Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」449 2011.9/30
 
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  今週のシトラス
 
 私の生活は単調な仕事(へとへと)←→休み(ぐったり)
のくりかえしですが、多少のはりと言えるのが
「さあ、メルマガのネタは何にしようかな?」です。
乏しい収入の中で、取材にそんな沢山は使えませんが、
「お!期間限定の○○バーガーが…。」とかは、逃さず
行ってます。でもそれらの全てが決して旨い訳ではないので、
結局記事にならないものもあります。
そういうのは、こういうコラムで、まとめて放出する訳ですが
こういうのは、ほぼ100%食いもん企画ですね。
某焼き肉やさんなんかは、その典型です。
「あれ、食べたい!」が先にあって、あとから企画を考える
という。というわけで、今回の巻頭は、単体ではコラムにする
力の無い、
「没企画」特集です。
 
1.すきやトッピング対決。
 考案したときは良い企画だと思ったのですが、そもそも
トッピング自体、あんまり好きじゃない。
シンプルな牛丼の、ミニが好きな私ですから。
すき家のトッピング牛丼は、基本+100円という姿勢を取って
います。それでも今月前半に全部制覇してみました。
毎日夕食が+100円なので、食費的には苦しかったのですが、
コラムのためと思い、毎日コツコツと頼んで行きました。
結果的には、やっぱり普通が一番と言う、月並みな結論に。
中では、定番の葱たまとか、白髪葱黒胡椒とかは旨く、
一度も食べた事が無くて、期待していた、
「三種のチーズ牛丼」は、まあちょっと新鮮でしたが、
リピートしたい程ではない。後は、
「○○ウマー。そして後から牛丼。」と言う感じで、両者に
調和が感じられない。別々に喰った方がよくね?という出来
です。付加価値を付けた方が売れるという事は判りますが。
 
 結局毎晩の牛丼ミニ(すっかり顔覚えられている。”ミニの
おじさん”扱いでしょうねえ。お気に入りの店員さんも出来、
この間、夜→昼(弁当用に温玉購入)→夜と立ち寄った所、
三回とも同じ子がいるので、”働き過ぎじゃない?”と聞いたら
”あざっす。今週シフトきついっす”と笑ってました)で、
すき家詣での私ですが、たまに一仕事乗り切った時に。
「私もまた特別な存在だからです(笑)。」の証明のために
注文するのは、
「牛丼1.5盛」です。前にも紹介しましたが、並の丼に、
上盛りが並の1.5倍。ご飯はミニと同じなので、カロリーは
並と同じと言うマジック。380円の贅沢です。
 
2.本当の定番
 たまに行くラーメン屋に
「幸楽苑」があります。名古屋では比較的歴史が浅いのですが
全国チェーンで、290円(税抜き)のラーメンで有名です。
ここは餃子があんまり好きな味じゃないのと、次々と
繰り出す新企画のラーメンが(最近はつけ麺系に進歩がある)
旨いんだけど、単価がちょと高めになり(と言っても他店より
は安いんだけど、290円ラーメンに比べて)、
「安くあげたいなあ。」と訪れては、つい新製品を頼んで、
「俺はなんて意志が弱いんだ。こんだけ払うんなら、一風堂
で、赤マルにすれば良かった。」と後悔してしまうのです。
と、言う事でしばらく足が遠のいていましたが、先日
「今日はぜってい290円ラーメンしか喰わない!」と決意して
店内に入りました。
新製品(豚バラチャーシューメンとか)に心揺れながら、
普通のラーメンにしたのですが、あらためてこれを食べてみて
「これが定番の力か…。」と妙に感心しました。
ここの麺は平打ちの細麺で、元々いい評価ですが、スープが。
どこが、凄いかって?
もう、何んのへんてっつもない醤油スープ。もう少し気取って
みろよ、と言いたくなる味。
大衆食堂、或は学食で食べるラーメンのスープに酷似。
 
 この店は、昭和29(1954)年創業。この年は、東宝の
「ゴジラ」が公開された年。
中日ドラゴンズが初優勝した年。そして
私が生まれた年でも御座います(笑)。インスタントラーメン
もない時代、ラーメンは食堂で食べる物でしたが、まだ塩も
豚骨も、味噌もなく、ひたすら透明な醤油スープだった訳
です。
Coco壱もモスも、オリジナルな味はもう販売していない
現代に、タイムスリップした様に、この素朴な味を守る
(コスト面もあるんでしょうが(笑))というのは、中々
立派なことです。
きちっと焼豚(煮豚?)も2切れ(薄いがかなりでかい)
載っているのは、誠に立派でございます。
50過ぎて、ようやく嗜好が過去に向き始めた
「ノスタル爺(ベタ(笑))」としては、時々食べて、
原点に返りたくなる味ですね。
 
3.これは肉です。
先回バイキングの品揃いが悪い事で、辛口の評価をした、
COCO'sですが、最近なぜかTVへの露出が多く、広報が
頑張ってる感じです。
このファミレスの一番の定番は
「牛肉ハンバーグ」というもので、番組によれば、これは
一般のハンバーグと違い、肉だけの硬めの食感で仕上げた
四角いハンバーグの様です。
硬いハンバーグと言えば、
「ブロンコビリー」の頑固ハンバーグを思い出します。
焼き上げてから縦に切り開く演出も楽しく、好物の一つでした
が、ちょっと高めなので、最近は行っていません。
あの食感でもう少しお手頃(600円ちょい)なハンバーグなら
食べて見たいな?と思いました。
 
 最初は失敗しました。祝日の午後3時頃に
「もう空いてるだろう」と行ったのですが、待ち客20組以上。
仲々人気あるんだ。
次は平日の11時頃にいきまして、なんとか席が取れました。
ここの牛肉ハンバーグは
「牛肉ハンバーグと◯◯」という派生メニューが多く、
例えば名古屋人が好きなエビフライとかですが、今回は
あくまでも定番で勝負。
ライスも付けずという単品で注文しました。ソースは3種の
中から、デミグラスを。
肉を鉄板で供する料理はかつて定番でしたが、最近はあえて、
素敵なお皿に盛り付ける方が、高級っぽいのか、主流です。
しかしここはあくまでも旧スタイル。
しかも、ハンバーグを中が赤いままで提供し、付属の熱した
ペレットで焼いて食べる形式です。
生で食っちまう輩もいそうなので、肉の鮮度に自信がないと
できない方法ですね。
 
 結構うまいです。
下手なオージービーフをステーキで食うより満足感が
あります。ざっとメニューを見渡しましたが、150g限定の
様で、ビッグサイズも出せば喜ばれそうな気がしましたが、
ライスなしで、私はほぼ満足でした。
真剣に肉が食いたくなった(そして大善で2500円出す金が
ない)時は、ここへ行こうと思います。
 
 
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  ヤドカリの貝殻  2011.9/30
 
「文章の力」
 
前回少し紹介した
「阪急電車」の作者有川浩(ひろ)さんですが、図書館で
既刊を2冊ほど借りてみました。
 
「ラブコメ今昔」
「くじらの彼」
 
どちらも標題作を含む短編集ですが、基本的に自衛隊を
舞台にしています。
この作者の出世作が
「自衛隊三部作」と言われる長篇で、彼女を真のメジャー作家
に押し上げた
「図書館戦争※」シリーズにも、そのミリタリー趣味が惜しみ
なくつぎ込まれています。
 
※出版・思想の自由を守るため、図書館が武装して政府内の
 統制派勢力と闘うという、荒唐無稽だが魅力的なライト
 ノベル。生々しい戦闘描写とともに、この作者の特有の
 ベタ甘なラブストーリーが展開される。
 
  今回借りた2冊は、いづれも自衛隊を題材にしています。
吉田茂首相の防衛大学校第一回卒業式訓話の
「自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは
外国から攻撃されて国家存亡の時とか、災害派遣の時とか
国民が困窮し国家が混乱に直面している時だけなのだ。
言葉を換えれば、君達が日陰者である時のほうが
国民や日本は幸せなのだ。どうか、耐えてもらいたい」にも
現れる様に、戦前の暴走した軍部に対する国民の反感は強く、
私の少年時代でも、
「自衛隊に入ろう」に代表される反戦フォークは、常に
自衛隊を敵視するものでした。
しかし、戦後65年を経て、自衛隊への国民の評価は、大きく
変わりつつあります。隊員自身も戦後生まれで構成されている
時代です。
この小説に描かれる自衛隊員たちは、現代の若者でありながら
任務として国を守る強い決意のもと暮らしている事がわかり
ます。この決意が、本当の危機の時に、例えば震災の時、
原発事故の時に、この組織をいかに頼りになる存在にして
いるかは、記憶に新しいところでしょう。
この小説の中で、例えば海外派遣に赴く隊員が、いかないで
くれと泣く彼女に、
「行かなくて済むなら行きたくないが、自分も部下を持つ身
だから、行かないと言えば部下が動揺する。それに自分たちが
行かなかったら、代わりに行ってくれる日本人がいるのか?」
と説得する場面は、現代の若者のナイーブさと責任感を両方
表していると思います。
同時に、実際にあった領海侵犯事件を題材にしたドラマ制作に
協力する場面で、いよいよ現場に急行する際に、原作にない
「俺怖いよ。」という台詞を隊員の一人がつぶやくシーンに
強く抗議する自衛隊関係者たち。
脚本家はこの方がリアリティがある、と付け加えたのですが、
「国籍不明潜水艦の領海侵犯の現場で、”領海で勝手なことは
させない”という怒りと、訓練でない真の有事に、一歩
間違えば深刻な国際紛争に日本を巻き込む場面でのギリギリの
作戦への緊張感以外に感情が入り込む余地はなかった。
その台詞は全くリアリティがない。」という主張は、
「我が隊には弱音を吐く様な弱虫はおりません!」という
ような安易な精神論とは全然違う、本物のリアリティがあり
ます。作戦終了後、
「基地に戻って自転車でコンビニに行き、甘いものを買って
食った。」という描写も、緊張から開放された日常を上手く
語っています。
彼らが訓練している世界は、今の若者におなじみの仮想世界
=ゲームや漫画、アニメにしかない緊張した世界が、現代の
日本に唯一存在しているのです。
私は戦後生まれの
「戦争を知らない子供たち」世代ですから、自衛隊が
必要以上の評価を受け、
「軍」になることは絶対に反対ですが、
戦後の徹底したシビリアンコントロールのもと、それでも
誠実に国防を考え続けて来た自衛隊を否定する気もありません。
未だに職業欄に
「公務員」とだけ書いてしまう自衛隊員の控えめで誠実な態度
が、災害の時には本当に頼りになり、海外派遣されても、
現地住民の人気No.1という現状を作っているのでしょう。
 
 有川浩の描く人物は自衛隊員であろうが、民間人であろうが
常に現代の若者であり、読者に共感を与える魅力を持っています。
とりあえず、
「三匹のおっさん(還暦を迎えた団塊世代の痛快な物語)」
「キケン(かなりぶっ飛んだ大学サークルの話)」を借りて
来ました。本当に登場人物の一人一人が魅力的で、この方の
文章は、大変勉強になります。
 
 
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  シェフのオススメ
 
 「Not so bad」
 
 年来の夢、と言えば、iPhone欲しいな。ですが、本当に
au参入なら、俄かに現実味を帯びてきました。
これとは別、というかちょと近いですが、
「通勤の時、ワイヤレスで音楽を聞きたい。」というのも、
ささやかな夢でした。
Bluetooth体験そのものは、Apple Wireless Keyboardに
よって実現しました。
今もそれでこの文章を入力しています。
ちょっと場所を変えて仕事をしたくなり、
近場のマクドが、検索すると
「電源を使える店」リストにあったので、深夜にやってきたは
いいのですが、電源のある2階は、夜は閉めているとのこと。
いつもは2時間半ほどは保つMBPの電池がなぜか今日は50分しか
保たず(充電系ヤバイか?)、
「こんなこともあろうかと※」
用意してきたキーボードとiPod touchで入力中です。
このバッテリーは、テキスト打ちだけだと呆れるほど電池が
保つので、全然余裕です。
実は最近お気に入りのワイヤレスヘッドフォンのテストも
兼ねておりました。
 
※幾多の危機を乗り越えたはやぶさチームで多用された
 フレーズ。こんなこともあろうかと、つけて置いた一個の
 ダイオードがはやぶさを帰還に導いた。
 競作となった映画化の第一作がいよいよ公開。竹内結子版。
 見に行こうかな。
 
 Bluetoothのヘッドフォンは各社発売されておりますが、
いずれも結構値がはります。特に私が狙っていた、
「自分が持っているヘッドフォンが使えるタイプ」では、
SONYが代表ですが、7000円以上するのが普通です。
安いのないか色々探しましたら、この製品をみつけました。
まあこの価格ですから、
「安かろう悪かろう」であるのは覚悟の上でした。あくまでも
「ワイヤレスオーディオの世界を体験したい。」が今回の
主目的だったのです。
 
ところが、予測は嬉しい裏切られ方をしました。
無線で飛ばす訳ですから、有線でつないだ同じヘッドフォンに
比べ、音質は落ちているのでしょうが、
「がっくり」というほどには感じません。十分いけます。
そのうえ
「あくまでもオマケと考え、自分のヘッドフォンを使うべき。」と
講評された付属ヘッドフォンが、案外良いのです。
ネックストラップ式と書いてあったので、どんな仕組みかと
思ったのですが、単にコードが環状になっており、途中に
本体をぶら下げる携帯ストラップのひもみたいなものがついて
いるだけでした。
でもこれでぶら下げると、結構楽です。
本体を鞄やポケットにしまえるのが、こんなに楽とは思い
ませんでした。
動画を見るときは手に持っている訳ですが、それでも
ヘッドフォンのコードが繋がっていないと自由度が高くて
快適です。
 
 このごく普通の耳はめ式ヘッドフォンですが、オマケに
しては、いい音です。
この手の方式の弱点として、低域は不足していますが、
iPod touchのイコライザー設定を
「Bass boost 」に選ぶと、私にはちょうどいいバランスで
なります。
というより、イコライザーなしだと、かなり喧しい感じに
なり、いかにも安物ヘッドフォン的です。低音をブーストする
ことにより、高・中音が凹むので、ちょうどいいバランスに
なります。長い事SPARK PLUGのど迫力低音に慣れ切って
いたため、これが壊れて純正を使っていた時に、イコライザを
いじっていたので、最初からいい音に聞こえたのです。
打撃音が少しペタっとした感じですが、
残響は上手く出しますし、ピアノやボーカルのつややかさは
上手く出しています。
かと言って私のリファレンス
「Bose QuietComfort2」のような
「疲れる高域はあえて強調しないぞ!」というスタンスでも
なく、シンバルなどもちゃんとシャリっており、高級感漂う
音では絶対ありませんが、よくまとまったいい音で鳴ります。
通勤用なら御の字ですね。
凄い美人じゃないけど、親しみやすいという、まあAKBです
かね(ファンに怒られそう(汗))。
このヘッドフォンフォンなら、まあ2500円は出してもいい
かな?と思います。
残りがBluetooth受信機代と考えると超お買い得でしょう。
 
ちなみに今自慢のApple Wireless Keyboad(自作ケース)で
iPod touchで打ち込んでいますが、音楽は聞いておりません。
マクドのBGMと、深夜なのにやたらテンションの高い女性店員
の声(うるさいぞ)を聞きながら入力しています。
なぜって?買うまで忘れていましたが、
Bluetoothって、原則は機器同士一対一の絆で結ばれた無線
規格なんですね。iPod touchの場合、キーボード使いながら
このヘッドフォンは使えないわけ。
先回
「iPhone買うなら、今のiPod touchと同じ64GBにしないと
苦しい。それだと高くて買えない。」というジレンマがある、
と申し上げましたが、
「iPhone+キーボードで仕事しながらiPod touch+Bluetooth
ヘッドフォンで音楽を聴くのが理想の仕事環境」であることが
わかりました。
問題解決じゃん(iPod touch売らないとiPhone買えない
かも、とはこの際考えないことにしよう(笑)。
 
☆Bluetooth2.1対応 ワイヤレスステレオイヤフォン(B)(W)
                   ¥3,780(税込)
 Bluetooth対応機器の音楽をワイヤレスで楽しむことが
 できるステレオイヤフォン。
 Bluetooth2.1対応のためPINコード不要。簡単セットアップ
 が可能です。また、ネックストラップ型イヤフォンを付属
 しています。イヤフォンは3.5mmステレオミニプラグで
 Bluetoothレシーバーに接続されているため、お気に入りの
 イヤフォンとも交換できます。使い慣れたイヤフォンで、
 もっと快適にお楽しみいただけます。
 音楽だけでなく、携帯電話での通話やパソコンと接続した
 ボイスチャットなど、ハンズフリー通話にも大活躍!
 レシーバー本体に向かってお話いただくだけでOKです。
 
 
 
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 お願い
 
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 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
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