Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 273
                          2007.12/13
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             今週のシトラス
 
 
  我々の世代は、いまや完全なオヤジな外見を持つくせに、心はロック世代と言う
 今まで類をみないジェネレーションでございます。
 カラオケでも、演歌やへたすると軍歌を歌いそうな外見のおっさんが、
 「Highway Star」を熱唱したりします。
 じじい、侮りがたし。
 団塊の皆様は、ロカビリー後期からビートルズエイジですが、40-50代は
 ストーンズとか、パープルなんかに夢中になった世代ですね。
 そして我々50代のロックの神は、やはり「レッドツェッペリン」です。このレッドは
 「赤」ではなく、「鉛」というのは、昔は常識でした。
 私はプログレ系が好きで、クリムゾンとかピンクフロイドを聞いてましたが、
 仲間には熱狂的なツェッペリンファンがいて、高校時代
 「ヤードバーズの歴代ギタリストは、ジェフペック、クラプトン、そしてジミーペイジ
  なんだぜ、すげーよなー。」と言う様な事を、昼休みの会話としておりました。
 
  このたびレッドツェッペリンが19年ぶりに一夜限りの再結成と言う事で、チケット希望の
 申し込みが何万人と殺到し、ペアチケットが1900万円で落札とか、世界の著名な芸能人が
 招待され、大喜びで集まったとか、もの凄い事になっておりました。
 もとより、そんなコンサートに行くなどとは夢にもいだいておりませんが、たった3名の
 日本人招待客の1席に沢尻エリカさんがおられたそうで、少し複雑な気持ちになりました。
 ERIKA名義で音楽活動をしている(かなり上手い)彼女は、かねてからツェッペリンに深く
 傾倒してる事を公言して来たそうですが、彼女が生まれる前に活動を止めた(その後2回だけ
 臨時結成)バンドの大ファンである事は、別に構わないとは思います。
 しかし、世界中の昔からのファンが夢見て果たせなかったこのチケットを手に入れるとは
 エリカ様、おそるべし。と思うと同時に、そっとしておいて欲しかった。
 鼻っ柱の強い女の子が決して嫌いではない元ロック少年達も、
 「ツェッペリンは俺たちのもの。」という気持ちが強いため、
 「ほー、エリカ様はツェッペリンファンか・・・見直したぜ。」とは思えない心境です。
 またツェッペリンが若者に支持されるきっかけにもならないでしょう。
 
  私は例の騒動の時も、比較的批判的な気持ちにはなれず、かえってソニーエリクソンの
 携帯CMがろくに話題にならずに放映されなくなった事の方が残念でした。
 あれ(百変化)は昔で言えば、葛飾北斎の大天狗絵※に匹敵する大パフォーマンスであり、
 本格的演技系女優の誕生を予感したのですが、今回はどうも場違いな感じが拭えません。
 
 ※「北斎漫画」で緒形拳演じる北斎が、お寺の境内で巨大な紙に大筆を揮い、縦横無尽に
  走り回って巨大な達磨を描く。観衆は寺の高い所で見物、というシーンがあった。
  北斎はこういう雄大なパフォーマンスを好んだらしい。沢尻エリカの今回の試みは、
  いろいろなシーンでのヒロインになりきって百態を演じると言う、気の遠くなる程の
  試みで、あんなへんな事件だけで(女優という前に、21歳の女の子があんなコントの
  女ターザンみたいな服装を自分で選ぶだろうか?何かまだ裏があるとしか思えない)、
  消えるのはもったいない。おそらくセリフ無しのパントマイムなのだと思うが、百変化を
  すべて収録したDVDが出て欲しいと願っている。
 
 だからと言って、誰ならそのシートにふさわしいか?はわかりません。
 叶姉妹は絶対嫌だし。吉永小百合様がいても場違いか。
 キョンキョンあたりならいいでしょうかねえ。噂の齢半分彼氏同伴はごめんですが(笑)。
 
 
 
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             ヤドカリの貝殻 2007.12/13
 
             「走る炬燵」
 
  バイク乗りに辛い冬がやって参りました。
 カブで通勤する様になってから、3回目の冬になりますが、今年は週の大半を
 最寄りの地下鉄駅までカブで通うだけですので、まあ寒さは我慢出来ます。思えば
 初年(2005年冬)は防寒・防水のオーバーパンツと靴。上はAVIREXの皮ジャンと母の
 形見のマフラー。
 去年はフルフェイスヘル(メガネライダー御用達、ヤマハのフェイスガードが上がる奴)
 それから、南海部品※で防寒・防水の宇宙服みたいなジャケット。
 今年は駅までの時は皮ジャンに戻ってますし、ヘルもジェット型の風防もないやつです。
 
 ※関西系の大手バイク用品店。名古屋の店は2階のおばあさんが名物で、ウエアの事を
  的確に案内してくれる。去年も処分品の前年モデルの方が固い素材だけどその分、
  防寒性は上と勧めてくれた。ちょっと動きがロボコップ風になるが(笑)。
  ジャケットを買いに来たといったら、
  「いい皮ジャンきてるじゃないの。」といわれた。私が
  「でも皮って、実は」と言ったら、私と同時に
  「寒いんだよねー。」と声が合った。
  あの人、昔はバリバリのライダーだったのだろうか???
 
  ただ、足は寒くなって来ましたねえ。まあズボンの下にタイツ(ももひきとも言う(笑))
 は当然はいてますが、駅までの10分程でも、もう痛い位です。
 昔足助から稲武、明智とバイクでツーリングした時(DT125でした)、途中で寒さの為に
 足がつり、チェンジやブレーキが踏めずに、大変恐ろしい思いをした事がありましたが
 (スピード検問にも捕まり、こちらも痛かった(汗))、防寒は二輪車には重大な問題です。
 
  先日休みの日に銀行に行く必要があり、近くに支店がないので、上前津まで出かけました。
 上前津というのは、名古屋の電気街「大須」の最寄り駅です。
 家からはバイクで30分程掛かりますが、その日の朝は薄日が射しており、まあいい天気で
 あろうかと。めんどくさいオーバーパンツは、佩かずに出発。
 ところが、八事の坂を登り、250円弁当を購入(前回ご紹介の牡蠣フライ)。お昼時に
 鶴舞公園を通過予定なので、公園のどこかで食べるべい。との企画でしたが、
 どんどん曇って来て、気温はどぜう下がり(鰻上りの自作反語)。
 公園に着いた時には、寒くて飯喰いたい気分ではありません。
 それでもまあ喰っとくか・・・と、公園の入り口にあったベンチに腰掛け、
 250円弁当をぼそぼそ食べ始めました。
 そこにはブランコもあり、何組かの母子連れが遊びに来ていました。
 ジャンパー来て、弁当を食べている初老男はかなり怪しいはず。
 なんとなく、遠巻きにされておりましたが、小さな可愛い女の子が、
 「ママ~、ブランコ乗るぅ~。」と駆け寄って来るではありませんか。
 ボストンレッドソックスの岡島投手の奥様似のお母さんは、下の子をだっこしたまま
 娘を追いかけ、下の子をブランコに座らせ、立ち漕ぎしてる上の子のブランコを押してやり。
 その姿の美しいこと(お囃子はいる)。
 あたかもボティチェリの「小椅子の聖母」を見る思いでございました。
 近隣の億ションで、セレブ業(どんな職業(笑))の夫の帰りを待つ若妻でありましょう。
 お子様もお品がよくて。ご立派で、お優しくて(元ネタは日本一セレブ家)。
 ああ、場違いな場所にきちゃったヨと、どんどん冷や汗が出てくるのでありました。
 冷や汗は出るし、鼻水は出るし、牡蠣フライは美味しいし・・・。
 
  なんとか早くこの場を立ち去らねばと、慌てて弁当を食べ、足早に公園を去ろうとした
 その瞬間。
 「ビキッ!」といつもの奴が来てしまいました。足がつったのです。
 長いつきあいですので、その場でストレッチをして事無きを得ましたが、これ以上足を
 寒風にさらすのはためらわれました。と、その時・・・私の灰色の脳細胞の一隅に
 バイクの掲示版で以前防寒具として話題にされていた膝掛けが、閃いたのでした。
 ホンダの純正で、魚屋さんの前掛みたいに腰に巻き付け、カブに座ると足を覆う奴。
 私、生涯二度しかスカートは佩いた事はありませんが(幼児の時、叔母に騙されて女装で
 写真取られたのと、高校の文化祭で白雪姫(汗))ロングスカートは暖かいそうですな。
 ま、そういったシロモノでございます。
 鶴舞には「南海部品」があるので、もうそこで買おうと思いました。幸いジャケット程
 高いものではない事はリサーチ済みでした。
 南海部品に着いて、入り口にいたおじさん(社長?店長?)に
 「バイク用の膝掛けありますか?」と聞いたら、
 「膝掛け?あーカブ用のやつね。あったと思うけど。」と店内に招いてくれました。
 「おばーさん。おばーさん。」と前述の女性を呼びましたが、別の誰かに、
 「まだ来てないよー。」と言われて、自分で奥に行き、
 「あった、あった。」と取り出してくれたのが、ほこりをかぶったビニール袋。
 なんだかWEBで見たのと違うみたいです。どうも体ではなく、バイクに取り付ける
 タイプで、付けてみて良かったら買うと言う事で、その場で付けてみました。
 ハンドルの下のところで、2本のベルトで留め、泥よけに左右2個づつのネジで挟んで
 留めます。反対側は大きな鉄のカチューシャ(最近若い男がしているのは、なんとか
 取り締まってくれ。きもい。あれは女の子アイテムの最たるもので、
 「サイボーグ009」の003とか、「猿飛えっちゃん」とかが似合うのだ)みたいので
 腹に留める訳です。乗る時にはこのビニール製の膝掛けの中に、足をねじ込む様に
 入れますので、まるで、炬燵の様です。電気は入ってませんが。
 3000円でした。買いました(やっぱし(笑))。
 
  結構快適です。暖かくはありませんが、危ない程足が冷えると言う事はありません。
 掲示板にこの事を書いたら、ヨーロッパの大型スクーター※は大抵冬場こういうのを
 付けているそうです。案外オサレなものかも???
 
 ※大型スクーターは、20年程前ホンダが「フュージョン」という250ccのスクーターを
  発売したのが始まりだが、しばらくは追従車種がなかった。ここ10年程で、急激に
  増えた原因としては、400ccまでの中型免許(現在は普通二輪)で乗れる、
  「もっともでかい=立派に見える」バイクだから。だと思う。大型や、400ccバイク
  で悠々と走る人は、中々見ていて羨ましいが、所詮車検のない250ccスクーターの
  気安さで、渋滞の車の間を強引にすり抜けようとするのは見苦しい。幅広なので
  我々原付属のように取り回しが利かないのだから、やめておけといいたい。
  スクーターは音も無く速い(「アキラ」の金田号のように)のが身上だと思うが、
  マフラー改造で、「ドッドッドッ」と低音を響かせて走っているのは、ちょっと
  違う気がする。エンジン音を楽しむなら正統派に乗れば?と思ってしまう。
  カーステレオを取り付けて、大きな音で音楽を流しながら走る輩もいるが、
  こういうDQNなお方には、なるべく近づかない様にしている。
  ヨーロッパでは400~500クラスの大型が高速道路をかっ飛んでおり、快適に速く
  走りたい。という二輪インターシティトランスポーターという趣き。
  1200ccなんていう化け物もいるとか。
 
  この間仕事の帰りに、横に並んだカブおじさんに話しかけられました。
 「吹上あたりで見かけて、追いかけて来たんだけど、それってどこで買ったの?」
 南海部品は知ってたみたいで、今度行ってみると言ってました。
 「俺が子供の頃、大人の人はみんなこれ付けてカブ走らせとった。懐かしいなあ。」
 オサレどころか昭和アイテムなんですね。まあ袋の古さから想像はつきましたが。
 私より年配(60代?)と思われるおじさんの子供の頃。本田宗一郎の傑作、
 スーパーカブ号が世に出始めた頃、すでにこのアイテムはあったのです。
 ドライバーを寒さから護る防寒ウェアが、まだろくになかったころ、これは
 ハンドルカバーと並んで、カブ乗りの冬の必須アイテムだったのでしょう。
 そういえば、ダイハツミゼット号の幌と雰囲気に共通性が感じられます。
 
 
 
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             シェフのおすすめ
 
             「終の住処」
 
  とうとうOSXも10.5。大型ネコ族の名前を冠したシリーズが続きましたが、そろそろ
 ネタ切れではないかと、かげながら心配しております。思えば
 2000年秋にパブリック・ベータ版 の「Siam(シャム猫でしょうか?)」が登場した後は、
 一貫して猛獣系のネコ族の名がついています。10.0が「Cheetah(水前寺清子(笑))」、
 10.1が「Puma(アメリカライオン)」、10.2が「Jaguar(南米の大型彪)」、
 10.3が「Panther(黒豹)」、10.4が「Tiger(虎)」、10.5が「Leopard(彪)」と来て、
 私、予言いたしますが、次かその次には間違いなくライオンが待っていると思います。
 そしてコードネームは「Lion」ではなく、
 「Simba(マサイ語)」だと思いますね。予言、あたったら何か下さい(笑)。とりあえず、
 10.9まではネコ科でいくと思いますので、あと4頭捜すのに、Appleも大変でしょうねえ。
 格から言って、虎とライオンは2回使って良いんじゃないかと思われますので、後一回
 「白虎」が出て来ると思います。多分中国語かインドのどこかの言語読みでしょう。
 サーベルタイガーも出て来ると面白いですが、
 「Wildcat(山猫)」が妥当なところでしょうね。あがりは、もう一度ライオンで、もちろん
 「ASLAN(トルコ語で偉大なライオン。大文字だと当然ナルニアの主ですよね)」じゃないかと
 推測します。
 
  レパード、いいなあと思います。まだ家には来てくれません。檻がないので(涙)。
 今のところ、PowerBookG4(500MHz)とG4Cube(450MHz)でTiger、SonnetのG3-233MHzカードを
 挿したPowerMac7300でJaguarを使っています。先日お亡くなりになったiMac(ボンダイ)
 では、Pantherを使っていました。G3 Macには10.3が一番良いみたいですが、Sonnetの
 カードは専用インストールソフトを使っても10.2までしか使えません。
 それぞれに適したOSXがありますが、実は現在現役バリバリで働いている、867MHz未満の
 G4 Macには、最後の友=ベターハーフとしてのTigerがあります。言い換えれば、
 「虎の終の住処」としてのG4Macの、未だ働ける場があるはずです。
 このころのMacには当然最初からTigerがOSとして用意されているはずも無く、実はまだ
 もっと前のOSXや、OS9が起動しているかも知れません。
 新しいIntel Macを購入した事で、今まで使って来たG4機をサーバーに。とか、子供に。
 とか思われたとき、その時Tigerは販売されていません。
 シトラスでも、これが最後の入荷となります。
 
  例えば、初期のMacintosh 128kなどを起動して、そのクールな画面を楽しむという方は
 世界中におられると思います。Ciとかクアドラ700あたりまでは、そういったクラシックな
 車を楽しむ様な趣味の方が居られると思いますが、例えばPowerMac初号機とか、PowerBook
 2400位になると微妙です。車で言うと60年代の日本車が好き、とかいう趣味でしょう。
 ところが、G3とかG4のMacとなると、「思い出の名機」ではなく、ネット用に使う分には、
 充分まだ実用になってしまいます。車なら、バブル期に生産された車はお金が掛かっていて
 高性能で壊れないので、まだ乗っている人の様なものです(アタシだヨ(笑))。
 テキスト入力でも、Macは使いやすい文房具です。職場のPCがようやくWindows HPに
 なりましたが、マウスで文節をドラッグする時の、あのWindows特有の不確かさ(一回で
 きちっと選択出来ない)は直っていませんね。
 実用になる端末として、G3は流石にそろそろ力不足な感がありますが、G4機はへたすると、
 あと5年位は全然問題なく使えそうな勢いです。
 
  「最後の虎」。押さえておかれてはいかがでしょうか?  
 
 ★Mac OS X (v.10.4) Tiger               ¥14,700(税込)
  最終入荷品です。
  Leopardは入れられないけどもう少し新しいOSにしたい人へ。
  ※最新機種のダウングレードには使えません。ご注意ください。
 
 
 
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       パソコンレスキュー はじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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