Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 173
                          2005.10/17
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             今週のシトラス
 
  出ちゃいましたね。Video対応iPod。Jobsは、
 「あんな小さな画面でムービーが見たいと思うかい?」とかねがね言っておりましたが、
 確かに洋画を写しても、字幕はどうなんでしょう?
 老眼の私には、どっちみち無理ですけどね。せめてPSP位の画面は欲しい気がします。
 でも、Macのハードディスクに録画しておいた昨日のドラマを、電車の中で見たりするのには、
 結構便利かも知れません。iTMSは、とりあえずミュージックビデオ中心の様ですが、アメリカの
 動きを見ると、放送局とタイアップして、番組もダウンロード出来る様になりそうです。
 車通勤を止めて、電車内でこういう楽しみを持つ人が増えれば、地球に優しいiPodと言えます。
 
  ところで、nanoに続き、とうとう我々はAppleに置いて行かれてしまいました。
 このiPodもFireWireをサポートしていません。
 本当に残念に思います。私のiBook(G3-500)はUSBが1.1なので、音楽やビデオのファイル転送には
 半端じゃない時間がかかってしまいます。
 かなり悔しいです。
 確かに私のiBookにiTunes6.0やQuickTime7.0.3PROをインストールしても、遅すぎて充分に機能が
 生かせません。このMacでムービーを買ったり、動画をiPod用に圧縮するのはしんどい様ですね。
 でもiPodを音楽用にだけ使う旧Macユーザーにとっては、ちょっと残念です。
 Appleがここまで育てたFireWireという高速規格を止めてしまう事はないと思いますが、もし今後
 デジタルビデオカムがUSB2.0標準になったりしたら、iBookやMac miniはFireWire端子を無くして
 しまうかもしれませんね。
 
  もし今持っている第二世代iPodが壊れたら、カラー液晶第四世代辺りの中古が狙い目でしょうか?
 いかに売れたとはいえ、発売された期間が半年程ですから、プレミア付いたりして・・・。
 まだOS9のiTunesでも認識する(7300にFireWireボード突っ込んで使っています)第三世代が、
 一番つぶしが効くかも知れません。
 
 と、そんな事を思っているうちに、iBookの液晶バックライトが、時々おかしいぞ!おい!
 結局我々USB1.1Macユーザーはそろそろ買い替え時期。という事なんでしょうか?(残高が(涙))
 当分買う予定の無いiPodに、背中押されてもなあ・・・・。
   
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             ヤドカリの貝殻 2005.10/17
 
               「プリンタ」
 
  先号で買う買うと言っていたプリンタですが、結局買いました(やっぱし(笑))。
 今はやりの「写真画質」というのには、全く興味がないので、カラーがしっかり乗るかどうかが
 選択のポイントでした。前にも書いたかと思いますが、デジカメで撮ったり、フィルムスキャナで
 取り込んだ写真画像は、デジカメプリントに出すと奇麗です。セブンイレブンの30円プリントは
 24時間使えて便利ですし、専門的なDPEショップでは大伸ばしも可能です。デジカメプリントは
 自分で店頭の端末にメディアを差し込んでプリントしますので、一番薄くてお財布に入る、128Mの
 スマートメディアをいつも携帯しております。
 「写真画質」のプリンタは大変進化し、これらのデジカメプリントに比べても遜色ありませんが、
 インク代・紙代を考えると、良い勝負になってしまうのですよね。iPhotoの出来も大変良いので、
 Macのディスプレイで充分堪能したうえで、紙焼きしたい画像だけお店プリントしております。
 
  Macを買う前の私のファーストパソコンはMSXでした。そのころ、パソコンで絵を描く方法は、
 ドローと、ペイントにはっきり分けられていました。乱暴に言えば、現在のイラストレーターが
 ドロー系(乱暴だなー(笑))、ペインターがペイント系ですね。MacドローとかMacペイントなどと
 いうソフトが、他機種にも大きな影響を与えていた時代でした。
 簡単に言うと、点と点を結んで線を描いたり、線で囲まれた図形を塗りつぶしたりするのがドロー、
 色や濃度の違うドットを埋めて行くのがペイントです。
 MSXにはドロー系のソフトが多く、お寿司の絵を描いて今は亡きASCII Netに投稿したり、当時
 Macライクな環境として、MSX用に用意されていた「HALNOTE」というGUI環境で、絵本ソフトを作って
 今は亡き「MSX Fan」で賞を貰ったりしたのは、懐かしい思い出です。シャープ製のX6800用の
 大判カラープリンタに無理矢理接続(雑誌に載っていたBASICのドライバをせっせと打ち込んだ!)
 して、ポスターなんかも作っておりました。
 SE-30にカラーボードを入れて、Apple13インチモニターにカラー出力する様になってからは、
 結構お絵描きを色々したものでした。使っていたのは、今は亡きAldusの「SuperPaint」という
 アプリケーションでした。これはなかなか優れもので、ドローとペイントを同じ画面上で切り替えて
 使うという発想は大変便利でした。ドローで輪郭を書いて、ペイントモードにしてから、マウスで
 塗って行き、後からドローの線だけ消す、なんて言う芸当も出来ました。ドローからペイントに、
 また逆も、画像を変換するのも簡単に出来、結構インスパイアされたものです(流行語(笑))。
 今も時々クラシック環境で使っていたりします。
 このソフトを買ったのは、懐かしい、今は亡き(今は亡きばっかしだなあ(笑))
 「FAT BIT」という名古屋のマック専門店でした。結構癖のある店長が(今はいずこに?)
 「英語版だけど、すぐ使えるから。これは絶対いいソフトだよ。第一安い」といって薦めて
 くれました。
 
  プリンタもじきに欲しくなって、かなりお買い得になって来たDeskWriterの初代を買いました。
 DeskWriterはAppleの純正プリンタと並んで当時Mac使いの定番で、最初は確か30万円位したと
 記憶しています。非常に頑丈な名機でした。そのころのHPは3年保証があったのも凄いですね。
 私が買った時も10万円位だったのではないかと思います。でも友人のDeskWriterCがうらやましい
 と思ったりしました。最初はMacで作った画像をネット経由でMSXに送って、カラープリンタで
 出力したりしました。jpegのような共通フォーマットがなかったので、機種依存の画像ファイルの
 コンバータを書いて下さる偉い方がおられましたね、感謝です。
 それから後はDeskWriter系一筋で、最後の694Cまでお付き合いしました。
 当時のHPは古いタイプのDeskWriterのドライバもちゃんとアップデートしてくれたりして、
 大変サポートが良かったのを覚えています。
 途中でエプソンの「写真画質」と精彩な文字印刷に浮気して、3300CというA3版プリンタで、写真を
 印刷したり、年賀状印刷したりしておりましたが、結局私が印刷したいデータって、黒インク一色の
 テキストとか、お絵描きソフトで書いた、何色かのイラストが多いんですよね。
 エプソンとキヤノンは、写真画質にまっしぐらに進んでいますので、今回の選択からはちょとずれます。
 HPはもの凄い勢いで複合機路線に向かっていますので、インク交換ごとにノズルが替わるメリットには
 魅力を感じますが、複合機とプリンタ専用機の値段があまり変わらないとなると、なんか損してる気が
 してしまうんですよね。LexMarkは安物みたいに思われていますが、IBM系のプリンタメーカーで、
 素性はしっかりしています。インク代がちょっと高めですが、インク容量も少し多いと言う話です。
 StyleWriter(キヤノン製プリンタで、買ったのこれだけ。なんでだろ?)みたいな、いかにも
 プリンタという外観も好感が持てるし。ただいかんせんインクを売っている店が少なすぎる。
 量販店で「激安!」をうたってLexmarkを置いているくせにインクが売ってないのを見ると、
 「インクの値段を知られたくないのかな?」と勘ぐってしまいます。5,980円の激安プリンタに、
 インクが4,000円台だったりするから・・・。
 結局興味を持ったのは、エプソンの「つよインク」シリーズ。エプソンプリンタの中では異端児とも
 いえる、写真画質より「こってり」した色乗りを追求したオール顔料系インクが、ツボにはまり
 ました。もともとHPのプリンタは黒が顔料系インクなので、骨太でくっきりとした線が好きでした。
 
  型落ちのPX-V500を買う事が出来ました。なんでも後継機種からは写真画質モードになったそうで。
 スピードは遅いのですが、まあ、あまり大量に印刷する訳でもないので、いいかと思います。
 インクカートリッジが小さく、ランニングコストも高そうだし。色は大好きです。こってり。
 USBボードを突っ込んだ9.1の7300につないでみたら、ちゃんと動きました(メーカー保証外ですが)。
 iBookの方はOSXですが、ドライバのインストールにはちょっと悩みました。USBケーブルで繋ぎ、
 プリンタの電源入っていないと、OSXがドライバを認識しないのですね(格闘小一時間 汗)。
 
 まあ、満足しています。とりあえず名刺作りました。昔は年賀状の後、毎年2月MacWorldExpoの為に
 (物を貰うため。名刺置いてこないと、いちいち名前と住所を書かなきゃいけなかったから(笑))
 沢山名刺を印刷したものですが、今はカメラもって写真を撮りに行って、怪しい人物と思われた時、
 さっと取り出して見せるための名刺。
 でも、フォトクラブ(捏造)のマークが完全に怪しいので、却って警戒されたりして(笑)。  
     
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              シェフのおすすめ
 
              「個人情報」
 
  昨年、母が死去した時、葬儀の直後から大変な数の電話がかかってきました。
 仏壇屋、法事などを企画する葬儀屋。単純に思いました。
 「いったいこの人たちは、どうやってうちの母が死んだ事を知ったのだろう?」
 確かに葬儀はある葬儀社に依頼しましたが、この会社は法事とかを独占したい訳だから、同業者に
 情報を漏らす訳がありません。
 今時、火葬場とか、市役所の戸籍係とかで、簡単に他人の情報が閲覧出来るとは思えませんので、
 本当に謎なんですよね。
 電話がかかってくるたびに、どうして知っているのか聞いてみたのですが、
 「担当者がおらず、はっきりしない。」とか逃げられました。
 一件仏壇屋さんが、業者から情報を買った様な事を言っていましたが、その業者がどこから情報を
 仕入れたかは不明でした。
 ところが、ある葬儀屋のおっさんが突然逆切れして、
 「新聞とるのやめればわかるんだよ!」とどなられました。
 なるほど、母が死んで、新聞を止める様電話し、継続をしつこく言われたので、
 「読む人が死にましたから。」と言った覚えがあります。
 真偽は定かではありませんんけどね。
 もし、近々新聞を取るのを止めようと思っている方、間違っても「死んだから」という理由で
 止めない方がいいかも知れませんね。翌日から一日10件位、そういう電話が来たりするかもしれません。
 
  ともあれ、葬儀屋のおっさんが切れる程(客商売としてはアルマジロな奴ですが)、
 個人情報については、みんな敏感になっています。
 ある企業に勤めている友人から興味深い事を聞きました。
 「Pマーク」と言うのがあるのをご存知でしょうか?
 JISマークやISOなんたらほどオフィシャルではありませんが、情報処理の財団法人が定めている、
 個人情報保護の基準です。このマークが取得出来た企業はちゃんと個人情報を守っている。と言う事で、
 これを取得するのが企業のステイタスになっているようです。
 このこと自体はとてもいいことだと思いますが、友人によると結構取得は大変らしいです。
 これ専門のコンサルタントがまずやってきて、
 「取得のためには何をしなければいけないか。」
 「何をしてはいけないか。」をぜーんぶ教えてくれるらしい(このへんはISOと一緒でしょうが)。
 とりあえず会社をいくつかのゾーンに分け、顧客の個人情報を扱っているゾーンでは、研修を受けた
 人間しか立ち入り禁止。私物の持ち込みは出来ないか、透明のバッグ!に入れておく事が義務づけられる。
 パソコンは席を離れる時には、必ずパスワード付きのスクリーンセイバー(液晶時代に(笑))を
 かけるとか・・・。環境の方のISOの場合は、裏紙を必ず再利用する事が義務づけられるようですが、
 Pマークでは、少しでも個人情報(姓だけならいいが、フルネームが書いてあると、もうダメらしい)の
 書いてあるメモは、速やかにシュレッダーにかけなくてはいけないらしいです。
 
  まあ、個人情報が売られたり、流出したり、ごっそり盗まれたりするニュースが後をたたないご時世
 ですから、これ位の用心は必要かもしれませんね。あと友人に聞いてすげーと思ったのは、
 「休憩室や喫煙室での私語禁止」です。ついうっかり顧客のうわさ話を話題にして、第三者に聞かれる
 かも知れないからだそうです。飲み屋とかでもいけないんでしょうねえ。なんだか、秘密の抜け道を
 作ったあと、口封じのため大工さんを皆殺し。みたいな感じになってきました。
 
  でも、これ位やって、やっと安心感を顧客に与える事が出来る時代になりました。
 今回お勧めいたします、ラシーの持ち運び型外付けハードディスクですが、登録された(複数可)人の
 指紋(一人で二つの指まで登録出来るらしい)を認識しないとロックが外れないと言う、かなり
 ヘビーなセキュリティを誇っています。
 個人情報など、会社の重要なデータを持ち出すこと自体あり得ない様に思えますが、実は9.11以来、
 企業の資産と言って良いこの様なデータをいかにオフィス以外に盗難や消失の危険無く保管出来るかが、
 重要な問題になりつつあるようです。日本ではあのようなテロは起こりにくいかも知れませんが、
 代わりに地震などの自然災害があります。一昨日のテレビで、泥水をかぶった本や書類を急速冷凍と
 真空処理(つまりフリーズドライ)で、みごと甦らせるという日本の技術が世界で注目されていると
 言う事ですが、データストレージなどは冠水したらアウトです。
 フロッピー一枚(意外とまだ使っている企業が多かったりする)CDR/DVDR一枚におさまるデータでも
 ないでしょうし。
 
  とにかくMacの好きな方なら、このMacサードパーティーの老舗ラシーが作ったこの製品の、技術的な
 面白さに惚れていただけると思います。
 安全に保護されたデータを守らねばならない企業ユーザーの方はもちろん、家庭でもお役に立つ製品だと
 思います。
 お子様に見せられないデータ(そこのあなた、すぐそっちの方を想像しない(笑))をしまっておくには
 最適ですね。
 
 ☆LaCie SAFE Mobile Hard Drive 40GB  ¥19,425(税込) 
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  プライベートなデータを安全に保存、持ち運びできます。登録後、認証ユーザーがセンサーの上で
  指をスワイプするだけでその指紋が認証ユーザーとして認証され、ドライブのロックが解除されます。
  ユーザー独自の生物学的特徴を利用したこの最先端テクノロジーは、パスワードやスマートカードよりも
  さらに安全で便利です。このレベルのセキュリティは、家庭で保護者が子供を守るためのコントロール、
  オフィスでの機密ビジネス情報の保護、移動中のファイル保護などに最適です。
  
 
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 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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       パソコンレスキュー はじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
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