Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」421 2011.2/28
 
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  今週のシトラス
 
  春一番も吹き、一足一足春が近づいておりますが、
 皆様は
 「元気ですかっ?!」
 春一番にちなんだご挨拶でした。
 わからない?すみません。猪木の物まねの春一番に
 ちなみ…。
 
  芸人と言えば、狩野英孝という、勘違いネタキャラの
 芸人さんがおりますが、この人のキャッチが
 「ラーメン、つけ麺、僕イケメン。」ですね。
 ラーメンは大好きで(済みません、先日のカップ麺、
 正しくは究麺濃厚豚骨でした。ごくめんじゃなかった)
 うまい店があると聞けば、多少遠方でもカブを飛ばして
 食べに行ってましたが、つけ麺はあんまり食べた事が
 なかったです。
 もう10年程前につけ麺が大流行し、名古屋にもその
 支店だか、亜流だかが出来たのですが、正直
 「うーん、まあ美味しいかな?でもラーメンの方が」
 という印象でした。
 
 ところが…
 
  私が食べなかった間に、いつのまにか
 「つけ麺と言えば豚骨。」みたいなイメージが出来た
 ようなんです。思うにつけ麺のつけ汁は、ラーメンの
 スープより濃くなくてはいけないわけです。
 これは、かけそばのつゆとざるそばのつゆを比較すれば
 あきらかですが、麺と一緒に口に入る分量が全然違い
 ますからね。
 ラーメンのスープを濃縮すると、鰹系の和風スープでは
 「冷や麦喰ってるみたいな」感じになります。
 塩辛さも増しますね。
 その点豚骨ならば、ベースの部分をどんどん濃くすれば
 いいと言う発想でしょう。
 
  先日テレビで、我が家の案外近くに、名古屋の別の
 街で繁盛している博多ラーメンの店が、つけ麺専門の
 支店を出したと言う特集をしていました。
 豚骨系つけ麺はまだ食べた事が無かったので、早速
 行って見る事にしました。
 私が仕事を終えて地下鉄に乗り、赤池駅で降りるのが
 大体22時過ぎ。その店はラストオーダーが23時なので
 余裕で間にあいますと言ってみたり※。
 
 ※申し訳ない。「ラストオーダー」でつい反応して
  しまった。判らない諸兄諸姉は健全なのである。
  どうしてもお知りになりたければ、オタクのお友達
  にお聞きいただきたい。
 
  テレビで紹介された3日後でしたが、さすがに閉店
 1時間前なので、客は5人位でした。私の後も結構
 お客が来て、看板を消した後も一組来店し残念ながら
 断られてましたので、コンスタントにお客が来る様
 です。明らかにリピーター(店員がいつもという言葉
 をありがとうございますの前につけてた)もおられ、
 繁盛している様です。
 
  問題のつけ麺(並700円麺210g)ですが、中々
 結構。博多ラーメンとは違い、平打ちの太めの麺です
 が、つゆが良く絡んで良好です。
 ラーメンは、
 麺を茹でながら、
 スープをあたため、
 たれを丼で調合し、
 スープを投入し、
 麺を水切りして丼に入れ、
 具を載せる。
 という製造過程が普通ですが、ここのつけ麺は、
 たれとスープを小振りの丼で調合した後、
 電子レンジで温めます。たれに対してスープの量が
 少ないため、充分に暖まらない為と思われます。
 それとよく洗って水切りした麺が別に出て来ます。
 
  想像していた物より、豚骨が暴れておらず、滑らかに
 喉にはいり、なかなか快感。
 ラーメンにはない食感と後口で、美味しいものだなと
 思いました。
 麺を食べた後は、カウンターの魔法瓶に入った足し用
 スープで薄めて飲むという、楽しみもあります。
 ざるそば食べたあと、そば湯を入れて飲むのと似て
 いますが、濃厚な豚骨スープをお好みの濃度で、
 楽しめる訳です。
 この時、温め直しも(電子レンジで)して貰えます。
 150円で生卵つきご飯もあり、おじやで〆る事も可。
 ラーメンもやってるのですが、替え玉は出来るかな?
 こんど聞いてみよう。
 という訳で、すっかりリピーターになりそうでした。
 
  いつもの夕食、
 「すき家、牛丼ミニ230円」に比べれば、高価な夕食
 ですが、まあ月に一度、連勤終わって休日の前など
 これ位の贅沢はいいかな?と思いました。
 
 3/2追記:「ウォーリー」与那嶺要さんが逝去され
     ました。中日ドラゴンズ監督として20年ぶり
     にリーグ優勝に導いたのが、私が20歳の時。
     一人も中日ファンのいない学寮で、一人で
     祝杯をあげた事を思い出します。
     先発と中継ぎ、リリーフ分業を確立した、
     理詰めの野球理論と日系二世のメンタリティを
     兼ね備えた名監督。監督の現役を退いても、
     乞われればコーチとして多くのチームで、指導
     し続けた天性の野球人でした。
     選手としても、初の外国人選手として巨人で
     デビュー直後いきなりセフティーバント。また
     猛烈なスライディングなど、戦後の日本野球に
     真のアメリカンベースボールを注入した恩人で
     あります。
     謹んでご冥福をお祈りいたします。
 
 
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  ヤドカリの貝殻  2011.2/28
 
  「期待裏切られず」
 
  私の楽しみの一つは、レイトショーで映画を見る事
 です。MOVIXの会員になり、ネットで予約すれば、
  12ポイント付き、60ポイントになると、一回分映画の
 ただチケットが手に入るので、1000円のレイトショー
 5回見れば、一回ただという訳です。間隔が開くと、
 ポイントが消えるのがつらい所ですが、3ヶ月に一回
 くらいは見たい映画があるので、なんとか使えている
 訳です。
 
  最近60ポイントに達したので、何か映画を見ようと
 思いましたが、こういうただ券で見てがっかりしても
 まあ損しない。という映画があった訳です。前にも
 お話ししましたが、宇宙戦艦ヤマトですね。
 ところが、風邪を引いたため、上映期間を過ぎ、
 ヤマトは、
 「DVDで見て、大きな画面で見たかったと後悔。」
 する(予定の(笑))映画になってしまいました。
 
  んで、しょうがないので本命映画をこの券で見る
 事にしました。
 「ナルニア国物語 アスラン王と魔法の島」です。
 2作目まではデイズニーが製作しましたが、財政難で
 撤退。宙に浮いたこの作品を20世紀FOXが引き継いで
 漸く完成に至ったという、ナルニアファンハラハラの
 展開でありました。
 この原作の映画化は、前の2作に比べると大変だった
 だろうと思います。
 
  吹き替え版が3D版しかなく、只券が使えないと言う
 ハプニングがありましたが、幸い3/1(毎月初日は
 無料)だったので1000円。そして3D版の追加料金
 400円(なんだかよく判りませんが、3D眼鏡の
 レンタル料?)計1400円でした。
 3Dそのものは初めて見たので面白かったですが、
 期待していた完全な立体ではなく、飛び出す絵本の
 様に背景から人物がこちらに浮き出して見える、と
 いう平板な感じがあり、矢が飛んで来るシーン以外は
 慣れれば特に感動しませんでした。
 字幕が一番前に浮いてくれるのは見易くていいけど。
 
  一本道のストーリーであった前2作に対し、航海を
 ベースにしたこの原作作品は、
 「船乗りシンドバッド」の様な、小さいエピソードが
 続くオムニバス調で描かれており、基本的には、
 「遠いアスランの島にたどり着く。」事だけに連続性
 があります。これでは映画作品としては弱いので、
 島々でフラグを立てる(はっきり書きませんがアイテム
 を集める的な)RPGの様な展開にしなければ、いけな
 かった訳です。
 改作には違いありませんが、これは許容できる範囲
 でしょう。
 
  話としては原作の
 「悪夢が叶う島」のストーリーをふくらませて、
 最後のクリアすべきフラグにしています。
 予告編で氷の魔女が登場し、原作にはないので、
 ちょっと心配でしたが、魔女がトラウマになっている
 エドマンドの悪夢として登場するという設定で、
 これも納得が行きます。
 
  あんまりネタばれするといけませんが、今回の
 第3作は、ナルニア原作ファンにも充分楽しめる映画
 になっていると思います。
 重要な新キャラクターの従兄弟のユースチスも、
 ハリーポッターの従兄弟同様、嫌ったらしさが充分に
 でており、納得出来ました。
 残念ながら竜になってしまったユースチスの皮膚を、
 アスランが、どんどんはがして人間に戻すシーンは
 CGで象徴的になっており、アスランは砂を引っ掻く
 だけなのが残念ですが、これをリアルにやると、
 かなりグロで、お子様OK指定には出来ないので、
 しかたがないかもしれません。
 
  ユースチスの改心も、あっさりし過ぎで、原作の
 「竜から人間に戻っても、結構意地悪な性格な時も
  あったが、徐々に協力的になった。」という展開の
 方がリアリティがありますが、まあ殴り合っても
 握手して笑い合うのが、映画の伝統ですから、こんな
 ものでしょう。
 
  制作費で一度は挫折したせいか、後半かなり展開が
 はしょった感があります。
 カスピアン王のこの航海が、失われた父の家臣を
 捜す船旅である他に、カスピアンの求婚の旅である
 ことは、映画の台詞にもありますが、
 星姫のところで、一目惚れらしいカスピアンのシーン
 が在るだけで、姫に求婚する記述はなく、この辺は
 消化不良です。
 例えばラストタイトルで、トトロみたいに、帰還する
 朝びらき丸の航海を写真で紹介するのも良かったの
 では無いかと思います。
 今作では原作の挿絵がラストに使われており、これは
 これでぐっと来ましたが、帰還途中に星姫に求婚、
 各島で大歓迎、ナルニアに到着、盛大な結婚式、
 跡継ぎの出産(これ大事)、といった
 「航海王カスピアンの帰還」のエピソードを、映像で
 盛り込んで欲しかった気もします。
 
  この作品にとって最も大切なセリフ。最後に
 ルーシーがアスランに、私の世界でも会えるか?と
 いう問いにアスランが言う、
 「君の世界では私は違う名で呼ばれている。」と
 告げるセリフもちゃんと再現されています。
 欧米で、子供が
 「違う名前って誰?」と聞けば、親は確実にその名を
 告げる事ができますが、日本でこの映画を見た子供が
 同じ質問をした時、親は答えられるでしょうか?
 原作者C.S.ルイスが聖職者であった事は、日本では
 あまり知られていないですから。
 
  嬉しい事に、アスランがユースチスに
 「ナルニアはまだ君を必要としている。」というセリフ
 があり、次回作
 「銀のいす」を製作する気持ちがある事を感じます。
 しかも原作にはない、ユースチスのお母さんの
 「ユースチス、ジル・ポールが遊びに来たよ。」という
 セリフも…。
 もうナルニア史上最強の美少女(タシバーンの姫君も
 いいけど)ジルのキャスティングに、スタッフは入って
 いるのかもしれません。
 最後の2作は映画化が困難と思われますが、あと2作
 銀のいすと、馬と少年だけはなんとか映画化して
 欲しいと思います(馬と少年はアラブ社会に配慮して
 出来ないかも知れないけど)。
 
 
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  シェフのオススメ
 
 「冬の稲妻」
 
  Appleから新しいMacBook Proが登場しました。
 色々な所で更なるリファインがされていますが、
 何と言っても注目は、Intelの新しいインターフェイス
 「Thunderbolt」が搭載されている事です。
 このアメリカ人が兵器に好んで付けそうな名前の規格、
 実はIntelが光ファイバーケーブルを使った次世代の
 インターフェイスとして開発していたもので、
 IntelはもともとUSB規格を推進し、USB3.0で
 5Gbpsを実現しようとしていた矢先ですから、それを
 上回る10Gbpsを実現するThunderboltを出して
 しまっていいの?みたいな感じです。
 
  日本の携帯キャリアとして、初めてauが正式に
 Skypeに対応し、CMで
 「携帯会社がこういうことしていいの?」という
 自虐的なコピーを流しておりますが、これを見た
 方の多くが、
 「自分でいうか?」と突っ込んだんじゃないかと
 思います。こういう自虐的なコピーでは、
 「ベータマックスは無くなるの?」という有名な
 ソニーのコピーがございましたが、これ本当に
 なくなっちゃった(汗)。
 ユーザー同士で無料通話を実現するSkypeは、
 本来なら、
 「電話すれば料金がかかる。その料金はキャリアの
  言い値。」という常識を覆すものなわけです。
 いろいろ絡繰りはある様ですが、大丈夫か?au。
 
  USBと言えばIntelのドル箱。Firewireに対抗し、
 Gbpsの大台にまで達成せんとするUSBの、その上に
 あっけなく凌駕する規格をだしてしまっていいの?
 と心配したくなります。
 もともとUSBはキーボード、マウスなどを接続する
 インターフェイスとして考案され、Appleの初代
 iMacの大ブレークと共に、一挙に世界規格になった
 訳ですが、所詮元々が低速用の規格で、コネクタも
 高速用には不安があります。言うなれば、
 「天馬博士が無理矢理100万馬力に改造した、
  鉄腕アトム。」みたいなもんで、性能にハウジング
 がついて行かない不安がつきまとっていました。
 
  一方Intelでは、前述の様に光用のインターフェイス
 として
 「Light Peak」という開発コードでThunderboltの
 研究が続けられていた訳です。
 AppleがPowerPC陣営であった頃は、IntelはAppleの
 Firewire(IEEE1394)と激しく対抗して、なんとか
 USBを100万馬力に育てようと腐心していた訳ですが、
 AppleがPowerPCと別離し(PowerPCはDS3、wii、
 Xbox360の世界三大ゲーム機に採用されたため、
 円満離婚と言えましょう)、Intelを採用したため、
 両社の風通しが大変良くなりました。
 
  「ねえねえ、オタクのLight Peakってさあ、中々
  しっかりしたインターフェイスじゃん。あれって
  メタルケーブルにも使えんじゃない?」
 「そんなんしても、スピード上がんないっすよ。ほら
  …うそっ!USB3.0より速い!。」
 「でしょ?光ケーブルなんて曲げられないし、電源
  通らないし。これメタルでやってうちのDisplayPort
 規格も使える様にすれば、ノート型のインターフェイス
 一個ですむじゃん。」
 「ふむふむ。」
 「もう仲間なんだから、USBだFirewireだってケンカ
  してるバヤイじゃないっしょ?これで行こうよ。」
 
  という訳で(妙にAppleがタメ口なのは、部品納入
 業者と採用メーカーとの日本的図式イメージ(笑))、
 目出たく次世代インターフェイス採用の第一弾として
 新型MacBook Proに、メタル版Thunderboltが登場
 した訳です。
 Intel提唱で、パーソナルコンピューターの最先端を
 走るAppleが第一に採用となれば、これはまず
 次世代世界規格が確定したようなもんでしょう。
 
  当分は対応した周辺機器がなかなか出なかったり、
 高価だったりはするでしょうが、こういうものは
 普及すれば、あっと言う間に値が下がります。
 特に映像関係の方には、待ってましたの規格では
 ないでしょうか?
 現場でCG処理の結果などをすぐに確認出来ると
 いうのは、ありがたい事だと思います。
 
  今度のMBPはメタル版オンリーですが、今後
 Thunderboltの光版も出れば、更に高速の転送が
 可能になると思います。そうなるとノートだけでなく
 PowerMac proなどのデスクトッップでも、この
 インターフェイスが標準になって行くのだろうと
 思います。
 ライバルが競争する事でテクノロジーは進歩すると
 思っていましたが、こういう融和も新しい時代を
 開くと言う事ですね。
 
 
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 お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
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  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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