Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」590 2014.9/30
 
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  今週のシトラス
 
「最後の手紙」
 
 現在、9/30、21時45分。
ここまで引っ張ってしまいました。
これで最後だと思うと、どうしても
筆が、いや、
AppleWirelessKeyboardが進みません。
 
 今153号線バイパス沿いのデニーズに
います。
ここは、何号めだったかな?
割と初期の頃、どうしてもコラムが
書けずに、夜篭った思い出のある店です
火曜の夜というのに、満席です。
待合室で待つほどではないですが、
客が減らない。
今回久しぶりに来て、このご時世だから
もう24時間営業ではないかな?
と思ったら、しっかり24時間営業
でした。
こういう店は大事にしなけりゃ。
 
 私が13年前にシトラスに務めるように
なったのは、本当に偶然でした。
仕事を辞め、ちょっと心身ぼろぼろの
状態で、バイトをしていた私に、
シトラスの山田社長が電話をください
ました。
それはシトラスで買ったある製品の
故障クレーム返品が、ようやく相手会社
との話し合いがついたという報告でした
1年以上も前の話だったので、すっかり
忘れていたのですが、粘り強く海外の
会社と交渉してくれていたのに感謝
しました。
 
 本題のあと、
「最近仕事辞めて…。なんか仕事ない
ですかね?」と聞いた所、一度食事でも
しようということになり、”えびす”と
いうビールの旨い店に連れて行って
くれました。
「実は今考えていることがある。
手伝わない?」
ということで、週数回のバイトで入る
ことになり、その後正式に就職し
ました。
社長が考えている事は、メールマガジン
でした。
ネット販売のシトラスを、もっと全国に
発信したい。という思いを熱く語って
くれました。
最初のうちは、こんな文でいいのか?
まるで、シェラザード※の様な心境
でしたが、社長の注文はただひとつ。
「文の長さを気にするな」
 
※アラビアンナイトの語り手である、
 シェラザードの嫁いだ国王は、前妻の
 浮気のせいで、極度の女性不信。
 一夜を共にした女性を、翌朝には
 殺害する。という恐怖の王だった。
 自分の番になったシェラザードは、
 幼い妹を床に伴い(なんてことを
 (笑))、情事のあとで、妹に
 ”お姉様お話して”と言わせる。
 そこで話し始める物語の面白さ。
 朝になると話を止めるので、王は
 彼女を殺せない。”一度でも余の
 知っている話をしたら殺す”と王は
 言ったが、ついにシェラザードは
 千と一夜に亘って、物語で王を魅了
 し続けた。最後に王はシェラザードを
 王妃に迎える。という筋立て。
 その寝物語が、”アラジンの魔法の
 ランプ”、”シンドバッドの七つの航海”
 ”アリババと40人の盗賊”と言った
 話なわけ。
 
 当時、現在の
「ヤドカリの貝殻、ナゴヤからの手紙」に
当たる中段コラムは社長の担当で、
誰にも書けないようなレアな情報満載。
おそらく最初はこのコラム読みたさに
購読される方が多かったと思います。
ただ社長は多忙で、なかなかコラムが
上がらず、発行が不定期になったり
しました。
私が社員になったころ、社長に全部
書いて欲しいと言われ、私の悪戦苦闘が
始まりました。
最近は全然違いますが、
上の段は店内でのこぼれ話。
下段は取り扱い商品の紹介が中心でした
から、中段に何を書いたらいいのか?
最近はアニメネタでお茶を濁す事が
多いですが(汗)、当時は社長コラムの
独特のテイスト、広い海外体験に
負けないコラムは?と苦労の連続でした
 
 一つは名古屋ネタの
「ナゴヤからの手紙」。
学生時代名古屋にいて、卒業後各地に
(世界にも!)行かれた皆さんが、
私の店ネタでちょっと名古屋特有の
小ネタが入ると、
「懐かしい!」といったメールを
いただくことがあり、そこから生まれ
ました。
もう一つの
「ヤドカリの貝殻」は、みんな自分の
殻をもっているけど、ヤドカリみたいに
殻を変えてもいい。
自分がしばらく安住する、身の丈に
あった殻を捜そう。という趣旨で、
思い切り趣味に走ることにしました。
最近はダイエットが私の殻です。
 
 シトラスの生活は、楽しいことが
多かったですが、しばらくして、私は
友人の会社に誘われ、辞めることを
社長に告げました。
社長に怒られました。
自分が見出した人材が、期待はずれ
だった落胆とか、自分が生かせない
反省とか。思う所がきっと激情として
迸ったのだと思いました。
とにかく真っ直ぐな人でした。
兄を支え地道なマネージメントを、
引き受けていた専務(現社長)が、
間に入ってくれ、一旦話は終わりました
が、あとで社長に呼ばれ、
「わかった。でもメールマガジンは
続けて欲しい。今の様な不定期でなく、
月4回しっかり出してくれ」
私は謹んで承り、それ以降はずっと
月4ペースで出し続ける事が、
出来ました。
590号まで出す事が出来た事は、私の
誇りです。
 
 社長は今は居られません。短すぎる
生涯を走りぬけた天才だっと思います。
後をついだ専務も、私がメールマガジン
を出し続けることを許してくれました。
ネット通販、いや小売自体、なかなか
難しい時代になり(ほとんど某密林社が
強すぎるため(涙))、シトラスは、
現社長の担当するネット構築、修理や
お得意様のPCやマックのメンテに支え
られる比重がおおきくなりました。
顧客の皆様、これからも名古屋の街で
最もパソコンに強いIT担当会社。
株式会社やまきつをお願い申し上げます。
 
 専務(現社長)は、優しい方なので、
「休止」とおっしゃいましたが、
本当に13年間も、私のような者が
好き勝手に発行するメールマガジンを
許容していただき、感謝に耐えません。
もちろん、最後までこの読みにくい
長文をご愛読いただいた、全国の
読者の皆様にも、最大の感謝を!
 
シトラスメールマガジン
「柑橘系林檎新報」担当
 
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  ヤドカリの貝殻  2014.9/30
 
「さてどうやって余生を過ごさうか?」
 
 若い頃からの座右の銘が、
「クリエイティブしないと、頭脳が
腐る」でして、この英語無視の用法は
わざとなのでご勘弁を(笑)。
若い頃はソンガーシングライターを
目指したり、バブリーな頃は、
クラシックカメラに熱中したり。
なんか趣味趣味なことをやっていないと
気が済まない性分です。
困った道楽者だと自分でも思います。
 
 少し年少の同僚が、最近突然アイドル
に目覚めた今日この頃(名古屋発信の
”チームしゃちほこ”とかいうらしい)。
狂い咲きの様に、何か新しい趣味に
走るのもいいかと思っていますが、
とりあえず最近の私のライフスタイル
(てなほど立派ではない)を羅列。
 
1.言うまでもなくアニメオタ。
忌み嫌っていた声優オタも、最近
”州崎西”というラジオ番組から、
抵抗なくなっている。今年中にもう一度
滋賀県の
「旧豊崎小学校校舎(けいおん!では
桜ヶ丘女子高)」にカブで詣でる予定。
 
2.小説家志向。前号でついに黒歴史を
カミングアウトしましたが、もう一作
くらい書きたい。
マイカちゃんの続編か?
まったく別の題材か?
 
3.しばらく放置してきたカメラ趣味も
やりたい。生れ年のライカ(私のM3は
本当は一歳年下。発表が1954年秋
なのでその年には殆ど日本には
入ってない)。
レンズの沈胴ズミクロン5cmはタメ。
ライカはシリアルで全部製造年が
わかるのが凄い)が、このまま朽ち果て
ていくのは辛いので、写真が撮りたい。
でもフィルム代、現像代を考えると、
どうしてもデジカメに。最近はそれさえ
出さずにiPhoneで撮ってる始末。
 
4.長年兼業主夫を続けた料理レシピも
完成させたい。写真いりのホームページ
で。この間餃子を造りましたが、
餃子って肉はあんまり要らない気が
する。ヘルシーで、いい主食である。
最近のマイレシピは、従来使っていた
キャベツをやめて、白菜を使うこと。
後、塩で食べるのも案外イケる。
 
5.自転車、ダイエット。長生きしたい。
よく考えたら、一生病魔と戦った
(最後は人工透析)母が享年七十余歳。
元気だったが、脳梗塞に倒れた父が
享年八十余歳(嚥下障碍と言うのは、
食いしん坊の父にはきつかったろう)。
まだ60歳オヤジが老け込んでる
場合じゃない。
目指せ”細マッチョ(笑)”
 
6.13年も続けた、このコラムを
なにかの形でまとめたい。
メールマガジンの形態のままでは、
やまきつ様にご迷惑がかかると思う
ので、コラムのみを年代別に並べて、
ホームページに掲載しようかと思って
います。
 
7.お金と時間がかかるので、これは
夢ですが…。
私は自動二輪は小型免許しかないので、
せめて400ccまでのれる普通二輪免許を
とりたい。教習所で5万ぐらいかな?
高速道路は走りたいとは思わないけど、
250ccくらいにのって、自動車専用道を
伊賀忍者に捕まらない様に(笑)
のんびり走りたいです。
 
 というわけで、もしまだお付き合い
いただける方が居られましたら、
これからのアテクシの老後を、
まったり公開して行きますので、
よかったら立ち寄っていただけると
幸いです。
 
「ベルーシのホームページ」
 
 
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  シェフのオススメ
 
「まとめのフィナーレは」
 
 間違いなく、私とシトラスを結び
つけてくれたMac。
私のコンピュータ事始めは、MSXと
いう国産の規格でした。
NEC、富士通、シャープの国産機御三家
に遅れをとった各家電メーカーが、
一斉にこの規格に飛びついた。
 
 結構本格的なコンピュータであり
ながら、ファミコンのカセットみたい
のを差し替えるだけで、ゲームマシンに
なったり、実用ソフトが動いたり。
なにより安かった。
提唱者アスキーの西社長の
「3万円で、カラーのMac(当時Macは
内蔵9インチ白黒モニタ)」という発言は
刺激的でした。
でも結局、そのMacが欲しくなった。
 
 アメ横ビルの一階のOAシステムプラザ
にあった中古のSE30を、結構無理して
買いました(7万ぐらいしたと思う)。
これも友人から中古のHPデスクライター
を買って、いっぱしのMac使い気取り。
大須に入り浸り、グッドウィルMac館の
辻村Dr. を遠巻きに拝み(当時は本当に
神だった)、仕事帰りに偶然見つけた
覚王山のファットビット(伊藤くん
どうしてるかな?)で、私史上一番
役に立ったソフト
「Super Paint」を買い、いつしか
気がつくと、拡張ビデオボードと
Apple13モニタでSE30はカラー化。
 
 この頃は大抵アスキーネットの
”売ります”スレで前のを売ってしまい、
次のを購入。
当時Mac使いの頂点、というか廃人の
象徴(笑)。
「中古のCiかCxを買って、Quadra700
アップグレード」まで行くのは、
あっという間でした。バブル入る時期
とはいえ、結婚して子供も生まれたのに
よくやるわ。
嫁に愛想つかされる訳だ(溜息)。
思えばQuadra700が私のMac人生の
デスクトップ頂点だった気がする。
だいぶ安くなってからシトラスで、
アップデートしたのですが、発表当時は
70万円でしたからねえ。
 
 ノートはちょっと遅れましたが、
PowerBookシリーズを順調に駆け上り
最も思い出深いのは、2400cですね。
この日本IBM 製の名機は、日本人に
合わせてキー幅が標準より狭いので、
本国では(ブラインドタッチできない
ので)総スカンだったらしいけど、
これほど日本で愛されたMacも珍しい。
幕張メッセのMacEXPOで、同好の士が
集まって、思い思いにカスタマイズした
2400cをずらっと並べたのは懐かしい
思い出。参加できて幸せ。
このメールマガジンも初期は2400cで
書いてました。
 
 その後ジョブス復帰記念のボンダイ
iMacも家族用に購入。仕事用には
白いiBookG3も使いました。
今もこのメールマガジン発信用に
(どなたにも文字化けしない、綺麗な
テキストファイルを吐き出すため)
子供のiBookG4を借りて使って
いますが、これでもう返さけりゃな。
ちょっと寂しい。
 
 現在のMacBookPro17ですが、最近は
ほとんど開いていません。閉じたまま
26インチ液晶でミラーリングしている
から。
ノートブックって、本当に要らなく
なりました。
今もデニーズで(今23時半。流石に
客減った)、自作ケースに入れた
AppleWirelessKeyboardに
Nexus7を立てかけて入力してます
けど、テキスト打ちだけなら、全然
不便がない。
だって最近のMacBookより、この
キーボードの方がタッチがいいもの。
 
 これからもしMBPproが壊れたら、
多分Mac miniの中古を買うと思います
本当にノート要らなくなった。
もっともこれは私のように、文房具と
してMacを使いたい。つまりテキスト
打ち中心の人の感想だとは、思います。
 
 お金があったら、オススメは
MacBookAirですね。それも小さい方。
出先で触るのには、この軽さと薄さ、
小さがベスト。
それで家では大画面モニターに接続。
お金があったらApple純正で、
Thunderboltで接続ですね。
外付けHDも繋いで。
昔で言う
「DuoDock」的使い方ですね)
これも持ってた(笑)。
もちろん、iPadも欲しいけど、
iPhoneがここまで大きくなると(+は
欲しくないけど、NEXUS7 あるので)、
もうお腹いっぱいな気がします。
 
 そういえば、私のiPhone6。
11月上旬には手に入りそうです。
楽しみ楽しみ。
これをカブに装備して、GoogleMapの
GPSで、けいおん!のあの学校へ。
が11月のお楽しみ計画です。
やっぱ、最後までオタ爺の、
私なんでした(笑)。
 
では、また合う日まで。
 
ある時は兼業主夫支援機構主宰、
ある時は長寿メールマガジンのシェフ、
またある時は還暦オタ爺ベルーシ、
はたまたある時は小説家(自称(笑))
鈴波潤、
しかしてその実体は、
シトラスとその仲間たちを心から愛する
矢野。がお送りしました。
 
2014年、9月30日、23時50分。
 
 
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  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは\15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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 シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標にお送りしています。
 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
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