Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」349 2009.8/31
 
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  今週のシトラス
 
  今日は仕事が休みだったのですが、所用あって地下鉄に。
 え???なんか車内がドラクエの世界!?
 若者や若いお嬢さんが、日本的と言うか東洋的というか
 揃いのコスチュームでぞろぞろ。
 日本に旅行で来て、今日だけ名古屋を訪れた外国の人は、
 「Oh!これが、日本の民族衣装なのね?」と思うかも
 しれません。
 
  「日本どまんなか祭り」は高知のよさこい祭りと、
 札幌のソーラン節をミックスさせた踊りをチームで踊る
 大会で、元々北海道のソーラン節と高知のよさこい節を
 融合、と言うだけでも相当な飛躍ですが、
 ある北海道大学生が高知で見たよさこい踊りに感動して
 ソーラン節に合わせて鳴子(和製カスタネットみたいな物)
 を持って踊ったのが始まりの様です。
 札幌ですっかり定着したこの大会に、たまたま名古屋の
 チームが参加した事から、日本のど真ん中、名古屋で
 踊りの大会(コンテスト)が開催される様になり、他県
 からも多くのチームが参加して、現在の隆盛を得ています。
 
  名古屋では、学校単位の参加も多く、現代風にアレンジ
 されビートの効いた民謡のメロディに合わせて、一糸乱れず
 大人数が踊るのは見ていて美しく、やってる方も楽しいと
 思います。個で行動する事を苦手とし、集団行動に美を
 見いだす日本文化の特色と言えますが、機械の様な冷たい
 正確さではなく、乗りに乗ってどんどん踊りが熱くなり、
 しかし集団として乱れないと言う美学を追究しています。
 「ダンス甲子園」などに見られる、個人技の高さより、
 「如何に集団が一つの塊になるか?」に個々が熱くなる、
 こういう類いの踊りに、これだけ多くの若者が夢中になる
 と言う事は素晴らしいと思います。
 
  目標は
 「観客動員数0」。
 つまり、見ている人も全員踊りに(気持ちで)参加する。
 という事だそうですが、祭りに燃える事が出来るうちは、
 日本も大丈夫な気がします。
 
  
 
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  ナゴヤからの手紙 2009.8/31
 
 「夏の終わり」
 
  森山良子さんと言えば、我々の若い頃のアイドル
 フォークシンガーで、NHKみんなのうたからヒットした
 「さとうきび畑」が有名ですが、これはアイドル時代以降の
 作品です。
 「この広い世界いっぱい」とか
 「禁じられた恋」なんかが、我々世代の愛唱歌でした。
 お子さんで森山直太朗君と言うのが、数ある
 「桜」という題名のヒット曲の中の一つをヒットさせ、
 さすが「カエルの子はカエル。」などと言われましたが、
 この坊ちゃんの名曲に、
 「夏の終わり」というのがあります。
 
  「夏」を終わった名曲で、我々世代で言えば、なんと
 言っても、吉田拓郎の
 「夏休み」ですね。もう歌詞といい、メロディといい、
 「郷愁」を凝縮すると、こうなる!と言う様な楽曲です。
 「夏の終わり」も、恋歌ではありますが、メロディといい
 歌い方といい、日本の学校教育を受けた者にとっては、
 なんだか、
 「嗚呼!夏休みが終わってしまう。」という物悲しさを
 どうしても感じてしまいます。
 
  「涼宮ハルヒの憂鬱 エンドレスエイト」の話を前に
 ご紹介しましたが、この中で
 「宿題をやる。」という場面があります。
 サザエさんでもまる子でも、8月最終放映週は必ず、
 ギリギリまで、宿題を放置したカツオ(まる子)が、
 親に叱られながら、手伝って貰って宿題をやる。と言う
 話が、飽きずに毎年繰り返されます。
 高校生になるとさらに陰険で、
 「別に宿題やらんでもいいが、休み明けに宿題の範囲で
  テストあるから。」という脅迫が襲います(笑)。
 
  私も子供の宿題、随分手伝いましたが、どの子供も、
 おそらく最も手こずるのが、読書感想文。
 私はあれは、学校教育から無くすべきだと思いますね。
 読書は楽しむもの。どこかの学校で、
 「読書の時間」と称して、感想文提出を求めない
 ただひたすら好きな本を読むだけの時間を毎日設けたら、
 国語の学力が向上した。という話がありましたが、
 好きでもない課題図書を読んで、自分の感性で感想を
 書いたら、教師の視点で採点される、と言うのは、
 本嫌いを増やす元凶としか思えません。
 
  8月の終わりは宿題の始末をつける日。今年はそんな
 思いの政治家達も多かったと思いますが、もちろん雪の
 多い地方は(冬休みが長いため)、夏休みはお盆明けに
 終わる所もあるでしょうし、最近の名古屋市の小学校も
 宿題提出は8月25日らしいですね(公務員の給料日で
 あるため出校日)。どおりで最近8月終わりにへらへら
 余裕で蝉とったりしている子供が多い訳です。
 
  蝉と言えば、夏の終わりの蝉はツクツクボウシ。
 これが鳴くと、
 「ああ、夏も終わりやねえ。」という気持ちになります。
 前にもご案内の通り、
 「一年一年行事をきっちりこなす中高年」を目標として
 おります私は、この蝉の声を聞いて、焦りを感じました。
 涼宮ハルヒの如く、夏のイベントを数えて、
 「海、花火、夜店」を三大イベントとすると、最後が
 まだクリアーできて居ないのです。
 
  正しい夜店は、
 金魚すくい
 わたあめ
 射的
 が最低あり、地元婦人会が盆踊りなど踊っていれば
 なおよし。
 子供の頃の想い出に、こう言う物が入っている方は多いと
 思いますが、大人は別に買いたい訳ではないので、
 ぼんやりとした白熱電灯に照らされた(もっと年配の
 方だと、アセチレンランプということでしょうか?)
 浴衣を着た同級生女子が大人に見える。という印象が
 再現出来ればよしですね。
 浴衣美少女、が定番です(断言(笑))。
 
  月末に焦って調べると近所の寺で、縁日がある事が
 判りました。が、あいにくその日は仕事の日。
 カブでダッシュで戻っても、到着は10時前です。
 たどりついたら、夜店はまだありました。
 ただし商品はなし。
 片付け中でした。
 「からあげ」を商っている屋台だけが開いており、
 「小(300円)」を頼んだら、残り物なので、凄いオマケを
 してくれて、もう食べきれない程でした(食べたけど(汗))。
 
  後日再度チャレンジ。
 大須観音の縁日があったのですが、あいにくこの日も仕事。
 こちらはまだ近いので、伏見で乗り換えてかけつけました
 が、こちらは既に痕跡もなし。
 暗い電気街を歩いて帰りましたが、途中で、メイド喫茶から
 メイドさん2名が、退店するのに出くわしました。
 「へー、私服もゴスロリ系なのかぁ。」と感心して、道の
 向こうから眺めていましたが、ちょっと不思議だったのが、
 その2人の私語が、例のあの口調、今の若い女の子独特の
 鼻にかかった甘えた声を、更に甲高く、囁く様にした、
 声優口調というか、メイド口調(ハルヒで言えばみくる)で
 あること。いくら何でも私生活なら、低い声で、
 「あー、もう今日もオタクがキモクて、まじウゼー。」とか
 言いそうなもんだと思ったのですが、もう天性のメイドさん
 なんでしょうか?
 
  そのうち、店から男子が二名。
 小太り、メガネ、髪後ろで縛り。ナップサック。
 典型的な同志が出て参りまして(笑)。
 「お待たせ。」とか言ってる。
 えーー?メイド喫茶も、キャバクラや舞子さんみたいに、
 「退店後のご飯お誘い※」ってあるのか?!
 
 ※キャバ嬢は飲んでなんぼだが、舞子はんは、着ている
  着物が数百万なので、お座敷で飲食はしない。なので
  ひいきの客が誘ってくれる寿司屋等を大変楽しみにして
  いるが、当然安い店には連れて行けないので、顔なし
  級のお大尽様(笑)でないと無理(某コバルト文庫より
  の知識)
 
  この、金持ちそうには見えないが、この子たちには
 相当つぎ込んでそうな(笑)同志二名は、どんな店にこの
 歩くローゼンメイデン(いやローゼンメイデンは歩くが)
 を連れていくのか?つけたい気持ちをぐっと抑え、
 本来の大須同志に相応しい夕食
 「牛丼並、ご飯軽め(業界用語で軽いのいっちょう)」を
 注文したのでした。
 
  断腸の思いで(あのプロダクション社長、何回も言った
 ねえ。腸がずたずた(笑))、夜店クリアを断念した
 (上記のどまつりや、24時間テレビにも屋台はでるが、
  郷愁はないから)私は、
 「秋祭り」のシーズンにリベンジを誓ったのでした。
 「2009年、おらの夏はまだ終わらねえ!」
 (まだ暑いし(笑))
 
  秋祭りのシーズンまでに、一度だけ行って懲りた、
 「大須のメイド喫茶事情」について、リポートしたい
 と思います(気が進まないが、これも読者の皆様の為、
 い、いえすみません。嘘です。やらせてください(笑))。
 
 
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  シェフのおすすめ
 
  「フランケンプラグ」
 
  私は、BoseのQuietComfort2に絶大な信頼を置いています。
 しかしこの密閉型のノイズキャンセリングヘッドフォンは、この
 季節の通勤用にはちょっと暑いので、止む終えず、iPod付属の
 ヘッドフォンを使用していました。
 しかし、オープンエアのヘッドフォンとしては大変バランスのいい
 このヘッドフォンも、地下鉄の轟音の中では、音量を上げざるを
 得ず、耳にも負担だろうし、隣の方にも例の
 「シャカシャカシャカシャカ」という音漏れが心配です。
 そこで指でハウジングをぐっと押し付ける様にすると、音量も
 小さくて済むし、第一低音がしっかり聞こえます。
 
  「やっぱりカナル型しかないか・・・。」
 昔のイヤホンの様な形で、耳の穴に直接挿入するカナル型は、
 能率と密閉性と言う点では、大変優れています。
 ホーン型スピーカーという物があります。
 駆動部から、長いラッパが伸びて音を放射する、大変能率のいい
 スピーカーで、高音部を受け持つトゥイーターと言われるパーツ
 には、良く使われますが、コンクリート製のホーンを設計し、
 リスニングルームごとスピーカーにしてしまうと言う、もの凄い
 ものもあります。
 カナル型ヘッドフォンは、逆に漏斗の様に鼓膜近くに音を注ぎ
 込んでしまうと言う発想で、音が直接鼓膜に届けば届く程、
 能率よく、特に距離に反比例して届きにくくなる低域が、届き
 易くなる訳です。
 
  「やっぱり、E2cしかないかなあ?」
 E2cは言わずと知れたShureのカナル型ヘッドフォンで、
 「58」シリーズ※を初めとするステージ用マイクを製造する
 Shure社が、現場の要請に応えて製作した密閉性抜群の製品です。
 特に音質が高いと言う訳ではないと言われますが、バランスの
 良さは抜群で、特にイヤーピースが耳に合う人には、快適と
 言われます。残念ながら現在Shure社はモデルチェンジを行い、
 E2cの名を冠した製品はありませんが、おそらく同じ血筋を
 受け継いだ製品があるはずです。
 
 ※Shureの58シリーズは、ステージ用マイクロフォンの分野で
  殆ど独占と言っていいシェアを誇っている。このマイクの
  大きな特徴は、音質云々より、その「感度の悪さ」にある。
  ステージで演奏者は、自分の演奏や他のパートの音を、常に
  確認しながら演奏する必要があり、モニタースピーカーから
  出た音を再度マイクが拾う事による「キーン」という
  ハウリングに、音響担当者は悩まされることになる。
  Shureの58は、その余りの感度の悪さに、歌手は殆どマイクを
  舐める様に唄う事になるが、ハウリングにはめっぽう強く、
  登場以来、急速に普及していった。必ずしも特色のある音質
  ではないが、殆ど独占状態になると、この音を基準にステージ
  の音場設計や録音が組み立てられるため、ますます牙城は
  揺るがない物となった。
  時代は移り、ステージマイクはワイヤレスマイクが当たり前に
  なったが、国産を含めワイヤレスマイク各社は「58ヘッド採用」
  が当たり前になっている。
 
  ただShureに限らず、この手の評判のいい製品は、国産品でも
 かなり価格が高いのが悩みです。
 どんなに自信のあるいい製品でも、1万円を超え、2万円に迫ると
 言う事になると、例えばノイズキャンセリングヘッドフォンとして
 QuietComfortに肉薄する性能を誇るAudioTechnicaの
 「ATH-ANC7b(ATH-ANC7のマイナーチェンジで、価格も実勢
 15,000円程度に下がっている)」が買えてしまいます。
 小さくても性能が良ければ構わないですが、この手の小さな
 ヘッドフォンは、どうしても寿命が短く、コードが断線しやすい
 ので、夏の間だけ用に投資するのは、ためらわれます。
 
  なんとか2~3,000円の価格帯で定評のあるカナル型はないか?
 色々調べてみたら、実にユニークな製品が網にかかりました。
 ヘッドフォンの老舗である、米国KOSS社の
 「SparkPlug」という製品が、激しく賛否両論なのです。
 共通しているのは、
 ○密閉性が抜群にいい。
 ○低音が驚く程出る。
 の二点で、前者の派生として
 ●耳にしっかり入らず、痛い。
 後者では、
 ●低音が暴れてひどい。また
 ●中域が出ていない。
 ●高域が出ない。
 があります。
 また耳になじむイヤーピースに交換する改造法が山ほどあります。
 
  これは面白い!と思い取り寄せました。私でも試せる価格ですし。
 実際に手にすると、本当に面白い製品だと言う事がわかります。
 □こんなに耳の穴のでかい人間はおらんやろ!と言う程、でかい
  イヤーピース。
 □100均のヘッドフォンかい!という位安っぽく細い線。
 □小型ヘッドフォンとしては異例に大きいハウジング。
 耳につけると
 「フランケンシュタイン※」の首につけたプラグの様に耳から
 飛び出します。
 
 ※フランケンシュタインは作った科学者の名で、正式には
  「フランケンシュタインの怪物」。死体を繋ぎ合わせ、強力な
  電気を通じて覚醒させるため、電極が首についていた。
 
  イヤーピースの大きさは触ってみれば納得が行きます。
 柔らかいのです。ご多分に漏れずNASA開発素材の中に、耳栓に
 大変適した素材があり(ロケット発射の轟音は凄かろう)、遮音に
 関しては革命的と言っていい素材改良がありました。
 このイヤーピースも同じ流れの様に思われます。
 昔スキーが盛んだった頃※、スキーブーツで時間が立つと固化する
 フォームを注入し、自分の足にフィットするブーツにするという
 製品がありましたが、このイヤーピースは耳穴に無理矢理挿入する
 事により隙間を埋め、他の追従を許さない遮音性を実現しています。
 ただこの手の低反発素材は耐久性に乏しいのが通常で、この製品
 には、スペアピースが2つ付いていますが、おそらくそれほど何年
 も使えないだろう事は想像出来ます。
 
 ※いまやスノースポーツの主役はすっかりスノボに奪われた感が
  あるが、ブーツで歩く事が難しい新雪をがんがん滑る楽しみが
  ないスノボが、スキーより人気が出る理由が分からない。
  まあそういう意味ではノルディックスキーが最強なのだが。
  スキーが衰退した最大の原因は、ホイチョイプロが看破した
  様に、かつて
  「スキーは、若い娘が親から外泊を許される唯一の機会。」
  という約束が崩れたからだと思う。スキーを許さなくなったの
  ではなく、どんな外泊も許すようになったからである(笑)。
 
  安っぽい細いケーブルもこの事から導かれたものと思われます。
 製造コストをできるだけ下げ、価格を安くして、
 「壊れたら買い替えてもらう。」スタンスなのでしょう。
 スタジオで使うごっついヘッドフォンを作って来たKOSSにとって
 この手のヘッドフォンは使い捨てで結構なのでしょう。
 暴れる程の低域は、直径の大きなコーンや、密閉性を高め、低音を
 逃げない様に鼓膜に送り込む構造の起因が大きいですが、線が
 細いと、高域が痩せる事は周知の事実です。前に私も
 「プラスティックの輪にトロイダルコイル状に線を巻く事で、
 高域を減らし、結果的に中低域を際立たせる。」実験をご案内
 した事がありましたが、この製品の細いケーブルも高域をかなり
 スポイルしているだろう事は想像出来、確信犯的な安っぽさで
 あるのでは無いかとも思います。
 
  さて問題の音ですが、確かにもの凄い低音です。と言うより、
 小型ヘッドフォンで想像する、低域の無さ、高域の華やかさという
 定石が、全く覆される音です。
 「暴れる」という表現については、私が必要とする、地下鉄内で
 音楽や、動画のセリフがはっきり聞き取れる音量の程度であれば
 問題ないと言えます。暴れる程音量を上げると、以前問題になった
 「ヘッドフォン難聴」に直結することになり、カナル型の、
 「音量上げたい誘惑」に、むしろ抵抗出来る要因と言えます。
 暴れるので、あんまり上げないですから。
 
  高域に関しては、もともと私はキラキラした日本的高域が嫌い
 「カマボコ型」と言われる中域の張り出した音が好きなのですが、
 「読者の皆様の中には、もっと高域がでている方が好きな方が
  多いかも。」と思い、iPod Touchのイコライザーを
 「Treble Booster」に設定してみました。すると・・・
 なんか、情けない音です。平坦と言うか、ドンシャリのラジカセ
 の音みたい。ボーカルの艶が無くて。
 イコライザーをOFFにすると、中域に艶がでて、好みの音です。
 結局、低域・中域・高域は三すくみの様な関係にあり、ある所を
 強調すると他の音域が
 「マスキング」されて、抑えられてしまうのでしょう。
 3way構成の大型スピーカーでマルチアンプ駆動なら、微妙に
 バランスを変えて、ベストなポジションが見つけられると
 思いますが、こういう小さなヘッドフォンにそれを望んでは
 いけないと思います。
 「中域がプアー」という感想を記した方は、おそらくキラキラ
 した高域が好きで、イコライザーを高域強調にしているか、
 元々高域が強調された非iPodプレーヤーをお使いなのかも
 知れません。
 
  「エージングでかなり音が変わる。」という報告もあり、
 まだまだ追跡モニターが必要だと思われますが、
 ベストな音質と言う気はないものの、電車内での使用という
 事を考えると、悪くない投資だと思います。
 どうしても耳に入らない方を除き、密閉性を損なうイヤー
 ピースの交換は意味がありません。上記の理由で、ケーブルの
 交換もする必要もありません。
 「安い部品を組み合わせて、絶妙のバランスを実現」した
 製品ですので。
 
  遮音性の高さも諸刃の剣と言えます。
 QuietComfort2に比べ、人の声の遮音という点では、
 こちらが圧倒的に上です。
 鶴舞線では興正寺縁日の日は、八事から大量に乗り込んで
 来る、お年寄り(特に女性)の話し声が賑やかですが、
 「あんた少し肥えやーたなも。」も、
 「あんたのその服えー柄だねえ。松坂屋で買やーたの?
  いくらしたの?」も聞こえません(笑)。
 あまり人の声が聞こえず、危険と言う指摘があったのか、
 新製品の
 「SparkPlug2」では、ミュートスイッチがケーブルの
 途中に着きましたが、壊れやすいという声もあります。
 いずれにせよ、ズボンのポケットに無造作に突っ込んで
 壊れない製品では、絶対にありませんが、約1,000円
 安い従来品がおすすめです。車内アナウンスは聞こえます。
 
  シンバルの輝きを期待出来ないロックには、あまり向いて
 居ないかもしれません。この手の音楽の時だけ、少し高域
 強調イコライジングの方がいいのかも。
 反対に、女声でも低域の支えが重要なボーカルや、なんと
 フルオーケストラのクラシックには相性良好と言えます。
 S席で聞く音より、指揮者の耳の方が低域が届いているはず
 ですから、コントラバスの豊かな低域に支えられた中域の
 艶が指揮者気分で、なかなか気持ちがいいですよ。
 
  もともとノイズキャンセリング型を欲した原因が、
 音量の上げ過ぎによる難聴を懸念してですから、カナル型
 の使用は気をつけなければならないですが、ハウジング
 の径が大きい為か、他の小型ヘッドフォンに比べ、能率は
 いいと思います。自制さえすれば、むしろ耳にいいとも
 言えるでしょう。
 自制と言えば、試しにヘルメット着用(半ヘルしか無理)
 でバイクに乗って見ましたが、しっかり音楽が聴けます
 (公道でない所で確認)。
 恐ろしい程の遮音性です。しかし改正道交法では違反です。
 ご注意。
  
○KOSS SparkPulg        ¥1,989
   
 
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 お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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  パソコンレスキューはじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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