Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン「柑橘系林檎新報」 304
                          2008.8/19
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             今週のシトラス
 
  セブンイレブンを出て、ヘルメットを被って、もう一度店に入って、
 買ってしまいました。サーセン、ミーハーで。だってレジに並ぶ人の殆どがカゴに入れて
 いたんですもの。
 「ブラックサンダー(有楽製菓 32円)」
 
  元々大学生協では人気の菓子で、「生協の白石さん」にもこのお菓子の事が登場し、
 さらに人気に火がついたらしい。
 「黒い雷神」というルチャ・リブレのレスラーのリングネーム
 ("El negro_dios de trueno"ですかね)みたいな名前なのにキャッチフレーズが、
 「若い女性に大ヒット中!」。このギャップが堪らない。
 
  しかも、このお菓子、3段ロケットの様に人気に点火しています。
 北京オリンピック男子体操総合の内村航平選手
 「鞍馬で二度も落馬したのに銀メダル」という
 「数学0点でも京大合格(そういう伝説の方が我々の世代に居られました)」みたいな
 あの内村選手がお気に入りと言う事で、インタビューでも公言しちゃうんで、
 「スポーツ界と財界の癒着?」なんて、おじさんは疑っちゃいましたが、なんでも
 感激した社長は、320個の差し入れをしたとか(内村選手は、1/4を本当に北京に
 持って行ったらしい)。総額10240円(発売元だからホントは5000円位?)の宣伝費だ~
 内村選手、うち末端価格7680円相当を競技目的に用いず、私的に隠匿!!
 ちいせー(笑)。
 
  で。味ですが、これが32円とは思えないガッツリ感。これ、
 「ココア風味のクランチをチョコレートで固めたもの」ですけど、ん、なんだろう※、
 「どうだい、キャサリン。ビバリーヒルズの風が吹くだろ?」
 「ワーオ!こんなにグレートなお菓子が30セントって、日本はマーベラスねディラン。」
 みたいな純米風(っていうんですかね?)のテイストなのに、そういう、
 ステイツ製のお菓子に比べると全然甘くない。こらええわ。さすが豊橋製。
 
 ※最近若い女性だけじゃなくおじさんにまで感染中の曖昧表現。「ん、なんだろう」
  の後は、曖昧でない自分のガチな主張が来る事が多い。(例↓)
  「今日のランチ?何でもいいけど、ん、なんだろう。冷やし中華って感じかな?」
  1.今やDAIGOのお祖父ちゃんとしてブレイク中の(変なの(笑))、故竹下登首相が
   出自と言う、「かな?」(例↓)
   「こうなるともう、リストラしかないのかな?と。(軽く言われても(涙))」
  2.タモリが命名し、求職者用面接講座で完全否定されたため、若者には絶滅したが、
   採用側の人事部長とかにはしつこく残っている、
   「半疑問形」
  に続く、ひどく伝染性の強い用法なので、警戒が必要。ちなみにアクセントは、
  「木枯らし紋次郎」の紋次郎と同じ(笑)。
 
  職場の話のタネに、セブンイレブンに走るザンス。
 10人オフィスでも、出費は320円(笑)。
 旬は閉会式までですぜ、旦那。
 
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               予告
 
  お待たせいたしました!
 いよいよ次号(305号。8月末なのに夏はエンドレッス!号(笑))にて
 300号記念プレゼントの当選者発表をいたします。
 このメールマガジン発送後、当選された方には送り先をお聞きするメールを
 お送りしますのでご返信下さい。
 
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           ナゴヤからの手紙 2008.8/19
 
            「ご飯の国の人だから」
 
  毎日、ごはんを頂いております。この場合の「ごはん」とはお米の事で、主食と食事
 自体が同じ単語というのも、日本ならではの事でしょう。
 「今日のごはんは冷し中華よ。」という表現は、外国の人からは理解出来ないかも知れません。
 日本では3千年(5千年という説も)前から米食が食生活の中心となっており、雨期と乾期が
 はっきり分かれた地域の熱帯植物である米を、田植えと田の水抜きと言う人工的な作業で、
 「稲を騙して」生育させています。北海道と言う、
 「二階級特進」の亜寒帯気候での稲作は、まさに人間側の勝利というべき物でしょう。
 
  しかし、人間も同時に自らを欺いてきました。それは、
 「米は一年中食べられる。」という欺瞞。
 食べ物には旬と言うものがあり、トマトやキュウリが一年中食べられるのは、温室と、
 貴重な化石燃料を用いて、温暖化を促進するボイラーを使っているからですが、米の
 温室栽培というのは聞いた事がないのに、米が一年中食べられるのは、
 「良く乾燥させれば、一年中美味しいよ、ねー。」という(たぶん)弥生人の
 「お約束」に過ぎないのです。今この季節の米が、どんなブランド米でも、さほどの
 感動を与えないのは、この旬直前※の時期の特徴であります。
 そろそろ暖かい地方で収穫される早稲(コシヒカリだって早稲である)米の新米を
 口にした途端、弥生人の悲しいお約束は崩れ去るのです。
 10kg3000円を切る新米が、昨年産の5kg3980円の魚沼産コシヒカリを凌駕する時期が、
 いよいよやってくるのです。
 
 ※そばで同じ様な話が「美味しんぼ」であった。
  「ざるで50枚食べられる。」と山岡の友人の警部が賭けをする話。夏のそばは香りも
  味もおち、とても50枚は食べられないので、賭けに負けそうになる所、気候が真逆の
  オーストラリア、タスマニアの新そばが救う、という筋書きだった。それにしても
  ざるそば一枚、最低600円はするんじゃないか?一食に3万円使う警察官って、どこの
  「富豪刑事」だ?
 
  我が家は貧しいので、なるべく安い米を食べております。10kg3000円ちょっとの米です。
 兼業主夫としては、米選びのコツも大分わかってきました。
 米屋のブレンド米と言うのがあり、大抵はこれが一番安いのです。
 「少ない予算でいかに美味しい米にするか?」良心的な米屋の腕の見せ所だと思いますが、
 「食味の強い米を中心に、いかに欠け米を混ぜるか?」が実際にはその特色であるかに
 感じます。欠け米とは、米自体は悪くないのですが、恐らく精米の過程で出てしまった
 完全な形でない米だと思います。
 米の粒が揃っている事は、炊いた時の食感に大きな影響があると言われますが、水分を
 多くして、「ふっくら」炊いた時は、あまり問題にならないと思われます。反対に
 水分少なめで、「きりっと」たくと、食味に違いが出る様に思われます。
 我が家は(というより私の好みでありますが)米粒が立つ程きりっと炊きあがった米が
 好きなので(寿司のシャリ位が好み)、この粒の問題が重要になります。
 最近の米袋は一部分中が見えますので、ブランドにこだわらず粒で選んでます。
 
  最近は全国どこでもコシヒカリが一番作付け面積が多いのですが、コシヒカリや
 ササニシキの交配子孫たちも健闘しています。アキタコマチは大ブランドになりましたが、
 最近ではまっしぐらなどが、値段のわりにいいですね。北海道のキララ397はカレーに
 良く合う米ですが、最近高いのが難点です。
 マイベストブランドは、10年程前に近くの松坂屋ストアで、岡山物産展をやったときに、
 一度だけ5kg買った、
 「朝日米」という岡山特産の、全国的な賞を取った米です。あれは美味しかった。
 その後全国的ブランドにならなかった事を思うと、岡山県だけで栽培されて、岡山県人
 だけで消費されているのでしょうか?
 
  さてこれだけご飯に対する思いが強いわたくしが、前からどうも気になっていた店が
 名古屋駅にあります。
 うーん、名古屋駅と言っていいものか・・・。駅前とは少なくとも言えません。
 っていうか、区も中村区でなく西区だし、最寄り駅も亀島との真ん中?
 これを強引に「名古屋駅周辺」と言う為に、なんと地下道を新設して地下街に連結した
 力技のビル。名前の「ルーセント」は「三日月」の事ですが、上が尖ってないので、
 1/16カットのシフォンケーキというかそんなビルで、形の奇抜さでは最近出来た
 モード学園のねじれビルには負けますが、充分目立つあのビルに
 「ほっこり」という名のご飯を売り物にした店が開店したのを知って、いつかは
 行きたいと思っておりました。
 
  地下鉄東山線の高畑行き前よりに乗って、名古屋駅に向かいます。
 伏見をでて、日本語、英語、韓国語、中国語、ポルトガル語のアナウンスが流れ、
 列車が名古屋について、エスカレーターを上がると、テルミナ辺りに出ます。
 ここから、ルーセントタワー行きの長い地下道があります。
 すこし階段を降りると、あとは一本道。
 両側に一店のお店もなく(自販機さえも)、退屈させない工夫か、最初は蝶(これは
 蝶嫌いな人には足がすくむ光景)の影絵。それから鳥とか巨大な黒猫(赤い眼の猫の
 股をくぐる。子供は泣くナ。夢に出そう)。魚が泳ぎ(すべて影絵)、10分程歩いて
 ようやくルーセントタワーの地下に行くエスカレーターがあります。
 皆黙々と歩いていますが、新学期になると近くの女子校の生徒の嬌声が響く通路の
 ようです。
 
  このビルの2階に目指す店はありました。昼時という事で満席に近く、行ったのが
 1時過ぎだったのでなんとか座れましたが、この40階あるビルはオフィスビルなので、
 OLさんが一杯で、なんか職場の愚痴を聞きながら社食でご飯食べている感じでした。
 890円の日替わりランチにしました。どうも最近のランチの売り物は1000円前後の
 「まぶし」系らしいのですが、予算もあり、折角白米の味を、とも思ったので、この
 日替わりにしました。
 外のメニュー写真はなんか煮魚でしたが、今日は和風みぞれハンバーグとの事。
 ちょっとがっかり。おかずと赤出しは、まず普通でした。ご飯は?
 さすがに自慢するだけあり、粒の揃ったいい米でした。ただ炊き方が、私には。
 「ほっこり」と言うのはこういう事なのか?水分多めなので、私には。
 お金を払うとき、ガラス張りの厨房に巨大な竈と、二基の羽釜がありました。
 「あれでご飯炊いてるの?」と聞くと、
 「はい。夜はもっとご飯を中心にしたメニューがありますので、またどうぞ。」
 
  夜のメニューは多分予算的にきついと思うので、今度は新米の季節にまた行きたいと
 思います。新米は古米より含水量が多いので、どの店も意識的に炊く水の分量を
 少なめにし、結果的に私好みのご飯になる事が多いのです。
 今度は「まぶし」系にしよかな?(鰻はなく、穴子と鮭の親子、それと豚角煮)
 
 
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             シェフのおすすめ
 
           「最後のご奉公のために」
 
  Macのノートで思い出深い物と言いますと、私ならなんと言ってもDuoです。
 当時としては極力軽くて薄いノートと、ドックという母艦。これは今のMacBook Airと
 自宅に戻ってのDesktop環境に近い物がありますが、もっとハードとしてのギミック※
 に満ちておりました。
 
 ※もとは特撮の、子供(特に男子)が大好きな合体ロボとかのしかけのこと。転じて
  役に立っても立たなくても、心弾む仕掛けの事。
  紅白の美川・小林の無意味に派手な衣装も、もはや本来のステージ衣装の域を超え
  ギミックと言える。
 
  次はPowerBook(以下PBと略)2400Cですね。日本IBMとの共同開発で、主に日本人等
 手の小さな民族の為に開発されたPowerBook。
 アメリカではキーの間隔が標準よりも狭い為人気が出ませんでした。
 アメリカにはタイプライターの長い伝統があるので、このキー間隔は、
 「神聖にして侵すべからざる。」ものであり、アップルはこれ以後、どんなノートでも
 標準サイズのキーボードを使っています。
 まあこれは、世の中A4などA系列のサイズが書類でも当たり前になったので、鞄も
 大振りになり、B5サイズと言うありがたみが少なくなったせいでもあると思います。
 また液晶もワイドサイズが普通になったため、幅はA4サイズで、縦が短い、
 MacBookのような小型手法が当たり前になりました。
 ともあれ、このPB2400Cは日本では熱狂的に受入れられ、MacWorld EXPO Tokyoでは
 100人以上のユーザーが愛用のPB2400Cを並べて記念写真を撮る、といった光景も
 ありました。いい機械でした。
 惜しむらくは延命のため、大枚をはたいてCPUをPowerPC603からG3にアップグレード
 するボードを付けても、熱暴走のためフリーズが多発し、結局元に戻す方が多かった
 ため、OSX時代に対応出来ずに終わるマシンが殆どだった事。
 
  その次に私が使ったのが、iBook(Dual USB)。初代の貝殻iBook程ファニーな
 デザインではありませんが、まるで牛乳石鹸のような丸みを帯びた白い筐体は、
 価格の割に高性能(G3→G4搭載)で、とにかく丈夫(最初から小学校での使用を
 念頭に置いて開発されたと言う)と言う事で、多くのMacユーザーに支持されました。
 実際シトラスにもポリカーボネート製のボディの角が、割れた!iBookが修理で
 来ました。液晶まで逝ってるとダメですが、この落下したらしいiBookは、なんとか
 生き返りました。タフだ・・・。
 
  私のiBook G3/500は友人から譲ってもらった中古でしたが、Tinbuk2のインナーに
 入れて、本当に何処にも連れて行きました。カブの後ろの箱にインナーだけで入れて、
 通勤していた時期があり、流石に振動が良くなかったらしく、本体と液晶を繋ぐ
 フラットケーブルが接触不良を起こし、突然画面が消えたりしましたので、現在の
 中古PBG4"15に交代した次第です。
 子供はiBookG4を新品で買いましたが、この頃のマシンはまだ充分に使い出があります。
 TigerやLeopard(最後期のは)が走るので、ネットで最新ブラウザが充分に使えます
 (Yahooのニュースを見るとかなら古いブラウザで充分ですが、凝ったHPを見るには
 ブラウザとFlashプレーヤーとかをどんどんアップグレードする必要があり、ある程度
 新しいOSが必要です)。物足りないのはUSB2.0が使えない(カードスロットがある
 PBG4"15と違い、後付けも不可)位ですね(最後期のは2.0に対応した)。
 パーツに共通点が多い、PBG4"12もいいマシンで、この両者は中古価格もこなれて
 来ていますので、無線LAN環境のある家なら、まだまだファミリーマシンとして
 充分いけます。
 
  ただこのiBookG4&PBG4"12をこれからお使いになるなら、注意点が一つあります。
 ATAドライブの入手がだんだん困難になって来たのはもちろんですが、このシリーズは
 HDに供給出来る電力に限りがあり、4200回転のドライブを使わないと不具合が起きたり
 ドライブの寿命が早く来たりします。現在のATAドライブの多くは5400回転ですが、
 この回転数の差は、消費電力の差に現れるからです。
 例えば、外付けケースに入れてUSB接続したとき、4200回転では殆どのケースでMacの
 USBから供給する電力で正常動作しますが、5400回転ではACアダプタをさす必要の
 ある場合が多いです。
 
  ATAは現在、容量が小さく、回転数の遅い方から姿を消しています。
 
  OS10.4"Tiger"でお使いになれば、まだ3-5年はバリバリ現役で問題ない、これら
 G4 12インチ液晶系のノートはハードディスクが臨終を迎えた時が、交換パーツが無く
 寿命を迎える、と言う事になります(外付けFirewireHDから起動と言う手がまだ
 ありますが、これは持ち運びに不便(笑))。
 買ってからHDを変えていない、あるいはここ3年以上変えていない方は、この機会に
 交換をおすすめします。
 
  シトラスには80GBがまだあります。
 
  このシリーズにはHD交換に少し厄介な所がありますので、腕に覚えの無い方は、
 HD交換もシトラスにお申し付け下さい。
 
 パソコンは一家に一台より一人一台がやっぱり理想です。Mac miniにして著しく
 速くなりましたが、サクサク動く分皆が使いたがり、取り合いになる時間もあります。
 やはり中古ノートでもいいから、一人一台がよかったかな?と思う、
 我が家のこの頃でございます。
 
  
 ☆富士通 2.5inch 80GB (MHW2080AT) "4200rev/min."    ¥9,450(税込)
  流体軸受けを採用した回転音の静かな2.5inch 80GB ATA hard driveです。
  cache memory 8MB搭載、毎分4200回転、seek timeは12m sec.
  一枚辺りの記憶密度80GBの円盤を採用。
  note book type以外にMac mini G4 seriesにも内蔵可能です。
  使用可能機種に関しては詳細説明をご覧下さい。
 
 *最近、メーカ生産終了などの要因でParallel-ATA製品の入手が難しくなっております。
  今後の再入荷が困難な製品も出てきておりますので、交換をご検討されておられる
  場合には、早めにお問い合わせ下さいませ。
 
 
 
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               お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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       パソコンレスキュー はじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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 シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標にお送りしています。
 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
 ください!
 (メールマガジンの配布中止をご希望の方も、お手数ですが同じURLから
  お手続き願います。)
 
 
             株式会社やまきつ テクノポートシトラス
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