Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」501 2012.11/15
 
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  今週のシトラス
 
 んっと使えねえんだよなあ。大枚85円も
出して落としたのに、しらっと何気に嘘言う
って、どうよ?
なんかやな悪寒はしてたんさ。でも晴れる
って。降水のあれ?0だってしさ。傘持たず
で、仕事行ったわけ。
そしたら、帰り、雨がちょびちょび降ってん
のさ。
まじ切れそうになって、iPhone投げようかと
思ったわ。
 
 笑うのはさ。歩ってる人誰も傘持ってない
訳よ。あれ、俺のアプリだけが嘘付いたん
じゃないの?
え?気象庁?予報士?そうか、国家ぐるみで
国民騙してんの?あ!傘買わそうとして?
ステマ?いや違うから?とにかく陰謀だな。
ぜってい、裏にフリーメイソン絡んでるね。
 
 で、電車のって駅降りても、雨強くなって
んの。でも誰も傘買ってねえの。
その駅、貧乏なやつばっか?
違ぇーよ。みんなもう早く帰りたいの。
濡れてもいいやってくらい。疲れてるわけよ
この惑星のみなさんは。消費税上がるしさ。
失敗だな。これ企画した奴、消されてるね。
ペルシャ猫膝に載せたボスにさ。
 
 家帰ってパンツまで洗濯機に放り込んで
風呂入って飯喰ってから、何気にちょっと
外に出たのよ。もう星が、あれだよ。
「なんだよ喧嘩売ってんのか?」
ってぐらい出てんだよ。
笑うよな。なんなんだよ。凹むぜ。
これってあれか?
「女心と秋の空」ってやつ?
珍しく当たってる?ほっとけ。
 
 今風に喋ってみましたが、ナウなヤング
の口語は難しいです。
本当に天気や、気温の差が激しい季節です。
お体に気をお付け下さい。
インフルの注射もうった方がいいですよ。
3000円くらいですし。
 
 
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  ヤドカリの貝殻  2012.11/15
 
「君と語ろう…ス」
 
 唐突ですが、肉に関してはわたくし、一つ
信仰の様な物が御座います。
「迷ったら肩ロース」
この部位。昔は余り知られていなかったと
思います。
ロース、バラ、ヒレ。これ位でしたよね。
もちろん業界では昔からイチボだのシンタマ
だの、希少な高級部位は使っていたでしょう
が、一般にはそれ以外の部位は知られず、
その他は、ごろっと角切りで、
「わーい!今日のカレーは大きなお肉が
いっぱい入ってる!」というのがモモ肉。
子供心に、大きいけどあんまし美味しくない
パサパサだなあ。と思っておりました。
 
 あとは、ビフテキという王者の肉料理は
家庭ではなかなか無く、サーロインと言う
言葉はロールスロイス位遠いのでした。
小学生の時、近所の子供を集めて勉強を
教えてくれた大学生のお兄さんの夕食が質素
なので、馬鹿にしていたら(子供はそういう
残酷な事言うもんです)、ある日
「よーし、今日は○○食堂から出前をとって
お前らの前で喰ってやる」と反撃にうって
出たのでした。
「じゃあ先生ビフテキでも頼める?」と
言うと、
「馬鹿にするな。頼んでやろうじゃないか」
と電話しました。後ろで僕たちが
「ビーフテキ!ビーフテキ!」と囃すので、
「あのう、出前を。はいビフテキ無いです
よね。え?ある?で値段は…。な750円!
なんでそんなに、さ、サーロイン?はいじゃ
それを一つ」と言い切って、力なく電話を
置きました。
やがて食堂(大衆食堂なのでまさかビフテキ
があるとは、先生も思わなかったろう)の
親父がスーパーカブで運んで来たビフテキを
「うまいうまい」と半泣きで食べてました。
もちろん、僕たちには一切れもくれません
でした(笑)。
後に貧乏学生をやった私は、当時の750円
って、先生の1週間分の夕食費だったろうな
と反省したのでした。
 
 という様なサーロイン神話全盛の時代が
長く続いた日本ですが、私が就職した頃から
「肩ロース」という部位が、まず炒め物用
として普及し始めました。豚肉では、この
部位の肉はとんかつ用にいいと言う事が
徐々に浸透し、ロースカツより肩ロースカツ
のシェアが拡大しました。
やがて西友がアメリカ産牛肉肩ロースの
ステーキ用と言うのを販売し、150g位の
一片が300円台という安さでヒットし、
肩ロースが殆どの料理に使える万能部位で
ある事が、認識され始めました。
 
 肩ロースのいい所は、ロースに比べ脂身が
絶妙にブレンドされている点でしょう。
カロリー的には問題がありますが、肉を喰う
時に、多少のカロリーを気にする位なら、
食べる分量を減らした方がいいと思います。
牛、豚とも少し固めですが、欧米と違い、
日本にはすき焼きと言う、肉を薄く切って
食べる文化がありますので、最も固いもも肉
でも、噛み切れない事はありません※。
 
※知立のブランド牛専門店
 「大善」に切り落としを買いに行くときも
 たまにもも肉や、うで肉の薄切りが安売り
 されている時には、150gばかり買ったり
 する。必ず付けてくれる牛脂をフライパン
 で溶かし、そっとこの肉片を焼いて塩で
 食べるだけで極楽に(安往生(笑))。
 
 カレー、シチューを除けば(油分が溶け
出してしまうので、他の肉と区別がない)、
肩ロースは万能選手です。牛・豚肉のいい
ところが、味わえる部位と言えましょう。
今回、いつものスーパーに、たまに出る
「お得用!すき焼き用1kg」を発見し、
「あれ?高いなあ」と思いました。
いつも大体1200円。特売で1000円という
のが、このパックの常識です。今回は
1400円。よく見るといつもの
「オーストラリア産もも肉」ではなく、
「アメリカ産肩ロース」だったのでした。
予定に無い高額なこの買い物を、店内一周後
(笑)ついに決断しました。
 
 家に帰り、これを何回で食べるかを検討
しました。数えると、24片の薄切り肉が
綺麗に折り畳まれています。
4片ずつ6袋に入れ、5袋を冷凍しました。
一袋233円。大きさにばらつきがありますが
約166g。充分です。
その夜は、ざっと塩胡椒で炒める。
旨し。
翌日焼き肉のタレで野菜と炒め、弁当に。
昼食が美味しいと午後の仕事がはかどる。
今日は休みだったので、水菜と豆腐を買って
しゃぶしゃぶを。
至福。
あと2袋は子供の夕食用にすき焼きにする
つもり。
 
 前回某スーパー(閉店した(涙))
の超大特売(閉める前だったからか)で、
信じられない価格で和牛もも肉すき焼き用を
ゲット出来、子供からも、
「あれは凄かった。予算大丈夫?」と心配
されたので、今回の肉でどうかなとは思い
ますが、味は負けるとして柔らかさは和牛の
もも肉より、アメリカ産肩ロースの方が上
だと思います。
 
 それにしても、オージーに比べるとやはり
アメリカ産牛肉の方が格上ですね。
BSE騒ぎの時、吉野家が
「アメリカ産ショートプレートが使えない
なら、牛丼販売を停止する」と宣言し、
実行した事は有名ですが、牛肉輸入自由化の
長い交渉の歴史からも、アメリカは日本人に
買って貰える肉を巧に選んで送って来ると
思います。さすが牧牛の国だと思いますね。
オーストラリアの方は、草喰わせて延び延び
と育てた牛の国内用と同じ物を送ってくる
感じですね。
「hah?牛肉って、こうガシガシ切って、
しっかり噛んで、飲み込むものだろ?」と
言われそうな感じがします。
最近入って来たメキシコ産も、もう一つ。
 
 「たくは和牛しかたべませんの」という
お金持ちはともかく、庶民は輸入肉でも
美味しく食べる工夫するしかありません。
部位で悩んだら肩ロース。
兼業主夫歴10年の私の結論です。
 
 
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  シェフのオススメ(はあえてしない)
 
「趣味の話」
 
 iPhone、ようやく潤沢に出回るように
なったみたいですね。近所のSoftbankでも
「iPhone5在庫あります」の大看板が出て
おりました。運転免許更新に行く道路沿い
ですので、結構効果的かも。
私は快適な5ライフをお先に満喫しており
ますが、来月のカード明細が恐い。
今後も約1000円/月程、出費が増える
「iPhone地獄」が待っております。
 
 これに備えて、
旧ガラケー売る(1300円で成功)
wifiルータ売る(15500円で落札成功)
iPod touch 64GB売る(13000円で成功)
と来て、まあガラケーの分は、
狼と香辛料の買ってなかった二冊と、
七姫物語最終巻(全然終わっとらんじゃ
ないか。第二シリーズよろしく)に使って
しまいましたが。
 
 そしていよいよ最後の
コンデジ売る。にさしかかっております。
が。難航しております。
売れないのじゃないのじゃないのです。
売りたくなくて。
ずっと憧れていて、ようやく入手した
シグマのDP-2。他のメーカーにはない
Faveonという、独自の撮像素子技術。
まるでマツダのローターリーエンジンの
開発秘話の様なプロジェクトXがあるに
違いない、世界中のカメラメーカーが断念
した技術をシグマだけが商品化。
群を抜く映像表現の美しさ。
発売から時間が経ち、ようやく入手できた
中古品ですが、お散歩の友として、完全に
満足出来る愛機でした。
 
 しかしiPhone5の内蔵カメラも優秀です。
ソニー製と噂されるこのカメラで写真を
とると、被写体に感動し、是非記録したいと
思って撮った結果が、現実に目で見たより
綺麗と言う、かなり
「あざとい」写し方をします。特に喰いもん
関係に絶大な威力があるのが、気に入った。
まあ、これならもうコンデジは要らんかな?
という感想。しっかり写真を撮りたい時は、
愛機ペンタックス*istD※がある訳ですし。
 
※ペンタックスが初めて作った本格的一眼
 デジタル。600万画素とスペックは流石に
 古いが、コンデジの撮像素子面積の小さい
 1000万画素オーバーよりも画質は上。
 さらにペンタプリズムが使ってある、単三
 アルカリで駆動出来る(私はエネループ
 使用)等最近の一眼デジカメにはない利点
 がある。大きく、重いのも手ぶれ防止に
 効果的で、手ぶれ補正で整形する必要が
 ない。
 
 いわゆるドナドナ状態で愛用品を手放す時
私はどうしても代償を求めてしまいます。
悪い癖です。今回も
「お散歩用コンデジを手放すからには、
*istDをお散歩用に使いたい。そうだ!
パンケーキレンズだ」←この時点でそもそも
の発端がiPhone5にある事を忘れている。
パンケーキレンズとは、標準域の単焦点の
レンズで、携帯性等を鑑み、長さが非常に
短いレンズを差します。
ペンタックスには代々純正のパンケーキ
レンズがありますが、実はあまり評判は
芳しくありません。同じKマウントを採用
していたリコーの一眼にもパンケーキレンズ
があります。
 
 リコーのカメラといえば、カメラ好きの
お兄さんで、ニコンやキャノンやペンタを
買えない層。つまりそこまでカメラに入れ
込む位なら、愛車マークIIのタイヤを替え
たいお兄さん層の愛機で、中古のペンタ用
レンズを付けるとか、タムロンやシグマの
ズームを買ったりする層なので、自社製
レンズ(と言っても、実は小さいけど有名な
某OEMレンズメーカー製だったらしい)は、
全くのノーマーク、中古業界で
「カメラの蓋」と呼ばれる存在でした。
 
 ところが、この2万円位で買えたカメラの
付属レンズのF2/50mmが、とんでもない
高性能レンズである事が、広く知られる様に
なり(幸い私はその前に持っていた)、同時
発売だったパンケーキも実はこの手のレンズ
としては異例にシャープなレンズという評価
をうけています。
この冴えない薄茶色のレンズが欲しいと前
から思っていたのですが、まあ3万は出さ
ないと買えないという人気レンズになって
しまいました。
AFでもない古い国産レンズにここまでお金を
出す余裕は、私にはありません。
 
 先日カメラ趣味仲間の友人に、この話を
愚痴っておりましたら、
「小さいので良ければ、飛び切り薄いのが
M42用にあるんだけど」との事。
M42はかつて多くのカメラメーカーが採用
していたねじ込み式のスクリューマウントで
ペンタックスもKマウントの前はM42でした
ので、ペンタックスにはM42→Kマウントの
アダプタが純正であり(つまり安い)、最新
のKシリーズ一眼デジカメでも、M42レンズ
が着きます。Kシリーズは判りませんが、
*istDと後継の*istDsは、マニュアルで測光を
してシャッタースピードを設定してくれます
ので、古レンズ遊びには最適です。
 
 彼の紹介してくれたのは旧ソ連の
「INDUSTER50」というパンケーキレンズ
です。早速オークションで探したら、丁度
出品されていました。
「INDUSTER50-2」2はF値かと思い、随分
明るいなと思ったのですが、これは所謂
マーク2の意味らしい。
本当はF3.5という、まあ外用レンズです。
彼のはMC、つまりマルチコートレンズの
後期バージョンの様ですが、私のはもっと
単純なもの。
オークションで、送料別4100円でうっかり
落札してしまいました。来月には5000円弱
カードで落ちるので、ちょっと後悔しました
が、送られてきたレンズをアダプタを介して
*istDに付けたら、なんだか可愛くて、嬉しく
なりました。
デジイチとしては大柄な*istDに、これを
付けると、なんかアンバランスで笑えます。
プッチンプリンを小さなスプーンで食べてる
アメリカ人150kg越え大男みたいな感じ。
国産各社のパンケーキレンズより、一回り
小さいので、昔の日本の家庭用カメラの
レンズの様です。
 
 ソ連のレンズは、基本東ドイツのコピー。
そして東ドイツは分断された時に東にあった
カール・ツァイス工場。つまり
「カール・ツァイス・イエナ」ですので、
光学的にはしっかりしています。
社会主義国製品は、あたらしい改良は滅多に
しませんが、コストダウンも殆どないのが
いい所です(例外は開放直前、及び民主化
以降。国営工場を買い取った新興資本家が、
旧製品名のまま滅茶苦茶な劣化版を生産して
いるので注意)。
アダプターのせいで遊びがあるのですが、
機能には支障がなく、結構シャープな像を
結びます。ツァイスのテッサー系の設計
なんでしょうね。
 
 この小さなレンズにあった、もっと小さな
*ist系、K系のカメラを買ってやりたくなり
ますが、それならDP-2を売らなくてもいい
ので、これを*istDに付けて撮影、鞄に忍ばせ
た長い玉に時々交換。って言うのがいいかと
思います。*istDに付けると、50mmが
換算75mmになるので、あまり人に近づけ
ない、シャイな私には丁度いい距離です。
というわけで、ここまでしないとDP-2を
売る気にならない、情けない私です。
 
 これで、また標準の
「デジタル一眼と、ライカM3の二台持ち」
に戻ることになります。
ライカも最近殆ど使ってないので、これも
売ればいいのですが、流行のミラーレスに
アダプター付けて使うのは、ライカレンズの
良さを出せないゴッコ遊びと判りましたので
本体も置いておこうと思います。
今度1回フィルム通そうと思います。
お正月あたりかなあ…。
 
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 お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは\15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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