Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 157
                          2005.6/19
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             今週のシトラス
 
  少し発行が遅れました。申し訳ございません。内部事情でございます(***様お待ちしておりましたのに)。
 さて、今年の梅雨は空梅雨になりそうですね。カブで通勤しておりますと、天気予報が気になりますが
 晴れだと嬉しい反面、水不足が心配です。
 やっぱり、梅雨の季節は雨が降らないと、夏が来ない感じがあります。
 もう暑いので、今短パンで膝の上にiBookを乗せて入力していますが、iPartnerを敷いているので、
 腿が熱くなりません。熱対策はやっぱりこれですね。
 ご注文、お待ちいたしております(笑)。
 
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            ヤドカリの貝殻 2005.6/19
 
               「誰でもぶろぐ」
 
  知らないうちに、定着してしまった言葉があります。「ブログ」って、なんだ?と思っておりましたが、
 前から良く知っていたものを、そういう名前で呼びはじめただけでした。結局日記形式のホームページの
 事なんですね。
  タレントの誰某さんのブログが人気、とか、意外な人のブログとか(おすもうさんとかね)、結構
 話題になってますね。サッカーのヒデのページが話題になったことから、広まった感じがします。
 ヒデって、本職もそうですが、小さい眼鏡が流行したり、結構文化への影響力のある人の様な気がします。
 平安時代、公開を目的とした日記が文学として流行しましたが、今回の流行は散文的ではありながら、
 一つの文学ジャンルとして確立されるかもしれません。ブログの形を借りた小説とか。もうあるかも。
 最近のブログの特徴として、読んだ人がコメントを書き込む機能も加味され、なかなか面白い展開になって
 います。ちょっと思ったのですが、プロバイダのサーバーに書き込まれた個人ホームページの中身は
 公開されているとはいえ、個人の著作物ですよね。でも誰でもページとして保存出来る訳ですが、あれって
 その人が契約を終えた後、どこかに保管されていくのでしょうか?それとも、契約が終了した記録はDVD等に
 保管される事無く、ハードディスクは消去されるのでしょうか?どこかで音頭をとって、記録を蓄積して
 行った方がいいような気がします。人の著作物を、という批判もありますが、例えば著作者が確実に死亡して
 いると考えられる年月が経過したとして、それは例えば21世紀初頭の社会・文化を語る一級資料となることは
 間違いないと思います。23世紀頃の大学で「日本文化学科」の学生が、
 「21世紀初頭2ちゃんねるにおける、禿同の用法の変化に付いて」なんていう卒論を書くかも知れない。
 
  元禄時代尾張藩の「御畳奉行」などという、超マイナーな役職の方が恐怖の日記魔であったため、当時の
 武士や庶民の様子が、随分解明されたり、もっと古くはエジプトのパピルスに
 「近頃の若い者は何を考えているのかわからん。」と書いてあったり、メソポタミアのくさび形文字に
 「おとうさんが、僕に書記になれといって塾に行かせてくれるのは嬉しいケド、先生が厳しくて、問題が
  出来ないと僕をムチで打つので不登校になりそう。」なんていう子供の記録があったりするわけです。
 メソポタミアというのは、次々と違う民族が侵入し、前の王朝を滅ぼして新しい王朝を確立するので、
 書記は王朝が代わる度、全く違う民族の言葉をくさび形文字で記録します。つまり王様は、円滑な政治を
 行うためには何代か前の王朝の前例をあたる事の出来る書記を抱えている必要があったわけです。
 ですから書記という職業はバイリンガルどころではない、多種多様な民族の言語を記したくさび形文字を、
 全てマスターしなくてはならなかった訳で、合格した暁には、大変な身分と富が約束されたのです。
 親が熱くなるのも、無理無いですね。ということがくさび方文字解読でわかったわけです。
 
  あ、話がそれましたが、「誰でもぶろぐ」の時代です。私の姉も、愛犬をテーマにしたブログをやって
 おり、コメント板が遠く離れた親戚の情報交換の場になっています。
 私もやってみようと思ったのですが、なんか毎日(はとても無理ですが)更新するのに、簡単で
 手間要らずなMacならではのアプリケーションがないかと、検索してみたら、出て来ました。
 皆様すでにご存知かもしれませんが、「PhotoBox」という写真を中心としたブログを簡単に更新出来る
 アプリケーションです。.Macのアカウントをお持ちの方なら、実に簡単に自分のブログを公開出来ますが、
 .Macのアカウントをお持ちでなくても、ftpとかが使えるサーバーなら可能な様です。
 (私はアカウントがあるので、それ以外の方法は勉強しませんでした。すみません)。
 写真公開を目的としたブログなので、普通のテキスト中心の物とは、ちょっと違いますが、これだけ便利な
 ものがフリーソフトというのは、さすがMacという感じもしますね。
 
 休みの日毎にちょこちょこ写真を撮って、ブログに掲載していくつもりです。誰に見せる為でもない
 自己満足ですが、何百年後に研究なんてされたら面白いなと妄想してしまいます。
 
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              シェフのおすすめ
 
  随分前から、買おうと思っていた物があります。このメールマガジンを以前からお読みいただいている
 方はご存知ですが、iPod用のヘッドフォンです。iPod純正のヘッドフォンは、この価格で良く作ったなと
 思う程出来のいいもので、本来このヘッドフォンで再生する事を前提にiPodの音が決定されている事を
 考えると、これで充分という事も言えます。
 
  最近「iPodは音が悪い」と主張する人がいます。何と比較しているのかは判りませんが、私は最初に
 iPodの音を聞いた時に、かなり驚きました。いままでMDプレーヤーなどで聞いた音とは全然違っていた
 からです。音質のいい悪いではありません。音の組み立てが違うと感じたのです。オーディオの世界では
 ヨーロッパがフラット。アメリカが中域重視のカマボコ型と言われて来ました。iPodの音作りは、低域を
 あまり強調しないフラット型で、ひずみや圧縮による癖を最大限感じさせない様に設計されていると
 思います。正統オーディオファンが忌み嫌うものに「ドンシャリ」がありますが、これは昔懐かしい
 ラウドネス(日本製アンプに必ずあった、広域・低域を持ち上げるスイッチで、ヴォリュームを下げると
 広域・低域が痩せて聞こえる現象を補うもの。音量を上げられない日本の住宅事情を反映しています)に
 慣れてしまった日本のリスナーが好む傾向です。よく交差点で止まった隣の車の閉め切った車内から
 聞こえる「ズンドコズンドコ」というあれですね。日本のポータブルオーディオやラジカセにも見られ、
 また、純オーディオが家庭内ビデオサラウンドに飲み込まれてしまった現在では、世界的な傾向です。
 iPodの音は、ドンシャリからは最も遠いところにあり、純正ヘッドフォンで聞いた音は、良く出来た
 小型オーディオシステムで聞いた音に似ています。つまり必要以上な低域は出ないが、ウッドベースの
 弦の鳴りや、バスドラのアタック感は良く再現出来る感じです。iPodの音は決して悪い訳ではない事は
 Appleのホームページに沢山のアーティストが自分のプレイリストを掲載している事からも明らかです。
 特にトータス松本(ウルフルズ)の「ぼくはMDが大嫌いで、聴いているとイライラしてくるのですが、
 iPodは音楽の魂を壊さない音が鳴っている。」という発言は、禿あがるほど同意出来るものがあります。
 
  しかし、好みは人様々ですので、iPod純正ヘッドフォンに飽き足らず、色々なヘッドフォンを試す事は
 もちろん当たり前です。私も純正の音で充分じゃないかと思いつつも、もう少し、を求めていました。
 マイクロソリューションの「RS Ear Headphone #01」に出会ったので、この旅はもう少しで終わりそうに
 なりました。このヘッドフォンは、小さなハウジングの中で反射音を生成し、鼓膜への負担を軽減する
 という画期的な技術を持っており、耳穴挿入式でありながら、密閉式で無く開放型であるという、非常に
 特異な製品です。密閉式を求める方は密室で演奏を聴きたい方。開放式は色々な音のある部屋で鳴って
 いるオーディオシステムの音が好きな方だと思います。そういう意味で、純正ヘッドフォンの音を
 リファインしたのがこのヘッドフォンですが、残念ながら耳を選びます。かなり太いので耳穴が細いと
 外れやすいのです。私の場合、走らない限り外れる事はありませんでしたが、完全にフィットする
 息子の耳をみた時、彼(#01です)の幸せのため、惜譲することにしました。
 
 その後、耳掛け式の#02が登場した時、すぐ買いそうになりましたが、#01は白と黒があるのに、#02は
 白しか無く、また#01で最も安定する位置を見つけて装着した時に比べて、位置が決められてしまう#02
 では、わずかに低域の出が違う事から、躊躇してしまいました。
 
 今回黒バージョンの#02が出てまいりました。これがかっこいいのです。黒い掛け部に本体はシルバー。
 そうです。OSXのパッケージと同じ配色です。Tigerが出る時誰もがパッケージに虎縞を予想しましたが
 Pantherと同じでしたね。あの配色です。耳に填めると耳の中に銀色の○が光ります。高級感があります。
 という製品が出たのを見て、あえて白い#02を買いました。へそ曲がりな私(笑)。
 実際にユーザーとして使って見て、純正と比較した時はっきり判るのは膜が一つ取れた様な、#02の
 抜けのよさです。例えば最近流行っている「DefTech」の「My Way」という曲で冒頭のサビの後、雑音が
 します。これはわざと加えているアナログレコードの針音ですが、それがよりリアルです。
 心配していた低域は、#01程ではありませんが、小気味よく再生します。純正よりは良く出ています。
 (全てiPodのイコライザー「OFF」で比較しました。)
 あと特筆すべきは、娘に貸した時、かなりの音量で聞いたにも拘らず、「シャカシャカ」音が漏れて
 いなかった事です。通勤時に安心です。あと、娘が「普通のヘッドフォンは頭の真ん中で鳴るけど、
 これは、ちょっと広がって聞こえる。」といったのが、的を得た表現だと思いました。
 
  最後に、バイクに乗っている時も実験してみました。安全のため全く外音を遮断するタイプは、
 使わない方がいいと思いましたが、これならいいかなと思った訳です。外音と音楽のバランスが難しい
 ですが、走行中はわずかに聞こえる程度。赤信号で止まるとしっかり聞こえる位がいいみたいです。
 乗ったことありませんが、フルオープンのオープンカーでカーステレオ聞いている感じですかね。
 まあ私は走ってりゃごきげんなほうなので、実験以外はしないと思いますが、ご参考まで。
 
  このヘッドフォンシリーズはおすすめです。まずは#01をお求めになり、残念ながら耳が合わない
 場合は、私のように誰かに譲って、#02をお求めになるのも一案では無いでしょうか?
 譲るったって、只ではないでしょうし、2つの製品の価格を合計しても、Appleのページで紹介している
 某外国有名メーカー製の半額にもならないのですから・・・。 
 
 ☆RS Ear Headphone #02 Black    ¥3,780(税込)
  RS Ear Headphone #02は、一般的なヘッドフォンと違いスピーカーコーンを外側に向けた独自構造
  【RS(リバースサウンド)システム】により、スピーカーコーンから発した音が直接鼓膜をたたく事無く、
  物理的な内部音響空間を形成するためヘッドフォン特有の臨場感を損なう事無く、疲れにくく外部の音も
  聞き取れる画期的な耳掛け式ヘッドフォンシステムです。黒と銀のPantherカラーが新登場。
 
 
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       パソコンレスキュー はじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
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             株式会社やまきつ テクノポートシトラス
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