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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 110
                                                            2003.9/26
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             今週のシトラス
 
  わくわく、いよいよ週末にG5が来るぞー。と言っても
 全て売約済みで、みなさんすぐに持って帰られますので、土日にいらしても、
 運が良ければ箱が拝める程度ではありますが。
 とにかく、初回供給はなかなか好調の様です。
 
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            毒林檎の独り言 110
 
  筆者多忙につき、今週はお休み致します。
  (筆者から一言。「くっそー、アップルG5ソリューションフェアに
   行きたかったよー。東京は遠いよー。」)
 
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            凄いコンピュータの話
 
  PowerMacG5はアップルの「最強のパーソナルコンピュータ」というCMで
 おなじみですが、文字通り「世界最強のコンピュータ」が現在日本製なのは
 ご存じでしょうか?
 毒林檎氏から「これは凄いよ」と紹介していただいた、たるさんと言う方の
 ホームページに、そのコンピュータ「地球シミュレータ」の考察と見学記が
 掲載されていました。
 の、「時流に流されなかった開発・地球シミュレータ」シリーズと
 「プロの世界を垣間見た男(地球シミュレータ見学記)」シリーズは、本当に
 面白かったです。私などは、書いてあることの1割も意味がわかりませんが
 「なんか凄いことが起こっている!」と言う感じで、一気に読んでしまいました。
 他のシリーズも何だか面白そうで、これから楽しみに読んでいこうと思います。
 皆様もいかがでしょうか?
 
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             Hot & Cool製品情報
 
 ☆mathey 3.5" USB2 HDD Disk Case       ¥7,200
 ☆mathey 3.5" Firewire HDD Disk Case  ¥12,000
 ☆mathey 3.5" Firewire/USB2 HDD Disk Case  ¥15,000
  グラファイトな外観がクールな3.5インチHDDケースです。
  ビッグドライブにも対応していますので、137GB以上の大容量HDDも
  内蔵できます。
 
 ☆I.O DATA 160GB USB2.0&FireWire 外付けHDD  ¥29,800
     160GBの大容量を持つ外付けHDD。USBでもFireWireでも使えます。放熱製の
     高いアルミパネルを採用したシックなデザインです。電源内蔵タイプ。
       
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              シェフのおすすめ
 
  Macと言えば、ADBコネクタでキーボードやマウスをつなぐ....。という時代は
 大変長く、何となく私なぞは永久にこれが続くものと考えておりました。
 ところが、久しぶりにAppleに戻ってきた暫定CEOが、愛おしげに膝に抱いて
 現れたキュートな一体型Macには、ADBがついていませんでした。
  USB(Universal Serial Bus)は、インテル等が1996年に提唱した、12Mbpsという
 比較的低速なシリアルバス規格でしたが、キーボードやマウス、プリンタ等の
 接続には適していると、JobsがiMacに採用したのでした。発表された当時、
 この規格はWindowsの世界ではほとんど相手にされず、AppleがiMacに採用した
 ときにも、その普及には多くのサードパーティーが懐疑的でした。
 ま、もともとADBもApple独自の規格でしたから、
 「またAppleが変なコネクタにした。」位の感じだったでしょう。ところが、
 初代iMac、ボンダイブルーは爆発的な売れ行きを示し、一種の社会現象にまで
 なりました。サードパーティーはUSB接続、トランスルーセントの周辺機器を
 こぞって出したものでした。FDD、MO、CDR、HDD...色々出ましたねぇ。
 キャンディーカラーのiMacが出たとき、サードパーティーが苦労して5色の取り替え
 カラーパネルを出したりして、まるで
 「別冊なかよし、お楽しみ6大付録、セーラームーン着せ替え12ヶ月セット」
 (適当に言ってます(笑))みたいな有様になったのも懐かしいですね。
 周辺機器メーカーが活発に動けば、Windows業界も採用へ一気に走るわけで、
 こうして、USBは名実ともに「Universal」になりました。この件ではインテルは
 Jobsに感謝しなければならない状況だったのです。
 
 しかしJobsはこの低速デバイスに全く満足していませんでした。SCSIの代わりの
 高速規格としてFireWire=IEEE1934が登場し、400Mbpsという高速転送を可能に
 しました。と言うことで、ボンダイ以降で、USB(1.1)しかついていないMacは
 DVモデル以前のiMacと、DVモデル以前のクラムシェルiBookだけ
 (PowerBookG3"Bronze"はPCカードでFireWireを使うことも可能でしたので)と
 いう状況ですが、実はこのユーザーは大変大勢いらっしゃいます。どちらも、
 愛着もあり、未だに現役バリバリで働いているマシンも多いのですが、さすがに
 当時の内蔵HDには容量に限界があり、バックアップに苦労しておられる方も
 多いと思います。この2機種にはUSB接続の外付けHDDしか付けることが出来ません。
 今更USBしかついていない外付けHDを買っても....。悩むところですね。
 ところが、打倒FireWireを目指すインテル陣営が「USB2.0」なる規格を出して
 きました。転送速度480MbpsとFireWireをしのぐ(と、言ってもこの辺の数値は
 一般的なハードディスクの転送速度を上回っているので、テストしてみても
 ほとんどの周辺機器ではスピードは同じですが)規格で、初めは採用に
 消極的だったAppleもUSB2.0対応周辺機器が次々出てくると(ま、より上回る
 スペックのFireWire800を提唱している「余裕」もあるのでしょうが)、
 OSXでのUSB2.0対応機を出してきました。例えば先日マイナーチェンジされた
 iMacG4はFireWire800(これはプロユースの規格と言うことで)は採用しません
 でしたが、USB2.0には対応しています。PowerBookG4 3兄弟も対応です。
 
  と、言うことは、ボンダイiMac&クラムシェルiBookのユーザーの皆様は、
 この様なライフプランを描くことが可能なのではないでしょうか?
 
 1.愛機が「まだまだ元気だよ。」という時は、USB(1.1)接続でHDを繋いで
  せっせとバックアップしておく。(すでに内蔵ハードディスクは、いつ壊れるか
  判りません)
 2.愛機がついに引退の時を迎えたとき、新しく買うMacは、多分間違いなく
  USB2.0に対応しているので、バックアップしておいた資産を高速で新しいMacに
  送り込んで利用できる。
 
  今回おすすめするハードディスクケースはUSB2.0&1.1に対応していますので、
 現状では1.1、Macを新しくされた場合には2.0で高速利用できます。
 FireWireとUSBの両方がついている「コンボモデル」でも同じ事が出来ますが、
 USBだけのケースは安く済むのが強みです。愛し続けた愛機とともに作り上げた
 データ資産を、次の世代に渡すために、ほんの少しの投資を考えられては
 いかがでしょうか?
 
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