Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」459B 2011.12/24
 
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※発行時459に重複がありました。
 
  今週のシトラス
 
 長年求めていたものに出会いました。
下のコラムで温泉に行った日の帰り、足りない物があった
事を思い出し(ラップだったんですが)、帰り道にある
スーパーに行きました。
入り口に屋台が二つ。
「ああやきとりだなあ。」確かに一軒はやきとりだったの
ですが、もう一軒は、
「夢とろろドーナツ」というけったいな店。
覗き込むと、おっさんと目が合い、
「試食してみて下さい。」というのでおすすめのシナモン味
とかいうのを一欠け貰う。
私はシナモンはあまり好かんのですが、結構美味しい。
「では、このプレーンと言うのを一つ。」100円でした。
 
 ラップを無事買って、ちょっと小腹が空いたので、ベンチに
座って、さっきのドーナツを食べる。
「ふむふむ…。お?おぉ~~っ!」
皆さん、ドーナツの欠点ってなんだかわかりますか?
どんな美味しいドーナツでも、必ず持っている欠点です。
1時間半並んで買った、
「クリスピークリームドーナツ」でもその傾向がありました。
これをドーナツの欠点と思うのは私だけではないはず。
「最後の食感がモソモソする。」です。
アメリカ人はドーナツをコーヒーに浸して食べるのが、定番
らしいのですが、これはこのモソモソ感を嫌うため、
ではないかと思います。
初めは、味付けに騙されて食べていても、必ずモソモソが
嫌になります。もはやこれはドーナツの属性なのでは?
と思います。
 
 で、件のとろろいりですが、犬山名産の自然薯を混ぜて
居るらしい(全部ではないでしょう(笑))のですが、
最後に口に残るモソモソ感がほとんどない。
私にとっては夢のドーナツです。
もちろんドーナツとしても良く出来ていますが、
結構感動。
犬山の朝市に最近まで出店していたらしいので、訪れた
方はご存知だと思いますが、朝市が終わったので、
これを作っている
「くいもんや源」とかいう料理屋さんで、買えるそうです。
中部電力の地元商品通販サイトでも買えると言われましたが
さっき行ってみたら
「売り切れ」とか(汗)。売れてるのかな?
大手ドーナツチェーンとかは、提携して売り出したら?
と思う出来です。
 
 まあ私以外の大半が、
「ドーナツは、あのモソモソ感がいいんじゃないか!」と
言うなら、無駄な情報ですが、私にとっては長年求めていた
お菓子に出会った気がします。後は
「自家製カスタードの卵感たっぷり(バニラ不使用)」の
シュークリーム※だなあ。
 
※これは、今はない瑞穂図書館近くのシュークリーム専門店
 「あかずきん」当時一個80円のカスタードシュークリーム。
 この老夫婦でやっていた店が無くなってから、この味に
 会えなくなった。カスタードアイスクリームでは時々近い
 味に出会う事がある。自称お菓子研究家の女性に言ったら
 「バニラを入れないカスタードなんて!本物のバニラを
 知らないのね。」と罵倒されたが、カスタードにバニラが
 必須と言うのは、鰻に山椒が必須位、素材の味を殺してる
 と思う。
 
 
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  ヤドカリの貝殻  2011.12/24
 
「メンテナンス」
 
 「この星の住人は、やたらに忙しがるくせがある。実際この
時期に特に仕事が多いわけではないのだが、正月と呼ばれる
区切りまでに、仕事の区切りをつけておきたい。という気持ち
が働き、いつもは落ち着き払っている教職者までも、走る。
というシーズンがやってきた。」
調査員ジョーンズなら報告しそうな季節です。
私の職場でも、年末・年始の休みに備えてシフトがこの時期
ほぼ全員体制で組まれ、ほとんど休みがありません。
特に今回私は5連勤という事になり、まあ普通の土日休みの
お仕事なら当たり前なのですが、今の仕事は曜日関係なしで
3~4連勤が基本で来ており、たまにこう言うのが入ると結構
きついのです。
 
 前にも書きましたが、23日が休みのなので、どなたか24日の
休みのかたと交換していただけないかと交渉したのですが、
皆様イブはご予定があるため、希望して休みを取られたという
こと。世界中でイエス・キリストの誕生日より、その前日が
重要という国は、おそらく日本だけだと思われますが、
これは戦後間もない頃のキリスト教ブームに起因する所が
多いと思われます。
教会はもちろん25日にクリスマスの礼拝をするわけですが
(近い日曜にまとめる教会もある)、敗戦後アメリカ文化が
どっと入って来た時代に、戦中は弾圧されていた教会は
一気に人気スポットとなりました。
特に信者が集う本式の礼拝より、
前日に子供を集めてパーティーをする。
キャンドルサーヴィスをする。
クリスマスカロルを街頭で歌う。
子供達はサンタにワクワク!というイブの楽しさが当時の
日本人に大きな印象を与えたのでしょう。
もちろん若い男女にとって交流できる場は、他にはまだ
なかった時代です。欧米風のご馳走も振舞われ、つぎの
あたった服を着た敗戦国民にとっては衝撃的な行事であった
わけです。
 
 「サザエさん」にもクリスマスイブに教会に行く話があり、
「おそ松くん」にも家族で教会に行く話があります。もちろん
数日後には初詣も行くのですが(笑)。
「12/24はご馳走を食べる日」と言うのがこうして
刷り込まれたのです。戦後を経験した世代が家庭を持つと
、イブは家族でご馳走をし、サンタさんが…、
という事になります。
アメリカのtvドラマでクリスマスの食卓に並んだ
「七面鳥の丸焼き※」のイメージも強く残り、代用品の
ケンタッキー大人気、となるわけです。
 
※アメリカで七面鳥と言えば11月の収穫感謝祭で、クリスマス
 にはあまり食べないという説もあるが、ディゲンズの
 「クリスマスキャロル」では七面鳥に拘る場面があるので、
 英国ではクリスマスには七面鳥で正解なのだろう。
 私の子供の頃は、アルミ箔の飾りがついたもも焼きが定番
 だったが、何時の間にかケンタッキーになった。
 ちなみに、イブにデートの習慣も日本以外にはないらしい。
 欧米ではイブは家族で過ごすもの。日本では、好きな人に
 プレゼントを渡す習慣が、渡す行事=デート、になった。
 と思われる。
 
 さて天皇誕生日の23日。立憲君主の鑑とも言える陛下の
健康回復を祈りつつ、
私はまさに戦地に赴く前夜の兵士の心境でした。
これから始まる地獄の5日間、なんとか戦い抜くため、
体と心のメンテナンスをせねば。
お金があれば、色々贅沢をすれば心も、メンテナンス出来る
のですが、生憎手元不如意(まあいつもですが(笑))。
最小限の出費で最大の効果を。と考えた結果、
「温泉+フットケア」という結論になりました。
新しい所もないかと検索しましたが、入浴料500円の所は
「竜泉寺の湯」だけ。前に温泉とスーパー銭湯の差は
「燃料代の差」と看破した、竜泉寺の湯とスーパー銭湯
(700円)の差額ですが、他の温泉をうたっている新施設も
軒並み700円以上。
どうやら地下1km以上掘るボーリング費用を回収出来ない
様です(日本はそれだけ掘れば、まず温泉が出る由)。
規制緩和で、温泉と呼べる水温が大幅に下げられたので、
実質沸かさないと、風呂に出来ない
「なんちゃって温泉」もあるのかも知れません。
竜泉寺の湯、豊田浄水店には知り合いのマッサージ師さんも
いるので、フットケアも頼めるし、ここに決定。
 
 と言うわけで、3時ごろ家を出て、
バイクで到着。ゆっくり湯に漬かった後15分集中コース、
1500円をお願いしました。知り合いの方はお休みでしたが、
今日の方も上手でした。楽になった。
 
これからもう一回あったまって帰ろうと思います。
2000円の休息でした。
明日は一応縁起物なので(笑)家族に、からあげでも出そうと
思うのですが、揚げ油が夏から替えてない(揚げ物してない)
ので、入れ替えるため、折角だから今日の夕食はトンカツでも
あげて(薄切りを重ねて、貧乏人のトンカツ改めミルフィーユ
トンカツ、言い換えてみるもんだ(笑))、
「日本食文化の叡智」
カツカレーでも食べようかと思います。
 
さあカポーがイチャイチャしてる地下鉄にのって、明日のイブ
から5連戦。歌いながらがんばりまッス
「ハイ◯ー、ハ◯ホー、仕事が好き(オヤジのヤケクソ声で
(笑))!」
 
 
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  シェフのオススメ
 
「サンタがうちにやって来た!」
 
 つってもたまたま25日に受け取っただけなんですが…。
我が家の炊飯器がもう大不調で、これ飢えたネズミに攻撃を
うけ、蓋を閉めるストッパーが破壊され、上からフライパンを
載せて凌いで来たのですが、パッキンも殆ど取れ、どうも
美味しいご飯と言うものに、ここ数年ありついていない有様。
今回背中を押してくれたのは、サンヨーの白物家電撤退の
ニュースでした。
 
 三洋電機は、パナソニック松下電器の創始者、かの有名な
松下幸之助氏の実弟が、諸般の事情から松下を辞めて創立した
電機会社で、そうした事情からか、松下へのライバル意識は
かなりのものだったと言います。
日本の電気製品が、世界の市場を席巻していた頃には、三洋の
名は海外に轟き、中国語圏では
「サムヨン」の通り名でブランドでした。
日本の電機産業は、かつてはアメリカ製品をコピーし、それを
凌ぐ事を目標に切磋琢磨し、やがて世界に浸透、
「Made in Japan」の神話を作りました。
やがて最初は技術供与の名でアジア各国に技術流出、そして
「アメリカ病」と言われた生産拠点の国外流出により、
次第にアジア各国の会社に追い上げられ、現在では、かつての
様な多くの会社を並立させる余裕がなくなって来ました。
松下、東芝、三菱、日立、三洋、ソニー、シャープ。
こんなに多くの会社があらゆるジャンルの家電を作る、日本の
全盛期のスタイルでは無理なのです。
 
 経営が悪化した三洋は、多くの生産部門を売却。
「白物家電」と言われる家庭用電気製品は、中国の会社に
売却されました。
それぞれの分野で三洋は優れた生産技術を持っていました。
カメラ会社主導のデジカメの分野でも、ソニーと並んで
家電目線の製品を作り続け(後にソニーはミノルタを買収、
カメラメーカーになりましたが)、スチルデジカメとデジタル
ビデオが融合した優れた製品を作り続けました。
携帯も独自のファンがいましたが(私も)、現在では京セラが
吸収しています。
大松下が何度も挑戦して敵わなかった、世界一の蓄電池部門
(エネループ)が、外国会社に売却されなかった事は、
不幸中の幸いでした。電池を始め、優秀な先進技術は、
パナソニックが喜んで買収しています。
 
 「ありがとう、三洋家電最終処分。」各地の家電店で、
今年は大きなセールの目玉になっていました。
現在炊飯器の世界は完全な二極文化が進み、一台数万円、
なんと10万円以上のものもある高級炊飯器。サンヨーも
「匠純銅 おどり炊き」の名でトップブランドでした。
一方は、
「独り暮らしだし、ご飯炊ければいいや。」という超小型
(最大3合)の1万円前後のものです。
今回、かなり大幅に安くなっている高級機も欲しかったのですが、
それでも5万円とかが多く、これは手が出ません。
まあ、そこまで美味いご飯には拘らない(第一米が廉価品)
私ですので、真面目にご飯が炊ける小さなものを捜しました。
 
 ありました!検索したら広告が掲載されておりました、
3500円って。これは底値でしょう。
迷いましたが、今後の生活を考えると、毎日1-2合のご飯を
炊くか、3合炊いて200gずつ冷凍するか。どっちにしても
これで充分です。
という訳で注文して届いたのが今日、クリスマスです。
口コミによると
「最初の一回はプラっぽい匂いがしたが、次からは問題ない」
等の評価がありましたので、とりあえず多少の匂い覚悟で
1合だけ炊いてみました。
念入りに内蓋、内釜を洗ったので、それ程匂いは感じません
でしたが、好みより少し柔らかめ。
今後は水加減を少なめに(無洗米の線に水を入れたが、普通の
米の線でもいいかも)した方が私向きかも知れません。
「カレー/おこわ用※」という固めに炊きあがるモードもある
ので、これで今度炊いてみようと思います。
カレー用は固めに、って、これは一つの見識ですね。中には
コシヒカリをふっくら炊いて、カレーをかける事を最上と
している方も多いでしょうに。幸い私はカレーは固めご飯が
身上です。北海道産、きらら397がカレーには最高と信じ、
あきたこまちを常食にしていたバブル時代にも、カレー用に
きららの2kg袋を買っていたくらいです(最近はブレンド米の
無洗米1680円/5kg)。
超高級炊飯器で炊くと、どんだけ美味しいご飯が炊けるかも
知れませんが、炊きたてなら充分美味しいです。
明日はカレー(ニチレイのレトルト辛口、5袋398円)に
しようかな?
 
※炊いてみたが、確かにカレーには合いそう。それ以上に、
 この炊き方で炊いたご飯で作るチャーハンが絶品!
 ソースをかけただけのシンプルな焼き飯が極上の美味に。
 これでまた一歩野望に近づいた(何の(笑)?)。
 
 撤退する電機製品と言う事で、不安を感じる方も居られる
でしょうが、前に別の電機会社の撤退したPC部門のアフター
サービスをお手伝いした経験から言うと、日本の大会社は
メンツにかけて、最後のユーザーまでアフターサービスを
します。不幸な例ですが、松下のあのファンヒーターの回収
CMの執念深さを思えば、ご納得いただけると思います。
そして、これらの製品は、日本製です。
今後サンヨー白物を買収した中国メーカーの製品を買っても
そこまでのアフターケアは望めないかも知れません。
そういう意味では、最後の三洋製品。
おススメだと思いますよ。
 
 
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 例えばディスクレスキューは¥15000から。詳しくはメールでお問い合わせ下さい。
 
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