あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。
 
□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■□□□□
□□□■□■□□□□□□□□□□□□■□■□□□
□□■□□□■□□□□□□□□□□■□□□■□□
□■□□□□□■■■■■■■■■■□□□□□■□
□■□■■□□□□□□□□□□□□□□■■□■□
■□■□■□□□□□□□□□□□□□□■□■□■
■■□□■□□■■□□□□□□■■□□■□□■■
□□□□■□■□□□□□□□□□□■□■□□□□
□□□□■■□□□□□□□□□□□□■■□□□□
□□□□■□□□■■□□□□■■□□□■□□□□
□□□■■□□□■■□□□□■■□□□■■□□□
□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■□□□□
□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■□□□□
□□□□■□□□□□□□□□□□□□□■□□□□
□□□■■□□□□□□□□□□□□□□■■□□□
□■■□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■□
■□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■
■□□□□□□□□□■■■■□□□□□□□□□■
■□□□□□□□□□■■■■□□□□□□□□□■
□■□□□□□■□□□■■□□□■□□□□□■□
□□■□□□■□■□□□□□□■□■□□□■□□
□□□■■■□□□■■■■■■□□□■■■□□□
□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□■■□□□□■□□□■□□□□■■□□□
□□□□□□■□□■□■□■□■□□■□□□□□
□□□□□■□□□■□■□■□■□□■■■□□□
□□□□■□□□□■□■□■□■□□■□■□□□
□□□□■■■□□□■□□□■□□□■■□□□□
 
     株式会社 やまきつ
     テクノポート シトラス
     シトラスメールマガジン 柑橘系林檎新報
 
 
Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
 ====================================================
  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 184
                          2006.1/9
 ====================================================   
 
             今週のシトラス
 
  あけましておめでとうございます。
 今年もシトラスと柑橘系林檎新報をよろしくお願いいたします。
 
  さて新年早々、お詫びでございます。
 何人かの方から、昨年末の182号と183号で、文の途中で改行されてしまい、読みづらいとの
 ご指摘をうけました。この時期はちょうど私のiBookをMac OS X 10.4 "Tiger"にしておりました
 時期にあたっており、現在は諸般の事情から10.3.9に戻しておりますので、今号からは改善される
 のではないかと思いますが、183号では、すでに10.3.9に戻す過程でしたので、ひょっとすると、
 まだ改善が見られない可能性があります。
 ビジネス文書の手引書などには、
 「メールでは35行ごとに強制改行が入る場合があるので、横幅は35文字以内にしましょう。」
 と、書いてありますが、このメールマガジンでは、特に考慮してきませんでした。
 最近ではビジネス文書でも、以前の様な後ろがきっちりそろった(そのかわり単語ははまっぷたつ)
 文は少なくなりましたので、メールは35字以内というのは結構つらい制限です。
 
 35字と言えば、例えばこの文章はこれ位の幅になりますので、なんか文を読
 むのがせわしない感じになってしまいます。なんとか回復して欲しいものだ
 と思いますが、10.3→10.3→10.3というインストール、デインストールを繰
 り返す過程で、従来の設定のどこかが変わってしまったようです。
 
 と、こんな感じになってしまいます。なんとか直っているといいのですが。
 まだ不具合が出るようでしたら、ご一報いただければ幸いです。
 
 ———————————————————————————————————
 
             ヤドカリの貝殻 2006.1/9
 
              「ヘッドフォン」
 
  この間から、自分にとっての究極のヘッドプォンとは何か?を考えております。
 現在iPodに使っているのは、マイクロソリューションの「RS Ear Headphone #02」
 です。
 耳穴に入れる方式なのに、開放型という珍しい機構を持ち、この方式の心配な点である鼓膜への
 直接刺激による難聴の進行という問題を軽減しています。私の使っている#02は耳掛け式になって
 いますので、完全に耳穴に入る訳ではありませんが、ライトな音質で、不意の自動車急接近などの
 音もちゃんと聞こえますので、お散歩向きです。
 
  もう一つ部屋でちゃんと聞くためのある程度リファレンスなヘッドフォンを欲しいと思って
 おりました。評判がいいのは、やはりShureのE2~5cになのでしょうか?Shureというメーカーは
 アナログレコードのピックアップとプロ用マイクロプォンの世界で定評のあるところですが、
 なにがなんでもプロ用だからいいというものではないと思います。レコードのピックアップ
 (当時は「カートリッジ」といいました)では、太い音がジャズ系の音楽には抜群と言われて
 おりましたが、当時の私は放送局御用達のDENON MC103をリファレンスと考えておりまして、
 その繊細な音質に比べると、Shure製品は物足りなさを感じたものでした。マイクの方も、仕事で
 長らくいわゆる「58(ゴーハチ)」を使っておりましたが、決して音のいいマイクという印象では
 ありませんでした。58をプロが使うのは、その驚異的な足の短さ。つまり少し離れると、もう音を
 拾わなくなる指向性の狭さ、感度の鈍さにあります。コンサートなどの現場では、一旦スピーカ
 から出た音を、またマイクが拾ってしまうハウリング現象(「キーーン」というやつ)を嫌います。
 58だとマイクを舐める様に歌わないと聞こえない代わりに、余計な音を拾う可能性が少ない訳です。
 58の音がそれほどでもないというエピソードとしては、ダイアナロスでしたか、とにかく大御所の
 シンガーが、たまたまチェック用においてあった、日本製オーディオテクニカのマイクロフォンを
 大変気に入って、「マイマイク」としていつも携行したという話があります(おかげでこの
 マイクの定価が一挙に2万以上上がって、ちょっと困りました(笑))。もちろんハウリングの
 心配がないレコーディング現場では、まず58を使う事はないのです。
  ステージ用ヘッドフォンの分野でも、Shure E5cをはじめUltimate Earsなどの耳穴に入れる方式
 のヘッドフォンが使われるのは当たり前の事です。モニターと言われる演奏者に聞かせるスピーカ、
 現場では「ハネカエリ」と言われるごとく、元々客席の後ろの壁に反射した音を、演奏者は聞いて
 歌ったり演奏していました。年配の方は覚えておられると思いますが、故鶴田浩二さんの、片耳に
 手をあてて聞きながら歌うスタイルは、その頃の名残だった訳です。
 そのうち、客用スピーカの一部をステージに向ける様になり、さらにステージモニター用の
 システムが独立し、モニター専門のミキサーがつく状況になっています。更にスピーカシステムの
 代用として、無線レシーバとヘッドフォンが好まれる様になったのも、演奏全体のそれぞれの音
 特に自分の音を、より確実にしかも前述のハウリング無しで得るにはヘッドフォンしかない訳で、
 しかも密閉性の高く、客に気づかれない耳穴式が当然選ばれます。これらのプロ用ヘッドフォンに
 求められるのは一つ一つの音源の分離がよく、容易に聞き分けられる事であり、プロ用機器の常と
 して、長時間聞くと疲れるかどうかは度外視です。
 ま、一般に販売されているヘッドフォンは必ずしも同じものではないと思うので、快適に使う事が
 出来る製品だとは思いますが、この歳になると、やはり高域を中心とした加齢性の難聴を心配して
 しまいますので、密閉耳穴式はちょっと敬遠したいところです。
 
  となると自分にとってのベストヘッドフォンは、鼓膜を直撃しない、ある程度音量を下げても
 聞き取れる。といったものになるのでしょうか?
 そういった条件にもっともかなっているものは、いままで視聴した製品の中では、そんなに多く
 ありません。いや、スタックスなどの超弩級なものをのぞけば、1種類しかないのです。
 AppleがiPod発表の時から、リファレンスとして組み合わせているヘッドフォン。Macworld EXPOの
 AppleブースやApple Storeにずらりと並んでいたあの製品。Appleと同じ西海岸ベンチャーの雄、
 インドの叡智、ボーズ博士の傑作(工業製品生みの親として、ポルシェ博士と同等のカリスマ性が
 ありますね)。Bose Quiet Comfort IIが、私の思う究極のヘッドフォンです。
 小型マイクで取り込んだ音を逆相にして混合する事で、環境音を打ち消す技術は、10年ほど前から
 Sonyが既に製品化しており、私もPAミキサーの時のチャンネル別のチェックには随分お世話になり
 ましたが、従来の製品が環境音を打ち消す事だけに力を入れていたのに対し、Boseの製品は、
 この機構で「静かな空間」を作った上でどれだけ快適な音場を作れるかに全力をあげた製品です。
 欲しいなあ。4万ちょっとか・・・「静寂な快適性」という製品名がこのヘッドフォンの性格を
 そのまま物語っています。静寂性が確保出来ればそれだけ音量も下げられる訳で、難聴がそろそろ
 気になるシニアには、誠にありがたい逸品です。
 
  とりあえず、仕事をするリビングで音楽がある環境をもっと快適にするため、寝室の「iBed」
 システムから化け物アンプ、NECのA-10をリビングに持ってきました(やっぱり腰にきた(笑))。
 スピーカーは寝室で使っていたオーディオテクニカのマイクロ3ウェイではなく、TEACの小型
 3スピーカシステムです。小さな一対に、低音専用ユニットという組み合わせは、かなり前から
 存在したようですが、やはりBoseが初めて本格的に製品化したと記憶しています。初めて見た時は
 「こんな小さなサイコロでいいの?!」と思いましたが、現在ではAV用のシステムにも多く採用
 されています。私の買ったのは、いい加減純オーディオについて行けなくなった時期に、まあ
 こんなんが楽じゃないかと思って買ったものですが、A-10との組み合わせは、なかなか侮れない
 ものです。iPodからの音も結構しっかり再生してくれるので、腰痛めてよかったと思っています。
 ピンクフロイドの「原子心毋」も結構な音量で再生してみましたが、青春が甦ってきました。
 
  とりあえずいつも大音量で聞ける訳でもないので、やっぱりBose Quiet Comfort IIも欲しいなあ。
 「例のあの人」も、「はやくクリックしちまえ。」とうるさいのです(汗)。
 
 ———————————————————————————————————
 
              シェフのおすすめ(仮)
 
  今回はまだ発売前の製品なので、「おすすめ」までは行かないのですが、発表以後、ここ数日
 シトラスのカメラ好きの間で、「いいねえ、おもしろいねえ」と盛り上がっているものです。
 
  デジカメは行くところまで行ってしまい、特にコンパクトデジカメは、一眼デジカメと携帯の
 高画素内蔵カメラの狭間で、以前の様な破竹の勢いがありません。
 日本製デジカメが中国の(結構田舎の方で?)「水準に達してない。」と断じられたりして、
 弱り目に祟り目の感じがあります。
 もう出尽くしたかと思える、コンパクトデジカメの付加価値ですが、さすが銀塩カメラの長い伝統を
 考えれば、「変わり種」を考えるのはそれほど難しくないかもしれません。
 
  今回いいなと思ったのは、コダックから発売が予定されている「V570」という500万画素のカメラ
 です。ごく普通のスペックですが、なんとこのカメラ、レンズが2枚あります。
 35mm換算で、広角23mmと39mm~117mmというズームのデュアル形式で、銀塩でもこういうレンズ複数の
 カメラはありましたが、片一方がズームというのは珍しいですね。本来ズームが使えないライカの
 M系カメラなどには、交換レンズ内で、2つの画角を切り替えるものがありましたし、廉価なカメラ
 などには、回転板があり、複数のレンズを切り替えるカメラもありました。
 しかし今回のは全然違います。ある意味工夫というものをしない解決法ですね。アメリカらしいと
 言えば、そういう事になるでしょうか?軽量化よりパワーをあげる事で操縦性を確保するという
 飛行機やレースカーの世界でアメリカがやってきたのとよく似た、いかにもな物量作戦で来きました。
 そうです。レンズが2枚あるだけでなく、受光部のCCDも2つあるのです!!
 まあ、このメカを普通のコンパクトデジカメと変わらないボディに収めたのは、さすがですが。
 しかもこのカメラの凄いところは、通常使うときには、この二つのレンズはシームレスに見える
 という点です。
 つまり、23mmから39mmまでは広角レンズのデジタルズームで対応。そのあと瞬時にズームレンズに
 切り替えが出来るため、23mm~117mmズームの様に使える訳です。でも私だったらこのカメラを
 「広角23mm単焦点カメラだけど、おさえに標準ズームがついている」カメラとして使いたいですね。
 ただしズームの方も、未確認ですがデザインを見るとどうやらレンズは内部で動くらしく、
 被写体に威圧感を与えるレンズの飛び出しはないようです。あれ結構みっともないですからね。
 しかもレンズはシュナイダー製だし(個人的にはコダック製のエクターをつけて欲しかったけど、
 今時誰も知らないか)。
 あとはパノラマ機構が最高です。向きを変えて、複数枚撮った映像を、カメラ内で360度までの
 パノラマ写真に合成してしまうという機能で、まあ三脚は立てた方が無難でしょうが、今まで
 パソコン上で作業するしかなかった本格的パノラマ写真を簡単に、精巧に作れるのは凄いです。
 動画も撮影可能で、嬉しい事にフォーマットはQuickTimeです。
 とにかく一台であれやこれや全部やりたい。一眼はかさばるから嫌、という人には、今一番の
 おすすめデジカメだと思います。
 
 市場価格は5万前後という事ですが、一眼の抑えとして使いたい人には、広角系だけの1CCDカメラも
 2−3万で出して欲しいですね。取り回しでは劣りますが、超広角ズーム交換レンズというのは、
 シグマあたりだと5万円位で買えますので。
 
 
 ———————————————————————————————————
 
               お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
 ———————————————————————————————————
 
       パソコンレスキュー はじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
 ———————————————————————————————————
 
 シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標にお送りしています。
 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
 ください!
 (メールマガジンの配布中止をご希望の方も、お手数ですが同じURLから
  お手続き願います。)
 
 
             株式会社やまきつ テクノポートシトラス
             http://www.yamakitsu.co.jp/
             TEL 052-979-6610  FAX 052-979-6615