Mac&Winのパソコンレスキューでおなじみの、シトラス プレゼンツ・・・
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  シトラスメールマガジン
 
 「柑橘系林檎新報」526 2013.5/31
 
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  今週のシトラス
 
 今年もついにこの季節が来た。
朝目覚めると、穏やかな日差しが差し込む。
余は身に一糸をもまとわず、禊を行う。
まずは、世界を統べる二柱の主神、
大神トトと、女神イナックスに祈りを捧げ、
静かにカランを捻る。
アクアの恵み。大河上流から導きし豊かな水
続いて、去る冬の間余を支えてくれし、熱情
の源流。火の神トー・ホーガスの恩恵を徐々
に加える。日日の激務に衰えた余の筋肉と
それを護る鎧(皮下脂肪)を、静かに癒す。
ああ!今年も間もなく夏が来る。
 
 というようなクトゥルフ神話※の様な
儀式があった訳ではありませんが、今年も
二栓式シャワーのカランを水から捻る季節が
やってまいりました。
最近は朝起きて、トイレに行き、全部脱いで
体重計に乗ってからシャワーを浴びる。
という日課です。
ダイエットしてから、体重は毎日計っており
ますが、前は乗るのが嫌だった体重計も
最近は結構苦になりません。
少しずつですが、減って行くのが嬉しいです
「夏にはビキニも着られるかも!」
とシトラスで言ったら、真面目に男性水着の
ビキニパンツの話になりました(笑)。
私、ビキニパンツはくと、お腹でパンツ見え
なくなって卑猥です(汗)。
 
※SF小説家のハワード・フィリップス・
 ラヴクラフトが提唱し、パルプ・マガジン
 と呼ばれるSF小説誌で、SF小説の舞台と
 して多くの小説を生み出した架空神話。
 最近この神話の中の神ニャルラトホテプ
 を可愛い女の子に見立てたライトノベル
 「這いよれ!ニャル子さん」がアニメ化され
 ヒットしたため、再び脚光を浴びた。
 ただし、本当のニャルラトホテプは、
 おぞましい異形の神であり、それ以来私は
 この手の作品に出て来る人外の美少女、
 例えば数百年の寿命を経た魔女とか、妖怪
 系のヒロインの正体を考えると、なんか
 感情移入できなくなってきた。
 今季お気に入りの人魚アニメ
 「波打ち際のむろみさん」に至っては、
 海に生物が誕生した頃から生きている設定
 なので、感情移入もへったくれもないが。
 
 
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  ヤドカリの貝殻  2013.5/31
 
「現代日本という世界」
 
 今日は実はもう6月1日です。5月第4号
なのですが、通院する日を毎月1日と決めた
ので、毎回翌月初めに前月第4号が出る事に
なってしまいました。
今日も朝から病院に行き(検査の数値も良く
なっており、ありがたい事です)、
朝食兼昼食(検査があるので朝は食べず)に
モスでまったりブランチして家に帰り、
さあ午後は何をしようかな?と思ったとき、
メールマガジンのネタがないという事に、
気づきました。
 
 こう言う時は、
「困った時の映画ネタ」です。
折よく今日はサービスデー(毎月一日)。
1000円で映画が見られる日です。
実はちょっと気になる作品があったのです。
以前少し時間つぶしの必要があり、漫喫で
何気なく棚から取った単行本。
話題作だから目立つ所にあったのでしょうが
妙なタイトルと表紙画。なんか心に残って
おりました。
「聖☆おにいさん」セイントおにいさんと
読むらしいのですが、
休暇をとって下界にやって来た仏陀とイエス
キリストがバカンスに選んだ場所が、
なんと現代の東京都立川市。という設定。
しかもホテルなんかじゃなく、6畳一間の
安アパート。という設定。
 
 イエスと仏陀の掛け合い。と言うと私なぞ
は、70年代後半の懐かしい少女漫画
「黒のもんもん組(猫十字社)」を思い出し
ますが、倹約家で生真面目な仏陀と、夢見
がちで浪費家なイエスが、特に働きもせず
アパート周辺でのんびり暮し、回りの住人も
「変な外人」として彼らに関わっている。
まあ真面目な信者の方は怒るかもしれません
が、随所に宗教ネタ満載で(特にTシャツの
文字とか)、案外お坊さんや神父さんには
大受けじゃないかと思います(偏見ですが
牧師さんには怒る人がいそう)。
 
 今回劇場版アニメとなって公開された訳
ですが、折しも今季絶賛放映中の、
(シトラスのT師も絶賛)深夜アニメ
「働く魔王様」と設定がかなり似ています。
こちらは異世界の魔王が勇者に破れ、従者と
ともに現代日本に逃れ、マグロナルド(誤植
にあらず(笑)ライバル店はセンタッキー)
でバイトしながら再起を誓う。という話。
両者に共通するのは、どちらも現代日本の
平均的な若者文化圏で、等身大の生活を送る
ということ。
 
 かつてのトレンディドラマでは、登場人物
で普通のサラリーマン、OLでも、結構な
マンションに住んでいたりしましたが、
最近では神様や魔王でも、カンカンアパート
(鉄製階段の足音から)に住む訳です。
そして、彼らは金がないと嘆きながら、結構
日本の生活を楽しんでいる。
そして商店街の存在。
コロッケを買って食べながら歩いたりする。
能でいえば、ハレがなくてケだらけ(笑)。
 
 不況と言いながら、飢えずに生きている。
いじめや犯罪を憂いながらも、人情や協調を
示すエピソードに事欠かない。そして何より
戦争がもう60年近くない。
そんな今の日本が、日本史上最も幸せな時代
である事は何となく感じますが、同じ時代
の他国から見ても、羨ましがられるのは、
こんな何気ない平凡にあるのかも知れません
神仏でさえバカンスに選ぶ場所。
 
 毎日仕事に追われて、ボンビーノな生活を
していると、あんまり感じないのですが、
 
贅沢病の検査と診察をしてもらい、
「ライスバーガー海鮮かき揚げ」をモスで
食べた後、
よく整備された公園でまったり過ごし、
帰りに母校の運動会に出くわす(ゴーグルと
マスクで花粉症対策の子や、長袖長ズボンの
紫外線対策の小学生がいるのが俺等の時と
違う)、
その後思い立って巨大ショッピングモールに
出かけ、併設のシネマコンプレックスで
映画を楽しむ。
夜は路上の無人販売所で100円で買った野菜
を食べ、
GEOで一冊30円で借りた
「もやしもん」を読む。
 
こんな休日を過ごす私は、神仏や魔王や
海外の皆様に羨ましがられる幸せ者なんで
しょうか?
 
 
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  シェフの憧れ
 
「帰って来た」
 
 今年の日本モータースポーツ界最大の
ニュースと言えば、2015年からのホンダの
F1復帰のニュースでしょう。
もちろん第一期のシャーシごと開発ではなく
第二期型のパワーユニット供給。しかも
1990年代、不敗を誇った
「マクラーレンホンダ」F1シャーシ開発に
長い伝統をもち、アイルトン・セナと共に
栄光の歴史を築いた、あのマクラーレンと
です。
 
 背景としては、近年のエコロジーな傾向で
モータースポーツ、特に頂点であるF1への
風当たりがきつく、燃費を向上させるため
エンジンのダウンサイジングを実行せざるを
得ず、20年前と同じ1.6Lエンジンを採用。
パワーを稼ぐため、過給器を許可する事に。
結局当時"ホンダ潰し"とも言われた、過給器
(ターボ)禁止、自然吸気エンジン2.5Lの
路線を完全にかなぐり捨てる回帰が2014年
から始ります。
 
 ホンダは再び得意のV6ターボで、F1に
復帰することが出来る訳で、2015年などど
言わず、来年から参戦して欲しいものです。
20年前と違うのは、様々なエネルギーの
リサイクル技術が義務づけられた事で、
この辺もスポーツカーだけではなく、トヨタ
と並ぶハイブリット生産会社であるホンダ
には、むしろ望む所でしょう。
もう待ちきれないですが、どうせ参戦する
なら、初参加から全開で行かねばならないと
思っているのでしょう。
ホンダ第一期の様に、またトヨタの様に
勝てなくても
「F1は走る実験室なのだ。これでいいのだ」
と悠々としてはいられません。
ホンダは突然退場して眠りについた、
ディフェンディング・チャンピオンなのです
から…(2000年代のB・A・R HONDAの
事は敢えて黒歴史として忘れる(笑))。
 
 おりしも新型のアコードも発表されました
ハイブリッドですが、これがトヨタのとは
発想が、いや思想が違う。
プリウスは電動モーターとガソリンエンジン
の駆動比率を常に管理し、Fan to Driveと
エコを両立させた傑作車ですが、今度の
アコードは全く違う発想です。それは
「タフな電動自動車」とでも言ったらいいで
しょうか?街乗り状態では、見事に電気しか
使わないのです。
 
 まず駆動用の高性能電気モーターと、
発電機は別です。発電機はエンジンによる
電気の供給と、減速時のエネルギー回生の
両方に使われます(この辺今度のF1レギュに
近いですね)。
始動から、街乗りのモードでは電気モーター
しか使いません。余程このモーターに自信が
あるのでしょう。本田宗一郎が生きていたら
なんと言ったか、興味があります。
「こんなのは自動車じゃない!」と言い
ながら、乗ってみるとご機嫌になりそう
ですね。
 
 街乗りでも、追い越し等の加速が必要な
時は、プリウスならエンジンが助けるので
すが、アコードではエンジンが始動します。
ただし駆動は助けません。あくまでも高速で
発電機を回し、大きな電力をモーターに供給
するために廻るのです。まるで電気自動車版
過給器ですね。
「ブースト!ブースト!ブースト!」と
左腕のセイクリッドギアが叫びそうな過給
です(某アニメネタ。すみません(汗))。
 
 そして高速道路の巡航速度に達すると、
初めてエンジンが走行に使われます。この
エンジンは2000ccと、最近の常識だと
やや非力ですが、このモードで加速が必要な
時は、なんと電動モーターがアシストする
らしいです。
従来のホンダなら、エンジンを主にした
ハイブリットを押し進めそうなのですが、
今回のアコードは、ほとんど
「ガソリンで電力をチャージする電動車」
に近いと思います。
将来もっと高効率、大出力の電池が開発され
たら、もうこのモーターだけで走る様にする
つもりではないでしょうか?
 
 「ホンダ・ミュージック」と呼ばれる、
独特の甲高いサウンドを響かせて、ホンダが
F1に戻って来るのは、もうちびりそうな
感激(下品ですまん)ですが、近い将来、
「ホンダ・サイレンス」の超高性能電動車が
モータースポーツを席巻するのではないで
しょうか?そのとき100点主義のトヨタ※は
どう動くのか?
マツダはすでにディーゼルで他の日本車を
リードしましたが、ロータリーの復活を願う
(私はうんと小さいロータリーエンジンを、
発電用のみに積んだ電動車がマツダらしい
と思う。小さいロータリー。これはすでに
ロリータエンジンと言っても良い(爆))。
安全な事では欧米で神話状態になりつつある
スバルは、安全重視故の重量増=ガス喰いを
どう克服するのか?
なんか最近寂しいニッサンの復活は?
かつて
「多過ぎる」と言われた日本の自動車会社が
結局世界中の支持を得て、まだ健在。と言う
のは、本当に凄い事です。
先日のアメリカ国内の調査でも、信頼性、
満足度において日本の会社が、上位を独占
しました。
シベリアの極寒で、アラブの砂漠で、南米の
密林道路で、ただただ
「壊れないから」という理由で、日本車は
絶大な支持を得ています。
ついこの間までの自信のなさから、ついに
立ち直り、トヨタはまた世界一の自動車会社
になりました。
 
※かつてトヨタは"80点主義"と言われた。
 満点を目指す事はないと。しかし最近の
 トヨタ車の品質を見ると、もう全てに
 100点を達成しなければ納得しない様に
 見える。上記のアメリカの信頼性調査でも
 1位 サイオン(トヨタ)
 2位 トヨタ
 3位 レクサス(トヨタ)とトヨタ系3社
 で上位独占。ちなみに4位マツダ、
 5位スバル、6位アキュラ(ホンダ)
 7位ホンダと来て、ようやく8位にアウディ
 が来る。ホンダ、マツダ、スバル(現在は
 トヨタ傘下)はどう頑張っても、トヨタに
 は敵わないので、ある部分だけ突出して
 120点、150点を目指す路線を行くだろう
 
 恐らく私は、二度と自分の車を持つ事は
ないと思います。小説でも当たらない限り
(また新人賞落ちちゃったよ。クスクス)。
でもこのアコードは、乗って見たいなと
思います。こんな高性能車の燃費が、私の
世界の名車、スーパーカブ90と同じとか
もうビックリです。
 
 まあ私のもう一台の愛車、通称
"Naked Bike(裸の自転車※シェフ命名)"
には燃費は敵いませんが。ははは。
 
※内装3段変速ママチャリから、泥よけ、
 前籠等、出来るだけ部品を取り除いた
 自転車。本当に軽くなって、上り坂も
 かなり楽。
 皆様も、高くてタイヤの太いマウンテン系
 に乗るなら、街乗りに適した標準タイヤで
 車重を軽くするほうが、お洒落。という
 自転車。いかがですか?
 この間雨が降って来ましたが、思った程
 ズボンは濡れませんでした。
 
 
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