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シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 36
2002.2/18
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今週のシトラス
ソルトレークオリンピックが、連日ドラマを見せてくれています。清水選手の
悔しがりようこそスポーツマンの本音だとか、里谷選手はやっぱりテキーラが似合
うとか、原田選手の不振はやっぱり会社の心配がとか…。あんまり素直でない
ドラマの見方ですが（笑）。ドラマと言えば最近「漂流教室」に、はまっていま
す。梅図かずおファンとしては、あんな変な脚色物は見るもんか…。と初回は見な
かったのですが、シトラスから帰宅して、何気なく見たら、面白い。話の進め方や
雰囲気がかつてのNHKの少年ドラマで…。制作している人が、この世代？（笑）
追伸: 今週になってG3iMacのスロットローディングCDタイプの修理が、立て
続けに持ち込まれています。原因は純正ハードディスクで、Quantum Fireball
CXの10Gとか13Gです。ハードディスクはもともと消耗品ですが、この機種の
場合、寿命が極端にまとまって来ている可能性があります。アップルメニューから
「Appleシステム・プロフィール」の「装置とボリューム」で、HDの名前がこれで
したら、万一に備えてバックアップをおすすめします。
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毒林檎の独り言 36
そろそろWWDCの事を考える時期がやってきた（気が早いって？そんなこたぁ
ありません）。例年５月に開催されるWWDC（世界開発者会議）はAppleの戦略や
技術のベースを学ぶ上では欠かすことが出来ない会議である。
世界中のMac関連製品の開発者が一堂に会する非常に重要な会議である。会議
と言っても多くの場合、Appleの開発陣が最新のテクノロジーに関する解説を行
ったり、新しいAPIに関して説明があったり、方針に関する話があったりと、非
常に盛りだくさんではあるが、概して特別なセッションをのぞいて、皆で質疑
をするのではなく、講演会的である。もちろんQ&Aのタイムは辛辣な意見や、面
白い質問などが出て、「なるほど」と思うことや「皆思うことは同じか」と思
ったりと、楽しい物である。
WWDCに参加するようになって数年が経ったが、何時までたっても日本から行
くにはなかなかスマートに行かない物だ。私は毎年トラブルを起こすツアーを
後目に自力手配組なので、これぐらいの時期から動き出して、ホテルの手配や
航空券の手配などをするのだが、今年はちょいと勝手が違う。
まずWWDCの開催日程が日本人にとっては、涙チョチョ切れ物の、ゴールデン
ウィーク中なのである。そんな時期に日本から飛行機に乗ったらＧＷ料金で、
とんでもない金額になってしまう。今のところ日本国内ではGWを含む航空券の
料金は格安航空券を含めて、何等発表がない状態である。これは航空会社の戦
略の関係なので、どうすることも出来ないが、ノースウェストとユナイテッド
とアメリカンと日本航空がお互いに腹のさぐり合いをやって、料金を出来る限
り高く、かつ他社よりは安くと言う線を探り合っているわけで、今年は例年以
上にシビアになっている。航空各社落ち込みが激しいからＧＷを取りこぼすと
死活問題なので、一人でも多く、￥１でも多く（笑）であるわけだ。
（全日空はユナイテッドと一緒の料金体系ですからその辺は簡単）
まぁ、例年のことを考えると出かける時期によってはそこそこの金額で行け
そうだが、それでも高そうだよな。。。
WWDCはGW最終日の5/6から始まる。ウェルカムレセプションは5/5である。
余裕を持つのなら５／４に現地入りしたいところである。あまりにぎりぎりな
のは、時差ぼけだったりエコノミーでの修行に耐えたりした身体が主人の意志
に反して、大事な会議の最中に寝ることを強いるのだ。
ということで５／４だとすると、う〜〜〜ん、航空券高そうだなぁ。。。
土曜日発は更に高いんだよね。じゃ５／３？いやいや、それこそ取れない上に
ものすごく高いでしょう、、、、どこで妥協するかという話になるわけだが、
根本的に航空券の料金が出ていないのが痛いですな。
ホテルは既に満室になっている物が出てきました。アメリカと言うところは
需要があるときにはがんがん価格がつり上がるのでこの期間のホテルの料金は
しっかりと通常期の倍以上になっていました。
となると、わりと快適系を狙ってレンタカーで毎日移動するとすれば、安く
済むかなとか、いや、ライトレールで移動するのならそれでもＯＫじゃないか
とか、いろいろ考えるわけです。でもね、Fry'sに行こうかとか、Appleのリテ
ールショップ見に行こうかとか、カンパニーストアに行こうかとか、考えると
どうしてもレンタカーは必須だしね。
だいいちレンタカーが無くては美味しい物にもなかなかありつけないですか
ら、それでは困るわけです。
なんていうことで、すでにWWDCへの道は始まっているわけで、どういう日程
で行くのか、どういう航空券で行くのか、どこのホテルにして足はどうするの
かとか、悩みはつきないのですが、それでも少しずつ結論を出すしか有りませ
んな。はたして５月のＳ氏の日記やいかに！
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Hot & Cool製品情報
☆RATOC RS-FWEC5X ¥14,800
「シェフのおすすめ」で紹介した、「サンダーバード2号」（笑）。
BigDrive対応ATA-Firewire外付けBOX。サイズは204×278×78mm。
AC電源内蔵。史上最大リムーバブルメディアのベースステーションです。
☆RATOC IDE-MDK1 ¥3,500
☆RATOC FR-MR1 ¥2,500
「シェフのおすすめ」で紹介した、コンテナ取り付け用ドックとコンテナ。
IDE-MDK1にはFR-MR1が1個付属しています。
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シェフのおすすめ
皆さん、「リムーバブルメディア」と聞くと、何を思い浮かべられますか？
取り外しのきく記憶媒体のことを、こういいますよね。とりあえず、始まりは
フロッピーディスク。今でこそ3.5inchが当たり前ですが最初は8inch、それから
5inch。ここまではケースが紙だったですね。後でノートワープロ用の2.5inchと
いうのもありましたっけ。次がスーパーディスクとかいう容量の大きいFDでした。
それから幕張で富士フィルムが華々しくZIPを発表したときは、感激しました。
いえ、コンパニオンさんの衣装の過激さにですけど（笑）。日本では、MOが
128→230→640MBと進化しながら使われましたが、アメリカではJAZをはじめ
薄型のHDをメディアにしたものが主流で、カード型Type3のHDなんかがこの子孫
でしょう。CDRやDVDRなどもリムーバブルメディアの一種です。松下のPDとか
SONYの記録用MDなんていうのもありましたね。
でも結局リムーバブルメディアは、現在は、進化が止まってしまった様に思え
ます。それは、容量の事です。FDが1M。CDRが約700M。JAZやDVDRでギガを
越えましたが、いつの間にかMacの内蔵HDをまるのままバックアップ出来る
メディアがなくなってしまいました。以前iMovieで取り込んだ映像ソースを何枚
かのCDRに分けて保存しようとして、えらい苦労をした覚えがあります。無圧縮
だと2〜3分で1Gすぐ行ってしまいますものね。ソフトウェア、データの肥大化と
安価なATAHDの採用で、Macの中身も巨大な記憶容量を持つに至りました。
これに対抗できるリムーバブルメディアはないのか？
シトラスがお答えします。
あります。容量・速度ともに充分に実用になるものが。
それはFireWire接続の外付けHDです。「なーんだ。」とおっしゃるなかれ。
いつぞやのエキスポ基調講演で、Jobsが得意げに付けたりはずしたりして見せた
赤い小箱。あそこからそれまでのリムーバブルメディアの容量拡大競争が止まり、
衰退が始まった訳ですね。
この間の「おすすめ」でも紹介した箱と2.5inchATAディスクを使えば、合計
3万8千円ちょいで30Gのポータブルメディアとして、お使いになれます。ただ
惜しいかな、ATAという規格は137Gがサポートの限界で、デジタルムービーの
編集やそのバックアップには、いまいち不安があります。
このATA規格の137GBの壁についてですが、これはATAのアドレスのサイズが
28bitであり、セクタサイズが512Bだからなんですよ。と、書いてる当人が分かっ
てないから始末が悪い（笑）。理系の方には「ふんふん、なるほど。」と、ご理解
いただける説明も、私ども文系にはさっぱり解りません。とりあえず蛮勇を奮っ
て、文系的解釈を試みましょう。セクタと言うのは、HDを区切ってる単位ですよ
ね。多分（笑）。それが、ATAの場合512B単位で、28bitっていうのは、その
セクタを最大何個まで扱えるか。昔、お手玉を空中に投げあげて、「5個まで出来
たー。」とか言ってましたが、そういう512個の大豆が入ったセクタと言うお手玉
（結構でかいぞ）が、最大28bit、つまり2の28乗。268,435,456個まで扱える
規格だ言うわけです。だから512Bにこれを掛けて137,438,953,472B（バイト）
つまり137GBまで扱えると。で、これよりたくさん大豆を扱いたければ、規格を
拡張して（お手玉なら修行を積んで（笑））もっと沢山扱える様になればいいわけ
で、Maxtorという会社が去年、「Big Drive」というひどく即物的な名前の規格を
作り（スカ・ファイヤーの名付け親に言われたくないか（笑））これが、これから
のATAの規格になるでしょう、と言うことです。何bitかと言うと、48bitに広げた
訳で、これは2の48乗だから、512Bを掛けると、なんと約144PB。Pはペタと
いうらしいです。Gの1000倍がT（テラ）、その1000倍です。これなら、当分
大丈夫でしょうね。足りなくなる前に、ハードディスクと言うものが存在しなく
なるかも知れません。ただ残念ながら、PCI仕様でMac対応のBig Drive対応ATA
ドライバーボードはまだ存在しません。
ところが、この機能を持つ外付けBOXが、今私の目の前にあります。（こちらは
とても「小箱」とは言えません。サンダーバード2号的な雄大さがある箱です。
ただし、大きい理由はこれから読んでいただければ分かります）。
とりあえずこのボックスを買って、160Gなんか入れておけば、映像編集や
HDレコーディングには威力を発揮することでしょう。しかし、シトラスのご提案は
これだけではありません。別に5inchサイズの3500円のドックがございます。
さっきのボックスに、このドックを取り付ける訳ですが、このドックの中にはさら
に脱着自在のコンテナがあり、このコンテナにHDを入れドックにはめ込みます。
これでいつでもコンテナはボックスから、サンダーバード2号のコンテナの様に
「スッポン」と抜けます。3.5inchのHDの取り付けられたコンテナが、いわば
リムーバブルメディアであり、ドックの取り付けられたボックスはそのドライブ
機器となるわけです。これはサーバー用HDの取り替えを敏速にするための方法です
が、これでHD入りのコンテナを複数用意すればどんどんバックアップが可能です
よね。コンテナは2500円です。160GのHDが49,800円ですから、1Gあたり
約327円でお使いになれます。今一番安いメディアはCDRで1Gあたり100円しま
せんが、所詮700Mづつに分割しなければバックアップも出来ません。その他の
メディアと比較しても、デジタルムービーからの信号をコマ落としなしで取り込む
なら、Firewireの速度でなければ話になりません。もちろんブートディスクとして
も使えますし、ボックスの電源を落として、コンテナを取り替えて電源をオンに
すれば、そのまま何事もなかった様に、MacはHDをマウントします。
これがシトラスのご提案する最新・最大のリムーバブルメディア作戦です。
最初はボックス+160G or 80G HDでシンプルにお始めになり、ボーナスごとに
コンテナを1つづつ増やされるのもよろしいのではないでしょうか？
もちろん、映像処理、マルチチャンネルレコーディングなどの業務の方にも
おそらく「待ってました！！」のアイテムだと思います。
きっと数年後にはあなたのコンテナには、そのころには安くなった
「テラディスク」が収まっている事でしょう。
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塩湖市五輪記念！巨大容量堅板特価大廉売中心
オリンピックで活躍の選手の皆様（国問わず）を応援するシトラスが、
大容量ハードディスクを特価セール！最後の「中心」は「○○センター」を
中国語で直訳しているのが好きなので、意味無く付けました（笑）。
☆Seagate U6 ¥24,800
3.5ich 80G ATA ハードディスク。G3/G4マック内蔵用及び、
「サンダーバード2号」コンテナ用（笑）。
☆Maxtor DiamondMax D540X-4G ¥49,800
3.5ich 160G 拡張ATA ハードディスク。
「サンダーバード2号」コンテナ用。
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シトラス「柑橘系林檎新報」は毎週末にお送りしています。バックナンバー
をシトラスHPに掲載しました。またお友達で講読御希望の方がいらっしゃい
ましたらHPから登録が可能ですので、是非、教えてあげてください！
株式会社やまきつ テクノポートシトラス
TEL 052-229-1039 FAX 052-229-1033