Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 285
                          2008.3/23
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             今週のシトラス

  世界フィギュア女子は、日、伊、韓がメダルでした。安藤・浅田両方が調子のいい事は少ないので、
 中野も入れて3人がメダル独占という事は最初から考えませんでしたが、安藤選手は負傷で途中棄権。
 なんかフリー演技前に無理そうと言われ、本番やっぱり駄目と言うのは、何かこの間の高橋尚子選手を
 思い出してしまいました。安藤選手はまだやれると思いますが、豪速球投手が技巧派に転向する様に、
 「四回転かっとび娘」の過去は捨てて、荒川静香選手の様な完成度の高さを目指して欲しいと思います。
 安藤選手も肩に爆弾を抱えている様ですが、キム・ヨナ選手の腰はかなり深刻の様です。韓国はまだ
 かつての日本のような、
 「国の威信をかけて、猛特訓につぐ猛特訓で金メダルをとり、競技生命縮めて引退。」みたいな
 選手育成が続いているのかな?と思いますね。
 日本では有名な千葉すず選手と水連の確執以来(国際スポーツ裁判所に提訴でしたっけ)、
 プロとしてスポンサーを見つけ、自分で課題を定めて有能な外国人コーチを招聘して戦う選手が
 増えて来ており、結果メダルの数はむしろ増えている気がしますが、キム・ヨナ選手を見ると、
 ベルリンオリンピックで腰にタイヤのチューブを巻き付けて、腰痛と闘いながら金メダルをとった
 男子バレーのアタッカー、横田選手を思い出します(古っるー(笑))。

  それにしてもなんで中野選手のフリーの点は、あんなに低かったのでしょうか?素人には判らない
 技術面や、完成度に問題があったのかも知れませんが、少なくとも、
 「惜しい!1位には届かなかったか。」位の出来だったと思います。
 前走者の浅田選手が、最近呪縛の様になっている、
 「トリプルアクスル(3回転半)失敗」しかもいつもの
 「すっぽ抜けで1回転になっちゃったぁ。」ではなく、飛ぶ前に尻餅→壁に激突と言う、まるで
 私が初めてボーリングをした時の様な失敗(ボールが後ろに飛びました(笑))をした後、
 中野はいきなり完璧にトリプルアクスルを決め、その後もノーミスで(素人目には)こなして、
 最後には荒川のイナバウワーに匹敵する、伝家の宝刀ドーナツスピンで締めくくったのに。
 体操系やフィギュアはある程度の
 「貫禄点(名のある選手に採点が甘くなる)」があると言われますが、今回の熱狂的な観客の
 スタンディングオベーションが、これからのビッグネームを約束したかと思います。本人も
 「今回はこれでOKと先生(コーチ)とも話しています。」と答えていましたので、そのへんの
 思惑はあったんじゃないかと思います。今回の筋書きでは、彼女は
 「空気の読めない奴」になっちゃた感がありますが、これからは堂々と主役の張れる
 「江南のドーナツ娘」で行けると思います。村主章枝の言う、
 「記録より記憶に残るスケート演技」が出来たのですから。


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             ヤドカリの貝殻 2008.3/16

             「期待の新人」

  ラノベってご存知ですか?
 ライトノベルの略なんですが、要は昔で言う少年少女小説とかジュブナイルと言われる分野です。
 漫画の単行本を読む様に簡単に読める文庫本ですが、昔のこの分野の作者は芥川賞とか直木賞とか
 そういうのを目指す物書きの第一段階としてこういう小説も書いて
 「糊口を凌ぐ」みたいな感じがありましたが、SF小説とか、ファンタジーとか、推理小説とか、
 そういうジャンルで、従来より若い読者を引きつけるためには、こういう形態の小説を書いて
 行く事は、それなりに評価される様になりつつあります。かつては
 「大衆小説」というジャンルがあり(「オール読物」とか?)、直木賞はむしろそういう
 ジャンルの小説に与えられる賞だと認識しておりますが、今若い世代に人気のあるラノベという
 小説群は、まだ文学界では高い評価はありません(他に携帯小説というのもあるらしいが、単に
 表現媒体の違いともいえましょう。こちらは読んだ事がないのでわかりません)。

  この分野の小説は私の若い事からあり、集英社「コバルト文庫」などがその例で、
 氷室冴子※の平安時代もの作品は非常にレベルが高かったのですが、他は
 「子供だまし」感が強いものでした。

 ※1980-90年代のコバルト本の看板作家。「ざ・ちぇんじ」は「とりかえばや物語」を下敷きに
  した名作で、さらに大人気シリーズ「なんて素敵にジャパネスク」の連作に発展した。
  はちゃめちゃなストーリーでいて、かなり緻密な時代考証を重ねた作品で、もっと時代小説を
  書いて欲しいと願うが、ここ10年程作家活動が止まっている。
  スタジオジブリの名作「海が聞こえる」の原作者でもある。

 ライトノベルの特色は、表紙と扉絵、挿絵に漫画系の作家を用いる事で、小説発売後、漫画の
 原作となったり、アニメになったりする事が前提です。
 最近は書店の一角に必ずある、聞いた事のない文庫(H系じゃないので(笑))がこれです。
 まあお子ちゃまの読む本と思っておりましたが、前述の氷室冴子の様に侮れない作者もおり、
 荒唐無稽SFが大好きな私としては、
 「無責任艦長タイラー」※も、結構好きでした。

 ※1989年に富士見ファンタジア文庫から刊行された吉岡平の「宇宙一の無責任男」シリーズの
  第一巻。主人公ジャスティ・ウエキ・タイラーは適当にやっているうちに、地球を救ったり、
  宇宙の平和を守ったり、美女を妻にしたりしてしまう幸せ者で、もちろんタイラーの名は
  植木等の主演映画「無責任シリーズ」の主人公「平均(たいらひとし)」から来ている。
  アニメにもなり、人気を博した。

  しばらく遠ざかって(そりゃ池波とか、京極とか、夢枕とか、宮部とか、浅田の方がいい。
 バックヤードの知識が違いますからね)おりましたが、話題になった谷川流の
 「凉宮ハルヒ※」シリーズはいいと思いました。設定やキャラ立てが上手く、文章が巧みで、
 アニメの原作としても、単に小説としても優れた作品だと思います。かつてはハルヒが好きと
 言うと、オタクの烙印を押されたものですが(押されたっていいけど。オタクだし(笑))、
 某大学先生が「イイ!」と言ってくれたため、ジブリアニメ程度の市民権を得つつあります。

 ※角川スニーカー文庫の看板シリーズ。内容は何度もご紹介したが、作者の谷川流が続きを
  一年以上発表できないでいるほど、圧倒的な支持を得ている。話が佳境に入っており、
  複雑なパラレルワールドの様相を呈し始めたため、ファンの期待に応えるためには、
  作者も滅多に解決できない状況になっているのだろう。心行くまで時間をかけて、
  いい作品にしてほしい。待ってます。

  さてここからが本題ですが(前置きの長い事~(笑))、最近ライトノベルの中に、
 ちょっと気になる作品がありました。
 「第12回電撃小説大賞(2005)」の銀賞を得た、支倉凍砂の
 「狼と香辛料」です。昨年の終わりからアニメになって放送され、ヒロインの可憐さ故に
 オタク系の方々に「萌え」系の高い評価を得ていますが、そういうライトノベルに不可欠な
 要素以外にも、
 「中世ヨーロッパ的仮想世界を舞台にしたファンタジー小説であるにもかかわらず、
  魔法や竜がでてこない。」という異色さが評判になった小説です。
 異形な存在としては、主人公の若い旅の商人の相方として登場するホロというヒロインの
 少女が、実は神と呼ばれる齢を重ねた狼の化身(耳と尻尾はある)であり、巨大な狼に
 変身できるという力を持っていることだけで、後は商人の経済活動と、彼らが巻き込まれる
 陰謀の解決、といったパターンの小説で、ホロは何故か郭言葉のような
 「わっちは~りんす」と言う様な言葉遣いで、この辺は「うる星やつら」のラム的な
 設定です。ただしラムは
 「デレツン(いつも好きだっちゃ!だが、怒ると電撃)」なのに対し、ホロは流行の
 「ツンデレ」です。
 何百歳の歳経た雌狼と言えば、どうしても
 「もののけ姫」のモロを連想し、実体は美輪先生?と思ってしまいますが、ホロは決して
 老婆の姿はとらず(美輪先生すみません(笑))、主人公の恋愛対象です。
 基本的には八百比丘尼※の様な不老不死の存在らしく、友や恋人が年老いて死んで行く
 寂しさを背負っている存在のようです。

 ※なにかと話題の福井県小浜の、人魚の肉を喰らった女が八百年生きた(その後死んだ
  とも行方不明とも言われる)という伝説。夢枕獏の「陰陽師」にも登場し、安倍清明に
  孤独を訴える。またこの伝説を下敷きにした高橋留美子の「人魚の森」連作は、
  しんそこ怖い。

  ヨーロッパ中世小説と言えば、塩野七生※という巨人がいますが、「狼と香辛料」の
 ずるいところは、仮想ヨーロッパ風世界を舞台にしている事です。仮想世界は、世界観を
 確立するのは大変ですが、その後は膨大な時代考証をしなくていい、というメリットが
 あります。例えば作者は当時の貨幣経済、商業の慣習について実に生き生きと
 (「よく調べたな」と思える程度)描いていますが、基本になる政治学、つまり
 ■国王と貴族、教会と国王、それぞれと大商人の力関係。
 ■キリスト教と思われる宗教の教派間の力関係はどうなのか?
 についての記述がやや曖昧(高校教科書的)です。まだ2巻までしか読んでないので、
 これから詳しくなるかも知れませんが。
 主人公二人がジャガイモを食べる場面があるので新大陸到着以降の設定のようです。
 そうなると、こんなに牧歌的な中世経済(為替制度がまだ一般的でない)ではない様に
 思うのですが、そこが仮想世界というものでしょう。

 ※イタリア在住の女性作家で、細密な歴史研究に基づくドキュメンタリーなのに、人物を
  描ききった立派な歴史小説と言う独自のジャンルを確立した。ヴェネツィアを舞台に
  した「海の都の物語」や、フィレンツィエを舞台にしたメディチ家の一族を主人公と
  する作品群。そしてコンスタンチノープル陥落など、第一級の文学作品が多い。

  「狼と香辛料」の作者は受賞当時京都の大学院(京大?)で物理学を学ぶ学生であった
 ようで、歴史学が本業でないため、考証に煩わされないで小説が書ける仮想世界を舞台に
 選んだと思いますが、やはり日本の創作イタ飯屋が本家のレシピを完全には無視出来ない
 様に、「それらしさ」をもっと勉強して纏って欲しいと思います。
 なんか「バタ臭く」ないんだよね。
 映画化されて宣伝がもの凄い「ライラの冒険」は、仮想世界に舞台を置いた事が、あまり
 成功しているとは言えない原作でした。もう検証から逃げたいだけという感じ。
 同じ仮想世界を描くなら、「ストラヴァガンザ」シリーズ※の方が検証が緻密です。

 ※メアリ・ホフマンの作品。不思議な魔法の力で、現実のとは少しだけ違うイタリアに
  タイムスリップする話。魔法が当たり前という設定なだけで、現実のルネサンス期の
  イタリアと都市名以外は変わらないため、時代考証はかなり正確。

  第一巻の主題の「銀貨の銀含有量」についても、例えば佐藤雅美※の小説を読めば、
 貨幣改鋳と言うものが、もう少し複雑な背景を持つ事がわかるはずだと思います。
 この辺はこの後、巻を読み進めると、もう少し学習の成果がでるかも知れませんが、
 電撃文庫と言う、ラノベ界では異例に面倒見のいい(一旦認めた作家の次回作が駄目でも
 数作は出してくれると言います)会社が2006年から2年で7巻まで出させてくれると
 いうことは、作家に取っては生活の安定を約束し、嬉しい事なのだろうけれど、
 「勉強する暇ないんじゃないの?」と思ってしまいます。

 ※佐藤雅美は「経済時代小説」という異色な分野を開拓した第一人者で、単なる捕物帳を
  書いてもその時代背景や庶民や武士の様子に関わる描写の細密さには驚嘆する。
  池波正太郎のような「戦前の東京を知る作家」が居なくなった現在、惜しくも亡くなった
  杉浦日向子さんの後、時代考証はこの人に学ぶほか無い気がする。
  「大君の通貨」は、金本位制で言えば現在のアラブ首長国連邦並の大金持ち国であった
  日本(庶民が普通に金貨を通貨として使っていた)が、なぜ貧乏国として明治時代の
  スタートを切らなくてはならなかったか?という、ある意味
  「なぜ日本はあんな無謀な戦争をしたのか?」にも繋がる、教科書では
  「金銀比価の欧米との違いにより、多くの金が流出した」としか教えない、本当の歴史
  (かけひき)を初めて絵解きしてくれた。
  私は眼からウロコが、「ワンデーコンタクト1箱」分ぐらい落ちた。

 とはいえ、こういう才能が出て来たのは大いに評価したいものです。面白いのです。
 確かな知識に裏打ちされた、仮想歴史ものというのもありだな、と思ったのは、
 酒見賢一の「後宮小説」※を読んで以来です。

 ※第一回日本ファンタジーノベル大賞作(1989)。「素乾」という架空の中国王朝の後宮に
  田舎娘がやって来ると言う、「ポジティブな千と千尋」みたいな物語は最高に面白く
  中国史・思想史における尋常でない博識を下敷きにした傑作だった。その後酒見賢一は、
  本当の中国史の人物に題材をとったファンタジーを書き続けているが、後宮小説の様な
  架空世界の小説も、また書いて欲しいものである。

  最後に作品には関係ないのだけど、ちょっと興味深い事が「狼と香辛料」にはあります。
 昨年終わり頃からはじまったアニメが、3月で一旦終了します(原作2巻分)。
 原作に忠実ないいアニメ化ですが、ただ一点、ホロが変身した巨大狼の顔がどう見ても
 狐にしか見えないのが困ります。東山動植物園に狼の友人(片想い(汗))のいる
 私にとっては、納得いきません。しかし興味深いのは、そこじゃありません。

 実は、このアニメの第7話が放映されませんでした(いきなり6話の次8話)。

 放映時間が真夜中と言うのが、最近のアニメ作品の特徴で、数%から、先日ご紹介した
 「墓場鬼太郎」などは10%を越える視聴率を出したりしますが、いずれも特に視聴率には
 一喜一憂しないのが、他の時間帯と違っています。
 実は深夜のアニメ放送は、終了後発売されるDVDの売り上げでなりたっています。
 熱狂的なファンが付けば、5万円の初回特典付きDVDボックスが何千セットと言う単位で
 売れます。実際にご覧になるとわかりますが、途中のCMはパチンコ屋さんを除けば、
 アニメDVDや関連ゲームの広告です。
 たぶん第7話が放映されなかった原因はこうだと思われます。DVDを売りたい側にとって、
 「矢沢のブルーレイ」は市販のDVDソフトより画質が良くなってしまうため、困るのです。
 「ニコニコ動画」や「YouTube」等への違法アップロードも困りますが、
 こちらは、画質に制限があるため(普通DVDの1/4程の画面面積)、むしろDVD購入の
 いい宣伝になるという考えもあり(ハルヒやらきすた※はこのようなサイトがなければ、
 これほどの市民権を得てないと思います)、DVD発売前は規制(削除依頼)されない事が
 ありますが地デジ→ブルーレイはDVD販売の強敵になります。
 違う理由(作者が駄目を押した。内容に局が自主規制)なども考えられますが、原作で
 見ると、7話は2巻の冒頭で、2人が馬車に乗って喋っているシーンが中心ですので、
 これはやはり、録画してDVD(またはブルーレイ)ソフトを買ってくれない人への、
 対策ではないかと思います。

 ※正式には「らき☆すた」。"Lucky Star"が語源。三頭身の女子高校生達の日常を描く
  美水かがみの4コマ漫画。角川のゲーム誌に連載され評判になったが、その後アニメ
  化されることによって人気に火がついた。作風は例えて言えば、「PeanutsBooks」の
  チャーリー・ブラウン達のような「ぬるさ」が特徴。「ニコニコ動画」ではアニメの
  一部を題材にした二次製作作品が莫大な数となり、著作権法違反であると言われるが、
  同時にDVDやゲームソフトの宣伝費に換算すると、いくらになるか判らないほどの
  効果があった事になり、制作サイドに大きなジレンマを残した。
  最近掲示版に「らきすた」のヒロインたちがもし現実にいるとすれば、どんな顔かを
  警察の似顔絵的に素描した作品が掲載され、そのあまりの可愛くなさに皆絶句状態
  だったが、誰も反論出来なかった(笑)。

  いったい何故こんな昔の月刊マンガ雑誌のような小細工(連載漫画がいきなり途中で
 別冊付録にいってしまい大変面倒だった。読者のメリットは何もないので、大人の事情が
 あったのでしょう)をしなくては行けないのか?まあ一つの雛形(あき子)としてやって
 みたのだと思います。
 私は7話の出来が気になってDVDを買ったりはしないので(たぶんレンタルはするかも
 知れませんが、しばらくは7話が入る第3巻は貸し出し中が続くでしょう)、思うつぼ
 にははまりませんが、7話の内容を予想したくて本の2巻目を買った(残念ながら
 BookOffにはないのですよ)ので、やっぱり商魂に負けてるのだと思います。


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             シェフのおすすめ

              「iある世界」

  「ふーん。podは莢か。豆とかの奴ね。MacでCDの音源をmp4で取り込んで、Firewireで送るのね。」
 「どうなんだろ。普通のmp4プレイヤーとどう違うのかね?」
 「そりゃハードディスクだから沢山入るわけだよ。」
 「手持ちのCD全部放り込める訳か。でもそんなに音楽を持ち歩きたい人、いるかね?」

 という会話がシトラスでされていたのが、2001年10月。その後渡米したS氏が実際に買って来たものが、
 私たちが見た初めてです。
 それまでは確か、発表されたスペック通りの寸法・重量で紙箱をつくり、店頭においていました。
 登場当時は4万以上しましたが、直に価格も下がり、それ以上に容量がどんどん大きくなっていきました。
 圧縮フォーマットもAACになり(この時はCDの音と聞き比べて「iPodで聞く分には変わりないねえ」
 なんてやっていました。ノラ・ジョーンズの「Don't Know Why」でした)、USBでも接続出来る様になり、
 Windowsでも使える様になりました。私はそのころMDプレイヤーが壊れたため、小さなmp4プレイヤーを
 買い、通勤に使っていました。
 最初にiPodを買った経緯はこのメールマガジンでもご案内しましたが、ある年の正月に大須をぶらぶら
 しておりましたら、ある量販店の中古コーナーで第2世代を発見し、へそくりをはたいて購入したという
 訳です。Windows用で、当時はまだiPodがWindowsユーザーの間でブレークしておらず、Windows用の
 iTunesもちょっと使いにくい面があったりして、
 「Windowsユーザーは、デジタルウォークマンだよな。」という時期でした。
 私は、Mac版とWin版の違いはソフトウェア(iTunes)だけである事を知っていましたので、ためらいも
 なくゲットしましたが、いい買い物でした(自慢モード)。
 とりあえず手持ちの音源を殆ど入れて持ち歩けるのは、本当にいいものだとわかりました。
 この買い物の事をこのメールマガジンに書きましたところ、お店の方からメールをいただいた事を覚えて
 おります。
 この第2世代は、随分長い事私のために働いてくれました。この前のメールマガジンに書いた、耳鳴りの
 原因になったのもこいつですが、これは彼のせいではありません。皆様もヴォリュームの上げ過ぎには
 くれぐれもご注意下さい。

  今や電車の中でもiPodを見ない日はありません。耳に付けているヘッドフォンが、例え白くなくても
 手元で操作しているのは、まず間違いなくiPodです。
 私の今の愛機は、iPod Shuffle(2nd)。子供のiPod(4th)が壊れた(落としたらしい)ので、私の第2世代
 iPodを貸し出してます。シトラスで1回バッテリーを交換したので、まだ元気らしい。丈夫だなあ。
 それで自分使いのiPodが欲しくなって、当時6000円だったAppleの初期不良再生品を購入しました。
 ご存知の様に、その後5000円に値下がりし涙目でしたが(涙)、今となっては良かったと思います。
 BoseのQuietComfort2を頭にセットすると、流石にかさばるiPodは要らないか、と思います。
  毎回ご案内しておりますが、次に買うなら、今携帯で見ている動画を全部放り込めるClassicの、
 まあ少ない方でいいですから欲しいなあと思います。
 来週までは、毎朝BS2で見てからすっ飛んでいく生活ですが、4月からはどうなるのかわからず、
 今せっせと録画した「ちりとてちん」を携帯で再生出来るよう変換中です。
 当分車内で上方落語ワールドにどっぷり浸かりながら、通勤するつもりです。

  それにしても、私には「全部入り」願望があるなあ。
 秋葉の「じゃんがら※」の全部入りも好きだし(笑)。随分東京行ってません。
 もう一回やらないかなあ、Macworld EXPO Tokyo。

 ※今でこそ日本サブカルチャーの発信地、秋葉原には美味しい店が沢山あるらしいが、電気街であった
  秋葉原に買い出しに行くと、このラーメン屋に並ぶのがデフォルトだった。博多系の豚骨だったと
  思うが、トッピングのチャーシューや煮卵、明太子等を選んで価格が色々決まる(並んでいる間に
  注文を取る)が、全部載せるのが「全部入り」。当時で千円を超えたと思うが、つい頼んでしまう。

 ★iPod交換電池、交換作業
  iPodの内蔵リチウム電池は、充放電を重ねるにつれて劣化し、最初の再生可能時間を維持できなく
  なります。電池交換して再生時間を取り戻しましょう!

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       パソコンレスキュー はじめました

  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。

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