Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」356 2009.10/22
 
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  今週のシトラス
 
  いやあ、また燃える季節がやってきました。
 「吉野家、牛丼3杯で1杯ただ!」セール中。
 今並が一杯380円ですので、1杯285円で夕食が出来る
 勘定で、
 「書いてあるのが見たいな※」とおっしゃる方の為に
 380×3=1140
 1140÷4=285
 なわけですが、これは貧乏期の私(ボンビーノ期とも(笑))
 にとって、
 松屋豚めし(小)270円。につぐ安さです。
 
 ※「鏡の国のアリス」でハンプティ・ダンプティがアリスに
  言う言葉。そういえば最近無性にアリス2部作が読みたい。
  日本の出版界は何年かに一度こういう翻訳物の翻訳者を
  替えるので、古本屋でも昔読んだ訳を捜すのが一苦労で
  ある。こういう翻訳は思い入れが強く、セリフが少しでも
  違うと違和感がある。テレビの字幕が、アメリカ人となると
  どんなインテリでも(オバマでも!)
  「そうだよ。おれはそれがすきなんだ。」みたいな気さくな
  訳にしがちなのと根は同じか。
 
  「毎日牛丼は嫌になるだろう。」と言われる諸兄も
 おられるでしょうが(むしろ職場の女性に言われる(笑))、
 これだけは嫌になりません。11/16まで全力で走る所存です。
 私の事を
 「贅肉スグル※」と呼んで下さい(笑)。
 
 ※これは注釈無用(笑)。牛丼好きと言えば「キン肉マン」彼の
  本名は?
    
 
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  ヤドカリの貝殻 2009.10/22
 
  「喰はず嫌い」
 
   GEO様のおかげで。あ、名古屋に多いビデオレンタル店
  ですが、ここがDVD旧作一本100円がしばらく続いており
  ましたので、色々借りました。
  最近アニメおたくに分類される事に抵抗がなくなって来た
  私ですが、アニメおたくにアルマジロな事に、
  エヴァはあまり見ておりません。
  DVDを借りてテレビシリーズは見ましたが、最初は設定・
  登場人物も魅力的で良く出来た作品と思いましたが、
  途中からよく判らなくなりました。
  映画版をみないと判らないとも言いますが・・・。
 
   先日同僚がエヴァが好きな彼氏に誕生日プレゼントとして
  数万するDVDボックスを買うというので、
  「そんな金かけるなら、青いカツラかぶって、全身に包帯を
  巻いてみせた方が喜ぶのデハ?」と内心思った、エヴァ信者
  から石を投げられそうな罰当たりな私ですが、信者と言えば
  まさにその域に達してそうな方々に
  「ひぐらしおたく」が居ます。
  「俺さあ、ハルヒより鶴屋さんが好き。」と言っても、
  「やっぱりシエスタちゃん萌えですよね。」と言っても
  なんだか許されそうな、若者の5人に1人はおたくという
  昨今ですが、ひぐらし話は引かれる傾向があります。
  
   「ひぐらしのなく頃に」は元々ゲームソフト。そこから
  アニメ作品として正続50話以上放映され、大変話題になった
  作品です。
  話題はあまり良くない話題で、この作品に感化された少女が
  父親をナタで殺してしまうという模倣事件が起り、前々から
  「漫画、アニメの悪影響※」を主張して止まない方々から
  一挙に批判が高まって、放映自粛等が起こった事は記憶して
  居られる方も多いと思います。
 
  ※最近のテレビの「自主規制」は大変怖い物を感じる。
   昔の時代劇を見ていたら、岡っ引きが、捜査中誤って
   女湯に入ってしまい、お決まりの裸女が「きゃー!」という
   場面があった。私たちの子供の頃、「時間ですよ」とか
、  そんな女湯のシーンを見てワクワクした男の子たちは、
   みんな悪影響をうけたのか?当時も「俗悪番組」と糾弾する
   人々もいたが、糾弾される前に自主規制してしまう、最近の
   風潮はちょっと怖い。
 
   私もなんとなく、
  「グロテスクな殺人場面が売りのホラー作品。」位にしか、
  認識していなかったのですが、おたくな同僚が、
  「いっぺん通して見てみてください。残酷なシーンの意味も
  ちゃんと判ります。」と言うので、レンタルして見たのでした。
 
   所謂ネタバレは出来るだけ避けたいのですが、この作品で
  残虐な殺人シーンが、特に最初の10回位で繰り返されるのは、
  確かに訳があります。
  ご覧になる興趣をそがない様に申し上げると、この作品は、
  「アドベンチャーゲーム※を如何に一本道のアニメで再現
   するか?」に全力をあげ、やがてゲームを越えた作品に
  なっています。
  最近話題で、このコラムでも取り上げた、
  「涼宮ハルヒの憂鬱 エンドレスエイト」の様に、同じ時間が
  繰り返される構造ですが、あのような、回数埋め的な仕上がり
  ではなく、繰り返された失敗が最後の成功を生むという、
  ゲーム特有の(マリオの死体がゲーム場面裏に累々ころがって
  いると言う都市伝説のような(笑))、
  「リセット効果」が作品に生かされています。
 
  ※テレビゲームより前、「Aを選んだ人は○ぺーじに飛ぶ」と
   言う様なゲーム小説というジャンルがあった。それをほぼ
   そのままテレビゲームにしたものをアドベンチャーゲーム
   と言う。別に冒険する物だけでなく、推理物が多かった。
   文字と絵で構成され、ある行動をとる(選択する)事で、
   エンディングさえも変わるゲームが多い。この手のゲームで
   その先の展開が変わる分岐点を「フラグ」と言うが、最近
   若者は異性の自分に好意を持っていそうな行動を確認した時、
   「フラグが立った」という。それをふいにすると、
   「フラグ折りやがった」とからかわれる。
   ファミコンのアドベンチャーゲームの推理物で名作を出し、
   後にロールプレイングゲームのジャンルで大きな仕事をした
   のが堀井雄二(ドラゴンクエストシリーズ)である。
 
    一見猟奇趣味だけで作られた様なこの作品の本当の主題が
   「あきらめない事」
   「運命は変える事が出来る。」
   「全員が心を一つにしなければ変わらない。」という、
   もう文部科学省特選のようなテーマであり、それが、
   「怒られそうなの作っちゃったから最後に奇麗に締めて。」
   見たいな取って付け感が微塵もない事に却って感動しました。
   有名な「宇宙戦艦ヤマト(キムタク!それはダメ)」の
   アニメ版みたいに、デスラーの星を全滅させながら、
   「戦いは空しい・・・。」とか呟くみたいな、子供心に
   「それはないっしょ」と思わせる部分がありません。
 
    しかもOVA(放送後作られる新作続編)ではさらに、
   「人生のリセットは利かない。あのときああしていればと
   今の自分を呪い、鬱になってもしかたがない」という、
   ドラゴンボールZで作者がついに言わせて貰えなかった
   (悟空達はすぐ生き返るが、鳥山明の本意ではなかったと
   言われる)、子供が本当は知らなければならないテーマや、
   「この物語で主人公たち一人一人を不幸のどん底に突き
    落とした過去の事件がいっさい起きない世界。」にまで
   言及し、アフターフォローも万全です。
 
    SFにありがちな多重世界と言う題材をとりながら、
   「繰り返しながら進化」という新しいテーマを貫いたこの
   作品は、もっと評価されるべきだと思います。
   かなりグロな場面もありますが、それも必要かと、納得
   させる要素があります。まあ
   「名探偵コナン」ほど毎週死にませんが(笑)。
   可憐な少女が多数登場しながら、
   「萌え」要素が私には殆ど感じられなかったのも驚き
   でしたが、それは彼らの可愛らしい表情と語り口が、
   一瞬にして悪鬼の形相になるからに他なりません。
   ネタバレを承知で言うと、その悪鬼は
   「疑心暗鬼」という鬼です。
 
  
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  シェフのおすすめ
 
  「0捨1入」
 
   いよいよMicrosoft Windows 7が満を持して登場です。
  秋葉原では200人位並んだ店もあった様ですが、仕事や
  ゲームでXPを使っている人には、
  「使えるんかなあ?」という疑いもあると思います。
  Vistaに期待して裏切られた人が、それだけ多かったからと
  言う事でしょう。
  Mac OSでも、業界だけの特殊な事情※で、OS以降が上手く
  いかず、PowerMacG4後期型が、高いプレミアがついたり
  しましたが、Windowsの世界では、企業がオフィスで使用
  するOSとしてXPを捨てなかったのは、XPまでに培ってきた
  Windowsの文化というか、まあぶっちゃけ
  「今まで投資して資産として持っているソフトが動かんのは
  困る。」という切実な悩みがある訳です。
 
  ※DTP業界はMacの独壇場であったが、Mac OS9からOS X
   への移行により文字コードが一新されたため、印刷業界は
   高価な印刷対応フォントのアップグレードを迫られた。
   清水の舞台から飛び降りる覚悟で、オフセットからDTP
   入稿に移行したばかりの中小印刷所にはバブル崩壊後の
   不況の中、OSX移行の余力がなかった。
   そのためOSXで作成した原稿のままの出力ができず、
   出版業界やデザイン事務所では、老朽化するOS9可動Mac
   の予備を確保するため、OS9が動く後期型PowerMacG4
   (最後期は既にOS9はクラシックのみで、OS9ブートは
   不可)を求めて中古市場に殺到し、一時中古品が20万円を
   超すと言う異常事態を引き起こした。
 
   VistaというOSはなかなか画期的で、ある意味使い勝手等は
  MacOSに近づいたともいえますが、MicroSoftはこのOSに
  大きな使命を与えたと言われます。
  今回SnowLeopardがPowerPCでの駆動を切り捨てた事で、
  コードのかなりの部分を省略出来、友近並の(笑)ダイエット
  に成功した事でも判る様に、互換性を重視するとOSのサイズが
  膨れあがり、動作も鈍り勝ちです。
  Windowsの場合86系のコードから大事に抱え込んで来たため
  身動き取れない状況があります。
  特にアクセス出来るメモリ容量の上限があり、これが現代の
  アプリケーション設計を困難にしているため、過去のコードを
  切り捨てていく必要があります。
  そのため魅力的な外観、親切な操作性、圧倒的なキラーアプリ
  を用意したVistaを投入し、そろそろ古いソフトは諦めてもらう
  という思惑があったんじゃないかと思います。
 
   ところが蓋をあければ、圧倒的なシェアを持つが故に、
  「別に仕事はXPでいいじゃん。」
  「家で使うならOSXの方がいいじゃん。」
   という板挟みにVistaは合い、結局なんだか普及があんまし、
  という状況になってしまいました。業界の要請に応えて、
  MicrosoftもXPの販売を止める訳に行かず(売れちゃうし)、
  「Vistaやっちまったなあ。」という残念な結果になって
  しまいました。
  そこでMicrosoftは次回作に、
  「旧きを継承しつつ、旧い体質を切り捨てる。」という
  二律背反(で、いいんだっけ?)を実現すべく、秘策を
  投入しました。
  Appleがこれを使い、何度となく危機を乗り切って来た、
  「旧環境の丁寧なエミュレーション。」です。つまり
  「擬態」と言っていい程、旧環境とは似ても似つかない
  動作環境なのに、旧環境でしか動かないはずのソフトを
  殆ど動かしきってしまう。
  第一話:68コードを騙せ!誰も知らなかった小数点大革命。
  第二話:9を墓場に。クラシックな革新。
  第三話:互換の使い魔を召還。ロゼッタの奇跡。
  (AppleプロジェクトX(笑))
 
   これと同じ種類のとても出来のいいエミュレーションが
  今回のWindows 7のオプションとして用意されています。
  名付けて
  「XPモード」
  ネーミングがベタでないかね(笑)?
  XPをインストールしていた同じマシンにWindws 7を
  インストールした時、このオプションを使うと、従来と
  殆ど変わらないスピードで、XP用のソフトを(多分)
  動かす事が出来ると言うスグレモノで、企業はこの
  エミュレーションに大きな期待を寄せています。
  ハードな使用条件に晒されるオフィスのPCは、数年毎に
  ハードを購入・リース変更して行かねばならず、一方
  ソフトウェアは
  「減るもんじゃない」ので、出来るだけ使い続けたい訳です。
  新しいPCに変更する時に、
  「もうVistaインストール機しかないんですよ。」という
  メーカーは見捨てられ、
  「お願いです。XPインストールします。」という事になる
  はこびでございます。
  7であれば、これが使えると言う訳で、予約殺到、という
  話。ただ13行程上の(多分)が心配です。
 
   「戦場ケ原くん、君がいいと言うので導入したセブンな。
  あのソフト動かんじゃないか。」
  「え?Microsoftは全てのXPソフトが動くとは保証しており
   ませんよ。」
  「な事言ったって、困るんだよ。会長のご子息がお作りに
   なった"イケイケ太郎くん(弊社キャラ)"が動かんぞ。」
  「はあ・・・(知るか!)」
  という事が各地で起こらない事を祈るばかりです(笑)。
 
   Micosoftのこの新OSに懸ける意気込みは相当なもので、
  「7」というネーミングも、Windows歴代バージョンNo.
  1(初号機)
  2 プロトタイプ
  3 いわゆる3.1でメジャーデビュー
  4 95、98系
  5 2000、XP
  6 6.0がVista
  に対して、Windows 7は本当は6.1であるにもかかわらず、
  いきなり一階級特進というか0捨1入な扱いです。
  なんかもう早く過去を忘れたいかの様な(ごめん)、
  意気込みですので、Macユーザーも興味をお持ちの方も
  多いと思います。
 
   ただ下の注意書きにもありますが、今年になり、ベータが
  出回ってから、特にSnowleopard添付のBootCampで
  インストール成功例はネットに上がっていますが、今も
  AppleはWindwos 7対応のBootCampを発表しておりません
  ので、シトラスも
  「インストール付き」で販売しません。あくまでも
  「一刻も早く自分で試したい」方向きです。
  注意いただきたい点は、一番安いHome Premium(今回
  Home Basicの日本での発売はありません)は、上記の
  「XPモード」が使用出来ない事です。もう一つ上位の
  Professionalからです。MacユーザーがWindowsを使いたい
  時、現状ではXPで動くあんなソフトやこんなソフトを
  使いたい(私の場合ミクに唄わせる(笑))だけなので、
  そういう人は、普通にXPをインストールすればいいと
  思うのです(発売終了したのでちょと捜すのが苦労ですが)。
  今後Windows 7専用アプリが多くなれば、逆にXPモードも
  要らなくなる訳で、まだ正式サポートがない現在、
  「挑戦し、体験する」だけならHome Premiumでいいかと
  思いますが、XPアプリの使用頻度が高い方は、6,000円
  高いProfessionalがオススメでしょう。
 
  ☆Windows 7 Home Premium 32bit DSP版(OEM)
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   2009/10/22発売開始!
   Microsoft Windows 7 Home Premium DSP版。
   32bit editionです。
 
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   2009/10/22発売開始!
   Microsoft Windows7 Professional DSP版。
   32bit editionです。
 
   ※Mac本体、メモリ、ハードディスク、DVDドライブなどの
    「ハードウェア」とご一緒に購入ください。
    DSP版のWindowsは、単体でのご購入はできません。
   ※10/22現在、AppleはBoot CampでのWindow 7対応は
    正式表明していませんがSnowLeopard版Boot Campでの
    インストール例はあるようです
    (シトラスが保証するものではございません)。
   それでも一刻もはやくお試しになりたいあなたへ。
 
 
 
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  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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