<x-flowed>Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 200!!!
                          2006.5/17
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             今週のシトラス
 
  本当にありがとうございます。
 皆様のお陰で、この「柑橘系林檎新報」も、ついに200号発信の運びとなりました。
 1号が2001年の6月だったと思いますので、約5年で200号という訳です。
 思い起こせば
 「忘れようとしても憶いだせない。」(by バカボンのパパ)
 本当に長いのか、短いのか定かではなく、
 「ナンダカヨクワカラナイ。」(by 岡本太郎)年月ですが、
 「人生谷あれば沼あり。」(by 広川太一郎)とか
 「人生曇る日もあれば降る日もある。」(by わたくし)という言葉が
 ぴったりのみちのりでした(なんのこっちゃ)。
 
  さて支えてくださった皆様への感謝の気持ちといたしまして、
 本当にささやかでございますが、記念プレゼントを企画いたしました。
 まあ懸賞の上限1000万円が廃止された事でもありますし、という事とは
 全く無関係なプレゼントですが、一応
 
 このメールマガジンをご覧の皆様だけのスペシャルイベントです。
 (↑これはジャンクメールっぽいですねえ)
 
 
 簡単なアンケートにお答えいただくだけ!!豪華商品があなたに!!!
 (↑キャッチ商法のようだ)
 
 是非とも朋輩にも吹聴しやう。
 (↑おっと、いきなり昭和初期だ)
 
  ともあれ、これからもよろしくお願いいたします。
 
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             ヤドカリの貝殻 2006.5/17
 
            「ナンダカヨクワカラナイ金銭感覚」
 
  貧乏生活をしておりますと、お金の使い方に結構シビアになります。
 ペットボトルを毎日買うのはもったいないと思い、52パック198円のウーロン茶パックを
 買って、2リットルの薬缶にお湯を沸かし、沸騰した所で火を止めてパックを1つ投入し、
 さますだけで、結構飲めるウーロン茶が出来る事が判ってからは、あんまりペットボトルを
 買わなくなったり、とにかく食費を出来るだけ切り詰めよう、と色々考えます。
 一方で、親譲りの買い物好きの血も時々騒ぎ、特に日頃抑圧されているせいか、突如
 思わぬ所で爆発したりします。(nanoが当たる!となると、毎日買う始末(笑))
 
  私は自分の「欲望」を「例のあの人」とか、ずばり「ヴォルテモート」と呼んでいます。
 「ヴォルテ君」の中では「食欲担当」の方が最も元気で、食費節約とカロリー節約の両面から
 「なんか食べようよー。大丈夫だよ、少しぐらいー。」と絶叫いたしております。
 例えば帰宅中、バイクで走っておりますと、
 「マック寄ろよー。今日聞いたウルフルズの大阪ストラットでも”マクドええ味だしてるで”
  いうてたやんかー。100円でええしー。」と叫び、つい誘惑に負けて立ち寄ると、
 「おお、トマトサラダバーガー、新製品やてー、おまえまだ食うてへんやろー、メルマガの
  ネタになるんちゃうかー。なあこれにしようなー。」とひつこいのです。
 まあ誘惑に負ける私も私ですが(汗)。
 
  次が、購入欲のヴォルテ君で、
 「どうなんだ、高いレンズが買えないのは、君の収入から言えば、当然だろう。しかし、限られた
  予算の中で、楽しんでこそ、真のお道楽というものではないかね。今回の”レンズベビー”は
  どうかね。こんな低予算で”あおり”ができるレンズは楽しいではないか。どうかねひとつ。」
 などと、あくまで理詰めで攻めて来られるので困ります。
 
  もう一つの「例のアッチの人」は最近はごくおとなしいもので、たまに道行く姿のいい人を見て
 「ほう・・・・(池波調)」などと思う程度です。
 
  これとは別に、厳しい生活から自然に生まれた「ストイック君」とでもいう方もおられ、
 買い物の時などは、かなりはっきり
 「無駄!ダメ!」と田嶋先生のごとく一喝してくださるのですが、実際にはなかなか、
 トムとジェリーでトムさんの頭の両脇に出てくる天使と悪魔の様にはならず、なにしろ、
 ヴォルテ君2人と、ストイック君がギャアギャアギャアテイと、インドの伝説の鳥のごとく
 啼き喚くので、最終的に私が買うものは、節約したのか浪費したのか、定かではなくなります。
 
 例えば、ある日の夕食を買うとします。
 「おい、最近肉喰ってないやんけ。あほ、豚やないで、肉ゆうたらギュウや牛。たまには子供にも
  どーんとテキでも喰わせたれや。(ヴォルテ@食)」
 「そうさなあ。今の経済状態ではちょっとキミタチにはビイフステーキは高価かもしれない。
  しかし、”貧しき中にも肉ありき”と昔から謂うじゃないか(聞いた事ない)。
  この4枚1200円の特価オージーサーロインは。いいじゃないか、喜ぶぞ。まあ欲を言えば、
  ちょと霜降りはないがね。(ヴォルテ@購)」
 「よく考えろよ。1200円あったら、おかずがもう一品買えるじゃないか。牛食べたいなら、
  牛コマ買ってハヤシライスでもしたらどうだい?昨日がカレー?では明日以降節約するとして、
  1200円ならお買い得かもしれん。でもうちは5人家族だぞ。お前はどうする?(ストア派)」
 「おおお、お前だけ別でいいんけ?んじゃラムはどや。家族は喰わんがうまいでー。(食)」
 「そう、ラムは太らないとマチャアキも言っておったではないか。(購)」
 という事で、じぶんだけ480円のニュージーランドラムを買ったりします(笑)。
 
  ストア派の方の強いコントロールで、どうしても手にはしても、かごに入れなかった商品が
 ありました。私は元来コーヒーの味には味痴で、まあどうでも良かったのですが、うちでは
 (ヴォルテ@購)氏の根強い説得に負けて、かつて憧れたメリタ社製のコーヒーメーカー
 (今は3000円しないのですね、時代は変わった)で、コーヒーを入れています。
 しかし、職場ではインスタントコーヒーにしています。スーパーでインスタントコーヒーを
 選ぶとき、どうしても「ネスカフェ 香味焙煎」が買えなかったのです。ストア派君の
 「職場のコーヒーは、眠気さましだろ?カフェインさえあれば、なんでもいいじゃないか。」
 という意見がいつも通って、80gで700円の香味焙煎はいつも却下。100gで600円の、今は確か
 プラネタリウムの革命児、メガスターの大平さんが宣伝してるゴールドブレンドさえ買わず、
 200gで550円のなんだか解く知らないメーカーのフリーズドライコーヒーを買って、
 「失敗だった・・・。」とつぶやいていました。
 意を決して、このコーヒーには「どなたでもお使い下さい。」と付箋をつけて、給湯室に
 置いておきましたところ、みるみるうちに減ってくれまして、
 はれて今回は香味焙煎を買ってきました。
 ヴォルテ@食君は、この問題には無関心(わし、コーヒー判らんきに)、
 ヴォルテ@購君の、
 「仕事中のコーヒーブレイクは重要。まずいコーヒー飲んで気分転換できずに、仕事に
  差し支えたら、節約どころじゃないぞ。」という、一見もっともな説得が奏功しました。
 
  実はさっき、バイクをとばして24時間スーパーに行ってきました。
 今香味焙煎を飲みながら、キーを叩いています。
 美味いですね。ストア派君に負けて買った安い自宅ドリップ用粗挽きコーヒーよりいい香り。
 でも、深夜のスーパーの独特な雰囲気に酔ってしまい、一緒につい「小夜子」とかいろいろ、
 香味焙煎と同じ位買いこんで来てしまった私の金銭感覚は、
 
 やっぱりちょっと 変。
 
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               シェフのおすすめ?
 
              「Senior's Ear Life」
 
  最近息子とiPodの交換をしました。
 彼は、ご記憶がございましょうか?アップル名古屋栄オープンの日に、私が並んでShuffleを
 買って来た息子でして、我が家は私は2nd、家内がmini、娘が3rd、もう一人の息子が4thです。
 彼のShuffleには、私のiTunesから曲を入れていたのですが、私のG3 iBookやG4/500 Powerbook
 にはUSB2.0がないため、曲の転送に大変時間がかかり、入れ替えはままなりませんでした。
 彼も高校に入り、片道60分ほどかかって通学しますので、iPodは必須です。
 今の所コンピュータを持たない彼がShuffuleで、USB2.0カードを買った私がiPodなのは、あまり
 論理的とは言えないです。
 
  とりあえず一週間程の試用期間を経て、正式に交換条約が成立しました。
 とりあえず、Shuffleの小ささ、軽さは、私には嬉しいです。スポーツケースに入れて、
 ポケットに入れておけば、使いたいときジャストに使えます。鞄から出したりしないですむ、
 というのは、かなりお気に入りです。まあnanoならさらにいいかも知れませんが、Shuffleの
 いさぎよさには、かなりはまっています。
 落語が上の方に入っており、聞きたい時には右矢印で呼び出します。落語は「m4b」にして
 ありますので、シャッフルプレイにした時は、普通の曲しか出てきません。
 
  結構色んな所に持ち歩いているうちに、愛用のヘッドフォンの音が気になってきました。
 今使っているのは、シトラスで買った、マイクロソリューションの耳掛け式のヘッドフォンです。
 RS Ear Headphone #01という、耳穴式の結構いい音のヘッドフォンが、残念ながら私の耳穴には
 うまくあわず(Shuffleの元持ち主の所に行っています)、私は#02を買いなおしたのですが、
 今度は、どうしても音源から鼓膜が遠くなり、低音が聞こえず、とても軽い音になってしまい、
 楽は楽なのですが、ちょっと不満でした。
 Shffuleにしてから、音楽を聴く機会が増えた私にとって、ヘッドフォン問題はちょっと
 深刻です。
 
  予算さえあれば、本当に欲しいヘッドフォンは、Boseの"Quiet comfort"です。でも
 Shuffleと一緒にポケットに入れる事は出来ないので、とりあえず除外。4万円も無理だし。
 耳掛け式では、"Bang & Olufsen"でしょう。シトラスのT氏も持っていますが、堂々とした
 音圧と、緻密な再現力を両立した、価格からは考えられない名機です。
 
  まあ不満ながら、Shuffleと一緒にポケットに突っ込めるRS Ear Headphone #02を持ち歩いて
 いたのですが、このヘッドフォンはケーブルが結構長く、Shuffleの方は首から下げるため、
 ケーブルがかなり余ります。何か巻き付けるいいものはないかと探したら、たまたま、
 DVDメディアをスピンドルで買ったとき、メディアを押さえるために軸の一番上に嵌っていた、
 直径2.5cm位のプラスティック製の輪が見つかりました。
 これにぐるぐるとトロイダルコイルのように20回程巻き付けて、ちょうどいい長さになりました。
 何気なく聞いていますと、面白いもので、明らかに音が違うのです。
 3ウェイスピーカなどを作るとき、中域用のスピーカの高音部分をカットし、スムースに高域用
 スピーカにつなぐために、コイルを使います。
 つまりこのヘッドフォンの場合、高域がカットされた可能性があります。
 
  小径のヘッドフォンのコーンからは、ほっといてもかなり沢山の高音がでます。これは従来
 ヘッドフォンの「長所」と考えられてきました。一般のスピーカはどんなに凄いツウィータを
 使っていても、それほど高音がしゃかしゃか届く訳ではありません。
 このコイルを使ったヘッドフォンはヘッドフォンらしからぬ穏やかな音が出ます。
 低域も決して豊かな訳でなく、中域も決してかまぼこ型にでっぱった感じはしませんが、
 ボーカルもちゃんと聞こえます。パーカッションのアタックも前よりしっかり聞こえ、
 高域もない訳ではありません。「シャカシャカ」の逆は「モコモコ」かと思っていましたが、
 かえってすっきりとした音の構成になっています。
 
  思えば、小径のヘッドフォンとは、全ての音が聞こえなくてはいけない(特に高域)
 モニター用途から発達したために、ぎゅっと凝縮された、いわゆる忍者の携行食「飢渇丸」
 みたいな音の構成になっているのではないでしょうか?
 Bang & Olufsenをいつも聞いているT氏が、このスピーカを聞いて、
 「なんかスカスカな気がする」と言ったのが印象的でした。Bang & Olufsen位になれば、
 その心配はないのですが、小径のヘッドフォンでは「高音が暴れる」ために他の音域を
 マスクしてしまう感じがあります。疲れる音です。
 Bang & Olufsenを最高級のシェフが作ったポタージュスープだとすれば、このヘッドフォンは
 お吸い物みたいな音です。
 
  これは、主観の問題がありますので、必ずしも万人にお勧めな方法ではありません。
 若い方には高域が乏しい、つまらない音かも知れません。でも私の様な年寄りには、高域は
 どうせ聞こえなくなっています。だったら暴れて邪魔をする倍音をすっきりさせて、聞きやすく
 するヘッドフォンは一考の余地ありです。
 なぜこの音が好きなのか、自宅で実験してみました。とても楽で楽しめる自宅のNEC A-10IIで
 鳴らした音。そしてこのヘッドフォンの音、交互に聞き比べると、低音は圧倒的に出てませんが、
 他は結構似通った音でした。
 長年仕事上聞いて来た、いわゆる「PAバランス(全ての音が聞こえなくてはいけない、いわゆる
 ”レコーディングバランス”に対して”ボーカルの歌詞がちゃんと聞こえてなんぼ)」の音が
 私にとっては、一番好きな音なのでしょう。
 
  ソニーが新しい耳穴式のヘッドフォンを発売し、その音は従来のソニー製品の傾向を離れ、
 かなり高次元ですっきり整った音らしいので、とても興味があります。(老年性難聴を促進
 しそうなので、耳穴式は使いたくないのですが、視聴したい気は満々です。)ただ、
 「従来のヘッドフォンはスピーカに比べ、どうしても高音が耳に入りすぎてしまう」という
 弱点から逃れられているのか?大型ヘッドフォンはコーンの径や鼓膜までの距離がある事から、
 小径程高域が届きすぎていないとは思いますが、小径は高域がシャカシャカ出るのがいい音だと
 思い込まされていた感があります。。その点、このコイル付きだと多少耳からずれてもバランスが
 変わらないという感じです。iPodの純正ヘッドフォンでも試しましたが(コードの形状から
 #02程の変化はありませんが)同様な傾向がありました。#02をすでにお持ちの方は、簡単に
 現状に戻せますので比較してみる価値ありです。
 
  ピュアオーディオの世界では、スピーカケーブルはあくまでも太く、短く、真っすぐに、
 が掟ですから、このわざと音を劣化させるような改造は、まさに
 「究極の邪道」ですが、それを言うなら、iPod自体が鬼っ子な所があります。
 最近は「楽が一番」な私にとっては、とりあえず頼もしい友を得た感じです。
 白いコイルが、スポーツケースに固定されていますので、デザイン的にも可愛いですよ。
   
 ★RS Ear Headphone #02 Black ¥3,780(税込)
 ★RS Ear Headphone #02 White ¥3,780(税込)
  RS Ear Headphone #02は、一般的なヘッドフォンと違いスピーカーコーンを外側に向けた
  独自構造【RS(リバースサウンド)システム】により、スピーカーコーンから発した音が
  直接鼓膜をたたく事無く、物理的な内部音響空間を形成するためヘッドフォン特有の臨場感を
  損なう事無く、疲れにくく外部の音も聞き取れる画期的な耳掛け式ヘッドフォンシステムです。
 
 
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       パソコンレスキュー はじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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