Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」390 2010.7/7
 
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  今週のシトラス
 
  かつて週刊朝日に
 「似顔絵塾」というコーナーがあり、いわゆる正統似顔絵系、
 デフォルメ系入り交じる中に、墨絵のぼかしを上手く使った達者な
 似顔絵を送って来る方がおられ、たまたま力士の絵であったので、
 塾頭の山藤章二氏が、
 「いかにも午後三時にはテレビの前に座り、幕下の相撲から見て
  いそうな、相撲好きのオッサンの書く絵。」と評していました。
 日本中にはこんな相撲好きが山ほど居られます。
 後援会や新聞配達店が持って来てくれる番付表の髪の毛程の文字を
 虫眼鏡で見て、BS放送の最初から地元出身力士を応援する。
 そんな、ファンと言うより相撲好き。そういう人達に支えられ、
 大相撲は歴史を重ねて参りました。
 
  今回の不祥事が、大きな問題である事は承知しています。
 しかし中学を出たばかりの子供達を、相撲界と言う特殊な世界に
 集めて、指導者も世間的に言えば青年層が多く、他の世界を知らない
 ものばかり。稽古の合間にパチンコや競馬をする事と非合法な
 野球賭博の区別が付かない若造達に、
 「正直に言えば罰さない。」と言って、名乗り出ると厳しい処分。
 
  学生時代に、
 「遅刻者が多い。たるんどる!」と、定時に出校した生徒達を叱る
 訳の分からない先生が居りましたが、
 「自分はやらなかったが、そういう風潮を止める事も出来なかった。
  申し訳なかった。」と反省し、再生を誓う人びとが、その態度を
 示すのは、まさか清掃活動とかではありますまい。
 土俵の上であるはず。
 その姿を放映しないのであれば、彼らはどこでそれを示せば
 いいのでしょうか?
 
  NHKの放映中止の理由に、
 「1万6千通以上寄せられたご意見の7割以上が放送に反対だった。」
 とありましたが、その1万2千人近い人びとが(重複はまさかない
 でしょうね?)、皆
 「熱心な相撲ファン。」であることは間違いないのですよね?
 「場所中、毎日かかさず大相撲を見る相撲好きの方々」と、
 「社会正義上、今回の放映は認められない。」と投書・メールした
 人達(「投書好き」と言うのは失礼かも知れませんが)が、どうも
 重ならないのは私だけでしょうか?
 「NHKとしては、視聴者の皆様の声を尊重しない訳にはいかない。」
 というコメントもありましたが、この場合の視聴者とは、
 「大相撲中継の視聴者」でなければおかしいのでは?と思います。
 
  「そんなこと言っても、中継の時間は仕事してるし。」という正論も
 判ります。私だって見れません。でもちょっと前までは、疲れて帰って
 くつろぎながら
 「大相撲ダイジェスト」を見るお父さん達は沢山いました。
 相撲がつまらなくなったせいもあるでしょうが、今はこの番組も
 打ち切り(なんか衛星とかで残ってるんでしたっけ?)になった事
 自体、大相撲がコアな中高年(とレアなお相撲ギャル)に支えられ
 ている現状を示しています。
 
  結局今回のNHKの判断は、やはり昨年の名古屋場所の
 「桟敷に座ったその筋のお歴々を、NHKが全国放送し、ご健在を
  披露してしまった。」という一件に対する不快感が根源にある
 ような気がしてなりません。
 
  やっぱり名古屋場所は放送すべきであったと私は思います。
 必死の取り組みを見せてこその再生でありましょう。
 飲酒酩酊全裸タレントの謹慎は当たり前でも、彼の属したグループは
 彼無しで一生懸命芸能活動を勤め、
 「俺たちは待ってる。」で好感度を更に上げたではないですか。
 「部員が暴力事件を起こして出場辞退した高校(この連帯責任も
  江戸時代の五人組みたいで教育的でない)。」があった回の
 甲子園高校野球を、NHKは今後放送しない事にするのでしょうか?
 
  こうなれば意地でも名古屋場所を見に行って来ようかと思います。
 
 
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  ナゴヤからの手紙 2010.7/7
 
 「地縛的快感」
 
  先日古い友人と話して居りましたら、
 「楽器を売りたい。」というので、
 「んじゃ、コメ兵に行こうかねえ。」という話になりました。
 私はコメ兵で買った事はありますが、売った事はありません。
 とりあえず面白そうなので(もちろんメールマガジンのネタにもなり
 (笑))、合う休日を見つけ同行する事にしました。
 
  大須観音で待ち合わせだったのですが、早く着いてしまったので
 (暑い日でした)、お茶でも飲もうと、お?ややや!
 「皆さーん驚いてはなりませんぞー(脳内再生されるドン・ガバチョ
  の声が、最近は子供の頃に聞いた故藤村有弘ではなく、名古屋章
  の哀愁を含む声に変わって来た)。」大須観音門前の
 「大須茶屋」がのうなっておるではありませんかっ!
 セブンイレブンになっとる。門前茶屋ちゅう日本の伝統を、まっと
 てゃぁーせつにせなかんがね。河村市長なにやっとるだ。
 
  で、しぶしぶ万松寺横のコンパルに行って(かなり遠い事は、
 ナゴヤ人ならお判りと思う)、例のちっさいカップでミルクを混ぜて
 から氷入りのグラスに注ぐアイスコーヒーを飲みました。で、また
 大須観音に(かなり遠い事は、ナゴヤ人ならお判りと思う)。
 友人と会ってその足で、
 「コメ兵買い取りセンター」へ。
 なんか、すげー立派な建物です。もと銀行?だっけ。
 コメ兵は東京にも買い取りセンターがあり、お金持ちの東京の皆様の
 ブランド品(元カレに貰った奴とか(涙))を買い漁り、中古品を
 気にしない名古屋嬢に売りまくっている訳ですが、名古屋で有名な
 「質ウエダ」という店のCMで偽松田聖子が歌っているように、
 「プライド守る」事が、この手の商売には重要の様ですね。
 
  入ると受付でいきなり身分証明書(普通は運転免許証)を提示、
 簡単な個人情報聞き取りの後、銀行の様な番号の紙を受け取り、
 待合室で待つ。査定室は5つあり、ジャンルが違います。
 この日は平日で客が少なく、すぐ呼ばれました。
 楽器に強い担当の方らしく、楽器のメーカーや型番もすぐ判り、
 「いいものですが、この状態だと(リペアは必ずやる)まあこれで。」
 と電卓に示された数字が、彼の期待以上であったため、嬉しそう。
 売却の書類に書き込み、別室ですぐ支払いになりました。
 
  「昼飯奢るよ。」とホクホクの友人ですが、お互い筍生活で、
 余裕はない事は承知しているので、割り勘で屋台にしました。
 大須には屋台店(と言っても本当は店舗様建物を2つに仕切ったり
 して使っている)が多く、一番多いのは、
 「李さんの台湾屋台」。ここは第一号店から知って居り、本当に
 ロゴそっくりな李さんが店頭にいたのを覚えていますが、今頃は
 きっと社長室にいるのでしょうねえ。
 今回は新しく出来た、
 「富士宮焼きそば。」の屋台にしました。前に
 「B級グルメ居酒屋」のご紹介でもお話したと思いますが、この
 静岡の中都市で名物になっている焼きそばは、焼き方にも特徴が
 ありますが、なんと言っても地元の優秀な製麺所あっての焼きそば
 です。少し平たいこの麺は、コシがあるのにゴワゴワしません。
 今回2回目ですが、一件怖そうな親父は実は大変いい人で、それだけ
 でもリピーターになりたくなります。ヤンっぽいバイトのにいちゃん
 ねえちゃんも、よく親父の言う事を聞いてます。
 
  焼きそばですから、時間がかかり、その間に友人を待たせて奥の
 ソーセージの屋台へ。ここは奥三河の方にちゃんとした農場と工場を
 もつ店で、串焼きのソーセージ(250円と格安)を頼む。美味い。
 まあ今回はお祝いなので、台湾屋台で、唐揚げと海老団子も。
 平日でお客も少なく、両店とも焼きそば屋台まで持って来てくれ
 ました。謝々。
 こんだけ並べて、他のお客に、
 「大宴会だね。」と冷やかされながら、缶ビール(あたしはお茶)で
 乾杯。親しい友と、皆が働いている平日の昼にご馳走並べて一杯やる。
 これ以上の幸せが人生にございましょうや?(いやない@反語)
 
  焼きそばは400円なので、一人1000円程度で、満足至極な大須の
 休日でした。浅草を知ってる東京の人も、大須の独特の雰囲気には
 魅了されるみたいですね。なんか観光客(これから中国のお客様も
 多くなるだろうねえ)相手の観光商店街でいて、電気街で、オタクの
 街で、古着やとんがったファッションのメッカで、ナチュラル派や、
 不思議系、エスニックやパンクも同居と言う、かなり混乱した
 面白さがたまりません。名古屋嬢がブランド志向だけではない事が
 この街へ来るとわかります。
 
  もう少し歳取って(幸運にも)年金生活になったら、もっと暖かい
 所で暮らしたいと思う最近の私ですが、大須があるので名古屋から
 離れたくないな、と思う事もあります。
 
 
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  シェフのおすすめ
 
 「明室」
 
  子供の頃、幼なじみ(好きだったポッ(笑))の家に遊びに行くと、
 時々強烈に酸っぱい匂いがする事がありました。それはそこんちの
 お父さんが原因で(といっても加齢臭ではない)、
 「おとうさん、今写真焼いてるから。」とその娘(好きだったポッ)は
 言うのでした。おじさんは風呂場に籠って、写真の現像と焼き付けを
 していたのでした。確か定着液だと思いますが、強烈に酸っぱい匂い
 がするのです。おじさんは匂いに結構敏感で、日曜にお昼をよばれる
 と(日曜は焼きそばに固定(笑))、食べてから
 「母さん。今日のいかはちょっと古かった様な気がする。後で正露丸を
  飲んでおこう。」と言って、私も飲まされたりしましたが、
 「食べる前に言えば・・・。」と子供(幼稚園児)心に思いました。
 自宅で握りずしも握ると言う料理好きのおじさんでしたから、鼻は
 確かだとおもいましたが、あの鼻も曲がりそうな匂いの中、風呂場に
 籠ってなにしとるんだろう?と思ったものです。
 
  今ならパソコンオタク。ちょっと前はオーディオファン。
 その前はハム(アマチュア無線)。そういう趣味の方々の原点が
 写真趣味(カメラ趣味)です。要するに科学なのです。
 この趣味の(職業でない)我が国第一号は、第15代将軍徳川慶喜公、
 後の貴族院議長徳川公爵である事は、余り知られていません。
 大政奉還し、責任も激務も無くなった慶喜公の主な趣味が写真で
 あったと言われます。実際結構いい作品を残しておられます。
 
  慶喜公が暗室に籠ったかどうかは知りませんが、趣味であれ、
 プロであれ、DPEの機械を持つ写真館が普及するまでは、カメラで
 写真を撮ったら、自宅の暗室で現像・焼き付けまでするのが当然
 でした。カラー写真になってからは、現像が複雑になり、自宅でやる
 事は殆どなくなりましたが、モノクロの時代は皆そこまでやるのが、
 写真家、写真趣味と言うものだと思っておりました。
 現像にもノウハウ(現像液、定着液の温度等)がありましたが、
 焼き付けのテクニックは奥が深く、
 「覆い焼き(強調したい被写体以外の部分を手で覆う事)」の
 覆う時間、また手をヒラヒラさせて特殊な効果を狙う等、写真部に
 入った事が無く、カラー写真から始めた私には、もはや昔の剣の達人
 の話の様に思われます(「の」が多いと絶対Wordなら怒る(笑))。
 
  このミラクルなルームである暗室は、
 「DARKROOM」というのが英語です。
 今回ご紹介するAdobe Photoshopシリーズのソフトは、
 「LIGHTROOM」つまり明るい部屋。
 デジカメなので、暗くする必要はないと言う事でしょう。
 デジカメの素子は、結構色々な情報をしっかり抱え込むので、
 被写体が暗すぎて黒く潰れていても、RAWだとちゃんと目で見た
 様な画像にする事が出来ます。
 銀塩フィルムやJPEGの場合は、これを無理に明るくすると、凄く
 荒れた画像になります。高感度フィルムで撮った暗闇の写真(ここで
 断言しておきますが、覗き等に使った事はありません(笑)。)の
 ような荒れた写真になります。写真誌に乗るスクープ写真。
 「○○、激カワ美人と深夜の路上キス。」みたいな写真ですね。
 
  今度のLIGHTROOM 3はその辺を実に上手に補正するRAW現像
 ソフトらしいです。こういう処理は、有名な
 「SilkyPics」という国産ソフトが本当にきめ細かくやりますが、
 LIGHTROOM 3は自動的にかなり上手くやるらしい。
 慣れて来ても、全自動でも、シャッタースピードや、絞りが適正で
 なく失敗する事はあるもの。
 暗すぎる写真。真っ白な写真(ちなみにこっちは救えません)。
 こうしたリスクを、こういうソフトはかなり救ってくれます。
 デジカメなんだから、結果を見てすぐ取り直せばいいのですが
 (その点式場写真家の胃の疾患はデジカメ以後少なくなったろう)、
 二度とチャンスの無い
 「決定的瞬間(○○、激カワ美人と…えいくどい(笑))」もある
 訳ですからねえ。
 
  今や高性能お絵描きソフトと思って使っている人も多い
 「Adobe Photoshop」シリーズの中で、一番
 「Photoshop(写真屋)」らしいソフトと言えるでしょう。
 
 ☆Adobe PHOTOSHOP LIGHTROOM 3       ¥33,600
   1枚の画像の補正から複数画像の検索、大量の写真の処理や整理まで、
  最高水準のデジタルフォトワークフローを実現します。
 
 
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  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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