Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」475 2012.4/30
 
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  今週のシトラス
 
 つくづく好きなんだなと思うのですが、
カレーをよく食べます。
ココイチとかは高いので行きませんが、
松屋のカレーは結構好き。
もちろん自分でも月一回は作ります。
この間はハヤシを作り過ぎ、3日目以降は溶いた
カレー粉を投入して、
「欧風カレー(笑)」にして食べたりしました。
それでも余ったので、冷凍に。
ジャガイモの入ったカレーは、冷凍すると食感が
悪くなるので冷凍しませんが、元はハヤシなので
OK。また1ヶ月後とかに財政逼迫した月末休日に
有難く頂く事でしょう(笑)。
 
 レトルトはニチレイの5個パック398円のが
定番です。定価がこの値段ではないのでしょうが
近所の安売りスーパーで買います。
100均より安いので有り難い。
レトルトカレーは大塚のボンカレー発売当時から
食べてますが(笑福亭仁鶴扮する子連れ狼が、
”3分間待つのだぞ”と大五郎に諭すのが面白い
CMでした)、殆ど進歩がないですね。
技術的にはレンジで直接温められるものも出たり
してますが、味の方です。
やっぱりどうしても缶詰っぽい独特の香りと、
酸味が残ります。
 
 最近買ったレトルトカレーでもやはりそういう
傾向がありますが、上述のニチレイのは、辛口を
選んで購入します。辛い方が誤摩化せるから。
私はこの分野でベストなカレーは、名古屋だと
B&Dというドラッグストアで扱っている、
「バカカレー」というのだと思います。
この変な名前のレトルトカレーは、博多の
トンコツスープベースのカレーで、確かに濃厚。
牛、豚、鶏と三種類ありますが、食べ比べた
(食べ比べたんだ(笑))感想では、鶏が結構
好き。いわゆる手羽元の部分がゴロンと入って
おり、ちょっとリッチな気分。ま、手羽元の
安さは承知してますがね。主夫ですから。
難点は高い事。400円弱はめったに買えない。
前結構買いだめしていた時期には、我が家の
「食べるのにためらう二大保存食。」の一つ
でありました。もう一つはスパム缶です(笑)。
 
 あと、最近試食したのは、
「ハウス theホテルカレー。」
なんか経済誌で開発秘話みたいのが、掲載されて
いたので(職場の休憩室で見た)、ちょっと興味
があったのです。
ハウスにはカレーの味を決定するスペシャリスト
が数人おり、自分たちでディスカッションする
ための、専門用語をもっています。
味だけでなく、コクとかキレとか、余韻とかを
独特の形容詞で表すわけです。
レシピには基本的に特許や著作権がありません。
つまり専門店はレシピを門外不出とし、暖簾分け
の時も、スープは本店で作り配布、とか、細心の
注意を払って味を盗まれない様にします※。
 
※師匠は弟子の独立には心を悩ますものらしい。
 刀鍛冶の世界で、製法の秘密を盗むために
 名匠に弟子入りした男が、焼き入れの水の温度
 (これがかなり重要)を知るため、師匠の目を
 盗んでそっと手を水につけたところ、師匠が
 振り向き様、男の手を切り落とした、と言う
 話があるほどである。
 ラーメンの世界ではスープ製法の秘密を盗まれ
 ないため、原料がどんどん多様化・複雑化し、
 なんだかよく判らない味になっている店も
 多い。
 
 一方食品会社は、その秘密を盗む為に店に
日参し、場合によってはゴミ箱を漁って、食材を
確認するなど当然のようです。
カレーで有名なのは、あるカレー専門店に数ヶ月
に亘ってメーカーの開発者が日参し、満足のいく
レシピを盗み出したという話です※。
持ち帰り出来ない店であれば、舌で覚える他
ない訳ですね。
 
※一つの製品、一つの店の話ではなく、こんな
 話はざらだったのだろうが、私はこの製品は
 「ハウス ザ・カリー(初代)。」
 店は名古屋市天白区八事音聞山にあった
 「松の実」だと思う。ここの焦げ茶色のカレー
 は、いまでこそ同種の味を各地で見いだせるが
 当時は衝撃的だった。脱サラ店主の、完全な
 オリジナルレシピだったのである。
 今は廃業してしまわれた(末盛のデリーも
 廃業。独特な名店が次々廃業し、寂しい。
 もちろん店主の年齢もあるが、ココイチの
 せいも大きい)が、ハウス ザ・カリーの方も
 レシピが変わって久しい。チキンベースの
 カレーと言うのが、牛好きの国民性に合わな
 かったのだろう。是非復刻をお願いしたい。
 
 そのハウスが満を持して発表!というのが、
今回の製品。
「どこそこホテルの味」というタイアップ表記も
せず、漠然と
「一流ホテルの味」と銘打ったのは、余程多くの
ホテルレストランを廻ってサンプリングした製品
なのだと思います。
ホテルがなんでも一番な訳ではありません。
専門店の方が時間はかけられると思いますが、
ホテルは商品単価が高い為に食材に金がかけられ
「いかにも高価そうなカレー。」を作れる事には
間違いなく、この製品も確かに旨い。
しかしこの価格帯(250-298円)は強豪がひし
めいており、どうしてもこの製品を(コンビニ
にはなかなか置いてない)リピートする程の
魅力は感じられません。
 
 この分野では、ハウスでもSBでもなく、
明治(懐かしの明治金鶏カレーですね。ゼロ戦
隼人のスポンサーでした)が先行しており、
高級レトルトカレーとしての地位を確立した
「銀座カレー」に加えて、最近
「男の極旨黒カレー」で大ヒットしています。
男の、と銘打つのは主婦層から反発されそう
ですが、100均で買えるレトルトカレーを、
わざわざ倍以上の価格で買うのは主婦ではないと
いう読みでしょう。
休日に、台所に籠ってスパイスから調合する、
料理自慢男のカレーのイメージを、上手にこの
濃厚なレシピに重ね併せています。
まあ、実際はお湯を沸かすだけですが(笑)。
主婦は贅沢なカレーを食べるくらいならお友達と
カフェで1000円以上のランチをします(笑)。
 
 今のところ私の
「とっときレトルトカレー。」はこの黒です。
最近は食材の無い日に、大きめのタッパ(レンジ
がかけられる蓋付き)とこのカレー、同じ構造の
丸い容器に入れて冷凍してあるご飯200gと共に
職場に持って行く事もあります。
昼食としては許容範囲の価格なんです。
最近ようやくこの黒カレーも200円を切る店が
出て来る様になりましたので。
 
 
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  ナゴヤからの手紙  2012.4/30
 
「ある休日」
 
 この日は最初から予定を決めていました。
漫画喫茶の
「快活倶楽部」では、メール会員登録ユーザーに
携帯WEBによる、抽選サービスを配信しており、
店で使えるクーポンがあたります。
残念賞は店の食事50円OFF券。漫喫ではまず
お店で食事はしない(一度でいいから 500円の
ランチが食べたい、という某ネット難民の談話が
某大新聞の記事にあったが、なんか論理がおかしい
気がする。)ので、これは外れ。あとはブース
利用料100円OFFが普通によくあたりますが、
上に300円OFFと500円OFFがあり、そういう
のは、一度も当たった事が無い。駄菓子屋のくじ
でいう、
「スカ水増ししていやがるな?」と、吉岡秀隆
扮する茶川竜之介に文句言いたい気分ですが、
今回なんと、2等300円が当たったのです!
 
 私は月に一回、漫喫に行きます。それは
「君に届け」連載だけを読むためで、
別冊マーガレットの発売日12日夜に行き、
最低料金30分だけ滞在。大抵当たっている
100円OFFを使うので、200円以下で済む娯楽
です。でも今回は最初から300円がある。
1000円の3時間パックで滞在しても、700円で
済む訳で、前々から読みたいと思っていた、
単行本のシリーズを読破する。というのが今回の
目的です。
 
 なんの作品?それはですね。今期のアニメで
とりわけの話題作。
手も握らない(現状)全くの純愛物のくせに
ヒロインの属性が
「よだれ(あとハサミ)(笑)」という奇想天外
な設定の
「謎の彼女X」
殆ど期待せずに録画を見ていた多くのアニメ
オタク(わしもじゃ)が、慌てて食事を中断。
2回目放送からは慎重に食事時を外す(それでも
見る(笑))という、熱狂的な反響を(?)
巻き起こしており、早くも今期最高の評価が、
あちこちで囁かれる作品です。
Wikiってみると(←こういう言葉あるのか?)、
原作者の植芝理一は2004年から月間漫画誌
「アフターヌーン」でこの作品を連載開始して
おり、7年間で8巻の単行本が出ています。
 
 これは読まないと、と思っていた矢先の
2等賞だったわけで、渡りに船と出かけたわけ
です。だがしかしっ!
行って見ると書棚にない!どう考えても
「アニメ化作品特集」のところにある、と思う
のが普通ではないですか?
ないのよ、これが。で、
店内蔵書検索システムで調べるとちゃんとある。
7年前からある作品なので、注目されなかった
らしいです。
トレンドに遅れてるなあ。店員さん。
無事全8巻ゲットしてブースへ。
現在4話までのアニメの部分はもちろん1巻あたり
なわけですが、忠実に再現されています。
作画も忠実。1話が出た時、
「作画が昭和(だがそこがいい)」という感想が
大半でしたが、我々が親しんだ昭和の漫画とも
少し違う。強いて比較するなら
「吾妻ひでお(不条理日記他)」かな?
 
 作者は背景の緻密な書き込みに定評があり、
デビュー作の
「ディスコミュニケーション」では全編に亘って
いたが、最近は日常部分は単純化されているとの
事。確かに繰り返し現れる、夢の中の世界は、
非常に細かく非現実な書き込みが快く、それは
アニメにも踏襲されています。
湯婆の温泉に向かう町並みに似ていますが、
もっと細かく、
「つげ義春(ねじ式等)」の描写に似た、
非現実な世界です。
 
 8巻通読した感想は、7年もやっていると、
やや質的にどうかな?と思わせる巻もありますが
(ヒロインの性格から言って、とりそうもない
行動とか)、とても良質なラブストーリーに
仕上がっています。
作者がこの作品を書き始めたのが、30台。
自分の高校時代を元に書き始めたと思われる
(7年経っても高校生というサザエさん方式)
ので携帯を持っていないなど、全体に懐かしい
感じです。
 
 この作品を読んで(見て)痛切に感じるのは、
このちょっと異常な作品を7年間愛し続け、
アニメ化までこぎ着けた、熱意ある制作者が
いたに違いない事。
8巻の番外漫画でも、アニメ化に大喜びの主人公
と、ひっそりと実は嬉しい(そういう奴(笑))
ヒロインが描かれていますが、7年目だもんね。
作者もまさかと思ったのではないでしょうか?
企画会議で、
「えー、主人公はヒロインのよだれを舐め。」
これだけで普通ボツでしょう(笑)。
作品が世に出るには、やはりこういう出会いが
ないと駄目なのでしょうねえ。
頼みます。某社編集部様(まだ言うか(笑))。
 
 久しぶりに全巻揃えたくなる作品に出会い
ました。
売ってねえだろうなあ、Book offで。
 
 
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  シェフのオススメ
 
「ビリーのあれ」
 
 ではないですが(笑)。
先日ネットで、
「Windowsユーザーが、XPに固執する訳」と
いう記事を見かけました。
結論は、仕事用は動かないソフトがあるから。
ホビーでは、動かないゲームがあるから。
XPが出てから、既に11年になろうとしており
ますが、未だに全世界でのWindows内のシェア
は、40%を越えているそうです。
開発者も、まさかここまで支持が続くとは、
思いもよらなかったのではないでしょうか?
比較的短命に終わる事の多いWindowsの
各バージョン※では、異例の長命です。やはり
一日中使用してもフリーズしない安定性が、
XPの寿命を長くしていると思います。
 
※Windows 8発表の時、プレゼン画面で
 XPの一つ前のOSであるWindows Meが
 歴代リストになく、
 「なかった事にされている」と話題になった。
 Meは、95系とNT系を統合させた先進的な
 OSであったが、不具合が多く短命だった。
 現役時代は散々Meをくさし、XP登場を
 大歓迎したネットユーザーたちも、しばらく
 するとこの薄幸のOSを哀れに思い、擬人化
 (Me=駄目なお姉ちゃん。XP良く出来た妹)
 して語り始めた。
 「ごしゅじんさま、いままで、とてもたのしかたです。」
 で検索すると、コピペ史上(事情を知る者に
 とっては)最も泣かせると言われる有名な
 コピペを発見出来る。私は何度読んでも
 不覚にも涙が止まらない。
 因に、この様に非生物(無機物でさえない)
 を擬人化して、憐憫を注ぐのは日本だけの
 感性だそうである。
 
 MicroSoftはXPの販売を終了し、シトラス
も在庫はありません。Vistaや7からのダウン
グレード権という方法で入手出来るそうですが、
そろそろ、XPのインストール自体が出来ない
64bit仕様のPCも出始めています。
随分前今の愛機(私にとって最初のIntel Mac)
に乗り換えた時、Boot Campを使ってXPを
インストールしたのですが、特に使う事もない
ため、内蔵HDの容量を増やす為に、領域を解除
していました。
今回、少し使いたいと思いましたので、また
XPをインストールしてみました。
 
 まずこれには、BootCampとそれが入った
ディスクが必要なのですが、現状のMacOSの
Lionにはインストールディスクが存在しないので
すぐ前のSnow Leopardのディスクを使います。
新しい機種の方は付属のディスクでもなんとか
なるのかも知れませんが、私の様なかなり前の
機種のユーザーは、どっかにあったはずの、
Snow Leopardを部屋中捜すはめになりました。
次回の山ライオン君は、ディスク出すのかなあ。
 
 で、BootCampでWindows用の領域を作る
ため(バックアップはTimeMachineがやって
くれる)、BootCampアシスタントを使うと、
「移動出来ないデータがあるため、一旦HD全体
を初期化し、再度データを復元してから、この
作業を行って下さい。」とおっしゃる。
なんか長い時間の間に、移動出来ないデータが
出来てしまって居るらしい。
しょうがないから、HDDを初期化し6時間程
かけてTimeMachineから復元。
 
 いよいよ、XPをインストール。
この後、BootCampがMacをPCに見せかける
手管をアレンジしてくれるんだよな?
あれ?出来ないぞ?
どうやってやるんだろと、2日程悩む。
ネットの関連記事を調べまくって、ようやく
前回もここでつまずいた事を思い出す。
「Windows立ち上げてから、SnowLeopardの
ディスクを挿入、か。」
最初からLionの機種は付属ディスクでいいので
しょうが、アップグレードして来た我々は、
当然SnowLeopardのディスクは買った訳で
(しかもそこから一回バージョンアップしてから
更にLionへ)、これを使えと。
 
 最後の手順など、あまり明記されていなく、
USBメモリなどにBootCampを入れておけば
いいのでしょうが、現状アップデーター以外は
ダウンロード出来ず、結構ハードルの高い
インストールです。
「使えるし、ソフトも出すけど、サポートは
しないので、オウンリスクでね。」という
Appleの姿勢そのままですね。
まあ、メーカーがこの手を正式に認めている、
というだけで、感謝しなきゃですけど。
 
 とりあえず山ライオン君がライオン君みたいに
ディスク販売がない場合は、旧機種からの
アップグレードの方は、なにかとこの
SnowLeopardのインストールディスクは持って
置かないとですね。
もう売ってませんし。
上のコピペ風に言えば、
「ほらぁ。ライオン君になっても、私のディスク
手元に置いといてねっ、て言ったでしょ!」
と雪豹公主様にお叱りを受けそうです(笑)。
 
 
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 お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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  パソコンレスキューはじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは\15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
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