Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」546 2013.10/31
 
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  今週のシトラス
 
「いい作品に出会う幸せ」
 
 今期のアニメも3,4回目になって
おりますが、前評判の良かった作品が
いまいちだったり、2期目の作品が
前期のパワーを失っていたり、
相変わらずなかなか興味深いものです。
ただただバトル、ただただ恋愛、という
ストリーや、ちょっと考えさせられる
作品。いろいろ今期もバラエティに
富んでいますが、大笑い出来るコテコテ
のギャグ系が今期は見当たらないので
癒し系の作品が、唯一の息抜きになり
ます。
 
 癒し系と言えば、前期は
「きんいろモザイク」という少女もの。
かつてホームステイした先の英国少女が
留学生として再会。という、ほのぼの
した作品でしたが、特に大きな事件も
なく、日常を描いた良作でした。
今期の癒し枠は、放映前にも紹介
しましたが、
「のんのんびより」という作品。
「日本中の田舎を凝縮した」という
ある田舎の学校に、東京から小学生が
転校してくる。
この学校、全校生徒4名。しかも中学校と
小学校が合同で、同じ教室で勉強して
いる。
うち3名は兄妹で、もう一人の小学一年
の子の姉が、たった一人の先生。
という設定。
複式教室というのがある事は知っており
ますが、小学校と中学校が合同という
のもあるのでしょうか?
この地区の子達も、高校になると他所の
町に行く様で、先生と最年少のれんげと
言う子の間の姉妹は、東京の高校に
通っています。
 
 典型的な過疎の村の風景ですが、
私達がトトロをみて郷愁を誘われる様に
(戦後間もない埼玉所沢辺りらしい)、
例え小さい時から都会暮らしでも、何故
か郷愁を感じる
「日本の田舎」を舞台に、のんびりした
日常を送る子供達の姿が、大変美しい
背景の仕事(有名な背景作画会社だと
いうことです)を舞台に描かれており、
今期いや今年最高のアニメ作品になる
のではないか?と言われています。
 
 いわゆる
「大きなお友達」たちが騒ぐ、
少女、幼女要素も勿論満載ですが、
けっしてお人形さんの様な可愛さでは
なく、一人一人の性格も良く描かれて
おり、良く出来た少年小説を読んでいる
ような癒され方をします。
原作の漫画も大変評価が高く、アニメ化
については、原作の良さを殺す様な
改悪や演出がされないか、原作ファンの
間で懸念されたそうですが、概ね好評。
少女4人に囲まれてほとんど台詞もなく
影が薄い兄も、実はしっかり描かれて
「ウォーリーを探せ」的楽しみもあり
ます(笑)。
 
 一番新しい回では、ある事が原因で
れんげちゃんが泣くのですが、泣き出す
までに、アップ固定画面のまま30秒以上
使うという、アニメでは、まず考えられ
ない演出が、大好評でした。
原作でも(未読)このシーンでは半頁を
費やしているそうで、製作スタッフの
原作への愛は大きいと言えましょう。
これが大事なんですよね。
 
 回を重ねる毎に上がる評価の中で、
子供を描いた作品ということで、
「よつばと」という作品との比較が良く
論じられる様になりました。
驚いたのは、のんのんびよりを見ての
外国からの感想(合法なのかどうかは
判らないが、日本のアニメは1日後
位には、字幕がついてネットにアップ
される)に、よつばととの比較が多く
出ていた事。
何故驚いたかというと、このよつばとと
いう漫画作品は、アニメ化されていない
のです。
 
 実は私もこの作品は良く知らなかった
ので、検索してみると、海外のかなりの
国に翻訳されている作品らしい。
世界のオタク文化の広がりは、日本に
いては判らない面もありますね。
こういう情報には、すぐ飛びつく私です
ので、文字通り自転車に飛び乗って
GEOへ。
3巻まで借りてきました。
 
 主人公の翻訳家(独身)がどういう
いきさつか、外国で引き取った女の子
(犯罪じゃん?)と日本で暮らす、と
言う、ある意味男の夢(決して変な意味
ではなく、男には父性願望があるので)
を描いた作品なのですが、
主人公のよつばが、天衣無縫。明るい
性格で、隣の姉妹達と繰り広げる日常の
漫画作品でした。
 
 ほぼ同じテーマの
「うさぎドロップ」が、病気だ保育園だ
独身男が子供を育てる困難さの現実を
含んだ作品だったのに対し、そういう
要素は今のところ皆無。
夢物語といえばそうでしょうが、
これはこれで、いいな。と思います。
 
 かたや、のんのんびよりは架空の田舎
(本当はこんな少人数なら隣町の学校と
合併でバス通学か寮になるはず)、と
いう点で、確かに架空性の点で比較が
出るのもうなずける面があります。
ありえない、とかの七面倒な理屈眼鏡を
外せば、これはいかにも傑作。
なんで今まで読んでなかったのか、
不思議なくらいです(連載誌がマイナー
という面が否定出来ないですが)。
 
 この作品の作者あずまきよひこ氏は
前作の
「あずまんが」アニメ化の際の仕上がり
に大きな不満があったとかで、この
よつばとは絶対にアニメ化しないと
言っているそうです。
確かに絶妙なコマ使いや、セリフの間を
アニメで再現するのは至難の業だとは
思いますが、のんのんびよりのスタッフ
なら、実現出来るのでは?と思います。
 
 ともあれ、2作とも大変水準の高い
作品で、単なる癒し目的、ましてや
ロリ萌え対象ではありませんので、
一度ご覧になるといいです。
私はよつばと4巻以降をさっきGEOで
借りて来ました。
のんのんびよりの原作は、例によって
アニメ放映終了(を思うと胸が締めつけ
られる)後に読むつもりです。
よつばとは現在12巻まで出ていますが
もしかしたら買ってしまうかも…。
それぐらい好きになりました。
 
 
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  ナゴヤからの手紙  2013.10/31
 
「続けるということ」
 
 最近休みの希望を出す時に、イベント
に重ねる事を覚えました。
8月の東海市の花火大会で成功したので
10月は
「大須町人祭」の2日間を連休する事に
したのです。
成功と言っても、たゆまぬ雇用者側との
交渉で実現した、とかではなく、単に
私が忘れなかったというだけですが。
11月は豊川に
「B1グランプリ(B級グルメ)」が
開催される情報を知らず、悔しい思いを
しています。
この催しは開催地持ち回りなので、
こんなチャンスは当分ないと思うと
悔しいです。
誰かに代わってもらえないかなあ。
 
追伸:同僚に交渉成功!土曜日にちょと
   カブで行ってくるす(喜)。
 
 さて昨年一昨年と、ろくにみる事が
出来なかった大須町人祭りですが、
今回はばっちり2日間、フルに密着取材
です。
私がこの祭りを好きなのは、この祭りが
官製でないという所です。
なごや祭り(三英傑行列)という完全な
名古屋市の祭り(名古屋市立学校は休み
当時土曜は半ドンだったので、この
土曜日が休みな市立高校の私は県立高校
の友人に羨ましがられた)と同じ日に
あえて町人の祭りを催す。
しかも大道芸人を全国から招聘し、
彼らの芸で客を集めようというある意味
「徹底的に人のふんどしで相撲をとる」
発想は目新しく、最初から私は時間が
許すかぎり見に行く事にしています。
 
 もちろん大須側も
「おいらん道中」を始め、運営全体の
影の力として毎年頑張っていてくれる
訳ですが、流石に三十年もたつと
多少金属疲労しているのではないかな?
と思う面もあります。
今回感じたのは、まあ年齢のことも
あるのでしょうが、大御所と言われる
クラスの芸人さんが来ていないこと。
特に私は
「人間博物館」の雪竹太郎さんが好きで
今回は夜まで大須にいる事が出来るので
夜しかやらない天使ねた
「アントーニオ!」というのを再び
見るのを楽しみにしていたのですが、
なんと雪竹さんが来ない(涙)。
まあ、スケジュール、体調、あるいは
なにかのいきさつで、参加しないと言う
事は、仕方がないのですが、その事を
運営側に聞いても、誰も判らない。
というか雪竹さんを知らない。
ちょっとがっかりでした。
 
 常連の中で、今年も来てくれたのは
「シルヴ・プレ」でしたが、流石に
大須の客は良く知っていて、会場では
前の出演芸人の時から席取りが始まり、
シルヴ前の芸人さんは、新人でも超大勢
の観客の前で芸を披露出来るという
僥倖に恵まれていました。
彼らの円熟のパントマイムは、本当に
素晴らしいものですが、彼らの開演を
告げる主催者側の放送が、シルヴ・プレ
を上手く読めず、
「もう少し読み易い名前にして下さい」
とか言い訳放送していて、客の失笑を
買っていました。
大道芸人の祭りを主催する立場が、
芸人の名前を、しかも目玉の芸人の
名前をうろ覚え、というのが丸判りだ
からです。
 
 場を提供すれば、芸人が来てくれる
もの。という甘えが出て来ていないか
少し心配になります。
静岡の大会初め、大道芸人を招く催しは
各地で行われる様になり、勿論大須が
その先駆けではあるのですが、この祭り
はあくまでも大道芸人を見にくる客が
メインなわけですから※、
芸人をおろそかにする運営ならやらない
方がましだと思います。
長老である大阪の
「ちんどん通信社」さんを開会式に呼び
延々待たせて(なんか役人とか議員の
挨拶を大須観音でやるわけ)、最後だけ
使う様な運営では、もうアマチュア芸人
しか来なくなるのでは?と心配です。
何があったか判りませんが、来年は
雪竹さん始めベテラン芸人、新進の
プロ芸人を集めた、もっとパワーのある
祭りを復活させて欲しいと思います。
2日目の日曜が雨だったせいもあり、
なんとも残念な祭りでした。
 
※この祭りの名古屋市民への定着度を
 思い知る光景に出くわした。
 案内所で、賢そうな小学生の男の子を
 連れた上品なマダムが、
 「金粉ショーはどこでやるのですか」
 と聞いていたところに、たまたま遭遇
 したのだが、この祭りが始まった時
 金粉ショー(大駱駝館系)は、公道で
 裸体をさらす、と言う事で、沢山の
 警官がつきそって、ものものしい警戒
 だった事を覚えている。
 それだけ当たり前の行事になったと
 いう事だろうけれど、それだけに
 マンネリという感じもする。
 
 
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  シェフのオススメ
 
 「生活の一部」
 
 これが無かった頃はどうしていたの
だろう?と思うものが多々あります。
水道、とかガス、電気とか。
まあシャワートイレなんてものも
私にとっては無いと困りますが、いまや
iPhoneは完全にそういうものになって
います。
今月の旅行の時も、簡易カーナビとして
充分に働いてくれました。
あれがなかったら、道に迷って迷って
予定の半分も立ち寄れなかったと思い
ます。
 
 先日自転車で出かけようとした矢先に
うっかり自転車を倒してしまい、既に
セットしていたiPhoneの表面に薄い
擦り傷が付きました。
もちろん画面保護フィルムが貼ってあり
ますから、そのフィルムに傷がついた
だけなのですが、結構目立つので、
フィルムを替える事にしました。
このフィルムはiPhone5が出た時に、
先行した購入したシトラスのS氏に一枚
譲って貰ったもので、ノングレアの
質のいいものなのですが、なにせ本体の
発売直後に販売開始したものなので、
大変高価でした。
2枚セットで2000円以上のものを
1枚譲って貰ったものです。
 
 今回はダイソーで買った物に交換です
つまり105円です。
勿論ノングレアではないし、工作精度も
やや杜撰な感じがしますが、なにしろ
昨年iPhone5(4までより画面が長い)が
出た時には、こういう安いのを選ぶ、
という選択肢自体がなかったわけで、
普及する、と言う事は有り難い事だと
思います。
ノングレアでないと言う事は、自分の
顔や天井の電灯が写り込んだりして、
若干見にくい面もありますが、逆に
透明度の点ではフィルムを貼らないのと
同じ位向上するので、ちょっと新鮮です
発売の時に(auのポイントで)買った
シリコンケースは、とても優秀で、
こちらは買い替える気にはなりません。
頑丈さを売りにしたケースよりも、
弾力のあるこのタイプの方が、落下時の
衝撃も軽減できるし、なにより立てかけ
た時に、滑り落ちる事がないのが、
実に有り難い。
液晶保護フィルムは、今後ガラス製も
検討したいと思います。
やはり落下時にそれ自体が割れて、
液晶への衝撃を和らげる(自動車の
フロントガラスと同じ仕組み)効果が
期待出来るからです。
500円~1000円で多くの製品があり
ますが、2000円以上する
「ゴリラガラス」というのはどうなん
でしょう。防弾ガラス系の素材らしい
ですが、衝撃吸収はどうなのかなあ。
 
 その他iPhone関係では、最近
チューニング用のアプリを追加しました
「Guiter Tuner」というのと
「Tuner Lite」というの。どちらも無料
上のは文字通りギターのチューニング用
で、6本の弦の絵が出てくるシンプルな
もの。
下のは、色々な楽器のチューニングに
使えるもので、こちらもシンプルな
メーター型。
こちらは、ヤマハの
「ギタレレ(Gコードを引くとC和音
が鳴るチューニングの小型ギター)」
のチューニングに使います。
 
もう5年以上も触ってなかったギターを
引っぱり出して来て、弦を張り替えて。
曲を弾くという訳でもなく、
というより握力も指腹の固さも、
すっかり初心者に戻っていますので、
リハビリのつもりで触っています。
ガレージバンドも無料になった事だし、
AudacityというMac、Windows両世界
で君臨する無料マルチレコーダー
(youtubeの"弾いてみた"系で良く使う
アプリ)もダウンロードした事だし、
ぼちぼち、音楽活動でも再開しようか
と思っています。
後はミクともつきあいたいのだけれど、
こちらは予算と技術がついていきません
 
頑張っても余齢は後わずか。
「白鳥の歌※」を謳い上げたいものです
 
※優美な姿の割に悪声で有名な白鳥だが
 死の間際には美しい声で鳴くと言う
 西欧の伝説。サンサーンスの
 「瀕死の白鳥」もこれがテーマ。
 
 
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 例えばディスクレスキューは\15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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