Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 208
                          2006.7/23
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             今週のシトラス
 
  「嫌われ松子の人生」また見て参りました。
 いつも行く郊外のシネマコンプレックスでは、とっくに終わったんですが、
 名古屋では伏見の「ミリオン座」でまだやっています。7月28日まで。
 このミリオン座、懐かしいですね。新しいミリオン座は確か昔のミリオン座の
 向かい側になると思いますが、1階、2階、3階にそれぞれ映画館があり、なかなか
 個性の強い作品を上映しています。
 広大な駐車場を前提としたシネマコンプレックスの前に、都心の映画館は壊滅状態になり、
 怪獣映画+若大将を見たあの館、「ロミオとジュリエット」のオリビア・ハッシイに
 うっとりしたあの館が次々消えて行く中、ミリオン座の復活は嬉しい限りです。
 そして、間もなく駅前の「毎日ビル映画街」復活ですね。
 
  私の記憶で一番古い「ミリオン座」は幼稚園のとき、父母が私と姉を留守番させて、
 珍しく映画を見に行った思い出です。帰って来た父母に、
 「ねえ、何を見たの?」と聞いたら、
 「昼下がりの情事」と言う答え。
 小学生の姉に「昼下がり」の意味を聞いたら
 「昼の下がった頃よ(これはまあ合っている)」
 「情事」は?って聞いたら、
 「人の名前でしょ(それはジョージだろ(笑))」
 とりあえず凄い邦題ですが、今なら「午後のデート」という様な内容の作品です。
 オードリー・ヘップバーン、奇麗ですねー。それじゃ、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ。
 
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             ヤドカリの貝殻 2006.7/23
 
              「究極の美味」
 
  わたくし、世界の美食をしつくした。とはとても言えませんが、バブルの頃には、
 それなりに贅沢させていただいた事もあります。
 最高の思い出は、滋賀県八日市の「招福楼」でお夕食をいただいた事で、
 一回の食事に出した金額としては、自分史上恐らく最高だったと思います。
 えーっと、今はねえ、「21,000円より33,600円まで」ですって。
 あの頃3万位だったから、今はお値打ちになったのかしらね。
 「招福楼」は元来八日市から一歩もでない事で有名でしたが、今は丸の内に東京店も
 出してます。東京の方って何でも思い通りになさるのね。まるで太田裕美の
 「木綿のハンカチーフ」の歌詞みたいだなあ。
 この夜の興奮ははっきり覚えていますから、余程美味しかったんでしょう。
 中居さんに嫌な顔されながらOuickTake100で全部収めた料理の写真を、間違って
 一括消去してしまった(涙)のもいい想い出。
 でもどんな味だったかは、あまり覚えてない(笑)。
 
  バブルが弾けてからは、もっぱらチープグルメに邁進しておりましたが、
 この歳にして、先日驚くべき珍味に出合ってしましました。
 かねてから、愛読書「美味しんぼ」より知識としては知っておりました。
 時々、お店に寄っては、あまりの高価さに買わずに帰る事もしばしばでした。
 結果的にこれが良かったのです。
 
  じらさずに早く書けって?
 そうですよねえ。もちょっとじらしますね(いけず(笑))。
 お店とは、名古屋に何件もある沖縄物産店の一つです。
 高いと行っても、700円~2000円位なのですが、美味しいかどうか、食べた事もない食品に
 そんなに出費する程私は金持ちじゃないので、ためらったのです。
 それが先日、常備している(何もないとき便利)ランチョンミートを買うため、一軒の
 沖縄物産店に寄ったとおぼしめせ。
 このランチョンミート、有名なのは「SPUM」で、スパムメールの語源とも言われるこの缶詰は
 今は大きなスーパーなどにありますが、大きな缶しかなく値段が高いし、あれ一回開けて、
 全部喰ってしまうとカロリーが大変なので(数日に分けて喰えって?そんな事が出来るわしか)
 小さめの缶の「TURIP」というのがお気に入りです。
 「なぜランチョンミートが沖縄名物?」というのは、今では有名な話ですが、占領中の米軍糧食
 (いわゆるレーション)に起源があるらしいですね。
 沖縄の方はさらりと「ポーク」とおっしゃる。
 沖縄には昔から豚肉を食べる習慣があったにもかかわらず、ポークと言えばこれですね。
 本来と違う意味で定着してしまった訳で。「携帯」みたいなもんでしょか。
 
  今の若い人は違うかも知れませんが、缶詰には独特のわくわく感があります。
 遠足の時、平べったい「鯨の大和煮」を持って行ったりして。
 そういえば、明治屋の「ニューコンビーフ」がいつの間にか「ニューコンミート」に
 変わっていますね。確かに馬肉の入った製品を「ビーフ」と称するのは問題があったのでしょう。
 小学校の給食の時、女の子に
 「これ、馬の肉なんだぜ。」と言って、沢山貰ったのが懐かしいです(嫌な子(笑))。
 しかし適正表示も大切ですが、「コーヒー牛乳」が無くなったのは寂しいですね。
 ここの店は200gの「TURIP」が273円と、とてもリーズナブルなので、時々行っていました。
  
  いいかげんにしろ、って?すみません。いいますいいます。
 それは「豆腐よう」。ようの字は難しい字ですね。ネットで書いてあるとちゃんと読めるので、
 機種依存文字ではない様ですが、ことえりにはないです(食へんに羊の頭書いて下は点四つ)。
 豆腐ようの原料は「島豆腐」。チャンプルーの食材ですね。かなり固い豆腐の様ですが、
 これをサイコロ状に切り、塩をまぶして風干しした後、泡盛と紅麹で発酵させ、なんと6ヶ月
 近く熟成を重ねて、「豆腐よう」が出来上がります。
 中国に古くからある「腐乳」の琉球アレンジと言われますが、初めて食べて驚いたのはその
 濃厚さ。「東洋のチーズ」とは良く言ったもの。麹独特の香りが嫌いでない方なら、誰でも
 その美味しさにはうなるはずです。
 
  今回行ってみたら、なんと一個だけ小さなプリンみたいなプラ容器に入って、200円という
 ものがありました。札には
 「あの!花城つう子さんの豆腐よう」とあり、どうも特別なものの様です。
 2cm角位のサイコロが200円ですから、決して安くはありません。700円位する瓶いりのは
 ここにも有名な「うりずん」のがあり、5個程入ってます。
 割高だけど、200円ならトライしてみてもいいか…。
 
 「これ食べて美味しかったら、次は瓶入りの買いますね。」と店の人に言ったら、
 「とんでもない、これは花城のおばあの手作りですから、こっちの方が美味しいです。」
 といわれました。どうも沖縄食品界のカリスマおばあの様ですね。
 家へ帰って、インターネットで検索しましたが、ヒットしませんでした。
 2回目行って詳しく聞こうとしましたが、違う人(多分非沖縄県人)が店番で、
 「私食べた事ないけど、美味しいですか?」と逆に質問されてしまいました。
 美味しいかって?
 凄いですよ。
 ほんの数グラムの食品に、これほどまでに打ちのめされるとは、思いませんでした。
 一緒に買った「オリオンビール」が、最高に合って・・・。
 「こんな高くて売れるんか」と店でも最初半信半疑だったそうですが、仕入れると
 数日で売り切れるそうです。
 
  どこの店かって?教えたくないなあ。
 だって、いっぺんに10個しか入って来ないんだもん。
 「あの!花城つう子さんの豆腐よう」は。
 でもここまで書いて、あんまり名古屋の方には気の毒かも知れませんねえ。
 では、今回はガイドいたしましょう。
 桜山交差点の100円おにぎり屋「多司」からスタートです。
 ここのおにぎりはでかくて美味しいです。米屋のおにぎりが売り文句。具にはこだわらず、
 「にぎりたてのどれ?」と聞いて買いましょう。
 「あ、包まなくていいからね。」
 おにぎりかじりながら、御器所方面に歩きましょう。
 おにぎり食べながらじゃないと、見つかりませんからね(嘘)。
 この店からもう少し歩くと、世界のビールがある結構な酒屋もありますよ。
 
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               シェフのおすすめ
 
               「まうす」
 
  三木まうすという俳優さんがいたなあ、と思いましたが、1980年に改名して、現在は
 「佐渡 稔」さんなのですね。東京ヴォードビルショーと言う劇団を佐藤B作らと結成し、
 主に喜劇の分野でいい味出してる方ですが、改名したと聞くと、真偽の程はともかく、理由は
 「名前を呼ぶのも憚られる例のあの鼠」のせいかな?と思ってしまいます。
 かなり神経質な程、あの会社はキャラクター防衛をしていますからね。
 幼稚園のプールに描いたら、消せと言われたとか、黒い丸三つ重ねたりしてもダメという
 徹底ぶり。マスコミもあの鼠の本名(本名といったら「ミカエル」かも?)を書いた時の
 リアクションが怖くて、「世界一有名なネズミ様」とか書き換える始末。
 ま、アニメのキャラクターは彼女と出来ちゃった婚したり、未成年と淫行したりしないので
 プロダクションは楽なのでしょうが(笑)。
 そういえば今や、あの会社のボスはジョブス殿ですね。Appleが「マイティ・マウス」を
 発売した時は版権元に話を通したと言いますが、今度はミ、いやあの鼠のマウスを出さないかな。
 
  さてマイティマウスをはじめ、現在の主流は多ボタンの光学式マウス。この手のマウスは、
 慣れるのにちょっと時間がかかり、つい
 「やっぱり、メキシコ製が」とか「マレーシア灰鼠」とか、懐古趣味に浸りそうですが、
 慣れて来ると、光学マウスは手放せない程快適です。
 ご存知かと思いますが、快適な使用のためにはマウスパッドに白地を使う事が肝要で、
 白い紙でも構いませんが、例のインクジェットプリンタ対応の好きな図柄を貼れるマウスパッド、
 あれを、何にも貼らずに使えば丁度いいでしょう。
 とにかく、カーソルがとばないのは快適ですね。多ボタンやホイールもエクセルなどの操作には
 手放せません。
 
  マイティマウスは画期的ですが、用途によっては使いにくい場面もあるとの事。マウスでがんがん
 絵を描いてしまうイラレ使いなどには、ちょっと・・・と言われるらしいですね。
 
 「あれは時々取り出して、接続して、美しい造形と革新的な機能にうっとりするもの。」
 
 そして、今真に実用性でのチャンピオンは、これです。最高ですぜ。
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  精確なレーザートラッキング技術を搭載したこのマウスは、従来の赤色LEDを使用した
  光学マウスでは操作できないような、光沢のある表面などでも快適な操作性を実現します。
  右手の親指と小指に自然にフィットする形状とラバーのようにソフトな感触を持つ表面加工により、
  長時間の連続使用においても疲れにくく快適に操作できます。5年間のメーカー製品保証!
 
 
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