Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」417 2011.1/30
 
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  今週のシトラス
 
  たわいもない幸せの話をします。
 
  「これ、美味しい!」という事は主観が大きく
 作用していることは当然ですが、
 それは先天的に持つ味覚の差というよりは、それ
 までの体験と言うか、舌の持つ記憶に依存する
 ところが多いのではないかと思います。
 
  私の子供自分、まだ日本は貧しく、なんとか
 中流と言える家庭に育った私には、母が
 「今夜はカレーだよ。」と言うと、文字どおり
 一日中踊って過ごしたものでした。
 もっとも本当に小さな時はカレーを食べられ
 なかったと記憶していますが、給食で一番
 嬉しかったのもカレーでしたので、小学校に
 上がる前には、なんとか食べる事ができたの
 でしょう。
 
  いつからか、カレーに生卵を一個混ぜるという
 関西風の食べ方が我が家に導入され、卵は当時
 一個10円位しましたので(バス代大人20円と
 言う時代なので今なら一個100円)、これは結構
 贅沢な食べ方でした。親の友人の子供が泊まりに
 来て、このカレーwith生卵を供され、
 「あの家は大金持ちだ。」と親に報告したという
 逸話があったほどの贅沢だったのです。
 
  そんな暮しの中で、当時はどこの家も当たり前
 の様に、牛乳をとっていました。
 まだ紙パック入りはなく、180mlの牛乳瓶で、
 配達してもらっておりました。
 日本の一般家庭で牛乳を飲む様になったのは、
 戦後だと思います。アメリカ製ホームドラマで、
 大きな冷蔵庫を開けて、2L位の大瓶の牛乳瓶から
 グラスに注ぐ台所風景が強い印象を与えたのかも、
 しれません。
 「あれが戦争に勝った国の生活だ。」と。
 
  東京オリンピックの頃から、日本全体が徐々に
 豊かになり、我が家でも子供達に一本づつ牛乳を
 貰える様になりました。
 いつ飲んでも良いのですが、当時から享楽的な?
 私は朝、寝起きで飲んでしまいます。姉は
 「取っておく」のが大好きな性格で、お菓子とか
 蜜柑を貰っても机の引き出しにとっておき、
 とっくに食べてしまった弟を、それを餌に操る。
 という孔明の如き策士でした。
 
  この姉が編み出した、現在も私にとって最高の
 牛乳の飲み方、いや自分的な最高の美味が、
 「お風呂に入って牛乳を飲む。」でした。
 お風呂で牛乳、というと例の
 「脱衣所で、腰に手をあて、風呂上がり。」と
 いうのが定番ですが、姉が編み出したのが、
 「湯に浸かりながら牛乳を飲む。」でした。
 「暖まった食道を、冷たい牛乳が通過するのが
  たまらないのよ。」という意見でしたが、
 たちまち私も賛同する様になりました。
 
  飲んだ後は、瓶をすすいで瓶で遊びます。
 割れたら危険と、親は渋い顔でしたが、まあ
 コップに比べれば牛乳瓶は厚いのでなんとか
 黙認されたのでしょう。
 小学生の時、この
 「お風呂で牛乳。」は至福の時間でした。
 
  今は朝シャワーを浴びて仕事に行くのが毎日の
 習慣です。
 昔はどこの家でも夜お風呂に入り、下着も着替えて
 眠り、あさは上衣だけ寝間着と着替えて出かけた
 ものです。
 ところが日本全体が特に汗臭さを嫌う様になり、
 朝シャワーを浴びるという習慣が一般化すると、
 清潔好きは夜の入浴+朝シャワー。
 私の様な無精者は朝シャワーだけになりました。
 
  ところがここの所、恐ろしく寒いので、夜入浴
 しないと安眠できないようになりました。
 昔の事を思い出して、買い置きの1L入り紙パック
 入の牛乳を、プラスチックマグに注いで浴室に。
 冷えきった体に熱い湯。
 昔よりは我慢出来るので、じっと入っていると
 じわじわと体があったまって行くのが判ります。
 そこで、冷たい牛乳を…。たまらん(笑)。
 
  春になれば、加齢臭で同僚にご迷惑をおかけ
 しては申し訳ないので、朝シャワーの日々に
 戻ります。
 冬季限定のお楽しみです。
 私にとって最高の美味である、お風呂で牛乳。
 冬の残り楽しみ、また今年の暮れに再会する事を
 楽しみに、生きて行く事でしょう。
 大げさですが、爺になると、こんな些細な事が、
 生きる支えになる訳ですね。ま、
 「けいおん!映画版」も楽しみな訳ですが(笑)。
 
 
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  アイチからの手紙  2011.1/29
 
  「お大尽さまのお通りだっ!」
 
  無性に牛肉が食べたくなると、まあ手近だと、
 「すき家 牛丼1.5盛 380円(ご飯は並盛。肉が
  並の1.5倍)」等に走る訳ですが、
 「良い肉を食べたい。」という強い欲求があると、
 焼き肉かステーキハウスに行きたくなります。昔は
 「大須のシュラスコ」という手がありましたが、
 今は無く。後は
 「誕生日ステーキ※」のアウトバックか。
 でも、でも、たった2500円で、あの、夢の様な
 「和牛の焼き肉」が食べられるとしたら…。
 
 ※アウトバックステーキハウスのメール会員に登録
  すると、誕生日にステーキ無料クーポンが来る。
  これだけの注文は流石に出来ないが、トータル
  1000円程度で、結構なディナーが楽しめる。
  ちなみにここはオージービーフ。固いが独特の
  歯ごたえが、「マッチョフード」という感じ。
  アウトバックははやぶさのカプセルが着地した
  アボリジニーの聖地付近の地名である。
 
  そこは普通の焼肉屋さんです。結構良い肉を出し
 がっつり食べると、一人一万はかかるだろう。
 ところが、ランチタイムには色々な肉を使った
 ランチを出します。平日だけです(月定休なので
 実質は火~金の4日間)。
 定食、丼もの、その他バラエティのあるランチを
 1000円~5000円位で提供し、大盛況です。
 
  この店は元々肉屋さんらしいですが、提供する
 牛肉は各地の吟味した和牛。さすがに良い肉です。
 焼肉屋さんですので、当然焼き肉を主体とした
 「定食」があり、2人以上の来客なら
 (並)1500円
 (上)2500円
 (特上)3500円となっております。
 今回は真ん中を注文してみました(太っ腹)。
 来たのは、細長い舟の様な皿に、控えめに
 切られた肉が各種、5種類くらい(一個ずつね)。
 あとホルモンとホタテ。肉の色は、あの肉屋の高い
 肉用ガラスケースに、微笑みつつ済まして収まって
 いる、ピンク主体の、縞模様の、あれですよ。
 
  この店の入り口にも、さすが肉屋。
 この手の凄い和牛肉の塊が、ケースの中で手を
 振っておられます(高貴なイメージ(笑))。
 5000円位のもありますよ。え?
 100gがですよ、あたりまえでしょ?
 でも5000円でも安いっ!と言えそうな肉です。
 その一欠けを、ちょっとずついただきました。
 というイメージ。全部足して120gくらいかな?
 
  後は、サラダ(これも水準以上)、キムチ、
 ご飯、みそ汁、デザート、ドリンク。これで
 2500円。
 これで肉がまずかったら、高いですが、そんな
 心配はありませんでした。
 久しぶりにあった相手と、元気に話しながら、
 突然話が止まる瞬間。
 「おいし~~いっ!」香取慎吾がコスプレで
 やって来そうな、魂の叫び。
 
  食い物系漫画で、
 「日本の牛肉はサシが多すぎて、柔らかいが、
  あんなのは邪道。」みたいなシーンがあり、
 常々賛同しておりましたが、
 「邪道、結構じゃねーか。文句あるか山岡!」と
 叫びたくなる程の美味でした。
 ただこういう肉は、そんなに沢山は食べられない
 のも事実ですけどね。
 同じ部位の肉が1切れしかないのも、かえって
 「この味を逃すまいまい。」という心地良い
 緊張感を演出して、心から楽しむ事が出来ました。
 
  この肉のためなら、毎日の生活費を節約して、
 月一度くらいなら来てもいいな。と思いました。
 「焼きしゃぶ定食」とか
 「肉重」とか、1000円~2000円くらいで、
 20種類位あり、独りで来ても楽しめそうです。
 
  「肉や 大善」
 知立バイパス、上重原インタ東。
 
  デザートもって来た店員に
 「美味しかった。」
 「最高です。」と言ったら、
 
 「美味しかった、いただきましたぁ~。」
 「最高です、いただきましたぁ~。」
 「あざ~っす。」「あざ~っす。」
 「あざ~っす。」「あざ~っす。」と
 各所から店員からの呼応が。
 こういうハイテンションのりは、あまり好きでは
 ないのですが、注文とかの復唱ではなく、喜んで
 貰えた事への感謝ですので、結構好印象でした。
 
  家からは小一時間かかりますが、
 絶対また行きたいです。
 前に行った刈谷の鰻屋にしろ、ここにしろ、
 名古屋より三河の方が水準高いんじゃネ?
 と思わせられます。
 
  帰りに、向かいにある同経営の肉店に行き、
 居並ぶ100gん千円を無視して(買えないモン)、
 「和牛切り落とし、各種部位混じり」
 100g248円を買って来ました。
 すき焼きするんだい(嬉)※。
 
 ※追伸:今日家族にすき焼き作って、自分は牛丼
     弁当にして持って行った。旨し。
     夜はいつものすき家の牛丼ミニはやめて、
     焼き鳥丼ミニにした。
     和牛に敬意を表して。
 
 
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  シェフのオススメ
 
 「何気に音楽ぅ~っ!」
 
  と今回四次元ポケットからとりだしました
 道具は…。
 MacやiPhone、iPod touch(第二世代以降)から
 ご自宅のオーディオセットに、無線で音楽を
 送信し、快適な音質・音量でお部屋中にお流し
 するという、大変結構で未来的なものでござい
 ます。
 
  しかけは青歯方式、つまりBlueToothでござい
 まして、例えば、
 「なんかBGM欲しいな。」
 (オーディオ装置の電源入れる)ここで前はCDを
 捜して、トレイに載せて。という手順な訳ですが、
 違うCDにするために、またセットまで行かねば
 ならず、面倒な事この上なく。
 最近はiPodをドックに挿せば、オーディオセット
 に配線されており。という方も多いでしょうが、
 これとて、リストを替えたくば、ドックに挿した
 ままのiPodまで走らねばならない訳で。
 さりとて長いケーブルで繋ぐと、足を引っかけ
 あわや大惨事に(涙)。
 
  この装置をオーディオセットのAUX入力に接続
 すれば、BlueTooth内蔵のMacやiPhone等から
 音楽を送る事が可能。これで
 「シャッフル」で聞いてたら、それまでは主に
 ジブリ系の静かな曲とかクラシックが続いていた
 のに、突然アニメリストの中になぜかあった
 「少年徳川家康(笑)」のタイトル曲が流れて
 来てしまった時にも、落ち着いて曲送り出来ます。
 
  この装置、どうも複数の機器からの送信を受ける
 事が出来る様で、滅多に聞かないのでiPod touchに
 入れていない曲(少年徳川家康とか(笑))を
 すぐMacBookのiTunesから送る事も可。
 この装置の他に、例えばBlueTooth内蔵の携帯型
 音楽機器から、ある装置に送り自分のヘッドフォン
 を挿して、音楽を聴く。と言う装置はありますが、
 それらは当然携帯型ですから電池駆動です。
 この製品の様にACアダプタ付きの物は他に類が
 殆どありません。
 
  これのACアダプタを、オーディオアンプの
 「Switched」の電源コンセントに挿し、AUXINに
 この装置からのケーブルを繋いで、部屋にいる時は
 アンプの電源を入れとけば、あの音楽が欲しい、
 と言う時にポケットからiPhoneを出せばOK。
 ミーティングでも、自分のiPhoneから曲を流して
 「んじゃ次俺のお気に入りね。」と自分のiPhone
 から曲送り。なんてのも。
 自分の持ち曲を披露出来るのは楽しいと思います。
 
  日本ではまだ店頭は未発売の様ですがアマゾンでは
 手に入るみたいです。
 
 
  価格は時期によって変動しますが、ほぼ4000円弱。
 BlueTooth機器としては異例に安いですし、何しろ他に
 選択肢がありませんので、買っといて
 「つぶしが効く」アイテムですね。オススメです。
  
 
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 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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