Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」387 2010.6/14
 
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  今週のシトラス
 
  「おかえり」
 
  ワールドカップもはじまりましたが、やはり今週はこれでしょう。
 おかえり、はやぶさ。
 
  ヒトラーの命令で、国運をかけて開発された大陸間弾道ミサイル
 「V2」
 幸い、莫大な開発投資が成功する事無くナチスドイツは敗北。
 連合国のアメリカとソ連はラピュタの飛行石さながらに、この技術を
 奪い合い、アメリカはドイツ人科学者を、ソ連はロケット本体を
 抑えたと言われます。
 そして軍事的にはお互いの首都を狙う核ミサイルで、冷戦に突入。
 宇宙開発では人工衛星と有人飛行をまずソ連が先んじ、
 月面への着陸はアメリカが成功。
 
  アメリカとソ連、どちらが先に衛星を宇宙に送れるかと競争して
 いた頃、ようやく東京大学糸川博士の研究室が、小さなロケット、
 その名も
 「ペンシル」を打ち上げました。
 絶望的にまで開いた宇宙開発の格差。
 その後も、日本のロケットは何度も打ち上げに失敗し、人工衛星を
 自力で打ち上げる事に成功したのも、つい最近の事です。
 
  人工衛星を地球を回る軌道に乗せる事と、その軌道から離れ、
 他の天体に向け飛行する事は、全くレベルが違います。
 「はやぶさ」は日本の宇宙技術、IT技術、民間技術、
 全てを結集して作られた宇宙探査用衛星で、大きなロケットを
 持たない日本が自力で打ち上げるギリギリの重量に、町工場の技術
 まで総動員して作られたユニークな機体でした。
 今回無事任務を果たし、7年ぶりに地球に戻って来た訳ですが、
 報道の様に様々な故障に対し、チームの創意工夫で切り抜け、
 そして、はやぶさもまるで
 「生きている様に」期待に応えて困難を切り抜けました。
 
  はやぶさの宇宙開発史における功績は主に2つあると言われます。
 1.SFの世界でしか語られなかったイオンエンジンの宇宙航行での
  実用性を確認出来た事。及び故障時の対応ノウハウも確認。
 2.地球と月以外の天体に初めて着陸(小惑星イトカワ)。及び本体
  ごとの離陸に成功し地球に帰還(アポロ宇宙船は着陸部分は月に
  置いて来ている)。
 
  特に2つめは、旧ソ連の人工衛星成功、有人飛行成功。アメリカの
 月面着陸に比べれば地味ですが、重要性では匹敵する快挙です。
 
  そしてこの成功は、はやぶさチームの
 「しつこいほどのあきらめの悪さ」がもたらしたと言われます。
 ・機体が制御出来なくなり、回転しているため、通信が途絶える。
  普通は計画が終了します。しかし、
  「回転はいずれ収まる様設計されている。」と
  辛抱強く(最悪数年というスパンで)待ち続け、ついに7週間後
  通信再開。姿勢制御を奇跡的に回復。
 ・イオンエンジンが4基とも故障。しかしそのうち一基づつに、稼働
  出来る部分があり、組み合わせて推進を確保するための補助回路を
  組み込む、予算も重量の余裕もない設計の中、
  「こんな事もあろうかと。」追加したたった一個のダイオードが
  計画を続行させました。
 こんな事がいくつもあったようです。
 日本は開発費用もなく、これが失敗したら次いつ同じ様な計画に
 予算がつくか判らない(事業仕分けで、はやぶさ2計画は僅か予算
 3000万に)。だから最後まではやぶさを見捨てられなかった。
 はやぶさも何度も甦り、満身創痍だけどミッションを完遂した。
 
  大気圏突入で燃え尽きたはやぶさが、最後に産み落とした
 カプセルには、小惑星イトカワの破片が入っているかも知れない。
 当初計画していた、ロボット機が走り回ってサンプルを採取とか
 弾丸の様な物を打ち出して、地面を砕いてサンプルを取りやすく
 とかは失敗したようですが、着陸の衝撃で地表面から剥がれた
 何かが入っているはず、とのことです。
 太陽系誕生の秘密を解析する貴重な資料になりそうという、この
 サンプルが、無事入っていることを期待しますが、そんな事より
 はやぶさが持って来てくれたものは、もっと大きいものです。
 
  「日本の大企業から町工場までの技術を結集して生まれた
 はやぶさが、世界の誰も出来ない事を初めてやりとげた。」
 この達成感が今の日本にくれたものは、おそらくワールドカップの
 一勝よりも(こっちも頼むぜ(笑))、大きいとおもいます。
 
  はやぶさは任務を終えた後、あてもない宇宙の旅に旅立つのが
 当初の計画でした。しかしチームは大気圏に突入し、燃え尽きる
 事を選択しました。それは将来小惑星が地球に接近し、地球に
 危機が到来する場合、その軌道を予知するシステム開発の貴重な
 データにするためです。
 最後まではやぶさは任務を果たし、60億kmの旅を終えました。
 
  最後に、はやぶさは地球の映像を送ってきました。数枚撮影を
 試みた最後の一枚で、半分画像が途切れて終わっています。
 この撮影はミッションには何の関係もありませんが、
 「最後に、はやぶさに地球(故郷)を見せてあげたい。」という、
 チームの気持ちだそうです(駄目だ。書きながら又泣けて来た。)
 
  「おかえりはやぶさ。そしてありがとう。」
  
 
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  ナゴヤからの手紙 2010.6/14
 
 「星空のディスタンス」
 
  先日仕事帰りに、
 「今日は漫喫行かねばっ。」とつぶやいたら、同僚(女)が
 「今日なんかあるんですか?」というので、
 「いやあ、今日は別冊マーガレットの発売日だから・・・。」と
 言ったら、明らかに100m位退かれました(心情的に(笑))。
 
  もうこの歳になると何でもありですが、ちょっと本音過ぎたと
 反省しております(汗)。はまりにはまっている、
 「君に届け」ですが、別マ(女子はこう言いますよね?)の発売日に
 単行本11巻も発売され、もちろん購入しました(笑)。
 内容は既に毎月漫喫で別マを読んでいるので、目新しくないのですが
 やはり買ってしまうのですね。
 
  10巻で遂に
 「告った。」2人ですが、11巻では初デートと言う訳で、
 この辺のゆっくりしたもどかしさが、なんか我々の世代に通じる
 ものがあり、懐かしくてしょうがありません。
 今時の恋愛のスピード感に比べ、我々の頃には、手をつなぐのに
 2年位かかったりするのが普通でした。話に聞く
 「韓流ドラマ」というのも純愛物が多いとか。
 中高年の女性が夢中になるのも、自分の青春を投影出来るからかも
 知れないですね。
 
  で、その初デートですけど、どこへ行くと思います?
 ちなみに私は東山動植物園でした。
 ボート?乗りましたとも(涙)※。
 まあ我々の時代は、栄とかに遊びに行くと言うのはあまり考え
 なかったですね。行ったとしても県図書とか(現在名古屋城の西に
 ある愛知県図書館は、当時栄の現在の芸術センターの所にあった)
 そんな固い交際でした。
 で、颯太と爽子の初デートは、プラネタリウムでした。
 
 ※今は知らないが、当時東山のボートに乗ったカップルは別れると
  言うジンクスがあった。カップルは結婚するより別れる数の方が
  多いだろうし、あのボートに乗っても結婚したカップルは沢山
  いただろうが、とにかくそういう事になっていた。
 
  プラネタリウムって、あまり嫌いって人は少ないでしょうが、
 余程の天文オタクでない限り、そう何遍もいくもんじゃないですね。
 小中学校で社会見学とかが多いでしょうか?
 作者は良く知っているなと思いましたが、背もたれが大きく倒れる
 椅子に並んで腰掛け、夜空を眺めるのは、カップルには結構穴場
 だと思います。
 一応天文学の施設ですから、真面目な解説がつく訳ですが、心は
 そんな所には無いですよね当然(笑)。
 私も高校時代彼女と一度行った覚えがあります。
 最終の上映は音楽だけで星空を眺める。という趣向もあった気が
 しますが、確か中止になりました。
 ムード盛り上げたら、そりゃチューぐらいはするでしょ(笑)。
 
  で、漫画読んだあと、なんとなく
 「久しぶりにプラネタリウム行きたいな。」と思っておりました。
 そしたら、なんという偶然!ニュースで、名古屋市科学館の
 新プラネタリウムドーム完成という報道がありました。
 といっても、これから整備して公開は来年春(おそらく3月)との
 事です。
 名古屋市科学館がリニューアルされる事は知っていました。
 出来たのが私の小学生の頃ですので、そろそろ老朽化は激しいだろう
 と思います。ただプラネタリウムをどうするのかは知らなかったので
 「ああそっちも新しくするんだ・・・。」位に思ったのですが、
 「世界最大の」が付くと、ちょっと興味をそそられます。
 
  名古屋市科学館にプラネタリウムが開業したのが今から47年前、
 当時としては世界最高水準のドイツ製の機械が導入され、話題に
 なりました。子供の頃プラネタリウムを見た子供は、間違いなく
 その夜布団の中で懐中電灯と穴の開いた上で、星空を作ろうとする
 筈です。もちろん上手く行かないのですが、中には夢を叶えた人も
 います※。
 本物のプラネタリウムは無数の光学レンズと複雑な回転機構の塊で、
 コンピュータなどという物が無かった時代に、天体の動きを具現
 するには、さぞかし精密な機構が必要であったろうと思われます。
 クオーツ時計が出来る前の腕時計みたいなもんで、天文時計と、
 光学技術の粋といっていい工業製品がプラネタリウムです。
 もちろんその後はコンピュータ制御も付加して行ったのだろうとは
 思いますが、基本は47年前のまま。さぞかしメンテナンスが大変
 だったろうと思われますが、長期に亘って働き続けるメカ、という
 点で、ドイツ(カールツァイス製)の工業力の高さを感じます。
 
 ※大平貴之氏は独力で移動式プラネタリウム「メガスター」シリーズ
  を開発し、小型ながら世界最高の恒星数を投影する事に成功した。
  子供の頃の夢を叶えた彼の自叙伝は、ディズニーがテレビドラマ
  「星に願いを」として製作し(堂本剛、優香主演)、DVDも
  発売されている。
 
  今回新科学館の目玉になるのが、最新のプラネタリウム。
 ドームの大きさが世界最大の35m※(従来のは20m)。
 小学校のプールより10mも大きい直径の巨大ドームが、このほど
 完成した訳です。このドームの天蓋部分に星を投影する訳ですから
 光軸が散らない様に、かなり強力な光源が必要だろうと思います。
 直径35mと言う事は、天井の高さが半径の17.5mあるでしょうから、
 そんな遠距離(ロングディスタンス)に星(丸い点)を投影して、
 観客に見せるには、かなりの光量がいるでしょう。
 どうも光ファイバーを使って、レンズまで光を導くようで、これなら
 ロスも少なく、設計も楽であろうと思われます。
 
 ※調べてみると、従来のプラネタリウムの大きさベスト5は全て
  日本にあり、今までの第一位は直径33mで愛媛にあるとか。
  どんだけプラネタリウム好きなんだ、日本(笑)。
 
  「ようし来年3月には、絶対行くぞ!」とそれまで生きてるぞ!
 という爺的決意をした私ですが、同時に
 「これは、懐かしい方も見ておかねば。」とも思った次第です。
 
  で、先日の日曜日に見に行って来ました。
 昼過ぎに白川公園に到着。名古屋にも米軍が駐屯していた時代が
 あり、空襲で丸焼けになったこの長島町一帯を接収して、米軍の
 キャンプが作られました。やがて米軍が撤収した後に作られたのが
 白川公園で、科学館南のグラウンドは、キャンプと、戦前の日本軍
 が使用した広場の名残と言われています。
 科学館には北側の駐車場を全部つぶして新科学館が建設中で、縦に
 細長いビルとビルの間に、まるで
 「ウルトラの母の顔」の様に(このイメージ、お判りでしょうか?)
 直径35mの巨大ドーム(というより球)が出来上がっています。
 
  日曜日と言う事で、館内は親子連れで一杯です。
 「君に届け」の影響で、中高生カップルが多いかな?と思いましたが
 今時のカップルは、カラオケとか行くんだろな?と思います。
 まあ来春からは間違いなく名古屋の新デートスポットになるとは
 思いますが。
 入場券(大人、プラネタリウム+科学館)は600円と、まあ安いと
 思いますが、正直科学館の展示は何も目新しいものがありません。
 「なんかボタンがあるので押すと、解説する。」スタイルですね。
 大体学校からの見学だと、生徒は好きに回って、後からレポート提出。
 という形でしょう。
 来て初めて知ったのですが、このリニューアルの為に、科学館は
 今年8月一杯で休館との事で、早く来て良かったと思います。
 
  さて到着して聞いてみると、一番早いのが14時半で、これは
 キッズアワーという子供向けの回との事でしたが、私は早く帰って
 もやしのヒゲを取らねばならないので(笑)、この回にしました。
 売り場の人は、
 「本当にいいんですか?」と言いたげな表情です。
 無理もありません。
 髭面の爺が、独りでプラネタリウムを見に来るなど、
 1.筋金入りの天文オタク。
 2.人生に疲れて星空で癒されたい人。
 辺りが想定され、子供満載の場内には馴染みません。むしろ
 「子供が大好きな人」という、最近では文字通りには中々受け取って
 貰えない(アブナイ)人に思われないか心配でした。でももやしが
 待っておりますので、やむを得ないのです。
 
  14時半開演、14時10分会場と言うので、充分余裕を見て、
 14時に入り口に行ったのですが、考えが甘かったのです。既にもう
 連絡通路に列は折り返しておりました。並んでいるのはほぼ90%が
 家族連れ、残りがカップル(私が観察したかった初々しい中高生では
 なく、婚約?って感じの方々)と私の様な独りで来たとおぼしき男女。
 衣替えの日に冬服で来ちまった様な違和感があります。
 子供達はじっとしていない。わめく、泣く、走り回る。中には、
 「これから暗くなるけど、泣いちゃ駄目だよ。」と親が言い聞かせて
 いる、どう見ても一歳児(無理だろ(笑))とか。
 
  なんとか開場し、家族連れの間に遠慮しつつ座る。
 前の子は背もたれが倒れるのを面白がって何度もがんがん倒す。
 その都度私の、モデル体型の長い足(嘘)に当たる。
 泣き出す子もいる。上演5分前におしっこといい、親がまた
 「すみませんすみません。」と列を通る。前の席が倒れているので
 前の人にも協力してもらわないと通れない。
 この辺新プラネタリウムには改善してもらいたい点ですね。
 47年前とは日本人の足の長さが違うので。
 
  隣の小学生低学年位の女の子は、解説の人に、
 「トイレ大丈夫?暗くなってもおねしょしちゃ駄目だよ。」と言われ
 「おねしょ。くすっ。」と笑うのがなかなか可愛らしく、
 「いかん、こんなポイントで萌えては、アブナイ人だ。」と反省。
 動物の子が人間も含め全て可愛いのは、親に保護される為だという
 説があるけど、うちの子もあんな可愛い頃があったなぁとしみじみ。
 キッズアワーらしく童謡やアニメ主題歌(教育テレビのもの)が、
 流れると、会場は一緒に歌いだす。普段地下鉄やファミレスで騒ぐと
 「迷惑なガキだなあ(失礼)。」と思うけど、今回は彼らが主役。
 この一体感はAKB48並みだ(行った事ないけど(笑))。
 
  解説はテンション高い戦隊ショーのMCを想像したけど、普通に
 解説員口調の男の方で、最初は場内はザワザワしていましたが、
 なーに、機械が動いちゃえばこっちのもの。もう子供達は、
 「おーっ!」「わーっ!」と星空に見入っています。
 幼稚園行かない子も多いのに、結構食いつきがいい。
 実は私、半分位寝てました。プラネタリウムで寝ている人が隣から
 「外で寝ると風邪引くぞ。」と言われる、というギャグがありますが
 ほんと何だか気持ちいいんですよね。
 アボリジニー※は基本的に家を持たず、雨が降っても、そのまま大地に
 寝る文化を持つといいますが、人間の先祖からの記憶に
 「星空の元で眠る」という事が刷り込まれているのかもしれません。
 
 ※偶然だが、はやぶさのカプセルが無事着陸したのは、オーストラリア
  先住民アボリジニーの聖地である砂漠の中だった。
 
  久しぶりのプラネタリウムは、なかなか気持ち良いお昼寝タイム
 となりました。
 「くすっ。」の女子も、眠りこけている隣のおっさんはなんなんだと
 思っていたかも知れませんが、この心地よさは貴重。
 音楽と星空の夕べを是非復活させてほしいものです。
 チュー厳禁で(笑)。
 ちなみに来年3月からの新プラネタリウムは、現在の機械のような
 鉄アレイ型(解説員は子供達が判りやすいように「蟻みたいな」と
 言った)の機械ではなく球形一つのタイプに(光ファイバーの
 おかげかな?)なるようです(完成図によると)。
 記憶に残る、あの形の機械※に会いたい方は8月中にどうぞ。
 
 ※名古屋市科学館では、7、8月はカールツァイスIV型の性能を
  最大限に引き出す、お別れプログラムを組んでいる。
 
 
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  シェフのおすすめ
 
 「パラレルって」
 
  言うと、コンピュータショップの立場で言えば、まあHDなどの
 接続規格ですよね。
 「平行、並列」って意味でしょう。あと、元
 「赤倉の赤い隕石(笑)」としては、スキーのパラレルが憧れ
 でした。
 二本のスキーが完全に平行のまま滑って行く事は、エッジの切替が
 完璧である事を意味するので、スキー技術の頂点なんですよね。
 冬季オリンピックのスキー競技で見る様に早く滑る為には、必ずしも
 完全にスキーが揃っている必要はない(蹴ったりする技術もある)
 のですが、ゲレンデを優雅に滑る為には、
 スキーが揃って(上手い!)、
 しかも幅が狭い(痩せているので足が閉じる)。
 そしてスムースに滑る(重くないのでエッジをきつくかけない)。
 こういうのが、上級者ですよね。
 
  「若大将」加山雄三氏に、
 「我々は加山さんと違って、女にモテたいという不純な動機で
  スキーやってしまうので。」と行ったところ、
 「ばかやろ、それ以外にスキーやる理由あるか!」と言われた由。
 かっこいいスキーは、水音を立てないスムースなクロール(米映画で
 主人公がホテルのプールで披露するやつ)と並び、セレブの象徴。
 男女問わず憧れです。
 
  あ、話がそれましたが、BootCamp環境でWindows起動を実現した
 Intel Macですが、Macには昔からWindowsのエミュレーション
 ソフトがありました。
 「Soft Windows」とか
 「Virtual PC」とか言う奴ですよね。
 まあCPUが違うので、充分な速度が期待出来なかったですが、
 Intel Macになればエミュレーションでも、かなり良い線行く訳です。
 Boot Campで本物のWindowsが起動出来る現在、もうこの手の
 エミュレーションは消えるんじゃないかと思いましたが、
 まだまだ元気です。
 
  それはMacを使っている時に、ちょっとWindowsのソフトを起動
 したくなった場合、再起動は面倒だし能率がよくないからです。
 データをちょっとマックに持って来る。なども大変です。
 Windowsの世界でも高性能なマシンとして使える、BootCamp環境の
 Intel Macの性能を考えると、エミュレーション環境で、
 「一般家庭が気軽に購入する、安いWindows機」程度にソフトが
 動けば、エミュレーションで充分と言う事が出来ます。
 
  現在のIntel Mac用Windowsエミュレーション環境で、動かすのに
 ちょっと辛いのは、ビデオボードを酷使するグラフィック系だけの
 様です。ゲーム関係などは、再起動してBootCamp環境で使うのが
 正解の様ですが、Windowsで一番必要とする、
 「Microsoft Office」Windows版を使いたい、というニーズなら
 まずエミュレーション環境で充分と言えましょう。
 
  現在Windowsエミュレーション環境には、
 「Parallels Desktop for Mac」と
 「Fusion」の二大巨頭があり、一長一短、性能は大差ないと言われ
 ております。今回Parallels Desktop for Macの方をご紹介するのに
 あまり他意はありません。色々調べてみましたのですが、はっきりは
 結論づけられませんでした。
 最近私のリサーチ能力はとみに衰えを見せ、
 「J.S.バッハ※ ピアノ協奏曲第1番ニ短調BMV1052」と前回書いて
 ますが、あれ実は
 「BWV」の間違いでございました。ご指摘いただきありがとう
 ございました。どうかしてますね。その他にも
 「ヤドカリの手紙」とか書いてるし(汗)。
 ましてや、両ソフトの比較など簡単に出来ないとは思います。故に
 今回はとりあえず、こちらをおすすめしておきます。
 Fusionについては、また別の機会におすすめしたいと思います。
  
 ☆Parallels Desktop for Mac 5.0   ¥11,500
  一台のIntel Mac上で Mac OS X とWindowsやLinuxの同時使用を
  可能にする仮想化ソフトウェアです。
  OSを切り替えるたびに再起動する必要がありません。
  ホストOSとしてMac OS X Snow Leopard、ゲストOSとして
   Windows7と、新しい OS に対応しています。
  また、3Dアプリケーションや3Dゲーム、CADプログラムなど、
  様々なアプリケーションの動作がさらに快適になりました。
  スマート、パワフル、スピーディ。最高のパフォーマンスと
  互換性をお届けします。
 
 
 
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 お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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  パソコンレスキューはじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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 シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標にお送りしています。
 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
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