Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
 ================================
 
  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」448 2011.9/23
 
 ================================ 
 
  今週のシトラス
 
 巨大台風が残暑を持ち去った様な、涼しい名古屋です。
学生時代を過ごした京都の秋の始まりを、作詞家某氏は
「夏が落ちた。」と表現しましたが(私です(笑)。これも
黒歴史(汗))、今年の夏の終わり方は、
「夏を喪失した。」という感じです。
Tシャツ一枚でカブを乗り回していた先週に比べ、今夜は
「Tシャツに皮ジャンを羽織るとちょうどいい」気温です。
 
 このキリリと冷えた秋の日に、突然ファンの心が凍える様な
ニュースが飛び込んできました。
「落合中日監督、今季で退任」です。
この希代の大打者にして、監督在任中、一度の3位を除けば
全て優勝か2位と言う驚異の戦績を残した名監督を、契約更改
年とはいえ事実上の解任とは、随分思い切った人事だなあと
思います。
中日と言う球団は、生え抜きを監督にしたい、という願望を
常にもつ球団です。しかし歴代の優勝監督は、星野仙一を
除けば、いずれも生え抜きとは言い難い出自なのです。
落合が監督になったとき、現役時代
「長嶋監督を胴上げする為に」中日を去った事を忘れていない
ファンも多かったのですが、その後の輝かしい戦績は、
名監督と言うに相応しいものです。そしてその成績が頷ける
采配でもあったと思います。
 
 私が生まれた年、中日はノンプロ出身の天知監督のもと
「魔球 フォークボールの杉下」の大活躍で優勝しました。
次の優勝は私が大学生の時、与那嶺監督によってです。
その後なんだか、近藤・星野・落合と続き
「中日は優勝に絡むのが当たり前」と思っている若いファンも
多いと思いますが、かつては長い低迷が続き、ファンからも
「ドベコンズ」などと揶揄された時代もあったのです。
今回の珍(?)人事で、そういう時代が来ない事を祈りたい
ですが、後任が生え抜きの高木守道元監督(70)と言うのが
一時期の自民党総理選びみたいで、ちょっと残念ですね。
生え抜きで、根強い人気のある立浪を監督に英才教育する
為の過渡期であろうと言うのが、大方の見方ですが、中日の
生え抜きが、大島、田尾、牛島、と監督(他球団の)としては
大成しなかった事を思うと、立浪も未知数だと思います。
かつて中日を出た星野監督が、阪神監督として中日を倒して
優勝した様に、落合監督もすぐ他球団監督として中日の前に
立ちはだかるのでしょうか?
まあその方が野球全体としては面白くはなりますが…。
 
 イチローが引退して、中日監督やらんかなー。
 
 
 ――――――――――――――――
 
  ヤドカリの貝殻  2011.9/23
 
「毒書の秋」
 
 通勤時間の過ごし方については何度もご案内のとおり、
「本を読む(主にラノベ)」
「アニメを鑑賞(iPod touchで)」
に加え、最近は
「本を書く」が加わった訳ですが、書く方は先月投稿して
しまったので、一段落(誰も評価してくれなくても、続編の
構想中=黒歴史展開中(笑))し、いよいよ読書の秋を
迎え、図書館で予約を続けております。
アニメ化されたりして、人気のある本はやっぱり待たされます
が、待たされてようやく読む事が出来た
「電波女と青春男」が、アニメは結構へらへら面白かった
のですが、原作は、
「ん?」という感じでした。ちょっと文体が苦手かも。
いとうのいぢ(涼宮ハルヒの憂鬱)
VOFAN(化物語)以来、久しぶりに心ときめいた絵師
ブリキの挿絵、アニメ原画に負う所が大きい気もします。
 
 待たされたと言えば、中谷美紀主演の傑作
「阪急電車 片道15分の奇跡」の原作
「阪急電車(有川浩)」をようやく読む事が出来ましたが、
今、本屋で買いたい衝動と戦っております。
BookOffで見かけたら、即買うと思います。映画も良かったが
活字になると、またいいんです。
この作者、女性なんですね。
ひろしじゃなく、ひろと読むのね。
「図書館戦争」という、ライトノベルなのにハードカバーで
出ると言う、まあそれだけの事はあるシリーズを書いた人
ですが、こういう肩の力を抜いた、小粋な短編も書く方
なんですね。
しばらく作品を追ってみようかと思っております。
浅田次郎とちょっと似た文体だなあと思ったら、自衛隊三部作
という、軍事小説も書いており、阪急電車に出て来る軍オタの
彼氏は、作者の反映なのかも知れません。
 
 さて小説と言えば、内容が限りなくバカなのに、一番好きな
ラノベになってしまった
「ベン・トー(アサウラ)」ですが、ついに秋アニメに登場
です。快挙快挙(笑)。
思えば、半額弁当争奪乱闘シーンは、まさにアニメ化を前提と
したシーンと言えましょう。
人にイチオシはしませんが、自分的にはワクワクです。
 
 その他出揃った秋アニメで、自分的に気になる作品は…。
「Fate/Zero」
ゲームのFate/stay night(これはやった事無いけど、結構な
エロゲらしい(笑))のアニメ化同名作は、結構面白く
特にヒロインのセイバーさんは、とても魅力的でした。
あたしの愛車、ホンダスーパーカブカスタム90の愛称
「セイバーさん」はここから頂きました。かなりのじゃじゃ馬
で、最初2回程転倒させられた所からつけましたが、最近は
めっきり老けて、エンストしそうな時、
「どうしたセイバーさん!」と励ましています(涙)。
今回のアニメは、前作で語られていた
「第四時聖杯戦争」を描くらしいのですが、セイバーさんは
時空を超えてますから当然登場。前回の、アニメ史上最低の
ヘタレ主人公(こいつ出ないのは何より、声優もダメダメ)の
お父さん(だったかな)の時代な訳です。
またセイバーさんにあえるかと思うと、結構楽しみ。
 
「僕は友達が少ない」
まだ読んでいないが、大変評判だったラノベのアニメ化。
こういう長めのタイトルは、略される傾向がありますが
(僕の妹がこんなに可愛いわけない→おれいも)、これは
漢字を略して、
「はがない」と通称されております。ジャンルとしては
「残念系ラブコメ」というらしいです。なんだそりゃ?
原画がブリキ、と言うだけでもう鑑賞したいもんです。
ブリキの描く女の子が沢山動くだけでも見る価値がある、
という声も(笑)。
 
「WORKING'!!」
これは第二期にあたるアニメ。前回は意外や面白いと、結構
評判になりました。ファミレスでバイトするだけの話
なんですけど、拾い物だったので、今回も楽しみです。
ちなみに、最も人気のある女性キャラは、主人公が女装した
「ことりちゃん」だったりします(笑)。
 
「たまゆら~hitotose~」
OVAとして、単発的に発表された作品が、ついにシリーズ化。
瀬戸内の町(尾道?)を舞台とした女子高生達の物語ですが
主人公の少女が、知る人ぞ知るマニアックなカメラ
「ローライ35c」を使って写真を撮る、といった作品で、
このカメラ、小さくて可愛いので、昔バブリーだった頃、
欲しかったりしましたが、距離も目測、故障も多いという事で
難し過ぎて断念しました。
「けいおん!」のアニメ版で、秋山澪がいつも撮っている
「LOMO」という東欧製カメラが大人気になったりしました
ので、今回も買っておけば投機的価値があるかも?
ただし元々中古価格は高いカメラです。
 
「C3(シーキューブ)」
よくわかりません。第一回は見るつもり。
「全裸の煎餅泥棒女っ!?」ってなんだ?
 
「侵略!?イカ娘(第二期)」
期待しないでみていた人たちが、残らずハマッた第一期。
特に海外のオタクの評価が高かったのが意外でしたが、
キャラの可愛さだけでない面白さがありました。
筋はイカ娘が、地上制服の侵略のため偶然やって来た、
海の家でバイトをする、というよくわからない話だったが、
ストーリーは簡単明瞭なギャグ漫画だった。
楽しみにしています。
 
「UN-GO」
うんごじゃなくて、
「あんご」
坂口安吾原作の探偵ものらしい。格調高そうなので、試しに
見るつもり。
 
「灼眼のシャナIII(Final)」
大人気ラノベのアニメ化最終期らしい。原作は結構好きで、
このコラムのネタにも、よく使わせて頂いたのですが、最近は
ラブコメ的要素は影を潜め、なんか作者の世界観にのめり
込んだ、戦闘物に変わってしまってちょっとつまらない。
と同僚のオタク女子に漏らしたら、
「うちの旦那と同じ事言ってる(オタク夫婦らしい)!」と
言われました。皆考えてる事は同じ様です(笑)。
そういうドロドロの最終戦争になる前に、アニメは終わって
おこう、ということでしょう。
 
「ラストエグザイル~銀翼のファム~」
前作があるようですが、2003年と言う事で、私はまだ、
池波正太郎好きの真面目な(笑)中年だったので、
見てません。
今回の作品のPVを見ると、なんか私の好きな、
「19世紀人が夢想した未来世界(ラピュタとかスチームボーイ
の世界)」の設定が大変美しく、ヒロインは
「空賊志望」という、ゴキゲンな属性の様です。
ストーリーは判りませんが、丁寧に描かれた架空レトロ兵器の
描写とか、もうワクワクしますね。
 
 まあこんな所です。意外な掘り出し物が他にもありそう
なので第一作は一応こまめに見るつもりです。
「50過ぎのおっさんが、なに夢中にアニメ見てるんだ」と
お叱りを受けそうですが、なにしろアニメは今や
「世界に冠たる現代日本文化であり、空洞化した日本産業の
最後の砦」でありますので、偏見を持たれず、
空想と冒険と、そしてとりわけ
「萌え」満載の作品を堪能していただければ、と思います。
 
 昔だったら19時台の主役を張っていたアニメが、深夜に細々
と(まあディスクとグッズが売れるので、構わないのですが)
放映され、アホみたいなバラエティ番組ばかりゴールデンに
放映されている現状は、テレビ放送の衰退を感じます。まあ、
「子供の悪影響がある」とか、ア○○スに言われる位なら、
深夜の方が自由なのでしょうが。
 
 
 ――――――――――――――――
 
  シェフのオススメ
 
 「絶対だな?」
 
 また、いいかげんなニュースが入って来ました。
定期的に流れるネタですが、今回は丁度秋に新製品が登場する
ことは、ほぼ間違いないだけに、なんか本当みたいで、
ちょっと気になります。まあガセでも怒りませんが。
 
「iPhone5には、au版が登場する。」
 
かつてiPhoneは、一国一携帯キャリア主義を貫いていました。
しかし、最初に欧州でそれが崩れ、アメリカでは
AT&T(老舗だがシェアは一位ではない)に加えシェア一位の
ベライゾンとも提携。しかもベライゾンの端末は、従来の
3G(第三世代通信規格)ではなく、独自のCDMA2000で
あったため、日本で、
「良く似た」方式を採用しているauからの発売も考えられる
様になりました(従来は方式の違いからauはまず無いと言われ
ていた)。
最近の携帯製造会社は、基本機能は共通で、SIM部分で違う
方式にも対応出来る様になって来ていますので、その気に
なれば、どの方式でも出来てしまいます。
 
 という状況の中で、Appleもauも認めてはいませんが、
どうも今回はかなり可能性がありそうなので、みんな
色めきたっている訳です。
一方ドコモは、Appleへの接近を諦めた様子(水面下では
わかりませんが)。
サムソンのAndoroidスマートフォンへどんどん傾いています。
正直iPhoneが日本の、特に若い層にここまで受け容れられる
とは、考えなかったのしょうね。
 
 私もauユーザーで、何度となくiPhoneへの移行を考えて
来ました。最近の替えない理由は、
「あんまりみんな当たり前に使っているので、かえって嫌。」
です(笑)。
でも同じ電話番号、同じメールアドレスが使えるなら、移行
しない理由はない気がします。
困ったなあ(笑)。
今私はiPod touch 第3世代64GBですが、この巨大なメモリ
空間に慣れてしまうと、予算重視で16MBあたりのiPhoneに
乗り換えると、かなり辛いだろうな?と思います。
まあ2台持ち前提で、いっそ8MBモデルでも(あるなら)、
いいのですけどね。
 
 au参入が実現すると、一番苦しいのはSoftbankでしょう。
auからMNPできずに買わなかった人だけでなく、au端末と
2台持ちの人が、どんどんau版iPhoneに乗り換えをする
可能性が高く、シェアが大幅に奪われるかも知れません。
auからMNPした既存のiPhone4ユーザで、iPhone5への
アップユーザが、再びauに戻る事もあるでしょう。
Docomoユーザが乗り換えるとする時は、au版にする人も
多いでしょうから、iPhone市場でauがSoftbankに勝つ可能性
もあると思います。
こうなると、安値合戦も期待出来ますね。
 
 後は最近NTTコミュニケーションズが、iPhone4用に始めた
「050plus」というIP電話サービスがau版に乗るかも気に
なります。
これは、毎月315円のアプリを使うと、050番号が貰えて
固定電話への通話料が画期的に安いだけでなく、同じアプリの
iPhoneでは050番号でかけ合えば、通話無料。
OCN系のIP電話とも050番号でかけ合えば無料という
「いいのかSoftbank」というサービスですが、まああの
Skypeを搭載しちゃうauですから、すぐ許可するかも
知れません。
そうなったら、外ではネットしない前提で、通話料も安いし、
今と変わらないコストで行けるかもしれません。
 
 誠に
「捕らぬ狸の皮算用」ですが、
そんな事で悩む週末であります。
 
 
 
 ――――――――――――――――
 
 お願い
 
 メールの転送を指定している購読者さまへお願いです。
 転送先が無くなったり、未読がたまってあふれてたりしてませんか?
 メルマガを発行すると多くの転送エラーメールが弊社に届きます。
 お手数ですが一度見直しをお願いいたします。
 
 ――――――――――――――――
 
  パソコンレスキューはじめました
 
  Mac&Winのノートでハードディスクの容量が足らない!
 ノートパソコンのデータが読めなくなった!
 ウィルスにやられた!など、MacもWindowsもシトラスがなおします!
 多くのご要望にお応えしてWinでも「さすがシトラス」といわれる仕事をします!
 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
 ――――――――――――――――
 
 シトラス「柑橘系林檎新報」は週1回を目標にお送りしています。
 バックナンバーをシトラスHPに掲載しました。また、お友達で配送御希望の方が
 いらっしゃいましたら、下記URLから登録が可能ですので、是非、教えてあげて
 ください!
 (メールマガジンの配布中止をご希望の方も、お手数ですが同じURLから
  お手続き願います。)
 
 
 株式会社やまきつ
      テクノポートシトラス
 TEL 052-979-6610  FAX 052-979-6615