行の字数。36行と言うのは文庫本見開き両ページ
 なわけですね。だから70枚と言うのは、
 「とりあえず140ページは書け。」と言われているわけ
 で、薄い文庫本一冊分が応募規定な訳です。
 
  もちろんこれは、
 「40×36×70=100,800文字」を意味する訳では
 ありません。
 ページが全部埋まってる作品って凄いですね。
 見てみたいけど、読みたくはありません(汗)。
 適当に改行はある訳で、ハルヒはじめ、手持ちのラノベ
 で見ても、セリフの
 「………。」は一行として扱い、その後は改行していい
 様です。私は池波正太郎先生の影響で、セリフでない
 文言も「」でくくる事が多いのですが、これもセリフと
 同じ扱いにしちゃいました。
 
  只でさえ長いメールマガジンを(済みません)、
 あまり文字を詰めて書くと、更に読みにくくなります
 ので(済みません)、ここでは行末のきりのいい単語で
 必ず改行を入れますが、小説では、最後で単語が切れて
 も気にしません。縦書きと言うものを読む事に小さい
 ときから慣れている我々は、末尾から、一瞬にして次行
 の行頭にいく事が出来るので、単語が切られるのを余り
 気にしないのですね。眼球の動きも右端から左端へ、
 動かすより、下から上への方が速い気がします。後は
 読み易い様に、時々段落の意味で空白行を入れたり、
 強調したい所は行頭に持って行きたいので改行したり、
 と言う事は心がけ、メリハリのあるページにしなければ
 なりません。
 
 まあ、セリフが多過ぎるとすっかすかになるので、あまり
 セリフを多用し過ぎも良くないそうです。
 元来私は説明がくど過ぎると自覚してますから(それを
 緩和する為の”※(注釈)”は、今回は使いません)、
 むしろ意識してセリフ作った感じです。ハルヒを始めて
 読んだ時、セリフの少なさに驚きましたが、ハルヒは
 基本的に主人公(独白体)のキョンのセリフは「」に
 入らず、文中でキョンが感想を言うと、直接他者が
 「」で答える、という独特のスタイルをとっています。
 格好いいと思いますが、これ使うと真似見え見えです
 からね(笑)。
 まあ1ページの半分位文字があるのが、丁度いいで
 しょうか?あんまりスカスカを避ける為に、無駄な
 改行はなるべく減らしたりしました。
 
  前にもお話しましたが、私はテキストうちは
 「テキストエディット」というApple純正を使って
 います。
 高機能すぎて重いワープロソフトをお使いの方は、
 一度こういったエディターで文字だけ入力し、
 ワープロソフトや、DTPソフトに貼付ける方法をお勧め
 します。
 変換方式に慣れれば、前回ご案内した、
 「Apple Wireless Keyboard」と、iPadの組み合わせ
 も良いんじゃないかと思います。
 一応ワナビーなので(恥ずかし(汗))、応募用に
 縦書きレイアウトが出来るエディターを使っています。
 これも以前ご紹介した
 「iText Express」が、縦書き対応で、しかも字数も
 指定出来る事が判ったので、これでA4用紙にページの
 数字付きで印刷して応募すると思います。有料の
 「iText」は、更に色々出来、原稿用紙に印刷も可能
 なので、買おうかと思いましたが、私が応募したい
 各ラノベ新人賞は、原稿用紙と並んで、字数行数指定の
 A4印刷原稿も問題ない為、こちらで行こうと思います。
 
  編集者と言えば、原稿用紙を読むのがお仕事ですが、
 A4原稿の方が文庫見開きにイメージが近いため、
 むしろ若い編集者は、こっちの方がいいんじゃないか
 と思います。
 前から不思議だったのですが、縦20文字の原稿用紙の
 文章が、41文字とかの本になって、作家は残念じゃ
 ないんでしょうかねえ。大事な描写の途中でページを
 捲らなければならないとか、嫌じゃないのかなあ?
 京極先生の様に、自分のイメージしたページにしたい
 がため、Adobe inDisignに自分でレイアウトしてから、
 出稿する。という作家がいるもの無理ない気がします。
 
  とにかく頑張って上述の規格で120枚程書き貯めた
 (水増しが止まらなかった(笑))、原稿をコピペして
 iText Expressで縦書きにしたら、悲惨な事になり
 ました。私は長年のMac使いなので、
 「英数字は半角」と言うのをかなり厳密に守っています。
 特にかな入力からローマ字入力に転向した時、
 「ra」と打とうとすると、
 「ら」になってしまうため、英数字を打つ前には、確実
 に英数キー(昔のキーボードではコマンド+スペース)
 を押す習慣が徹底しています。職場ではF9キーですね。
 昔のアスキーネットのMac板とかで、半角、全角がどう
 のとか書き込むと、必ず、
 「半角、全角ってなんの事ですか?」
 とか言う方がおられましたね。等幅フォントのみの
 PC98+一太郎陣営に対し、Macは1バイトと2バイト
 文字の違いが明確で、かなり早い時期にPostScriptとか
 TrueTypeで、プロポーショナルフォントが当たり前に
 なっていましたから。
 iMac(初代)が全盛の頃、Macを買って、
 「倍角文字が使えないなんて欠陥品」とか怒ってた
 方もいたとか…。そんな不細工な文字要らないのに。
 
  そんな文化の中、私も英数は1バイトで、というのが
 染み付いております。
 ところが縦書きにすると、半角文字は横向いちゃうんで
 すよね。数字やアルファベットは全部全角にしなければ
 ならない。DTPソフトなら、文字を一つ一つ指定して
 縦書きと横書きを混在させるものでしょうが、
 iText Expressは一つのファイル全体を縦書きに出来る
 だけですから、ここは全角にしなきゃいけない。
 このつぶし校正が結構面倒です。
 検索・置換機能を使って、一気に置き換える事も考え
 ましたが、小説全体を20近い章に分けて書いて来た
 (水増しのときは1章丸ごと挿入とか)ので、置換も
 かなり面倒。
 
  こういう校正には紙ベースが安全、と始めて全文を
 印刷してみる事にしました。
 応募用のA4用紙は重くなるので、A6に印刷する
 レイアウトにiText Express上で変更。
 プリントを選択して、プレビューに一旦出力。
 プレビューのプリントを押して、詳細設定を選択すると、
 「2ページを一枚に印刷」が選択出来ます。
 つまり子供の頃遠足の歌集とかを作った様に、
 まずA5用紙に印刷して、袋状に折って綴じる訳です。
 紙厚が倍になるため、この校正用の文庫版原稿は、
 上・下巻になりましたが、電車の中でも赤ペンで校正
 でき、結構便利です。今まではメールの添付ファイルに
 して、iPod touchで読んでいましたが、
 「あ、ここはこう直そう。」とか思っても家に帰ると
 忘れていたりします。
 iPod touch上で直接直してしまう事も考えましたが、
 沢山のテイクが混在しそうで、ちょっと危険。
 紙ベースが結局安全だと思います。
 
  苦労して取り寄せたA5のコピー用紙(奇跡的にこの
 原稿の枚数だけ残っていた)にプリンタで出力。
 さてこれをどうやって綴じるか?
 大型の針を使うホチキスを考えましたが、上下巻に
 分けても200枚以上はハンパじゃない。
 そんなデカイホチキス、高いに決まっています。
 そこで思いついたのが、
 「困った時はキンコーズ」
 現在はフェデックスキンコーズですが、ここは本当に
 事務作業のお助けマンですね。早速電話、
 「コピー用紙200枚位を綴じたいんですが…。」
 「店員がしますと、手数料一作業50円の消費税です。
 お客様がご自分でやられるなら、ホチキスはお貸し
 します。」針代も取らないとの事。
 なんていい店なんだ!
 
  早速行って綴じて来ました。
 実際の紙の厚みで、針を持って来て、
 「これだとちょっと短いですね。」ともっと長い針の
 ホチキスを出してくれる。
 ありがたい事です。
 只で帰るのは申し訳ないので、校正用に赤のボールペン
 を買いましたが、所詮105円。また同じ用途もある
 だろうと、
 「A5のコピー用紙置いてますか?」
 「申し訳ございません。A5はないんです。」
 やっぱここにも置いてないか…。
 「ただ、A4を半分にお切りすることは出来ます。」
 なるほど裁断機もあるわけか…。
 A4コピー用紙が一枚2円。これを250枚で500円。
 裁断料100円。計600円の消費税でした。
 A4のコピー用紙としては高めですが、前回取り寄せて
 もらったA4コピー用紙250枚が500円だった事を
 思えば割安です。
 
 次は4ページ×両面レイアウトが可能なアプリを探して
 (iTextは出来るのかなあ)、A4に印刷後に裁断して
 もらえば、上下巻にしないで済む訳ですね。
 ただ私の様な爺が、萌え萌えな原稿を女性のスタッフに
 裁断してもらうのは、ちょっと恥らかしいかも(汗)。
 自分だけの本をこんなに簡単に作る事が出来、
 結構楽しかったです。
 製本とかも相談できると思いますけど、そこまでは
 やらないと思います。
 同人誌とかやってる人達の気持ちが、少し判った気が
 しました。
 
 
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 お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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  パソコンレスキューはじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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