Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
 ====================================================
  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 126
                          2004.2/26
 ====================================================   
 
             今週のシトラス
 
  いつも通勤している電車の沿線に高校があり、男女の学生が乗り込んできます。
 朝は時間帯が違うので、会う事はまずありませんが、帰りは部活帰りの学生で
 電車がいっぱいになります。彼ら、座らないで立っているのは中々感心なのですが
 なんで入り口付近に固まるんだろ。時間帯柄、運動部系の部活生徒が多いので、
 巨大なボストンバッグを持っているのですが、足の間に挟んで置いているので、
 駅に停まって人の出入りがあるたびに、鞄を持ち上げて移動するのが面倒そうです。
 結構じゃまだし。ま、あの巨大なボストンバッグを肩に担がれても邪魔なんです
 けどね。何が入っているんだろ。中に一人軽装の少年がいました。ビニールで出来た
 変な白いナップサックみたいのを肩にかけ、通学鞄を持っていました。
 「やけに安っぽそうなのを大事そうにかけてるなあ。古いし。」
 と思って見ていました、ところが下車する彼の後ろ姿を見たら、
 なんとその袋には6色林檎が・・・。親父さんが古くからのMacユーザーかなんかで
 家にあったのを気に入って使ってるのかな?とにかく白林檎ではなく、あえて
 6色林檎という所が、ファッションセンスになかなか見所あるぞ、キミ。
    
 ———————————————————————————————————
 
            毒林檎の独り言 126
 
  なかなか昨今面白い話題がないとお嘆きのあなた。ほんとうにそうですねぇ~。
 新聞やインターネットニュースに目を移せば、牛も鶏も酷い事になっているという
 ニュースとか、そんなのばかりで。
 
  なので、私も、昨今は見聞きする対象を昔のように車などに向けたりして、妄想に
 ふけっております。だって、車って、そう買い換えるわけでもなく、見ているだけで
 しょ。だから、妄想にふけるわけでございます。
 
  先日、ちょっとした事で車を修理に出す事になりました。気になっていた部分も
 合わせて修理してもらう事になったら、10日間も代車を貸してくれると言います。
 車がないと困る仕事をしている以上、この配慮は感謝です。それに、軽自動車だと荷物
 が載りませんから、普通車。ということで、新型レガシィのGT-Bを10日ほど借り
 まして、通勤に、荷運びに(Macはこぶのだ)、そして出張にと活躍させてもらいました
 が、いやぁ~やっぱり最新型は違いますね。
 そりゃ、わたしの車はもう7年選手だし、そう言う意味で設計年度が違うのだから
 当たり前ですが、静かでパワーがあって、小回りがきいて(これは驚いた)でもって、
 燃費は良いときたら、もう驚くほか有りません。
 
  満タンで名古屋東京の往復が出来ちゃうのには驚いた。確かに高速は定速走行心がけ
 ましたけど、でも本当に無給油で行き帰りできるんです。あきれた(笑)
 
  やっぱり車でも何でも設計年度が違うとすごく代わるもんですね。
 
  その車を使ったスポーツにモータースポーツというのがあります。我が社も、昔は
 結構関わっていて、計時用のシステムを作らせてもらったり、ラリー用の集計ソフト
 開発して全日本ラリーとかで運用したりしていました。今は、もう他のところが色々と
 やっていらっしゃいますし、弊社もその辺には関わらなくなりましたので、今は昔です
 が、それでもタグホイヤーさんの1/1000秒計測が出来る光電管システムと連動して
 ノートパソコン(NEC PC9801シリーズとPowerBook!)で自動計測が出来るような物を
 一昨年の全日本あたりまでは使っておりました。
 さすがに、いまさらWinに移植しようと言う気もなく、いくのも大変なので他社さんに
 お任せですが、こういう物は物好きじゃないと出来ません(笑)
 
  やっぱりモータースポーツは参加したり、運営したり、観戦したり、なんにしても
 関わるのが楽しいですね。もちろんテレビ観戦でもOKですが、生で見ると、もう全然
 違います。今年はF1も全18戦ですし、WRCは遂に日本上陸で9月の頭に北海道でWRCを
 見る事が出来ます。
  とくにWRCは市販車のモディファイ系が公道を走るので、多くの方に見て頂きたい
 イベントですね。もちろん、北海道ですから、簡単に「ハイ、ど~ぞ」とは言えないん
 ですけどね。
 
  そうそう、最近個人的にVWのトゥーランという車に興味があります。別に何でも良い
 と言えばいいのですが、なんでこの車なの?っていうのが、実車を見て頂くと判るかも
 知れません。スバルのトラビックとも共通する独車系の実直さが好きというか、
 あははは。
  このチャネルではドイツだけでなく欧州全域で拡大していて、トゥーランはかなりの
 売れ筋です。日本はこのチャネルに非常にたくさんの車がひしめき合っていて、内装だ
 豪華装備だ、使い勝手だ、というところは日本車の勝ちだと思うのですが、なぜか
 惹かれる物がない。豪華装備の至れり尽くせり系というよりは、質実剛健な方が好きと
 言うだけの事なのでしょうかね。
 そう言う意味ではトラビックも捨てがたいのですが、、、(というより、現実的な
 選択肢だとトラビックはかなり、ポイント高いです)
 
  とりとめもなく、書きましたけど、Macは全然でてきません。
 
  なにかないかな、、、、あ、そうそう、ナナオの21inch液晶は本当に綺麗です。
 高精細で輝度もコントラストも高くて、DVI接続でやっている限りフリッカーレスになる
 ようになっているのでしょうか?本体側のスキャン速度とは無関係に、液晶側で何か
 やっているような感じですね。すばらしぃ~
 だれか、あの液晶をMacでポートレート使用する方法を知りませんかね?
 折角ピボットするのに!!
         
 ———————————————————————————————————
 
             Hot & Cool製品情報
 
 ☆LaCie DVD +/- RW - Design by F.A. Porsche ¥23,800
  VD±Rの8倍速書き込みに対応したDVD±R/RWドライブ。インターフェースはFireWire
  (2ポート)、Mac OS 9.1以降、Mac OS X 10.2.1以降。『Toast Lite』付属。
  デザインはあのポルシェです!(3月中旬発売予定 予約受付中)
 ☆LaCie d2 8x Dual DVD +/- RW Fast FireWire ¥26,800
  d2 8x Dual DVD +/- RW Fast FireWire (for Mac)。 合金製のエレガントなデザイン
  と高性能。DVD-RWもDVD+RWも使える名門LACIEの光学式外付けドライブがお求めやすい
  価格になりました。 DVDオーサリングソフトの「Capty DVD2lite」と、CD/DVD
  ライティングソフトの「Toast Lite」がバンドルされています。
 ☆LaCie d2 52x 32x 52x CD-RW U&I ¥15,800
  d2 52x CD-RW USB2 & FireWire (for Win&Mac)。 合金製のエレガントなデザインと
  高性能。名門LACIEの光学式外付けドライブがお求めやすい価格になりました。
  CD書き込みソフトの「Toast Lite」がバンドルされています。 USB interfaceも
  付いているので初期のiMac,iBookなどのFireWire未搭載機種でもご利用が可能です。
 ☆LaCie d2 200GB 3.5" HDD FireWire (7,200rpm) ¥29,800
  大容量200GBの外付けFireWireハードディスクドライブです。大容量がこの価格。
  今Mac環境では一番汎用性が高いFireWire400インターフェイスなので便利。
  7200rpmの高回転タイプです。
 
 ———————————————————————————————————
 
              シェフのおすすめ
 
  最近の、何ですな。おこさんてーものは、あんまりモータースポーツという
 ものに興味がないみたいですな。ゲームとかゲームとかゲームとか、色々娯楽が
 あって、関心が無いみたいで、昨年のF1のパンフを貰って、息子に
 「おいおい日本グランプリのパンフ、貰ったけど、いる?」と聞いても
 「悪いけど、興味ない」とか、軽く言われて、自分の中学自分とえらい違いだなと
 思いました。
 「おいおいイエローキャブのカレンダーいる?」だったら違ったかも知れませんが。
 (ソレハ、オヤジガホシイ)
  皆さんが、モータースポーツに興味を持たれたのはいつ頃でしょうか?漫画でいうと 
 「サーキットの狼」?「頭文字D」?二輪なら「750ライダー」?「バリバリ伝説」?
 (「ケンタウロスの伝説」という渋い漫画もありましたね)やはりF1グランプリが
 日本で開催されてから、という方も多いと思います。
  私らの子供自分は、「日本グランプリ」と言うと、F1じゃなかったですね。
 ちょっと歴史がさかのぼりますが、小学校低学年の頃、グリコが「レーシングカーが
 あたる!」という懸賞を盛んにしていた事が有ります。もちろん本物の車じゃあり
 ません。正式にはスロットレーシングモデルカーというのが正しいのでしょうか?
 2車線の8の字コースに溝が切ってあり、両側に電極が埋まっていました。
 コントローラーを押すと電圧が上がって、その溝をガイドとしてレースカーのモーター
 が回る。という仕組みでした。その頃は、金持ちのおもちゃでして、ちびまる子ちゃん
 で言えば、花輪くん位しか買えない高級品でしたが、ようやく値段も下がって(日本
 全体が豊かにもなりました)小学校高学年から中学位まで、「レーシングカー」の
 爆発的なブームがやってきます。街の模型屋は6車線位あるりっぱなコースを作り、
 30分いくらで子供達に開放しました。ちょうど5年程前のミニ四駆ブームの様な感じ
 でした(ミニ四駆については、子供をだしに、親の私が散々遊びほうけたものです。
 その話はまたいつか・・・)。さて私たちが、自転車に乗って模型屋に通いつめていた
 ころ、第2回の「日本グランプリ」が鈴鹿サーキットで行われました。式場壮吉の
 ポルシェ904GTSという、当時最高のスポーツカーに対し、日本勢はプリンス自動車が
 普通の中型乗用車スカイラインに無理矢理大型車グロリアの2000ccエンジンを搭載した
 「スカイラインGT」が一時首位を走ると言う快走をし、我ら愛国自動車少年の血を沸き
 立たせ、「スカイライン伝説」が始まりました。富士スピードウェイで開かれた2年後
 の第3回日本グランプリでは、日本初の純レースカー、プリンスR380(アールサンパチ
 マル、とこう発音する訳ですね)が、滝進太郎のポルシェカレラ6を破ると言う快挙を
 成し遂げ、プリンスチームの中心ドライバーだった生沢徹が我々自動車少年のヒーロー
 になりました。長髪のハンサムで今で言えば、キムタクかベッカムかという人気でした
 ね。ちなみに、このR380のストレート6DOHCエンジンをデチューンして搭載したのが
 「スカイライン2000GTR」です。
 生沢はヨーロッパに渡って転戦し、翌年の第4回日本グランプリが始まる直前に戻って
 来ましたが、プリンス自動車は日産自動車に吸収合併されニッサンR380のドライバーズ
 シートは、もう生沢には残っていませんでした。彼はスポンサーを募ってプライベート
 チームを作ると言う行動を起こし、当時若者に人気の服飾メーカーの「VAN(ああ、
 ステッカーを自転車に貼ったなー。あと英和辞典の表紙にも)」や、ペプシコーラを
 スポンサーとして、ポルシェカレラ6を走らせ、高橋国光らのニッサンチームを破り
 ます。そして翌68年の第5回でも生沢はポルシェ910で、ニッサンR381とバトルを繰り
 広げ、これははっきりテレビで見た記憶がありますが、アナウンサーが「生沢が首位に
 たちました!」と叫んでいた事を覚えています。もっともこれはアナウンサーの勘違い
 で、生沢は周回遅れであったのですが。
  翌69年になると、レギュレーションが代わり、ヨーロッパのルマンやアメリカの
 CANNAMなどのレースで戦って来たモンスターマシンが登場します。
 ポルシェ917(4500cc)、マクラーレンM12(7000cc)などに対抗し、ニッサンR382は急遽
 シボレー製5000ccエンジンを搭載し、我ら愛国自動車少年をがっかりさせました。
 トヨタは前年から開発して来たトヨタ7に自社製5000ccを搭載しましたが、トヨタ7は
 「危険な程」速い車で、エースドライバー福沢幸男をテスト中に事故で失うという不幸
 もあり、私自身も高校に入って、模型で遊んだりするよりロック音楽に夢中になって
 (やっぱピンクフロイドでしょう)、そのうち石油ショックにより、レース自体が中止
 になったりして、第2次F1人気が始まるまで(第1次F1人気は中学のころでした。
 ジョン=サーティーズをドライバーに迎え,パワーはあったが重いホンダF1がなかなか
 勝てなかった時代です。その後の中嶋悟の参戦、マクラーレンホンダの大活躍、そして
 セナ人気が第2次ですね)私の中ではモータースポーツへの関心が空白です。
  と言う訳で、私の多感な?少年時代、ドライバーと言えば生沢徹。レースカーの頂点
 と言えばポルシェでした。戦前アドルフ・ヒトラーが5人のってアウトバーンを走れる
 低価格車、その名もドイツ語で「フォルクスワーゲン(国民車)」の製造を命じた時、
 設計を担当し、歴史に残る名車「ビートル(愛称)」を生み出したのがポルシェ博士。
 彼が戦後起こしたのが、ポルシェ社です。生沢の優勝した第4回の時、1台のポルシェ
 カレラ6が宙を舞い、完全にひっくり返って大破しました。誰もがドライバーの死を
 予感しましたが、彼は無事でした。日本人のポルシェに対する信仰に近い信頼は、
 ここから始まっているという人もいます。私だって「いつかはポルシェに・・・。」
 と思ってましたよ。今ですか?日本が誇る国民車「ダイハツミラ」ですが何か?(爆)
 「いつかはプリウスに」なんて最近ちょっと思いますが、中国から逆輸入した左ハンの
 「花冠(カローラの直訳ですよね)」なんかグローバルでいいなと思います。
 
  今回Mac周辺機器の最後の名門と言っていいRaCie社が、ポルシェにデザインを依頼
 した、外付けDVDが発表されました。日本のMacファンにはたまらない組み合わせと
 言えましょう。時代を反映してか、それほど高くないのですよこのポルシェデザイン。 
 ポルシェデザインの自転車とかいうと、とんでもなく高いですけどね。
 RaCie社は良心的と言えましょう。
 
 ———————————————————————————————————
 
       パソコンレスキュー はじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
 ———————————————————————————————————
 
 シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標にお送りしています。
 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
 ください!
 (メールマガジンの配布中止をご希望の方も、お手数ですが同じURLから
  お手続き願います。)
 
 
             株式会社やまきつ テクノポートシトラス
             http://www.yamakitsu.co.jp/
             TEL 052-229-1039  FAX 052-229-1033