Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
 ====================================================
  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 286
                          2008.3/30
 ====================================================   
 
             今週のシトラス
 
  昨晩、「ちりとてちん」終了記念に、メグリアで串に刺した
 「焼き鯖(480円)」を買いました。レンジであっためて食べましたが。激ウマ。
 ドラマのより小振りで、日本海産でなくノルウェイ産でしたが、太い串で刺して
 外と中から熱が伝わるこの料理法は新しい味覚でした。一度お試しを。
 
  ガソリンの税金、どうなるんでしょうねえ。4月から25円さがるんでしょうか?
 車の燃料計が半分になっていますが、とりあえず給油してない我が車です(笑)。
 私は特定財源に今まで通りの税率でいいと思います。ただし目的は道路建設では
 なく、限りある化石燃料を使い、地球温暖化を促進する自動車を使う者の、
 せめてもの償いとして、全てをCO2削減に使用すべきと思います。
 
  こう言うのはどうでしょうか?
 全ての主要幹線道路の分離帯の上にT時型の足を立てる。上には普通道路の2車線分の
 幅をとった片側1車線の往復道路を載せる。
 この道路は足の高さを変えて一定地域の中では勾配差を無くし、完全に平坦にする
 (その街の一番標高が高い場所に合わせる)。
 道路の上にはビニールハウスのような透明な覆いをつけ、雨風が入らないようにする。
 100mおき位にエレベーターを設け、自転車ごと道路に上がる事が出来る様にする。
 エレベーターのお金はかかると思いますが、工事費は安いと思いますよ。
 自転車に乗れない方の為に、東南アジアに多い、
 「リキシャ(後ろに座席のある3輪自転車タクシー。名前は日本の人力車から)」を
 走らせてもいいでしょう。
 
 ———————————————————————————————————
 
             ヤドカリの貝殻 2008.3/30
 
             「ムカチョー?」
 
  「無化調」って言葉、ご存知ですか?5年ほど前から主にラーメン評論界(本当にある)
 で使われだし、次第に他の料理界にも波及した言葉ですが、要は
 「化学調味料を使わない。」と言う事です。
 化学調味料はご存知「味の素」から始まっています。
 1908年、東京帝国大学教授の池田菊苗教授が昆布の旨味の成分がグルタミン酸ナトリウム
 である事を発見し、鈴木三郎助が商品化に成功しました。
 こうして「味の素」が誕生しました。以後の国内での普及はご存知のとおりです。
 また、アジア地域では発売当初の商品名「味精」として普及しました。
 特に中華料理では欠かせない調味料となりましたが、使いすぎた料理を食べた人が、
 手足にしびれを覚えると言う、
 「チャイナシンドローム」という症状が話題になりました。しかし現在は化学調味料なしの
 食生活は、全部自作(味噌・醤油から)か、美食倶楽部※に行くかしなければ無理です。
 
 ※「美味しんぼ」の海原雄山が主宰する料亭。金に糸目を付けない厳選した食材と、自由な
  発想で食通の憧れに。モデルは北大路魯山人の「星岡茶寮」と言われる。
  ちなみに北大路魯山人は徳川家康、八代目坂東三津五郎と共に、
  「三大食べ物のせいで死んだ有名人。」である(今決めた(笑))。
  連載はまだ続いているが、雄山は可愛い孫と嫁のせいですっかり丸くなり、士郎と和解
  したい気ありありだが、士郎は拒否し続け、情けないファザコンの醜態を晒している。
 
 我が家では「味の素」は使いませんが、化学調味料を含んだダシ粉末系(鶏ガラ顆粒、
 こぶだし、かつおだし、いりこだし、粉末コンソメ、粉末炒飯の素、味塩コショウ)は毎日
 使い、味塩も常備です(ゆで卵はやっぱり味塩)。昔は小料理屋で白菜のおしんこに味の素を
 雪の様にかけるのはデフォでしたし、子供の成長にいいと、ご飯に味の素を振りかけて
 喰わせる(俺だよ(笑)副作用で肥満児に?)なんて荒技も。
 昔朝日新聞連載の「ニューギニア高地人(本田勝一)」をリアルに読んでいた私は、
 かつて人食いの風習のあった彼の地の古老に味の素をなめさせたところ、ニッコリ笑って、
 「これは人間の味」と言ったと言う記載に高校生の私は驚嘆し、味の素が嫌いになるどころか
 ますます好きになったという、誠に「栴檀は双葉より看板倒れ(笑)」の私でございます。
 でも所詮グルタミン酸ナトリウムは塩ですから、取り過ぎは体に良くない事は明らかです。
 
  味の素は効果的すぎるため、妬みから様々な誹謗中傷にさらされ、戦前は、
 「味の素の原料は蛇(なんか戦後も名古屋の某ラーメン屋で同じ様な中傷が)」という噂が
 たち、業績が悪化しましたが、戦後は、原料が石油(一時本当にそうだったらしい)と
 いうので、「原料はサトウキビ」というCMをながしたり、「化学調味料」というのは人工物
 っぽいので、「旨味調味料」と言い換えたり、自然食ブームの流れの中で必死のようです。
 ちなみに企業コンサルタントが「提案の大切さ」の例としてあげる。
 「ある社員が味の素の蓋の穴を大きくする事を提案し、業績アップ。ボーナスうはうは。」
 というエピソードは都市伝説らしいです。ただし本当だとしても、味の素はそんな姑息な
 策を弄した事は否定するだろうし、あの話が広がった頃(高校生のとき銀行家の伯父から
 聞いたと思う)、確かに味の素の瓶は大きく、穴も大きくなった事は事実です。
 それにしても新しい味の素のCMは変。
 「携帯で作り方を聞きながら、味の素をかけた卵かけご飯を食べる青年。」ですが、
 卵かけご飯の作り方知らん大人が日本に居るのかwwwwwwwwwwwwww(草を生やしてみた(笑))
 ちなみに味の素より、カツオパック一袋振りかけた方がぜっていうまいお。
 
  とにかく「化学調味料を使わない」というポリシーの料理屋の志は高いと思います。
 しかし、化学調味料の味に慣れた人々には物足りなく思う方も多いようです。
 ネットで是非を調べても、
 「無化調と言う事で、味が単純で淡白でも許されると思っている料理人が多い。」という
 意見がよく見られます。もちろん味の素誕生以前の人々は、その味で満足だったのかも
 知れないですが、その時代でも一流の料理人は濃厚で複雑な味を造り出していたはず。
 「化調時代の無化調料理」が現代には必要でしょう。
 
  名古屋の店で、無化調で評判な店を探すと(もちろんラーメン屋です。料亭は高いので
 無理。ちなみに名古屋の料亭で評判いいのは、北区上飯田「志ら玉」。新しいところでは
 昭和区上山町「せき根」。この辺りになると無化調かどうかなんて話題にもなりません)、
 東区山口町の「如水」の評判がいいみたいです。この辺は20年前に住んでましたから、
 その頃にはありませんでした。最近出来た様です。
 如水といえば黒田如水※。如水は
 「酒は飲め飲め飲むならば」の黒田節の福岡黒田藩の祖ですから、博多ラーメン系の
 細麺の豚骨系ラーメンでしょうが、確かに無化調の価値はありそう。
 と言う訳で早速行って見ました(きっぱり)。初めての店で味を確かめる時の通例で、
 完全な空腹ではない状態で行きました。なぜなら
 「空腹は最高のスパイス(by 佐久さくら(のだめの登場人物でダルビッシュの嫁))」
 ですから(笑)。
 
 ※黒田如水は織田家の家臣の知将・謀将。本能寺の変のとき呆然とする秀吉に
  「運が向いて来ましたね」と進言したと言う。のちに豊臣の家臣になってからも、
  「余が怖いのは徳川と黒田。」と言わせたという。
  関ヶ原の戦いの時は、息子を関ヶ原に送り、自らは九州の西軍勢力を平定。
  その功により福岡に封ぜられた。東軍勝利に貢献した息子が戦勝の報告に来て、
  「徳川殿は私の手を握って感謝して下さいました。」と述べたところ、
  「そなたのもう一つの手は何をしておった(何故家康を刺さなかったのか?の意)」と
  叱ったと言われるが、これは彼が稀代の謀将である事からの後世の作話だろう。江戸の
  初期にこんな話が伝わっていれば、黒田家は後世に残らないだろうから。事実、
  豊臣恩顧で関ヶ原では東軍だった加藤(清正)家、福島(正則)家らの有力外様大名が
  次々と改易された(東軍だった前田、伊達、毛利、島津は残ったのに)にも関わらず、
  黒田家が幕末まで保つ事が出来たのは、如水以降の黒田家が
  「忠誠尽くし、有能である事のアピールが上手い」事を顕していると思う。
  現代のサラリーマンも見習いたい才能である。
 
  一時は行列が大変だったそうですが、行ったのが開店間際なせいか、数人しか客が
 居ませんでした。店の大半を占める巨大な厨房と、それを取り巻くごっついL字型の木製の
 カウンターと言う、典型的なラーメン専門店の店構えです。
 いちおしという塩ラーメン(700円)を注文。カウンターには、麺の鹹水から鰹節、豚や
 鶏まで産地が細かく書いてあり、無論無化調である事が強調されていました。
 まあ能書きがどんだけあっても、味が良くなければ駄目ですよね。
 さあラーメンが来ましたよ。
 
 すごいシンプル。スープに麺とメンマ(あれ?産地が書いてなかった)とチャーシュー
 2枚のみ。ネギもなし。
 さあ食べようと見回したが、胡椒がおいてない。豚骨系のスープはどう上手く作っても
 胡椒が欲しくなります。匂いがね。いくら昭和高校ラーメン屋台のおばちゃん(現在の
 「鳳凰」「昭和」店主兄弟のおかあさん)が
 「胡椒は置いてありますが、入れない方が美味です。」と貼り紙しても、
 「ごめんね、おばちゃん。」と心の中で詫びつつ胡椒をかけていた私なので、ちょと
 物足りない気がしました。その匂いですが、うーん、不快ではないのですが、
 すがき家のラーメンにそっくりでした(汗)。
 味はさすがに無化調の雄と言う感じで、濃厚にして淡白。王道にして複雑。
 大変結構でございます。無化調の店は手間ひまがかかる割りに大衆に受入れられにくく、
 すぐ潰れるそうです。確かにうちの近所のそれっぽい店もあまり美味いと言えなかった。
 しかしここのは、最高の和風のおつゆを飲んでいる感じ。胡椒を使って欲しくない
 気持ちも判ります(でもかけたい(笑))。
 メンマ、チャーシューも美味しいですが、このスープならネギ同様要らないかな?
 「かけラーメン(550円)」で充分堪能出来そう。
 無化調の実感ですが、ものを食べた後、上顎を舌と密着させると、味が残ります。
 ラーメンなどでは、かなり後までこの感じが残りますが、ここのは濃厚な味の後、
 鮮やかに消えます。これが無化調なんだ(感動)。
 
  時代劇で悪人が料理とか抹茶などに、懐から紙に包んだ毒を内緒で入れるシーンが
 ありますが(仕事人系だと「チャラララ、チャラララ、チャラララ、チャラララ
 (音程上がって行く)、ヒュルルルルルルルルー」という怪しいBGMが(笑))、
 こんど行く時は小さい袋に胡椒を入れて、店員の見て無いすきに投入しようかと、
 陰謀を企てています。謀将黒田如水の名を取った?店らしくていいかも。
 袋に化学調味料も混ぜたら蛇足やな。
  
 
 ———————————————————————————————————
 
             シェフのおすすめ
 
             「家庭内インフラ」
 
  それにしても、ネットの進歩はすごいものがありますね。
 昔は「パソコン通信」といって、テキストだけで満足しておりました。
 「アスキーネット」「ニフティサーブ」「PC-VAN」などに入会して、いろいろな趣味を
 共有している人と知り合ったり、OFFと称して直接あったり・・・。
 
  最初私のパソコンは今や懐かしいMSXで、パナソニックの画像編集も出来る高級機を
 無理して買いました。8801辺りより出来る事が多かったからです。その後最初のMacとして
 「SE30」を中古で入手した訳です。シトラスとはそれからのご縁です。
 私はMSXやMacの掲示版はもちろんですが、その頃夢中だったミニ四駆のコミュニティにも
 出入りし、沢山のプライベートレースに参加させていただきました。
 自分でもネット掲示版をやろうと思い立ち、最初は掲示版で知り合った方がマシン語で!
 書いたホスト用アプリケーションを使い、専用に電話線を引いて友達を誘って運営しました。
 1回線だけですので、同時に一人(私は別に)しかアクセスしませんでしたが、結構
 楽しかったです。会員は10人ぐらいでしたが、今で言えばMIXIみたいなこじんまりとした
 コミュニティを楽しんでいました。
 その後シトラスが運営していた「FirstClass」による運営を真似することになり、結構
 高かったこのサーバーホストソフトを購入。相性のいいアメリカ製モデムを買ったり、
 ホスト用Mac(最初はLC30だったと思います)を用意したり、夏場は冷房かけっぱなしとか、
 ISDN回線にしたりとか、随分お金を使いました(貯金しておけば(涙))。
 会員には「今度のクライアントはMac用なのでMacを買おうよ」とか、お金が足りなくて、
 「HD増設するからドネイションして。」とか、迷惑をかけました(謝)。
 結局貧乏になったので、この掲示版は閉じてしまいました。
 
  自分がインターネットに繋ぐための回線は、最初ISDNでしたが、掲示版を閉じて回線を
 減らす時に、DionのADSLにしました。速さに感嘆しましたが、最初の8Mから速くする時に、
 思った様に速度が上がらない事に気づきました。電話局からの距離はそれ程遠くない
 のですが、途中までの回線か、家の中の配線にノイズがのっている様で、何度かモデムを
 変えたり、局側の調整をしてもらったりしましたが、結局最初の8Mの時の速度程度しか
 でていません。家族は例えば好きなアーティストの公式にある大きな動画とかを、
 サクサクと見たい、といった理由で速度アップを希望していますので、契約している
 ケーブルテレビのネットサービスとか、中部電力のコミファとか、電話回線に依存しない
 接続に変えようかと思いますが、そのためには部屋の中の工事があり、
 「かたづけるのめんどくさい(うちはそういう家族(笑))。」ということで、保留に
 なっております。2011年にはケーブルテレビも完全デジタル化し、その際には室内工事が
 必要な様なので、その時いっしょにどっちかにすると思います。
 
  ただでさえ遅い回線を無線LANでというわけなので、まあ速くしても所詮どこかが
 ボトルネックになってしまうと思いますが、バイトしている子供達が今後自室で
 ノートパソコン等を使い始めると、二階にちゃんとした回線を引いた方がいいのかな?
 と思います。昔の私なら、強引にLANケーブルを上まで引っ張って(階段にU字型の留め
 金具を打ち付けると言う荒技(笑))いったと思いますが、今はそのパワーはありません。
 ですから、下のPLCは私にとっても検討材料です。AC電源の配線を利用して高速でLAN接続。
 家庭だけでなく、オフィスでも非常に有用ですね、シトラスでも、集中して急ぎで膨大な
 プログラム系の作業が必要な時など、延々LANケーブルを引っ張って、倉庫に籠って作業。
 などという事がありましたが、これがあれば作業スペースの拡張や縮小は自在です。
 
  
 ★PLCアダプター(2台セット) BL-PA100KT   ¥19,740(税込)
 ★PLCアダプター BL-PA100 (増設用)      ¥13,230(税込)
 
  電気のコンセントをLANがわりにできます!
  モデムは1階でパソコンは2 階…などの「無線LANでは電波が届かない!」とそんな
  シチュエーションの救世主。 無線LANやイーサネットケーブルでの接続の代わりに、
  既設の電力線(家庭内の電気配線)を用いて接続するPLCアダプターです。わずらわしい
  ケーブルの引き回しが不要となり、すっきりしたLAN環境が構築できます。
  簡単に、便利なホームネットワークを実現でき、増設用アダプターの増設が簡単。
  理論上の最高通信速度で最大190Mbps(PHY速度)。
  パソコン不要の簡単設定で強固なネットワークセキュリティを実現しています。
 
 
 
 ———————————————————————————————————
 
               お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
 ———————————————————————————————————
       パソコンレスキュー はじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
 ———————————————————————————————————
 
 シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標にお送りしています。
 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
 ください!
 (メールマガジンの配布中止をご希望の方も、お手数ですが同じURLから
  お手続き願います。)
 
 
             株式会社やまきつ テクノポートシトラス
             http://www.yamakitsu.co.jp/
             TEL 052-979-6610  FAX 052-979-6615