Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 187
                          2006.2/6
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             今週のシトラス
 
  ああ重い。腿が熱い。
 いえね、とうとうiBookからPowerBookG4に変えたんでやんすよ。
 さすがに仕事中にちょっとディスプレイの角度を変えただけで、バックランプが消えると、
 結構姿勢を変えない様、同じ姿勢で書く事になるので、あちこち痛くなって・・・。
 たまたま知り合いから出物のPowerBookG4を安価で譲ってもらえて。
 ラッキーでした。
 500MHzなので、iDVDはちょっとしんどいとか、チタニウムなので結構やわとか、
 内蔵DVDが壊れているとか(涙)、とりあえず気にしていません(とも)。
 
 今までのiBookG3と同じ500MHzでも、G4のパワーにびっくりです。基本的には同じクロックなら
 あまり性能に差がないと思っていましたが、どんどんOSやアプリケーションがG4に特化して
 来ていたのですね。もちろんG5ならなおさらでしょうが。
 画面表示は、上下に広い以外は基本的に同じと思っていましたが、フォントが微妙に大きく
 老眼の私にはありがたいです。そろそろ究極のシニアアイテム、iBook 14"にするしか
 ないかと思っていましたが、しばらくはこの字の大きさでなんとか行けそうです。
 iBookに比べ、かなり重いのと、腿が熱いのが気になりますが、贅沢言えません。
 ようやく、iTMSで購入したPixerの「for the bird」もちゃんと再生出来る様になりました。
 G3だとかくかくして止まってしまっていたのです。
 金属筐体のせいか、AirMacの電波感度が、iBookより悪い(女性キャスター風斜め膝で電波を
 探す動作復活(汗))以外は満足しています。
 
 というわけで、3世代前のCPUで感動している、今日この頃です。
 
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             ナゴヤからの手紙 2006.2/6
 
               「どて」
 
  最近「ナゴヤからの手紙」がご無沙汰です。万博も終わり、さすがに名古屋ねたも簡単には
 見つかりません。あんまり「ナゴヤ(渋谷のアクセントで。旧名古屋市街の周辺の人々は
 栄など中心地を今もこう言います。今は名古屋市内なんですけどね)」にも行かないっす。
 ど真ん中を毎日通勤はしているんですけどね。
  食べ物ねたも、ひととおりしてしまいましたが、もう一つありました。
 実はこれ、私大人になるまで、ほとんど食べた事なかったです。
 あまり家庭で食べる物ではなかったんですよ。
 
  「どて」はいつ頃からあったのか、判りません。もし江戸時代からあったとして、
 何を赤味噌で煮込んだのでしょう?
 ヒントは「どて」の正式名、「どて焼き」です。味噌を付けて焼く。現在の「どて」は牛スジか
 もつを甘辛の赤味噌味で煮込んだものですが、味噌を付けて、焼いた時代もあったのかも?
 まあ「すき焼き」がどう考えても「すき煮」である様に、最初から煮込みであった事も
 考えられますが、味噌を付けて焼くと言えば、やはり「田楽」でしょう。尾張には江戸時代から、
 豆腐の田楽が名物として宿場町や門前町で売られていたと言われています。田楽は、ある時期から
 汁で煮込む事で「おでん」に変化したと言われていますが、関西では味噌で煮込むのが定番で
 あった様です。出汁で煮込む物をあえて「関東炊き」と言う事でも、最初は味噌味であった事が
 判ります。
 
  さて味噌と言えば広島名物「牡蠣のどて鍋」。土鍋の周りに味噌を塗り、溶かし込みながら
 牡蠣を煮て食う、至福の海鮮鍋の一つですが、おそらく名古屋に最初からあったと思われる
 「味噌煮」という豆腐・こんにゃく・芋を味噌で煮込む名古屋風味噌おでんが、恐らく
 昭和に入ってから、すじ肉やもつなどを味噌で煮込む料理に変化し、食材の性格の強さから
 大量の味噌を必要としたため、広島の牡蠣鍋みたいに徐々に溶かし込む方法が有利という事で、
 「どて」と呼ばれる様になったと思います。こくのある甘辛の味噌味に負けない食材の強さが
 愛されています。ご飯にかけた「どて丼」は私もはまりました。
 ただこれは手間と時間がかかりすぎるのと、食材がつい最近まで一般的でなかった事で、
 家庭ではあまり出てこないメニューでした。
 
  現在でこそ、こじゃれた居酒屋や、食堂などでも出てくるメニューですが、私が子供の頃は、
 まあどてがあるお店といえば、昼間っからおっさんが焼酎飲んでる様なお店で、私の街でも
 そんな店が一軒だけあり、私らは駄菓子屋に行くのに、その店の前を通らねばならず、中の
 酔っぱらいと目が合わない様に(屋台の大きい様な店で、店内丸見えでした)小走りに、
 走り抜けたものです。この店は後に立派になり、今では地元のグルメ誌で紹介される様な
 お好み焼き専門店になっています。一度も入ったことないので(なんかトラウマで)、
 「どて」があるかどうかは判りませんが、当時は謎の魔料理であったどてが、実はこんなに
 美味なものだとは思いませんでした。
 
  味噌煮込み、味噌かつに続く、名古屋味噌料理の期待の星です。そんな訳で名古屋人に
 とっても、飲み屋によく行くおっさん、おばちゃんを除けば、浸透度はいまいちであったの
 ですが、万博に伴う、名古屋食ブーム(というかコンビニが勝手に盛り上げたのですが)で
 一挙にブレークの予感です。はっきり言って、固い麺が決定的に好き嫌いを生む味噌煮込みや、
 甘い味噌がトンカツに・・・と考えただけで、トンカツの美味しさぶちこわし!と思う人が多い
 味噌かつ(喰わず嫌いせずに食べてみやー)程は抵抗ないのでは?と思います。スジ肉の串は
 誰にもすぐ受けいられるでしょうし、ホルモン系のモツも、内蔵が苦手の方には、もっとも
 受け入れやすい料理法と思います。
 
 この間普通にスーパーで容器にいれて売っていましたので、丼にしてみました。
 最近凝っているのは麦飯です。押し麦はスティック状の袋に入っているものが便利です。
 米4合に2本入れて、200gづつ冷凍しています。
 これ解凍して、上にどてをかけて食べたのですが、これが今のところ2006年ベストでした。
    
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              シェフのおすすめ
 
               「いりふぇ」
 
  MacBook・・・。うーむと唸った人は多いのでは?と思います。
 BookMacの方がましなのでは?と思います。
 PowerBook100,140の時代から知っている世代にとっては、別にPowerとはPowerPCのことを
 さしている訳ではないので、そのままでいいのではないかと思うのですが、
 Jobsからしてみると、自分が居なかった時代のノートの名からは、決別したいという気持ちが
 あるのかも知れません。
 本当はDynaBookと名付けたいところでしょうねえ。やっぱりコンピュータ黎明期の人間としては
 アラン・ケイが提唱したこの理想の端末の事は、目標としていたと思うのですが、各メーカーが
 「まだこの名前はおこがましい。」と思っているうちに東芝が商標としてしまったという、
 歴史があります。
 もうNantoka Bookから離れた方がいいのかもしれませんね。
 とりあえず、私は「マブ」と呼んじゃいます。大正時代にモダンボーイ、モダンガールを
 「MB」「MG」と略さずに、「モボ」「モガ」と略したのに通ずる、アンティークモダンな感じが
 しませんでしょうか?しかも美人を意味する「眩」とか、大好きな人を意味する「愛婦(夫)」
 にも通じると言う。いやー自画自賛(笑)。
 外国語圏の方にも受け入れられる愛称かと思うのですが、アップルの皆様いかがでしょうか?
 「おにぎり」よりは全然いいかと・・・とっす!(それだけは言うなと、あれほど(笑))。
 
 さて本題の「iLife」ですが、邦訳すると「私生活」。うーんかなり壮大な名前なんですね。
 2ちゃんなどでは、iPodの事を「いぽ」と言うみたいですが、こちらは「いりふぇ」ですね。
 今回の'06は、かなり凄い事になっています。
 上で書いた様に、500MHzとは言え、G4マシンになりましたので、とりあえず使い始めています。
 
 ○iPhoto、いいですね。G4のせいもありますが、サクサク動きます。前作で
  「こうだったらいいな?」という機能が実現している感じです。
  ただ、PentaxのRawファイルがいつまでたってもサポートされないのは、どうした事でしょう?
  Pentax社内にはMacユーザーが多いと聞いた事がありますが、何か大人の事情があるの?
 ○iMovie HD、レーザーラモンみたいな名前になりましたが、まだ使っていません。
  前作のiMovieは、初代からほとんど使い倒した、という感じで使っていましたので、おそらく
  いいものだろうなと思います。前作はデジタルビデオカメラとの素晴らしい連携で、おおいに
  名を売りましたが、今回のはもっと色々な可能性がありそうです。近々なんかやってみます。
 ○iDVD、残念ながら500MHzではスペック的には届かないソフト。外付けDVDドライブに対応して
  くれましたので、無理矢理一番簡単なモードで2時間ほどのmpeg4ファイルを焼いてみました。
  ちゃんと出来ましたが、1日程かかりました。あげくの果てに「予期しない理由で終了」と
  なっていました。危ない危ない。出来ない場合もありそう。まだもう少し使ってみます。
 ○GrageBand、曲作りはやってみたいので、「EASY VISION」とか買ってトライしてみたのですが
  やっぱりシーケンスソフトって鍵盤出来ない人にはハードル高いですね。「子ギツネこんこん」
  で挫折してるので。方向的には「Band in Box」みたいな物かと思いましたが、もうちょっと
  本格的です。歌や楽器の録音も出来るので、ぜひものにしたいです。これもCPUパワーはかなり
  食いそうですが。
 ○iWeb、納得いくページ作成ソフトがなくて、相変わらずクラシック環境で「PageMill 1.0」を
  使っている私には、ぜひ試してみたいソフトです。ただテンプレートを使って、簡単に
  かっこいいページを作る事に向いているソフトの様なので、ちょっとレギュラー入りは
  無理かも。自分でテンプレートを作れるのかが、今後の確認点です。
 
 とにかく、お仕事用でない趣味の範疇の統合ソフトを、これだけの完成度の高さで、この価格で
 提供しているのはAppleだけでしょう。最近Macを買った人で、G4 1GHzとかを普通に使ってれば
 買いのソフトです。最近のテレビCMで、「黙々とPCの中で働いていたインテルCPUを自由な世界に
 解放した。」という、ちょっと昔の有名なCMを彷彿とさせるAppleのCMがありますが、インテルの
 チップが、これから自由に遊べる世界がこのソフトの中には詰まっています。
 ただ、自由に遊べるのは使っている人で、CPUはワードやエクセルやっているより、よけしか
 (名古屋弁。余計にの意)大変でしょうけど。
    
 ☆Apple iLife '06  ¥8,799(税込)
  iLife '06は、大幅にアップグレードした新バージョンのiPhotoやiMovie HD、iDVD、GarageBandの
  最新バージョンを含む、数々の賞に輝いたデジタルライフスタイルアプリケーションの
  必須アップグレードです。
  さらに、素晴らしいWebページやブログ、ポッドキャストが制作できる、革新的なアプリケーション
  「iWeb」も加わりました。
 
 
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