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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 79
                             2003.2/14
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             今週のシトラス
 
  来た来たっ!PowerBookG4 12"!!
 「やっぱり速いデスクトップが欲しいもん。」と言いながら、旧マシンで
 がんばっていた弊社のT氏が、あっけなく陥落致しました。
 と言うわけで、氏はご満悦で、愛器との幸せな第一次遭遇を楽しんでいます。
 iBookユーザーの私はかなり悔しいですが、良いものは良いと認めざるを
 得ませんね。一回り小さく、高級感あふれる外装。めちゃくちゃ速いです。
 あとiBookより液晶が格段に見やすい感じがします。この液晶ならば小さめの
 字にしても気にならないでしょう。いいなあ…。
  この速度と液晶だけで、7万円の差(コンボドライブ機同士の比較)は
 充分元が取れます。いや、この¥229,800は、それ以上の割安感です。
 
  今・な・ら・在・庫・あ・り・ま・す・よ・ー!!!!!!
 
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            毒林檎の独り言 79
 
  先日、週刊Appleという事を書いたら、その後、まさしく本当に週単位で
 何かしらの発表のあるApple。ド〜すんだよ、こんなに新製品の発表をしてさ。
 
  でも、私達が言う以上に泣いているのは雑誌編集部の人たちだろう。昨年より、
 とある雑誌で小さな記事を書かせていただいている関係で、Mac系雑誌の編集部の
 方々とはおつきあいがあるのだが、もうこの状態でみなさんげんなりされて
 おられます。雑誌である以上、締め切りの前にでた情報は極力のせなくちゃ行けない
 と考えるわけですが、小さなソフトであれば、新製品情報の枠で載せたりも出来る
 のだろうけど、Appleの様なメーカーが本体系で新製品を投入しちゃうと、
 それこそ雑誌としては数ページ(最低でも見開き2ページ)は割かないわけには
 行かない。
 ところが、雑誌の厚さもページ割りも決まっていて、最後の校正をやっている
 最中に、あるいは、もう校了だぁ!ってな時に新製品が発表されると泣くしかない!
 
  そりゃそうだ。もうページに空きはないのだ。どうしても載せると成れば、
 何を削るか!っていうはなしになる。物理的な掲載量の制限と物理的な時間の制限が
 あるわけで、そりゃ大変なコトに成る。
 
  きっとPowerMacの新型が出た時がこんな感じで、必死になってページのやりくり
 して、記事を書いて、「もうこれ以上新製品出てくれるな」と思って作業を進めて
 いたら、iMacの新製品が出ちゃって、きっと絶叫していたんだろうなぁ〜〜。って
 そう言うタイミングでiMacは間に合っちゃって、泣いていたって聞いたんだもん!
 
  でもねさすがにXserveとXserveRAIDは間に合わなかったでしょ?って聞いたら、
 実は発表のタイミング的には間に合っちゃったんだって。
 でもね、もう載らないって。。。。。あ〜あ、積み残しですか、、、、
 こればかりは許されるんじゃないのかね、のせられなくても。
 
  それぐらい週刊Appleって、迷惑(いいきるやつ)
 
 せめて、一緒に発表してよねって感じ。そうすればページ割りなど一度の作業で
 すむのに、これじゃ何度も作業やり直しになって、編集会議も何度も開いて、
 かわいそうです。
 
  まぁ、こういった事情でわたしの記事も今回は休載となって、1ページを新製品
 情報に差し上げましたぁ(笑)なのでAirMacExtreme関連記事の掲載は先送りで
 ございます。「サルでもわかるらんでぶぅ〜〜(掲載前の仮称)」はちゃんと
 掲載されましたけどね。
  
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              Hot & Cool製品情報
 
 ☆PowerBookG4 12"モデル用メモリ512MB 「GH-DA266-512M」 ¥22,800
  最新のPowerBook、やっぱりメモリは最大で使いたいですよね。
 
 ☆2.5"FireWireスリムケースキット  ¥5,980
  HD増設などで、不要になった2.5インチATA HDがこのお値段で納まります!
  もちろん新しいHDを入れて自分だけのシステムを持ち歩く事も。 厚さ14mmの
  スリムサイズでワイシャツの胸ポケットにも入ります。 専用ポーチ付き。
 
 ★Roxio Toast 5 Titanium  ¥13,800
  「シェフのおすすめ」でご紹介。 CD Spin Doctorなどの付属ソフトも
  使いでがあります。CDR/RW、DVDR/RWを使ったバックアップに、威力を
  発揮します。
 
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              シェフのおすすめ
 
  アナログ・レコード。と最近は言うのだそうです。私たちの世代にはレコードは
 レコード、CDはCDなのですが、そんなこと言っても、そば好きが「日本そば」と
 言われて「てやんでい、蕎麦っちゃ蕎麦に決まってんだろが!」と啖呵を切るような
 ものでしょうかね。最近流行しているんだそうです。日本でも外国でも、あえて
 アナログ・レコードでアルバムを限定出版するアーティストが多くなりました。
 私たちの世代にもSP盤を一生懸命集めていた人がいましたので、何となく古風な
 感じが好まれるのでは?と思いますが、デジタルに比べて、雑音はあるものの、
 情報量は実は多いという話もあり、すっきりしたCDの音に比べ、太い音が
 若い人々にはかえって新鮮に聞こえるそうです。先回にもお話ししましたが、
 70年代に、私はオーディオ趣味に走っていた時期がありまして(と、申しましても
 国産品ばかりでしたが…。このころ外国製品の方が圧倒的に高価でした。)
 そのころのレコードプレーヤーは、かろうじて倉庫の中にしまってありました。
 倉庫と言うと聞こえは良いですが、ま、物置です、外に置いた。
  今回こんな物を引っ張り出してきましたのは、無性に、あるアルバムが聴きたく
 なったからです。「ひがしのひとし」と言う関西在住のシャンソン歌手。
 シャンソンと言えば、「枯れ葉」とか、お上品なイメエジがありますが、日本で
 言えば、演歌にあたるフランスの民衆歌ですから、滑稽な物あり、人生の悲哀を
 唄った物あり、猥褻な物ありで、そういうシャンソンの世界を日本語で歌い続けて
 いる人です。(「歌い続けている」と書きましたが、今回この文を書くために、
 インターネットで検索して、彼が今も歌い続けていることがわかったのです。
 それどころか、なんと「25年ぶりに新アルバム発売予定!」だそうです。)
 この人が今まで2枚しか作っていないアルバムの、最初の方を私は持って
 おりまして、これが最近また聞きたくて、たまらなくなった訳です。
  iMicは個人的に持っておりますので(例の「ひるの歌謡曲」とのコンビで
 小林克也氏のDJを車内で楽しむためです(笑))、家で録音が出来ないわけでは
 無いのですが、iMicの欠点としては、ハードディスクに録音されている音を
 モニターできない点があります。
 その点、先回のこの欄でおすすめいたしましたPowerWaveは、今Macに
 「送っている音」をモニター出来ますので、(残念ながら厳密には
 「録音されている音」では無いのですが、そんなことは3ヘッドテープレコーダー
 以外出来ない芸当ですので)弊社のMacシステムで検証したくなったのです。
 AIFFと言う形式のファイルにしてしまえば、ごく普通のCDプレーヤーでも再生できる
 CDROMを焼くことが可能です。もちろんその後MP3にしてしまえば、iPodなどのMP3
 プレーヤーでも再生できますよね。
  さて、この手のCDR/RW、DVDR/RW焼きソフトで、シトラスいち押しの
 アプリケーションは、何と言ってもToast 5 Titaniumですね。
 ところで何でチタニウムなんでしょ?
 昔はシルバーとかゴールドとかプラチナと言った商品名の商品が多かったですが、
 その上と言う意味なのでしょうか?チタニウムの上は何になるのだろう(たぶん
 「ミスリル」では?と、また「指輪物語」ネタ(笑))と言うことはともかく、
 このトースターは、いいトーストを焼きます。
  その上添付ソフトに「CDSpinDoctor」という、なかなか面白いものが有りまして、
 アナログ音源から取り込んだ音楽ソースをAIFFファイルに出来、トラックを
 切り分けた上、音楽CDRとしてToastに渡してかなり簡単に焼き込み出来ます。
  上に書きましたアルバム、無事にCDRに録音できました。こういうCD化があまり
 見込めない音源を(あくまでも個人の趣味の範囲で)CDRに焼けるのが、本当に
 Macの楽しみの一つですね。個人のレコード、テープライブラリなどを次々にMacを
 使ってデジタル化しておられる方は、実際におられます。商業的には利用
 できませんが、デジタル化された個人の音源データコレクションが、
 何百年後に脚光を浴びる、なんて事も無いとはいえないでしょうね。
 
  Toast 5 TitaniumとCDSpinDoctorにつきましては、インプレッションを近々掲載
 予定です。乞うご期待、と言うことで、今回はご無礼致します(名古屋弁(笑))。
  
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 シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標ににお送りしています。
 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
 ください!
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